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2013/02/22

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  • 2023ワールドカップバレーはワールドカップではない

    日頃(というかずいぶんお久しぶりです)、このブログを読んで頂いているバレーボール大好きな方々には当たり前の話だろうが、これはちょっと広く啓蒙したい話であるので、了承いただきたい。 今、男子バレーボールはここ30年では類を見ない躍進を遂げ、先日のネーションズリーグでは3位に入り、世界ランクは5位に位置している。 これから8月にはアジア選手権が開かれ、9月にはBチームの出場するアジア競技大会、10月にはパリ五輪予選トーナメントが控えており、いずれの大会でも好成績が期待される。number.bunshun.jp あれ?今年はワールドカップがあるんじゃないの?ジャニーズ問題で話題になってたし。と思った…

  • 私選東京五輪ベスト6

    今までオリンピックといえばインカレにおける4年生力よろしく、ベテラン力が物をいう大会だと思っていた。 リオはセルジオ、ロンドンはテチューヒン、北京はボールらたくさんのベテラン、アテネは控えではあったがナウベルチとリマ、シドニーはグルビッチ兄。目の色を変えた経験豊富なベテランたちがそれぞれの大会でチームの原動力となっていた。「未だ」というべきかはわからないが、やはりバレーボールにおいてオリンピックは最大の大会であり、多くの選手の目標である。 今大会、1年延期されたという要因*1もあったのかもしれないが、どちらかといえば問われているのはチームの層の厚さと若い力であったように思う。この東京大会全38…

  • 東京五輪男子バレー準々決勝はなにが起こるかわからない

    オリンピックでも春高でも、インカレでも準々決勝が一番おもしろい(黒鷲旗は初日、二日目、天皇杯はエイト決め)。ましてやオリンピックはここから負けたら終わりのトーナメントが始まるわけだから、一層おもしろい。 何が起こるかわからないノックアウトステージ まずは下の表を見ていただこう。 優勝国 予選順位 予選成績 2016リオ ブラジル 4位 3勝2敗 2012ロンドン ロシア 3位 4勝1敗 2008北京 アメリカ 1位 5勝 2004アテネ ブラジル 1位 4勝1敗 2000シドニー ユーゴスラビア 3位 3勝2敗 1996アトランタ オランダ 2位 4勝1敗 1992バルセロナ ブラジル 1位 …

  • 東京五輪に見る世界トップのトレンド

    またシューズなんぞ下らんことを、と怒られそうなので。 イラン戦を見ながら書いてます。数試合見ることができてませんが、今日で予選ラウンドも終わるので、ざっと。 もちろんサーブで攻めるだとか、トータルディフェンスだとか、4枚攻撃だとかはあくまで前提の話として、すっとばしてます。 ショートサーブのシステム化 個人のひらめきというよりは、戦術としてショートサーブを標準装備しているチーム、選手が増えた。 もちろん強サーブは健在で、ショートサーブとの使い分けによって、レシーバーの位置を不安定にさせ、更にサーブの効果を高めている。 ショートサーブで相手ミドルやパイプ、前衛のサイドを消して、ブロックと連動して…

  • 東京五輪男子バレーボール出場全選手のシューズ調べてみた

    大会中、シューズを変える選手もいるため、下記シューズとは変わっている場合もあります。 Canada 1 Sanders ADIDAS Pro Boost Low 2 Perrin NIKE React Hyperset 3 Marshall NIKE Mamba Focus 4 Hoag ADIDAS Harden Stepback 7 Maar NIKE Zoom Hyperace2 9 Blankenau NIKE React Hyperset 10 Sclater NIKE Jordan React Elevation 12 Van Berkel ASICS GEL BURST 25 1…

  • きょうのセッターその50 猫田勝敏

    「スマン」 「頼む」 「ありがとう」 猫田勝敏ストーリー(2) JTサンダーズ広島 JTウェブサイト 日本国内では「セッターと言えば」の代名詞になっているとは思うが、世界的にみても猫田氏の功績は、今でもなお高く評価されている。 イタリアのバレーボール専門webメディアの「VOLLEYBALL.IT」が昨年まとめた『現代バレーボールの歴史を作った12人のセッター』の一人目として、猫田氏は取り上げられている。 バレーボールの歴史に詳しい元オーストラリア代表監督であるマーク・レべデフは、歴史上最高のセッターを5人挙げるとしたら、と尋ねられ、「猫田、ザイツェフ、マウリシオ、グルビッチ、ボール」…

  • きょうのセッターその49 レイデル・イエレスエロ

    www.youtube.com 「ツーアタック」というのは和製バレーボール用語であり、基本的に外国人には通じない。英語では「ダンプ」もしくは「セッターダンプ」が一般的であるが、ブラジルでは「Bola de Segunda」、直訳だとセカンドボールと言ったりもするので、ツーアタックも全く通じないということはないだろう。 あまり左利きのセッターも多くないし、強いサーブが増えたので、セッターがツーアタックを行える機会も減っているだろうから、ジェフ・ストークほどバシバシツーアタックしてくるセッターというのはあまり見なくなったが、キューバのレイデル・イエレスエロは近年ではかなりツーを打つセッターに分類す…

  • きょうのセッターその48 マルセロ・エルガートン

    www.youtube.com リカルドが去ったブラジルの、ブルーノまでのつなぎのセッターという位置づけになってしまうのだろうが、マルセリーニョことマルセロ・エルガートンは、十分にレジェンドと呼ばれるに値する実績を残している。 リカルドがチームを後にしたのは2007年のこと。そのあとのワールドカップは優勝するが、2008年のワールドリーグ、北京オリンピックで優勝することはできなかった。 サイドに打たせる精度だけでいえば、マルセリーニョのほうが上だったかもしれない。ただセッターがリカルドからマルセロに変わったことで予測不可能性が失われてしまった。何をしてくるかわからない怖さがリカルドのいないブラ…

  • きょうのセッターその47 眞鍋政義

    www.youtube.comwww.youtube.com 今では前日本女子代表監督としてのほうが有名であるが、しっかり歴史に名を残しているセッターの一人だ。 新日鐵での日本リーグの三連覇や、セッターとしてここまでで唯一イタリアセリエAでもプレーした。イタリアではあまり多くの試合には出ておらず、動画も見つからない。残念。 22歳で代表入りして、ソウル五輪も出場。キャリア後半で再び全日本に復帰したこともあり、セッターとして3回以上の世界選手権出場はおそらく猫田勝敏(4回)、眞鍋政義、阿部裕太の3人のみ。 ボールに優しいタッチが特徴で、コンタクトポイントは低く、顔の近くでボールを扱う。特に晩年は…

  • きょうのセッターその46 パオロ・トフォリ

    www.youtube.com イタリア黄金世代の中心セッターにも関わらず、いかんせん影が薄い。 あっと驚くというハンドリングでブロックを欺くということは殆どないが、セッティングは正確で、同じリズムでスパイカーを使い分け、ネットから離れたところからミドルも使える。 安定性があって、戦略的な組み立てができてリーダーシップもある。 ん?そう考えるとトフォリって実はものすごい良いセッターなんじゃないか。 セッターというのはこういうところが難しくて、目立たないほどすごいケースというのがあるからだ。結局そこがセッターがアメフトのクォーターバックに例えられることが多いながらも、セッターをクォーターバックに…

  • きょうのセッターその45 ルチアーノ・デ・セッコ

    www.youtube.com 常にひらめきがあって、それを実現するだけのテクニックがある。 少しひらめきに従い過ぎて、ゲーム全体の筋書きが破綻することはあるけれど、それは今後更に改善する問題だろう。 とはいえ、特にセリエAの上位のような、代表よりも攻撃力の総和が高いチームでは行儀の良いセッター、つまり予想されうることをただこなすセッターは避けられる傾向にある。もちろんスパイカーに能力を発揮させることは大前提であるが、多少のリスクを負って相手の想定外を産み出していくこともトップのセッターには求められる。 やはりその点において1、2の能力を誇るのがデ・セッコだろう。 そのひらめきはセットだけでは…

  • きょうのセッター番外編その5 石川祐希

    Photo by FIVBYuki Ishikawa of Japan sets against Tunisiawww.youtube.com この番外編の最後を誰にするかは大変迷った。 本当はロレンツォ・ベルナルディが第一候補だったのだが、セッター時代の動画も写真も見つからずあきらめた。モデナの3番手セッターだったベルナルディだが、当時監督だったヴェラスコの提案を受け入れ、サイドアタッカーにポジションチェンジして20世紀最高の選手になった*1。ベルナルディとカーチ・キライの二人が20世紀最高の選手としてFIVBに表彰されたが、その二人とももともとセッターもしていたというのはなかなか面白い事実…

  • きょうのセッターその44 ディミタル・カーロフ

    youtu.be In our time, the setter could have been a true creator. A big part of this creative work came from the hands and the mind of the setters. 私たちの時代、セッターは真のクリエイターだった可能性がある。この創造的な仕事の大部分はセッターの手と心から来ている。 Dimitar Karov 昔、世界一のセッターといえば「猫田か、ザイツェフか」と言われるのが定番であったが、ザイツェフの登場以前は「猫田か、カーロフか」であった。 ディミタル・カーロフは…

  • きょうのセッターその43 ニコラス・ウリアルテ

    www.youtube.com アルゼンチン代表監督、マルセロ・メンデスは代表のセッター問題について、少し頭が痛いだろう。 もちろん基本的にはデ・セッコが一番手でウリアルテが2番手ということにはなろうが、2018世界選手権では前監督のヴェラスコはカヴァンナを重用したし、2019ワールドカップではサンチェスがアメリカ、ロシアを破る活躍を見せた。 ウリアルテもデ・セッコさえいなければもうちょっとフィーチャーされていいセッターなのだが、本人としても何がなんでもデ・セッコを上回ろうという貪欲さはあまり感じられない(もちろん内心はわからないけど)。 ウリアルテの父は、かつてアルゼンチンが1988ソウルオ…

  • きょうのセッターその42 マルコ・メオーニ

    90年代以降のイタリア代表セッターの変遷は大まかにいえば、トフォリ→メオーニ→ヴェルミリオ→トラヴィツァ→ジャネッリとなる。 きょうはその中でもトフォリとヴェルミリオの陰に隠れている時間の長かったので、少し印象の薄いメオーニを。 メオーニといえば、とりあえず有名なのは2008年北京オリンピック最終予選の初日、日本対イタリア。日本が2-1でリードしている4セット目、日本24-18からのまさかの大逆転劇。ヴェルミリオが先発していたが、メオーニに早い段階で交代していた。www.youtube.com メオーニがイタリア代表の正セッターだったのは1997年くらいから2001年位まで。なので、2008年…

  • きょうのセッターその41 セルゲイ・グランキン

    www.instagram.comwww.youtube.com 少し地味なところがあるからなのか、グランキンは少し過小評価されているように思う。 3mライン内からどこからでもミドルを上手く使えるし、肘の伸ばした頭上からのセットはフロントに上げるのか、バックに上げるのかわかりにくい。ミハイロフを一番上手く扱えるのはグランキンであろう(と、個人的には思っている)。特に乱れたところからのミハイロフへのセットはぶん投げているきらいはあったけど、絶品だった。 だいたいどのチームでもキャプテン務めるリーダーシップがあるし、左手でツーアタック強打するし、トススルー(ネットを越えそうなボールをセットすると見…

  • きょうのセッターその40 ペーター・ブランジェ

    www.youtube.com 時代を変えたセッターといっても過言はないだろう。 205cmの長身で1996年アトランタオリンピックを制したセッター。 大きいだけのセッターならいくらでもいる。ブランジェは大きくて、上手くて、そしてインテリジェンスがあった。 ブランジェの高い位置からのセッティングは、満点の精度とは言えなかったものの、相手ミドルがその軌道を見分けることは困難を極めた。 決して鈍重ではなく、ボールの下に早く入り、肘をあまり使わず、手首と肩の強さからくる球の出の良さでスパイカーを使い分けた。 彼を史上でも屈指のセッター足らしめたのは、アリー・セリンジャーとベベト・デ・フレイタスという…

  • きょうのセッターその39 ミッコ・エスコ

    www.youtube.com サウナの国、フィンランドの誇るレジェンドセッターがミッコ・エスコ。70年代後半生まれのセッターはいいセッターが多く、そしてみんなしぶとくて、まだエスコも代表は退いたものの自国で現役を続けている。フィンランドをヨーロッパ選手権ベスト4に押し上げるなど国際舞台でのフィンランドの地位をぐぐっと上げたセッターである。 クラブでそこまで大きい実績はないが、イタリア、トルコ、ロシアのビッグクラブでプレーしている。 エスコの見どころはその一瞬の「タメ」。ほんの一瞬なんだけど、セットの瞬間、時が止まる。いや、止まらんけども。その一瞬によって相手ミドルが思わずその場でジャンプして…

  • きょうのセッターその38 ヴァレリオ・ヴェルミリオ

    youtu.be 2000年代前半にイタリアのメインセッターであったのがヴェルミリオである。アテネで銀、ヨーロッパ選手権の優勝2回、チャンピオンズリーグも優勝2回と、ブラジルの黄金期なので国際大会での優勝はあまり多くないが、違うクラブでチャンピオンズリーグを2回もとれるセッターはそう多くない。 2003年のシスレー・トレヴィソでもセリエAで優勝したが、この時は加藤選手がトレヴィソに行った年なので、月バレでも多めに取り上げられたりしていたのだが、セッターがヴェルミリオで、チゾーラとパピのサイド、テンカティとフェイのミドルと、ほとんどイタリア代表ってメンツで、赤いユニフォームがかっこよかったんだ、…

  • きょうのセッターその37 ワジム・ハムツキフ

    www.youtube.com 痩せっぽちで、ヒゲもいつも生やしてるもんだから、パッと見、病人にしか見えないロシアのセッター、ハムツキフ。しかもいつも大体袖をまくっているので、痩せっぽち感が強調されてしまう。ロシア国内でプレーする際、シャツネームは、名前が長いこともあって「ひげ」だったそうだ。 画像検索すると袖まくりをするのは右腕だけということに気づく。一種のルーティン的なものだろう。そんな細い腕なんだけど、2002年のワールドリーグではベストサーバーとっていて、強いをジャンプサーブをもつ。 ワールドリーグでは総計7つのメダルをとり、チャンピオンズリーグでも2回優勝しており、44歳までプレーし…

  • きょうのセッターその36 フェルディナンド・デ・ジョルジ

    www.youtube.com 途中から出てくるイタリアの4番。 もっとじっくりプレーを見るならクラブの試合を。 イタリアセリエAで今季中断するまでトップだったルーベ・チヴィタノーヴァ。2019年の世界クラブ選手権も優勝、コッパ・イタリアも優勝しており、チャンピオンズリーグと合わせて、シーズン4冠の可能性もあっただけに、中断はなんとも残念な結果になってしまった。そのチヴィタノーヴァの指揮を執るのが、きょうのセッター、「フェフェ」の愛称で知られるフェルディナンド・デ・ジョルジである。 最近のお姿は小手伸也感が強い。 1990年代に世界選手権を3連覇したイタリアだが、その3大会(1990、1994…

  • きょうのセッターその35 フィタル・ヘイネン

    www.youtube.com www.youtube.com 赤いチーム2番 ポーランド代表監督として2018年世界選手権を制し、セリエAの1、2位を争うペルージャの監督でもあるフィタル・ヘイネン。 世界一の選手と言っても問題ないであろうレオンの、代表の監督でもあり、クラブの監督でもあるわけだ。いまや、世界をリードしている監督といっても過言ではない。 妥協をしないコーチングでも、クレイジーさでも、思っていることをはっきりと言う正直さでも、そのユーモアでも注目の的であるヘイネン監督だが、現役時代はセッターとして成功している。www.youtube.com ベルギー生まれのヘイネンは、選手として…

  • きょうのセッターその34 ウィリアム・アルホーナ

    www.youtube.com ウィリアム・アルホーナは今年41歳になるブラジルのセッター。リオ五輪の優勝メンバーでもあり、彼がサダ・クルゼイロに所属していた2015年くらいは世界クラブ選手権を連覇したりと、ブラジルのトップセッターの一人である。「El Mago(魔術師)」の二つ名で有名でもある。 いわゆるyoutube受けの良い、インパクトのあるプレーをするので、ハイライトだけ見ているとトリッキー寄りと思われがちであるが、基本的にはしっかりと堅実に上げるセッターである。 ただ普通のセッターよりアイデアの幅が広いので、突飛に見えてしまうときも多いかもしれない。トリッキーといえばトリッキーなんだ…

  • きょうのセッターその33 アントワーヌ・ブリザール

    www.instagram.comwww.youtube.com ブリザールは2セット目14-17からコートイン(1時間1分くらいから)。1セット目も少し出るけど。 昨年のヨーロッパ選手権を見たあと、今年の正月の予選をフランスが勝ち抜いて東京に来ることはないと思った。お恥ずかしい話だが、正直言ってフランスは終わった、と思っていた。しかし、そんなチームを救ったのが今年26歳になったブリザールだ*1。 フランスはチームとして倦怠期の状態に入っており、お互いにお互いを知りすぎた状態というべきか。トニウッティもこのスパイカーはここで上げても決まらないといった記憶を重視しすぎて、単調なセッティングになっ…

  • きょうのセッター番外編その4 ニミル・アブデルアジズ

    www.youtube.com ミラノでのブレイクで、今や世界で十指に数えられるオポジットになったであろうオランダのアブデルアジズも、ほんの数年前までセッターだった。 代表のセッターがオポジットに鞍替えして、また代表入るなんてのはなかなか見られないケース。 2015年のヨーロッパ選手権では普通にオランダのレギュラーセッターとしてプレーしていた。 セッターとしてはエジプトのアブダラあたりと同カテゴリという感じで、サーブが鬼強い、それが一番評価のはじめに来てしまうタイプだった。まだ10代の時には、イタリアのトレビソやクネオが目をつけて、ちょっと唾つけておこうかみたいな感じでプレーさせていたが結局花…

  • きょうのセッターその32 ダスティー・ドヴォラック

    www.youtube.com 1984年、カーチ・キライらのアメリカがオリンピックで初優勝した時のセッターがドヴォラック。その後は、動画の85年のワールドカップ、86年の世界選手権を制しての3冠達成。86年はほとんどストークが上げていたようだが。 動画で対戦相手のザイツェフと比較して、ザイツェフを「静」のセッターとするならば、ドヴォラックは「動」のセッター。ディフェンスにカバーにコート狭しと動き回り、あまり静止してセットを上げる局面が多くない。ドシッとしているザイツェフとは好対照である。 上の写真のように肘を大きく開き、あまり高くないポジションからセットするのも特徴で、肘開いている分、バック…

  • きょうのセッターもくじ

    現役、レジェンド問わず良いセッターを紹介する「きょうのセッター」のもくじ。国旗はスマホ、タブレットでのみ有効。

  • きょうのセッターその31 タイラー・サンダース

    www.instagram.com www.youtube.com 今、東京五輪が延期になって、一番感謝しているバレーボール選手は彼かもしれない。 カナダ生まれの現在29歳。もし子供の時に負った怪我の影響からくる背中の痛みがなければ、今ごろイタリアかポーランドかロシアあたりのトップクラブにいてもおかしくはない。 2018年にハルクバンクと契約を結ぶもメディカルチェックにひっかかったのか、直後に契約解除。それから丸々1年あけて、2019年ポーランドのベンジンと契約するもシーズン序盤数試合で離脱。時間とともに治るという種の怪我ではないらしく、今年1月の五輪北中米予選には復帰するも1試合プレーするの…

  • きょうのセッターその30 ラウル・ディアゴ

    www.youtube.com 4セット目終盤のデスパイネ祭りは必見。日本語実況なので、なかなか楽しめるかと。 90年代デスパイネが活躍していた時代のキューバのセッターがラウル・ディアゴ。 キューバのセッターというと身体能力を活かして、といったタイプのセッターが多いが、ディアゴはセッターっぽいセッターで20年近く代表でプレーした。 動画の試合は1990年の世界選手権決勝。この試合のとき23歳。この前年のワールドカップで優勝、1998年のワールドリーグの優勝はあるが、この大会の準優勝を始め、ワールドカップも準優勝1回、ワールドリーグは準優勝5回となかなかシルバーコレクターである。 デスパイネは「…

  • きょうのセッターその29 宇佐美大輔

    www.youtube.com ――以前、30歳を過ぎてからセッターの楽しさが分かってきたと話していましたね。 そうですね。30歳を過ぎてやっと(笑)。以前、ジュニアの監督をされていた下村英士さんに、「セッターは30からが楽しいんやぞ」と言われていたんですけど、「何が楽しいねん」と思ってた(苦笑)。でも、本当に30歳を過ぎて、いろんなものが見えるようになってくると、「セッターって楽しいものだな」と。30歳手前で辞めていくセッターもいますが、そこは粘って、成長しながら続けてほしいなと思います。 ――見えるようになったものというのは何ですか? この選手は25点目を決められる選手だなとか。アタッカー…

  • きょうのセッターその28 ヨセフ・ムシル

    By Unknown author - [1], Public Domain, Link www.youtube.com (白チームの4番)もうさすがにここまでくると、技術的に現代とは似ても似つかないし、時代背景もよくわからないし、知っている人も少なくともネット上にはいないし、映像の量もほとんどなく、ほんとに上手かったのかもよくわからないので、文献情報がどうしてもベースになってしまうのでご勘弁を。 歴史として、ちょっと抑えといたほうがいいかなというレベルなので、読み飛ばしてもらって構わない。 さて、ザイツェフが尊敬したセッターは猫田であるが、猫田が目指したセッターの一人がムシルといえる。松平氏…

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