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おしゃべりHAIKUの会By上野貴子
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2013/03/14

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  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0二0年十二月 十二月 一日(火)晴 空晴れてポプラを抜けて師走来る 十二月 二日(水)曇/雨 朝寒の肌の乾きに湯を沸かす 十二月 三日(木)曇/晴 感染症蔓延続き…

  • 青葉抄12月

    * * * 山茶花の角を飛び出す親烏 散る黄葉公園列車運休日 銀杏黄葉立体交差をくぐり抜け

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0二0年十一月 十一月 一日(日)曇 朝顔の種を残して枯れ朽ちる 十一月 二日(月)晴 駅までの通り縁取る初黄葉 十一月 三日(火)晴 陽の当たる植木に水を秋うら…

  • 青葉抄11月

    * * * 落ち栗に小雨降り出す空屋敷 黒草履揃え秋空喪に服す 永遠の旅路を照らし良夜成る

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0二0年十月 十月 一日(木)曇 十五夜の月待つ宵のひとつ星 十月 二日(金)晴 お月見の風に満ち欠け省みる 十月 三日(土)晴 十六夜の墓前に身罷ること告げる …

  • 青葉抄10月

    * * * 古木戸に風の挨拶秋海棠 霧上がり宵待ち灯る西麻布 移りゆく幾層の雲秋彼岸

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0二0年九月 九月 一日(火)晴(二百十日)一回り暦の上を秋巡る 九月 二日(水)晴 七草を歌で数える駐輪場 九月 三日(木)晴 稲妻に裂かれて雲の波高し 九月 …

  • 青葉抄9月

    * * * 七癖を隠し七草籠飾り 赤蜻蛉とどまれば我歩をとどめ 虫の音に急き立てられて自転車こぐ

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0二0年八月 八月 一日(土)晴 八月の蝉に何かを急かされて 八月 二日(日)晴 梅雨明けて朝雲に空の際立つ 八月 三日(月)晴 朝晴れて気温上昇猛暑来る 八月 …

  • 青葉抄8月

    * * * 幻の東京五輪夏盛る 越えられぬ山より高く夏の雲 蝉が鳴くまた一日が動き出す

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0二0年七月 七月 一日(水)曇/晴 轟々と通り唸らす青嵐 七月 二日(木)晴 空晴れて梅雨雲去れば胸を張る 七月 三日(金)晴/曇 コロナ禍に豪雨の恐れ梅雨の朝 …

  • 青葉抄7月

    * * * 七夕に五色の糸の天を指す 芍薬の幾重幾年開く音 豆電球半被を照らす朝顔市

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0二0年六月 六月 一日(月)雨/曇 額の花自粛の町の朝に咲く 六月 二日(火)曇/晴 青柿の落ちて小雨の宵けむる 六月 三日(水)晴 雲去れば未来が見える夏の天 …

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年十二月 十二月 一日(日)晴 鱈鍋のタレの好みは夫婦別つ(鱈) 十二月 二日(月)曇 いつの間に蜜柑が居間に座ってる(蜜柑) 十二月 三日(火)晴 キ…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年十二月 十二月 一日(日)晴 師走来て余す令和を走り抜く 十二月 二日(月)曇 未来へは紆余曲折と冬ざれる 十二月 三日(火)晴 闇を越え星の記憶に枯葉散…

  • 青葉抄12月

    * * * 平成の影を見送る夕時雨 ひいふうみい次を曲がれば芙美子邸 綺羅星の落ちて聖樹を飾り出す

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年十一月 十一月 一日(金)晴 皮剥けば香るキッチン林檎の実(林檎) 十一月 二日(土)曇 空の壁打ち破られて石榴の実(石榴の実) 十一月 三日(日)雨…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年十一月 十一月 一日(金)晴 空の壁押し上げ秋の雲奔る 十一月 二日(土)晴 龍雲を太陽照らす冬紅葉 十一月 三日(日)晴(文化の日) なすすべの無くて海…

  • 青葉抄11月

    * * * なにがあったの台風が過ぎてから 空の果て無限の彼方冬はじめ 秋惜しみ一度の今日を惜しみなく

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年十月 十月 一日(火)晴 栗ご飯セットで買って炊飯器(栗ご飯) 十月 二日(水)晴 遠のいて里芋つるりと田舎味(里芋) 十月 三日(木)晴 無花果の葉…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年十月 十月 一日(火)晴 あたらしく朝に始まる秋の空 十月 二日(水)晴 鱗雲町中ガブリ東京湾 十月 三日(木)晴 暁の風と舞込む虫の声 十月 四日(金)…

  • 青葉抄10月

    * * * ハロウィンに時の流れを知らされて 花桔梗あやす子の無く乳母車 儚くもとんぼくるりと空に栖む

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年九月 九月 一日(日)晴 大切にそっと昔へ無花果剥く(無花果) 九月 二日(月)晴 栗の実を拾ったあたりどのあたり(栗の実) 九月 三日(火)晴 むら…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年九月 九月 一日(日)晴 新涼を押しのけ開く空晴れる 九月 二日(月)晴 空明けて空際まれば秋の声 九月 三日(火)晴 七種に秋を数えてまわり道 九月 四…

  • 青葉抄9月

    * * * 秋暑しどこでどうした大気圏 終わらない夏を惜しんで硝子玉 朝顔に風は気まぐれ空を見る

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年八月 八月 一日(木)晴 辿り着くまでが待てずにかき氷(かき氷) 八月 二日(金)晴 時折の風心地よく黒ビール(黒ビール) 八月 三日(土)晴 風は朝…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年八月 八月 一日(木)晴 極暑とはまさにこのこと屋根探す 八月 二日(金)晴 八月になれば八月尽きるほど 八月 三日(土)晴 どこまでも空開けて青葉闇 八…

  • 青葉抄8月

    * * * 水平線地球の夏がぐるぐると 闇雲に夢をさらって熱帯夜 鐘が鳴る平和の鐘が草いきれ

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年七月 七月 一日(月)曇 バナナケーキ焼けて気がかり空模様(バナナケーキ) 七月 二日(火)曇/晴 サングリアパインの沈む宵の町(パイン) 七月 三日…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年七月 七月 一日(月)曇 紫陽花に触れず門を出る傘の影 七月 二日(火)曇 涼風に道は分かれて道祖神 七月 三日(水)晴 駅までのいつもの道に汗を拭く 七…

  • 青葉抄7月

    * * * また来ると熟す梅の実落ちる頃 無人駅いつも来ている燕の子 紫陽花に七色の風奔り去る

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年六月 六月 一日(土)晴 夏蕪の瑞々しさを葉に宿し(夏蕪) 六月 二日(日)曇/晴 蛸にむらさき山葵効かせて宵の酒(蛸) 六月 三日(月)晴 ヘタを取…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年六月 六月 一日(土)晴 青碧蒼木々の燃え立つ初夏の色 六月 二日(日)曇/晴 石楠花のひらけば山の歌聞こえ 六月 三日(月)晴 走り去る鳥の声にも夏の色 …

  • 青葉抄6月

    * * * 若葉より光りの跳ねて池の鯉 剣の葉を携え開く花菖蒲 白靴の紐を結んでさあ出発

  • たべもの歳時記

    たべものダイアリー二0一九年五月 五月 一日(水)曇 春キャベツ青空の下焼きそばデー(春キャベツ) 五月 二日(木)晴 茗荷竹重ねる土の赤紫(茗荷竹) 五月 三日(金)晴 悔むで…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年五月 五月 一日(水)曇 風薫る新たな時代令和なる 五月 二日(木)晴 春惜しみあらたな風を受けながら 五月 三日(金)晴 五月晴れどこまで届く山の声 五…

  • 青葉抄5月

    * * * 名も知らぬ誰かどこかで夏隣り 平成を駈け抜け令和の風薫る 青葉風空の空までしとやかに

  • たべもの歳時記

    俳句たべものダイアリー二0一九年四月 四月 一日(日)晴 刻み海苔散らして散らし寿司となる(海苔) 四月 二日(月)晴 ほんのりと薫りに酔って桜漬け(桜漬け) 四月 三日(火)晴…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年四月 四月 一日(月)晴 目黒川提灯つなぐ花の影 四月 二日(火)晴/曇 目に桜まだ葉をみせず水面まで 四月 三日(水)晴 満開の花に元号移り行く 四月 四…

  • 青葉抄4月

    * * * 目黒川岸辺をつなぐ花あかり すみれ草とろとろ水のわく横に 竹林の川は谷へと里の春

  • たべもの歳時記

    俳句たべものダイアリー二0一九年三月 三月 一日(金)曇 萵苣ほぐし葉色朝含む(萵苣) 三月 二日(土)晴 七色にガラスの器雛あられ(雛あられ) 三月 三日(日)雨/曇 稚児の頬…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年三月 三月 一日(金)曇 忙しなく飾る夫婦の雛人形 三月 二日(土)晴 寒暖の温度差激し春疾風 三月 三日(日)雨/雲 雛祭小さな手小さな笑顔 三月 四日(…

  • 青葉抄3月

    * * * 梅の空しばらくは都を忘れ 若草の土手をがさごそ土竜の巣 海苔粗朶の記憶を辿る東京湾

  • たべもの歳時記

    俳句たべものダイアリー二0一九年二月 二月 一日(金)晴 煮凝りに夕べの名残り火のかける(煮凝り) 二月 二日(土)晴 晴れて尚喉の渇きに根深汁(根深汁) 二月 三日(日)晴(節…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年二月 二月 一日(金)晴 極寒に空気の底の底しらむ 二月 二日(土)晴 寒晴れの乾きに長き髪束ね 二月 三日(日)晴 終わらない刹那を巡る春隣り 二月 四…

  • 青葉抄2月

    * * * 屠蘇交わしあらたなる年迎え入れ 終わりなき命を繋ぐ初昔 真っ新な心にもどる明けの春

  • たべもの歳時記

    俳句たべものダイアリー二0一九年一月 一月 一日(火)晴 屠蘇交わす横顔にみる緊張感(屠蘇) 一月 二日(水)晴 菜を刻む俎板始め朝晴れる(俎板始め) 一月 三日(木)晴 屠蘇酌…

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一九年一月 一月 一日(火)晴 初鳥の声澄みわたり空へ空へ 一月 二日(水)晴 二日正月空へ未来の声はしる 一月 三日(木)晴 三日正月巡る地球に朝が来る 一月…

  • 青葉抄1月

    * * * 始まりは商店街の聖樹から 涙にも似て綺羅星の子守歌 枯葉散る散って全てが嘘になれ

  • たべもの歳時記

    俳句たべものダイアリー二0一八年十二月 十二月 一日(土)晴 夕まぐれ冬の干し芋裂いて食む(干し芋) 十二月 二日(日)晴 鍋焼きの噴いて煮詰まるふやけうどん(鍋焼き) 十二月 …

  • 曇りのち晴れ

    俳句ダイアリー二0一八年十二月 十二月 一日(土)晴 朝の陽に木立は燃えて年尽きる 十二月 二日(日)晴 ほんのりとしずかに明ける冬はじめ 十二月 三日(月)晴 今年こそ今年こそ…

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