chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
多次元飛行船 https://suesuo.blog.fc2.com/

愛がなければ呼吸は、時を刻む時計と同じ。⇨ メアリー・オブライエン「リベリオン」

ライフスタイルブログ / 生き方

※ランキングに参加していません

佐藤蓼丸
フォロー
住所
未設定
出身
東京都
ブログ村参加

2013/03/06

arrow_drop_down
  • 一歩進んで二歩下がる

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 しかし、現在の試験場の機構、あるいは大学の機構、研究方法からいえば、当然そういうことになるわけでして、まあ、じれったい話ですが、いろんな点で慎重、慎重というブレーキがかかってくる。 とはいえ、とにかく、一歩ずつは、具体化の方向に近づいているのは確かなんで す。今年(昭和五十年頃)ようやく、近畿大学の農学部が「自然農法」のプロジェクトチームを造り、各教...

  • 生命のない秩序

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 たとえば、高知県の病虫の専門家の桐谷さんなどが来て、この田圃はウンカの消毒をしないのに、なぜウンカが少ないんだろうか、というような調査をした。虫 の棲息状態とか密度、天敵と害虫との関係、クモの発生率なんかを調べると、試験場で消毒した田圃の発生密度と、ほとんど同じである。 消毒もしないこの田圃の害虫の発生密度が、いろんな薬を使って一生懸命消毒した田圃と...

  • 木を見て森を見ず

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 私の自然農法というものは、三十年前にすでに一般に紹介されているし、それからも研究されている。そして、八、九年前にはもう、技術者の間では、これはまちがいではない、これでいいんだ、というお墨付が出ていたんです。出てはいたが、さらにその骨組の上に、着物が着せられるというか。 化粧をするというか、商品化するために、けっこう時間がかかるみたいですね。その着物と...

  • ターニングポイント

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 学者が自然を離れれば離れるほど、遠心的に離れていくほど、求心的な作用が働 いて、自然に帰りたくなる。原点に帰りたくなる。科学に対する猜疑も強くなる。 これが現在の、私の所へやってくるような気運をつくり出 している一つの原因だろうと思います。 ところが、作用と反作用、遠心力と求心力というのは、実は二つのように見えて、一つなんです。 ここに来る連中は、原...

  • 原点とか中心

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 この自然農法が、全く科学否定の農法で、非科学的農法だと いうけれども、よく調べてみると、最も科学的な農法じゃないかと、びっくりして帰っていく大学の先生もいる。 自分は科学を否定しますが、科学の批判にたえられるような農法、科学を指導する自然農法でなければいけない、ということも言っているわけなんです。実を言 いますと、この米麦不耕起直播なんていうのは、もう...

  • 最先端の農法

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 この数年の間に、私の自然農法に興味を持つ人が非常に増えてきました。そして、ラジオ、テレビ、新聞、雑誌でもさかんにとりあげられるようになりました。 私はただ、人間は何も知っているのではない、ということを確かめ裏付けたいために、こうして百姓をやってきたにすぎなかった。 ところが、今考えてみますと、世の中というのは、全くそれと反対の方向に、猛烈な勢いで進ん...

  • 下手な考え休むに似たり

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 それからの三十五年、私はもう、全くのただの百姓で、現在まできたわけなんです。その間、一冊の本を読むわけでもなし、外へ出て人と交際するでもない、ある意味で言いますと、まるっきり時代 おくれの人間になってしまいました。だが 、その三十五年の間に、私はただひとすじに、何もしない農法を目ざした。ああしなくてもいいのじゃないか、こうしなくてもいいのじゃないか、とい...

  • 農薬も肥料もいらない

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 人間革命というのは、この、わら一本からでも起こせる。と私は信じております。このわら、見かけは、きわめて軽くて小さい。こんなわら一本から革命が起こせるというと、普通、いかにも奇妙に思われがちですが、実は、このわら一本の革命というか。わら一本の重さというか。一物一事が何であるかを、私はあるとき知ったんです。 そのときから、私の一生は、ある意味で狂ってしま...

  • 働きもせず紡ぎもしない

    ...

  • 物質志向から生命志向へ

    福岡正信「自然農法・わら一本の革命」春秋社 より ■序にかえて 地球的規模での砂漠化 、緑の喪失が深刻化している中で、かつて風光明媚を謳われた日本列島の緑も、今 、急速に枯渇しようとしている。 しかし、それを憂うる者はあっても緑の喪失を惹起した根本原因を追究し撃破する者はいない。ただ結果のみを憂い、環境保護の視点から緑の保護対策をとなえる程度では、とうてい地上の緑を復活させることはできない。 飛...

  • 群盲象を評す

    私たちの社会は驚異的な速度で堕落しています。巨額の汚職や財政破綻などのニュースが私たちの日常生活の一部になっています。テレビのニュースや新聞を通じて幼児ポ ルノの組織に子供が誘拐されるのを恐れたり、かかりつけの医者が患者を誘惑した話を耳にしたりします。 酸性雨と公害によって地球は破壊され、核戦争による破滅が今にも起こりそうです。飢餓と戦争は地上に蔓延しています。この社会において、私たちは何らの行...

  • 古代の世界観

    ジェレミー・リフキン「エントロピーの法則・21世紀文明観の基礎」祥伝社 ☟ 本書の主眼は前章で繰り返し述べたとおり、「エントロピーの法則」の導入による「新しい世界観」の確立を要請するとともに、それによって招来されるであろう「新しい社会」の概念を規定しようというものである。 しかし、まだ見ぬ世界をあらかじめ先見する仕事は、まことに困難をきわめる。そして、こういった仕事をするにあたって、人間に与えら...

  • 収拾がつかない状態

    ジェレミー・リフキン「エントロピーの法則・21世紀文明観の基礎」祥伝社 ☟ まず、「電磁場の基礎方程式」を作り、「光の電磁波説」を証明したマクスウェルは、自ら「マクスウェルの悪魔」という架空の生き物を想定し、それによって 「エントロピーの法則」と相反する現象が起こることを立証しようと試みた。だが、近代物理学の中でも天才の誉れ高い彼の能力をもってしても、「エントロピ ーの法則」に対する反証を挙げること...

  • バートランド・ラッセルの名言

      名言+Quotes   学べる・活かせる名言集!英語名言も豊富 より ☟ それが何であれ、あなたの得意なことが幸福に導いてくれる。 浪費するのを楽しんだ時間は、浪費された時間ではない。 愛を恐れることは、人生を恐れることだ。人生を恐れるものは、すでにほとんど死んだも同じだ。 あきらめには、二つの種類がある。一つは絶望に根ざし、もう一つは不屈の希望に根ざすものである。 何事も絶対確実だと思い込んでは...

  • 哲学的な把握

    科学は既に知っていること。哲学は未知のこと。 Science is what you know, philosophy is what you don’t know. ➡ バートランド・ラッセル ジェレミー・リフキン「エントロピーの法則・21世紀文明観の基礎」祥伝社 ☟ ■バートランド・ラッセルが行な った哲学的考察 エネルギー・レベルおよびエントロピーを別の方法で観察する手段として、先に「集中」という言葉を用いたが、これをわかりやすい例で見てみるとどうな...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、佐藤蓼丸さんをフォローしませんか?

ハンドル名
佐藤蓼丸さん
ブログタイトル
多次元飛行船
フォロー
多次元飛行船

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用