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晴耕庵 https://sanagesanage1.blogspot.com/

芋焼酎と読書を愛する、IT企業経営者(43歳男)。好きな焼酎盃片手に、自由律で写真俳句呟きます。

薩夜麻(サチヤマ)
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住所
柏市
出身
豊田市
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2013/03/31

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  • 蜩の鳴いて夏雲朱に染まる

    夏の夕空と蜩の鳴き声は、如何してこんなに合うのだろう。 何とも言えない清涼感、心地よい寂しさ。 少年時代に、心を一気に持っていかれるような気がする。 昔から、大好きな瞬間。

  • 野営して子のパンツ干す渓の朝

    南アルプスキャンプ二日目。 やっちゃいました。 しかも、雨が降りそうな天気。 取り敢えず川で洗濯して、干しておくしかないでしょう。

  • 蜩の声哀しくて深き渓

    南アルプスの山間。 深い深い谷の村で息子と二人でキャンプ。 他の人に会わない三日間。 生活に殆ど全てを自然に委ねる事で日常は完全に遠ざかる。

  • 灼けた鉄路に黒影の張り付くか

    今週は本当に暑い。 外に出ると、正に灼熱地獄。 いよいよ本格的に夏到来か。 父の命日、私の誕生日も近い。

  • 嵐去りキャベツを点呼して出社

    駅までの道のりに見えるキャベツ畑。 みんな、随分大きくなってきました。 整然と並んで成長する姿は、まるで校庭に並んだ子供たちのようです。 太陽の光と大地の栄養と水を糧に、ここから大きく丸々と育って行きます。

  • 遊ぶ児の声を数えて夕焼雲

    リビングルームで本を読んでいるうちに日が暮れてきました。 この時間に表から聞こえてくる子供の達の遊び声はいつの時代も変わらぬ、独特の響きがあります。

  • 初夏の空映す水田をカブが行く

    新幹線の窓から写した景色。 近江の国の水田風景。 あぜ道を一台のバイクが走っていました。 日本の景色って、どこ行っても基本はこんな感じ。 まさに、瑞穂の国です。 いつ迄も、豊かで、美しい国であってほしい。

  • 心地よき夕風博多の夏初め

    仕事で博多に来ております。 中州の川べりを眺めながら、しばし夕涼みをしています。 気持ちいい風が吹いています。 西の街は活気に満ちています。

  • ざく切りのキャベツ炒める汗鉄板

    今日は農園に仲間との交流会に参加しました。 農園主の畑で収穫された野菜を使った焼きそばをメインに、勿論お酒もはいって楽しい会となりました。 うーんあおぞらの下で、昼間から飲むビールはやはり旨い。

  • お日様の命巻き込め青キャベツ

    先月植えたキャベツの苗も随分と大きくなってきました。 葉っぱの巻き込みが始まり、結球するのは、もう少し先ですね。 青虫の攻撃や日照り、強風なんかに負けず、太陽の光をいっぱい取り込んで、美味しく育ってちょうだいよ。

  • 天に月地に水田あり蛙の宴

    暑い日だったなーと思いながら駅を降りると、今日から蛙の大合唱が始まっていました。 私の家の周りには田んぼがいっぱいなので、結構な音量です。 これから、しばらく賑やかな宵の帰り道になります。

  • 白昼の真紅の情熱蜥蜴の視線

    見つけました。 しかも、咲きたての真っ赤な薔薇の横に凛々しい姿で、二匹の蜥蜴。 今年もきましたね。彼らが来ると感じますよ、生命の息吹。 生き物万歳!僕らは皆んな生きている、ですよ。

  • 薔薇の花競って咲いて雨あがる

    昨日までの雨も上がり、今日は快晴で暑いくらいです。 庭の薔薇も咲いてきました。 真紅のこのバラは植えて5年目のルージュ・ピエール・ド・ロンサールです。 ちょっとキツイほどに赤くて、恥ずかしいくらいの花達です。 香りは、結構爽やかでいいですね。 これが咲き出すといよいよ夏の訪れを予...

  • 白小蕪間引いてころり利根の土

    今日はお客様がくるので、昼食の添え物として、畑に蕪を収穫に行きました。 収穫とというより、間引きです。蕪は頻繁に間引きをしないと、大きくなりません。 でも、実は本当に美味しいのは間引いいた方のベビー蕪です。 そのまま、生でかじっても甘くて柔らかくて十分おいしいのです。 野...

  • 午前2時ポンプの音だけ熱帯魚

    少し遅く帰って、もう誰も居ないリビングに入ると水槽のポンプの音が聞こえます。 家族を起こさないように、そーっと身支度をして就寝。

  • かのもののふも見たか煌々と月

    アスファルトに自分の影が延びていたので、空を見上げると月が煌々と照っていました。 ふと、西南戦争で鹿児島城山に立て籠もった西郷隆盛と将兵たちが、翌日の総突撃を前に、満月の夜に最後の宴を催しているシーンが頭に浮かびました。 曇り無き 心の月の清ければ 千歳の秋も さやけかる...

  • 春疾風目に摩天楼耳に軍歌

    地下鉄の出口から地上に上がると、澄んだ青空と街路樹の若葉の緑の中に巨大な塔がそびえていました。 春の風にふかれつつ、顎を目一杯あげて天空を眺めると、巨大な塔の根元の辺りから爆音の軍歌が。 これも大都会ならではの春の光景といえば、その通りなのだけど。。。

  • 境内に養う民草彼の蟻

    境内ではないのですが、彼は近くの空き地に「蟻」を飼っているそうです。 蟻って屋外に飼えるものなのか?とも思いますが、彼が巣に餌を補充するのを、皆で待っているそうです。定期的に与えないと、飢え死にしてしまうらしいです。 だから、責任は重大のようです。

  • 液晶にゆれて背中の窓若葉

    今日は暖かいのですが、少し風が強いようです。 桂の若葉は日に日に成長し、気付けば綺麗な緑の色彩を窓辺に演出しています。 そう言えば、先程少し揺れました。 昨日は西の方で大きな地震があったようで、少し心配です。

  • ながれゆく銀河鉄道つくば行き

    これは、星の美しい夏の夜に浮かべば良かったなあ、とも思いますが、致し方なし。 暗闇の田園の中を、光の矢のように飛んでゆく列車は、銀河鉄道のようです。 まあ、つまり、私の住んでいる処は田舎であるということです。 でも、嫌いじゃない夜の光景です。

  • 恋もせず佇む街灯春の猫

    いつもの帰り道、冷たい風が吹いていたので、早足に歩いていると、何やら視線を感じる。 見回すと、街灯の薄明かりの下に、猫が一匹佇んで居るのを見つけました。 近づいて写真を撮ると、小さく泣くだけで逃げようとはしません。 雄か雌か知れないが、どことなく寂しげで、失恋でもしたのか。...

  • この春も咲くつもりです古海老根

    だいぶ暖かくなって来たと思いつつ庭を見てみると、海老根が今年も芽を出していました。 今年も咲くだろうと分かっていても、ちゃんと土を割って伸びてゆく姿を見ると、嬉しい気持ちになります。

  • ひっそりと出番待つ夜のランドセル

    明日は息子の小学校入学式です。 リビングで待機するランドセルの主はもう寝てしまいましたが、初陣を待つ、その無垢なひっそりとした姿は、何とも凛々しく感じます。 明日から息子を頼みますランドセルさん! もう一つ浮かんだので、 「主寝て明日は初陣ランドセル」

  • 春雷遠くに息子をさがす

    強い風が止むと、今度は急に空が曇って来ました。今にも降り出しそうなので、近所の空き地に、遊びに出た息子を呼びに行くと、遠くで雷がなり始めました。早く連れて帰らなくては。

  • 花イカで呑む酒と宵の嵐

    今晩の酒の肴にと、近所のスーパーで見つけた「花イカ」。鹿児島産と表示にありましたが、調べてみると季語になるみたいですね。お気に入りのホタルイカの干物よりは、マイルドな味わいでした。 はないか 【花〈烏賊〉】 (1)小形のイカ。胴長約3センチメートル。ひれは狭い。背面は黒く、...

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