「死ぬ瞬間」を読んで

「死ぬ瞬間」を読んで

かなり前に紹介したことのある「死ぬ瞬間」という本がありますエリザベス・キューブラー・ロスというスイスの精神科医が書いた本です。この本は1969年に出版されています。死とその過程を専門的に研究した最初の書物だそうです。著者は200人の末期ガン患者に直接面談し、彼らが死にいたるまでに、「否認と孤立」「怒り」「取り引き」「抑鬱」「受容」の5段階の心の動きがあることを発見しました。後で簡単に書きますね。尊厳死とかホスピスの出発点となった本で、聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長の山崎章郎さんやノンフィクション作家の柳田邦男さんにも大きな影響を与えたようです。知っている方のほうが多いかもしれませんが、ご存知無い方は一度読んでみてはいかがでしょうか。どんなことが書かれているかといえば、例えば子どもにしても、不幸があった家にいさ...「死ぬ瞬間」を読んで