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愛がなければ呼吸は、時を刻む時計と同じ。⇨ メアリー・オブライエン「リベリオン」

ライフスタイルブログ / 生き方

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佐藤蓼丸
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2013/03/06

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  • ギャツビーとアメリカン・ドリーム

    ロロ・メイ「自分さがしの神話」読売新聞社 かつて彼の生活は混乱し、紛糾していた。 だが、いったんある出発点まで戻り、全体を ゆっくりとやり直すことができれば、混乱をもたらしたものが何であったかを突き止めることができるだろう。➡ スコット・フィッツジェラルド 『偉大なるギ ャツビー』 一九一八年に第一次世界大戦が終わった後、アメリカには行き場のないエネルギーがあふれていた。それまでは誰もが、戦争に参加...

  • 悲痛な叫び

    ロロ・メイ「自分さがしの神話」読売新聞社 ■はじめに 私は精神分析療法をおこなっている開業医である。その私の見るところ、現代の精神療法が直面している問題は、詰まるところ、現代人の誰もが神話を求めているということである。考えてみれば、精神分析が生まれ、そして発展してきたのは、何よりも西洋社会が神話をほとんど失ってしまったからである。 フロイトも、彼と袂を分かった精神療法家たちも、はっきりと言って...

  • 信念対ご都合主義

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 たとえば昔は自然石の上に柱を立てましたが、もちろん石の上は平らではな いので柱の下を石 に合わせて削らなければなりません。そのとき、竹ひごがたくさん並んだような道具でオサと いうものがあり、それを石の上に置いて石の上面のかたちをそれにとるわけです。竹ひごが動かないように固定しておいて、それに合わせて柱の下を削るのです。 今の大工にオ...

  • 期待通りのプロは少ない

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 互いに、互いの分野というものを暗黙のうちに決めて口を出さないようにしています。設計者と大工、設計者と施主、大工と施主の間に常に一本のラインが引かれています。そのラインは素人はこれから先は知らなくていいというラインで、いや知らないほうがいいというラインかもしれません。 そこに住宅メーカーや業者が関係してくればもっと複雑で、左官屋や水道屋...

  • 注文の出来ない注文住宅

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 二百年もつ家づくりの出発点は新建材の家の徹底的な分析からです。ここに私が新建材で家をつくることで悩み考えた最初の計画を紹介します。 外壁は防火サイディングで、特徴は材そのものがある程度の強度を持ち、下地が不要で仕上げも不要なため、人件費が安くなるということ。モルタルのようにひび割れもなく、多少はすきまから通気もします。メンテナンスフリ...

  • やめるには勇気が必要

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 私もスタートは一般的な道を歩んだ一人です。モデルハウスを見に行き、住宅の雑誌を買 い、間取りや、壁や床の材料、窓の位置や形、屋根の材料や形など何か月も考えて、設計も終わり、確認申請も済み、いざ着工というときに、その家を建てることをやめてしまいました。 もちろん設計料や確認申請にかかったお金は支払ってやめたのです。まわりの人は 「もったい...

  • 見えないコスト

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 「ローコストで家を建てたいのですが。」「あなたの土地は擁壁が高いでしょう。材料をこの土地に入れるのにお金がかかります。上にも道があるから、そこから人間が運ぶか、正面からクレーンという方法もありますが、高さがあるから大きなクレーンでないと駄目です。それから、擁壁を1メートルくらい高くして土止めをしなければならないでしょう。それから塀をする...

  • なぜ二百年なのか

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 現代の建築のあり方がいやでいやで仕方なかった私に、一つだけ好感のもてる世界がありました。それはログキャビン(丸太小屋)を自作するアマチュアのビルダーたちの世界です。よし私も自作しよう。そう考えて勉強にとり組んだときもありました。ログキャビンだけでなくドーム ハウス、ツーバイフォー(2×4)、ブロック、在来工法など、いろいろな方法で自作して...

  • 業界のための家づくり

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 私は物を疑ってきました。大きさ・材質・工法・コスト.....など。「家とは何か」という問いに、「家とは物である」と答えます。しかし、ただの物ではありません。集合体であり、複雑なので疑うには大変な時間と労力がかかります。 各部位を単体で考えれば答えはでても、それが組合せになると、また一から考えなければいけないことがよくありました。だからとい...

  • 必要以上のものを所有するという悪

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 家を建てるにあたって一年以上悩みつづけたのも、所有することの意義、所有することの善悪―― これが最初から最後まで貫かれたテーマであり、結局最後に、やはり家など所有するべきではなかったと答えざるを得なくなったのです。 私は家を持って多くの人に誤解されたように思います。そして進路も、少し誤ってしまったように思います。 必要以上のものを所有...

  • 夢の実現と信念の実現

    伊藤勝「二百年もつ家がほしい・私のいえづくり奮戦記」彰国社 ■はじめに この本は現在の住宅建築のあり方に満足できずに悪戦苦闘した、まったく個人的な記録です。人によっては、あまり考えずに家を建ててしまう人もいるでしょう。またカタログを集めたり、本を読 んだりして勉強してから建 てる人も少なくないでしょう。それでも建てた九〇パーセント以上の人が失敗したと思っているといいます。それほど家を建てることは...

  • ありふれた奇跡

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 そうしてこそはじめて、自然っていうものは、どういう営みをしているのか。どういうドラ マが行われているのか、ということもわかってくる。田圃の中に、薬をかけたら、そういうものは一ぺんに死滅します。 おどろいたことには、そのクモなんかもですが、私が一度、かまどの灰をふるくら いならさしつかえないだろうと思って、かまどの灰をふったことがあるんです。そうすると、...

  • シャーロットのおくりもの

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 さらに言えば、クモなんかでも、この田圃には四種類も五種類もいる。その中での、あるクモな んかは、まるで飛行機のようにクモの糸に乗って、飛散していくやつがある。これは、年によると、稲株を刈った翌朝なんかに行ってみますと、前日までは何ともなかったのに、一晩のうちにですね、もう、絹糸を張ったように、クモの巣が一面に張られている。そしてそれが朝露にくっついて、...

  • 三竦みの四つ巴

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 何故、自然というものを知ることができないか。自分たちが知っている自然とは何かといえば、自然そのものの本体を知っているのではなくて、自分の頭で勝手に解釈した自然というものを、自然と思っているにすぎないんだ、と。もしくは、植物学的な植物、つまり、これはイネ科の稲である。これは柑橘類のうちのミカンである。マツ科の松である、ということを知っているのでしかない、...

  • イワンのバカ

    権力欲の権化であるセミョーンと金銭欲の象徴のようなタラースは小悪魔たちに酷い目に合わされるが、ばかのイワンだけは、いくら悪魔が痛めても屈服せず、小悪魔たちを捕まえてしまう。イワンが小悪魔を逃がしてやるとき、「イエス様がお前にお恵みをくださるように」と言ったので、それ以来、小悪魔は地中深く入り、二度と出てこなかった。 ➡トルストイ「イワンのバカ」あらすじ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia...

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