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トヨの「今日も眠いです」 http://sleepycat.blog.jp/

平均睡眠時間よりも確実に眠りまくる猫。 とりあえず、いつも眠い。そんなトヨとお世話係の人間の日常。

下部尿路疾患になった際それ専用の療法食だけ食べていて再発したり、患猫のほとんどが高齢と言われる甲状腺機能亢進症に6歳の若さで確定診断されたりと、天才っぷりを遺憾なく発揮。 同居している人間に時々病院に連れて行かれることがあるが、嫌で嫌で仕方がない。でも、病院に行った日の夜は同居してやってる人間がなんだかやけに優しいので、まぁ、許しているらしい。 2017年3月14日永眠。

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2013/02/10

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  • 思い遣る

    ここは都会の片隅にあるマンションの一室。この部屋で一番陽当たりの良い場所では、かつて、一匹の猫が眠っていました。猫の先生です。猫の先生は、今はもういません。もういませんが、今でも住人は先生のことを思い、先生も住人のことを思います。猫の先生は、住人が道に迷

  • 夏の終わり

    毎日暑い日が続いています。部屋のエアコンはタイマーを設定することなく、常に動いている状態です。花粉症の私は、毎年春先から5月の大型連休の頃までマスクが欠かせません。今年は真夏であっても外出時は常にマスクを装着しています。こんなことは初めてです。もちろん花粉

  • life goes on 

    ここは都会の片隅にあるマンションの一室。この部屋で一番陽当たりの良い場所では、かつて、一匹の猫が眠っていました。今はもうそこには居ません。猫の先生として、住人にたくさんのことを教え、そして去りました。猫の先生は、住人の前から消えましたが、後に住人に小さな

  • 漂うあなたを佇み仰ぐ

    暦通りに春の気配を感じていましたが、東京には先日は季節外れの雪が舞いました。そして、3月23日は花冷えの一日でした。寒い日には暖話室(ヒーター)が活躍します。トヨは布団に包まれることも好きでしたが、じんわりと温まることのできる暖話室の側で過ごすこともよくありま

  • 甘酸息災

    毎日、笑って過ごしています。それなりに恙無く暮らしています。近所の花屋で、肉屋で、おまけを付けてもらうことに少し嬉しくなります。無駄に夜更かしをしまい疲れを溜める自分に少し情けなくなります。休日は出掛けずゆっくりと過ごし、平日は決まった時刻の電車に乗り職

  • 邂逅

    年が明け、2020年になりました。日常に於いて、年齢を常に意識しながら行動することはそうそうありませんが、改めて自分の年齢を考えると、そこそこ長く生きています。年齢を重ねるごとに様々なことに興味がなくなってきました。いや、少し違うな。興味のあることが限定され

  • あなたを思い出す

    常に考えている訳ではないけれど、何かにつけてトヨのことを思い出します。私の中に心残りがあるから、ということではありません。やはり私の中におけるその存在が大きいのでしょう。過去に戻ることは不可能だし、出来なかったこと、しなかったことなど沢山あるけれど、その

  • 猫の先生に伝えたい

    ここは都会の片隅にあるマンションの一室。この部屋で一番陽当たりの良い場所では、かつて、一匹の猫が眠っていました。猫の先生でした。今はもう、そこには居ません。この部屋で一番陽当たりの良い場所には別の猫が眠っています。猫の先生は、十二年の歳月をかけて住人を導

  • 猫に従う

    ある日、降って湧いたように始まった猫との暮らし。幸せな日々は、私の上に突然降ってきました。そして、その12年後、別れも突然降ってきました。言葉にならないほどの苦しさを覚え、自分で流した涙の川に溺れ、岸に辿り着くことは出来ないような気がしていました。不幸も降

  • 時知らぬ猫

    元号が変わりました。令には、「立派な、清らかで美しい、おめでたい、喜ばしい」という意味があるそうです。また、古い意味では「神様のお告げ」とも言われているとかなんとか。和には、「おだやかな、争いのない」という意味があります。これはもう、猫のことですね。おそ

  • 新しい猫の先生

    ここは、都会の外れにあるマンションの一室。この部屋で一番日当たりのよい場所では、今日も一匹の猫が気持ち良さそうに居眠りしています。この猫、実は、猫の先生です。猫のことを少しだけ知っている住人に、もっともっと猫のことを教えるために、ある日突如として住人の前

  • 思いに運ばれるままに

    トヨはいい猫でした。とてもとてもいい猫でした。2017年3月14日、その生涯を終えました。トヨの命は尽きました。桜の咲く少し前の出来事でした。2019年3月23日、粉骨。命とは何ぞや、魂とはいったい、存在の意味するところとは、そしてそれらが科学や哲学や宗教にも関連する

  • ねぇ、とよちゃん。君が最後に見たものは、何だった?最後に聞いたものは、何だった?最後に嗅いだものは、何だった?ねぇ、とよちゃん。ぜんぶ、私だったらいいな。もうひとつのトヨの『今日も眠いです』ふうです。猫なのです。

  • 記憶の中

    2019年になりました。皆様におかれましては、どのように新年をお迎えでしょうか。此処は、トヨのブログです。トヨは、2017年3月14日にこの世を去りました。トヨに新しい出来事はもう起きません。新たに撮影する写真も動画も当然ありません。それなのに、まだこのブログは継続

  • 9 lives

    年の瀬です。寒風吹きすさぶ、という表現がありますが、本日は正にその通りのとても寒い一日でした。散歩してきました。訳あって、今は手袋を片方しか持っていません。片方だけでは意味をなさないので、手袋は嵌めずに出掛けました。いつもの公園に辿り着く前に、両手は冷え

  • 風招きの猫

    風の息で、落葉が盛大に舞う。カットしたばかりの私の髪に黄葉が降り注ぐ。ウール素材のスヌードに絡み付く。足下では、小さな木枯らしが枯れ葉の渦輪を作っている。公園の湿った土の上には次から次へとその役目を終えた枯れ葉が舞い落ちてくる。幾重にも積まれた葉は、歩を

  • 恋心

    私は、トヨに、恋をしていました。猫に恋をする、ということは、もしかしたら猫と暮らしている人にさえ理解しがたいことかもしれません。私は、トヨに、恋をしていました。おかしなことを言っているのかもしれません。トヨが去って約七か月後、別の猫と新たな暮らしを始めま

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