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ニュージーランドに暮らすということ http://hunyako.seesaa.net/

3人の娘を連れ、医療職を投げ捨て、ニュージーランドに移住。移住生活、放射能、悪質業者の問題なども。

ふにゃこ
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住所
ニュージーランド
出身
立川市
ブログ村参加

2013/02/01

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  • 処分

    正月感ゼロの乳国にあって、さらに毎日、同じように起きて、なんとなく片付けつつ、似たようなものを食べ、同じペースで暮らしている。荷物を送ることにしたので、持って帰るのを諦めようと思っていたものを、今度はできるだけびっちりと詰め込もうという魂胆で、荷造りに励んでもいた。大きめの箱で6つまで、一箱30キロ以上入れることが物理的には可能なのだが、女所帯では一箱25キロでもなかなかきついものがあるので…

  • ラストクリスマス

    毎年、クリスマス前から人々が浮足立って、車の運転は荒くなり、人々の動きは慌ただしく、できるだけこもって過ごすようにしていたが、今年は荷物の片付けなどもあり、すっかりこもりきりで過ごした。尤も、食料品の調達は事前に済ませるべくスーパーへ買い物にも行ったり、25日には例年通り友人の(親戚の)パーティに呼んでもらったりして、出かける機会はあった。 ここ数年、街も店もものであふれ、けばけばし…

  • 縮小

    お正月にコンビニを閉めるかどうかが議論されているらしい。流通の関係で、少しでも商売が滞るといろいろなバランスが崩れてしまうのかも知れないけれど、それもこれも年中無休を目指した結果だ。とはいえ、日本の人口も減り始め、外国人を雇わなくては経営が回らない状況で、多くの個人店主で支えられているようなコンビニビジネスがこの先も今のように続いていくはずもない。 あまりに昔の話をしても参考にもな…

  • 荷造り

    ようやく学校も修了し、制服を大量に中古販売用に提供してから、ちょっと腑抜けている。子供たちも学校に通うというストレスからとりあえず開放されて、家具が無くなってきて広々とした部屋を二次元的に散らかしながら、毎日ほんの少しずつ片付けを進めている。 一つには、カンタス航空の荷物許容量が減ってしまったこともあって、送料は相当にかかるものの、多少は箱で送らざるを得なくなった。日本からも、…

  • ヘイト条例

    知らない間にとんでもない法律が出来始めていておどろいた。聞けばすでに大阪では条例が成立していて、適用されるケースが多発しているという。大阪の条例をさらに偏向させて、外国人には許容される言動が、日本人が同じことをすると罰せられる、というものが川崎市で可決しそうなのだ。そもそも、ヘイトなどという、比較的近年になって輸入された外来語で、定義も定まらず、人によっては馴染みもない言葉を織り…

  • 受験勉強

    長女が日本で受験をし、無事に合格することが出来た。乳国の高校は一応13年生まであり、5歳から小学校に入るので、日本の高校3年生が13年生に相当することになっている。しかし、実際には飛び級や留年もあり得るので、年齢は日本の学校のようには一律ではないこともある。 それで13年生修了後に日本での受験も考えていた。長女の場合、12年生の現時点で高校3年生相当という事情もあり、勉強の内容的には到…

  • 学び直し

    日本が好きになる歴史の授業という動画を子供たちと見ている。授業そのものが提供されているのではなく、主に大人に向けて、このような流れで授業をします、というような説明ではあるのだが、だから詳細は少ない分、手短に視聴できてみんなで食事中などに見るのに丁度よいのだ。歴史の授業は、試験のための勉強で、記憶力の良かった当…

  • 皇室

    昭和が終わったとき自分は学生で、当時はインターネットでニュースを見るという時代でもなく、頭も完全に左巻きだったので、昭和天皇の崩御のニュースも他人事で、むしろ手塚治虫が亡くなって初めて昭和の終わりを実感したのを思い出す。昭和は前半に起こった困難な状況からの復興が最大の課題で、それでも昭和天皇の御代に劇的な経済発展を完了したことを思えば、それもまた奇跡的ではあったのだが、戦後処理の…

  • 揶揄癖

    名古屋の市長さんが慣れないTwitterを始めて間もないうちに、英語でも発信を始めた。英語力はといえば、あの世代のごく普通の日本人としてはそんなものではないかと思うが、残念ながらIELTSならば5.0とかそのようなものではある。しかし私はその心意気に感激し、コツコツと続けていってもらえたらと密かに応援する気持ちだった。 ところが、想定内ではあるが、その彼のスペルミスだとか文法がなっていない…

  • ラグビー

    大変な水害が続く中で行われているワールドカップだが、周囲の乳国人たちの日本への印象が良い。日本人の人口は少なく、最近では中国人・韓国人の移住者・旅行者が激増しているので、日本人だと言うとそれだけで珍重もされたのだが、開催国が日本だということで、にわかに日本に関心を持つ人が増えている。一時的なものではあるだろうが、日本はきれいだね、とか、他の国のチームも応援してくれてうれしいと…

  • 異言語脱出ゲーム

    聾者グループが開発したという、健聴者がゲームを通して聾文化を理解するというものがあるのを知って、とても興味津々だった。聾者と健聴者の間に、文化的・社会的な厚い壁を感じる乳国では、一緒になってプレイするという環境がそもそも作りにくいのと、過去の、健聴者が聾者を先導する教育というものへの強い抵抗から、聾者が先導することへの逆の強いこだわりもあって、気楽に交流というイベントが成立しにく…

  • 補助金

    日本では、手続き上に問題があったために、補助金の交付をとりやめたことで、それが文化を破壊するなどという言いがかりをつけて大騒ぎしている人たちがいるらしいのだが、スポンサーシップをもらうための条件を歪曲し、その後の説明責任も果たしていなければお金などもらえるはずもない。自分たちが開催したいことがあるのなら、他にスポンサーを見つけて出してもらえばよいではないか。クラウドファンディング…

  • Deaf View 4

    何ヶ月も前から楽しみにしていたイベントがオークランドであった。アクセスは後で考えることにして、とにかくも申込みとAirbnbの部屋を押さえていた。4年に一度開かれる、今回が4回目となる会なのだが、プログラムが出来るのもぎりぎりで、何が行われるのかあまり分からないままだった。オークランド空港は町から離れていて、電車が通っていないのでアクセスを考えると、国内線で行ってもあまり時間が短縮できな…

  • 断捨離

    将来的に長女の進学に合わせて帰国することにしたので、少し前から、溜め込んだものを処理し始めている。乳国的には、たとえば家主が店子に家を空けてほしいという通知をするのは大抵3週間しか猶予がなく、急いで次の家を見つけられたにせよ、引っ越しの準備などは直近でバタバタとするのが一般的なので、何をそんなに前から準備するのかと不思議がられもする。 前もって準備をしておかないと落ち着かない…

  • 羽田

    急ぎの用があり、10日ほど日本に帰国していた。今回は滞在が短いこともあり、どうしようかと迷ったが、やはり外出先で連絡がとれないと困る状況でもあったので、モバイルWi-Fiを借りることにした。1000円ちょっとなので迷うほどでもないのだが、SNSを使っている人とのやりとりはこれだけで十分可能なので重宝する。一方ケータイ電話回線とケータイメールがメインの連絡手段になっている人とはなかなかうま…

  • 「国際標準」

    常々感じていたことだったし、特に最近では隣国との関係が相当程度にギクシャクしていることもあり、一般の人のブログから、新聞から、こんな言葉が散見される。文脈としては大抵、日本は国際標準から遅れている、という場合である。日本を出て、法整備的には他の先進国と肩を並べているといえるであろう乳国で、乳国人はもちろん、主にイギリスやヨーロッパ、東アジアから東南アジアの人たちと付き合ってい…

  • 運転教習

    このところ毎週末、7時に起きて(一応まだ日の出前)軽い朝食を急いで済ませてから、1時間半から2時間ほど路上教習を続けている。こちらもそんな経験は初めてで、とにかくもブレーキだけは確実にきかせてほしいと祈りつつスタートした。それこそ近所の一角をぐるぐると走らせるのだが、ハンドルさばきがおぼつかない。運転は初めに身につけたクセが、直すきっかけが無い限りはいつまでも続くことも多いので、きち…

  • 教習所

    乳国には、日本のような教習所はほとんどない。少なくともタウランガにはあの箱庭のようなものは一切ない。一方で、日本の地方都市のように自動車が無ければ普段の生活が成り立たない地域も多く、16歳になると運転の練習を始める。今でこそタウランガは車があふれて、あちこち渋滞するようになってしまったが、こちらに来たばかりの頃を思い起こせば、道路は大抵いつもスイスイで、週末の朝などは本当に静かなも…

  • 結果

    初日は、さわったこともない楽器を使ったため、音量調節が分からず、控えめな音でお茶を濁すことになってしまったのだが、そもそもシンバルが、波の音を表す重要な部分もあって、ちょっと不完全燃焼だった。しかも後から録画を見ると、客席からはラッパの音ばかり聞こえていて、背の小さなパーカッションチームは存在感が小さくなっていた。 それで二日目は遠慮なく音を出すことにした。頭痛のタネだった、難しい…

  • 本番

    ようやく長い1ヶ月があっという間に過ぎて、ブラスバンドのチャンピオンシップが始まった。初日のスタート時間が早いので、冬場の路面凍結などを考慮して、前日にハミルトン入りすることにしていた。日本では旅館法の問題もあり、民泊にいろいろと制限があるため、結果的に外国人による闇民泊ビジネスが横行しているようでもあるが、乳国では空いた部屋を人に貸すということが一般的に行われていることもあって、…

  • 自由

    主催している手話のお茶会で、リズが浮かない顔をしていた。リズはイギリスからの移民で、4人の子供たちは皆独立し、二人は乳国で、一人はイギリスで家庭を持ち、末娘だけは独身で、パナマのインターナショナルスクールで教師をしている。だんなさんはソフトタッチのイギリス紳士で、船乗りだった昔、神戸や横浜を訪れたことがあるのだ、とときどき懐かしそうに話しかけてくれる。子供たちがみんな子だくさんなの…

  • LINEとか

    日本では通信事業者がケータイ本体の機能に関するサービスを徹底してきたために、新しいデバイスに乗り換えることの敷居が高いと割と多くの人が感じているらしい。多くのSMSは電話番号に関連付けてアカウントが作られているので、本来は、SIMカードとアカウント情報さえあれば、電話機にはあまり関係がないのである。尤も、デバイスのオーナーとも関連付けられる場合も多いので、入れ替えれば即OKというわけでは…

  • バンド

    そろそろ退屈さを感じ始めていたようだったので、ブラスバンドをやめたらどうかと長女には提案していたのだが、やめますと言い出せないままずるずると、ナショナルチャンピオンシップが近づいてしまった。今回はハミルトンで、日帰り圏内なので、これが終わったらやめると言うことになっている。 6月に入った頃に、長女づてに、パーカッションをやってくれないかという話が湧いて出た。どうやら人が足りないという…

  • イギリス人

    以前はけっこう友人・知人関係が多国籍だったのだが、短期間で居住地や仕事を変える人も多いので、メッセンジャーだけの付き合いになってしまっている人が多い。割合いろいろなところへ図々しく顔を突っ込む方ではあるのだけれど、そうした結果、なぜかイギリス人との付き合いが多くなっている。特に手話関係では、圧倒的にイギリス人が多い。もちろんキウイの知り合いもいるし、スーさんのクラスは大半が地元の…

  • パパラッチ化

    日本も社会問題がいろいろと深刻になりつつあるようだが、もっと深刻なのは著しいマスコミのモラルと質の低下だ。高齢者による度重なる重大事故が起きれば、加害者個人のプライバシーなどどこかへなくなって、経歴も家族歴もあることないことさらしものになり、一方で被害者や、被害者の家族・友人を巻き込んで、静かに死を悼んだり、傷を癒やさせてくれない。報道関係という名刺さえあれば何を撮ってもゆるされ…

  • しわよせ

    すさまじい勢いで移民が流入してきていたこの数年。日本の人口に当てはめれば、年間百万人以上にもなる状況だった。もともと移民の国で歴史も浅いので、文化的には多文化を受け入れやすい環境にはあるとはいえ、やはりいろいろなひずみが出てきているようだ。 だいぶ前から始まっていたオークランドの不動産価格の高騰が激しかったのだが、なぜか共産主義国にいる超リッチな人たちが、写真だけを見…

  • 手話啓発週間

    マオリウィークだのサモアウィークだのがあるように、手話ウィークがあり、聾者団体を中心にしていろいろなイベントを通して手話の認知度を上げる活動が行われる。グループ単位で申し込む、無料の即席手話講座の予算が減って、開けるクラス数が少なくなったようではあるが、申込数はいつもそれを上回り、受けられないグループもあるらしい。昨年あたりから、政府発表のときに手話通訳が常時つくようになった…

  • いじめ撲滅

    というようなキャンペーンが毎年あり、主催している大きな組織がしていることすべては知らないが、各学校では、いじめをなくそう、というよなポスターを書いてみたり、ピンクの服を着て来てみたり、生徒の代表が、もしもいじめに遭っていたら相談しにきて、というような活動が行われる。尤も、そんな代表になるような、ピンクに着飾って来る、ちょっと威張っているタイプの女子がむしろ、「いじめ行為」に分類され…

  • 偏向

    歴史の教科書に日本の史実がどう書いてあるかが問題になることは以前からあり、苦情が出たからと妥協するべく修正をしてきた結果、日本人が近代史についてなかったことをあったと信じ込まされ、あったことを知らないまま、もしくは知っていても堂々と語ることができないという悲劇が生まれてしまった。近年ようやく、及び腰ながらも史実について触れることができるようになってきた部分もあるが、主張の弱い日本…

  • 言語感覚

    スーが教えている手話のクラスも中盤となり、キウイらしくもじもじと人見知りをしていた人たちも、積極的に会話練習をするようになって、みんなだいぶ上達してきた。みんなそれなりに上達はするのだが、中でも、手話らしさをつかみとっている人が何人かいる。手話は、単語を覚えてつなげばよいという言語ではなく、表情や語順、またパントマイム的要素も表現力の大きなファクターなのである。さらに、英語という…

  • ハイテク

    高齢者の運転免許証返上問題が話題だが、まったく他人事ではない。一度得た権益をあきらめてもらうには、謙虚な自主性だけに期待しても無理だとは思う。個人的には、ある年齢からの強制的な制限、たとえばマニュアル車限定、同乗者をつける、走行可能範囲、走行可能時間帯、など何らかの措置はすぐにでも発動されてほしいと思っている。ただ、ある程度の法整備はすでになされているにも関わらず、みんなが自分の…

  • 春到来

    秋到来の乳国ではあるが、長女も末っ子もようやくここへ来て、学生生活を楽しんでいる。精神年齢的にはだいぶ成長してきた長女も、奥手ではあったが、ドイツへ行って来てからは、自由度が広げられることを体感したようで、バスに乗って出かけてみたり、散らかった我が家に友だちを連れてきたり、と十代らしく遊ぶようになった。乳国は公共交通機関が、ごく一部の都会を除くと整備されていないので、子供が習い事…

  • 詐欺事件

    乳国を舞台にした、日本人による日本人に向けた、ビザ関連詐欺事件と投資詐欺事件がひそかに起きていた。ひそかに、というのは、ある意味公然の秘密だったからで、何年か前に直接に被害者や何人かの人たちからいろいろと聞いてもいたので、まだやっていたのかとあきれ、その金額の大きさにもおどろくが、乳国ブログでは名の知れた人や有名エージェントも関係者だったらしいというようなことを、案外多くの在乳国…

  • セミリンガル

    手話仲間のJの様子がこのごろおかしい。せっかく手話に出会って、彼を取り巻く世界が大きく変わり始め、前向きでいたのだが、手話仲間の家のフラットに入ってからなのか、不可解なことが増えてきたように思う。 彼は重度の難聴で生まれ、小学校時代には当時はやりのTCを教わったりもしたようだが、基本的に口話教育で育っている。一応通信制の専門学校でソーシャルアートなども学び、ディプロマを持ってい…

  • 祭り

    天候は今ひとつだったものの、フェスティバルは一週間遅れで無事に終了した。事件の後でもあり、開会式のマオリ式セレモニー後に、乳国国歌を流したことにははからずも大きな意味を持つことになった。おそらくは国歌の手話バージョンを見たことのある人はほとんどいなかっただろうけれど、一緒に歌う人も、涙する人もいて、印象的な出し物になったようだった。日本では、公立学校の式典でさえ国旗掲揚や国歌斉唱…

  • 文化

    モスク襲撃事件が起きてからの乳国の人々の反応は、この国が移民に対してどのような姿勢なのかをストレートに反映していて、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアで起きているような反イスラムの空気はまったく感じることがなかった。人々は近隣のモスクを訪れ、亡くなった人たちを弔う集会を開き、乳国人としての団結を見せてくれた。ISISは、イスラムへの攻撃には報復するなどと、勝手に政治利用しているよう…

  • テロとの闘い

    金曜日にクライストチャーチのイスラム寺院でテロが起きた。第二次大戦後の乳国史上、もっとも大勢の人が殺された事件になってしまった。犯人はいわゆる白人至上主義者で、反イスラムに染まって、かなり周到に計画しての犯行だったようだ。クレイジーな犯人は当然だが、公判でも、日本人が容疑者に期待しがちな反省などしているはずもなく、自分は正しいことをしたという自信にあふれているように見えた。…

  • 長女帰還

    12月からドイツに交換留学に行っていた長女がやっと帰ってきた。ステイ先はかなり好条件の家庭で、大きな部屋もあてがわれて、いろいろとがんばっているのはSNSで毎日あれこれ報告を聞いて分かってはいた。もちろんすべてがパラダイスというはずもなく、ほろ苦い経験もあったようだが、それでも友だちができたり、以前こちらで知り合った家族と再会したり、オンラインで友だちになっていた人とも対面したりと、な…

  • 二項対立的

    西洋世界のニュースを見ていると、元来違っている物事に対して、もう一方を失墜させることで自分の側を相対的に上に置こうというやり方が多くて、日本人的な価値観からみて、もやもやすることが多い。一方で違いを認めると言いながらも、相手が間違っていると批判することで自分を正当化する。日本は画一的だから、という偏見が日本人にはあると思うが、こうした点ではもうちょっと柔軟な部分があることも日本人…

  • 忘れもの

    フィジーで忘れられないトンデモな忘れものをしかけた事件があった。乳国への帰国途中、朝早くからナンディ空港で手続きを済ませ、大勢の人でごった返すラウンジでなんとか場所を見つけて座っていた。そろそろ搭乗時刻となり、長い行列が出来始め、トイレも済ませてそろそろ並ばなくてはと思っていたところに、突然、大柄な女性の空港スタッフが声をかけてきた。 ノートパソコンを忘れなかった?と言われ…

  • フィジー

    今回日本に一時帰国するにあたって、時節柄普通の直行便のチケットも高いので、うわさに聞いていたフィジー・エアウェイズを使ってみることにした。前回も利用した格安チケットサイトで購入したのだが、フィジー・エアウェイズのホームページでも似たような料金ではあった。日本向けのエア・ニュージーは早朝出発の場合も多く、タウランガを未明に出発しなくてはいけないことが多いのだが、この便は昼過ぎなので…

  • JSL、NZSL、ASL・・・

    メッセンジャーでときどきつながっていた、愛媛時代に交流していた聾夫婦がいるのだが、日本に帰る前に、なんと東京に移住していたということを知った。せっかくなので、日本にいる間に久しぶりに会いたいと思っていたら、滞在予定の実家から2キロくらいのところだったので、二度びっくり。当時小学生だった一人娘が東京で就職、奥さんも実家が熱海だったり、他にもいろいろあって、東京に移住することにしたのだ…

  • うっかり

    なんと1ヶ月も記事をすっとばしてしまった。正月明けから日本に一時滞在していて、やはり勝手がちがうと、普段と同じペースでは動けないことも多く、まとまった文章を作っている余裕がなかったのだ。 さて今回のミッションの一つが、乳国の運転免許証を日本のものに書き換える、というものだった。日本の免許証はとうに失効していて、一度も帰国しなければ再交付という手もあり得たのだが、昨…

  • 久々の日本

    2018年の最初のブログもこのタイトルだったことに気づいた。昨年は5年ぶりだったので、本当に久々だったが、今年ももう一度訳あって日本に短期間帰還することになっている。長女はドイツにいるので、末っ子と2人きりである。クリスマスから1月にかけては、乳国は観光シーズン真っ只中なので、フライトチケットは冬季の何割増しにもなることが多い。直前になれば、売れ残…

  • 欺瞞

    中国が世界のあちこちの国からプラスチックの廃棄物を輸入することをやめてから、世界中が実は困っている。日本もリサイクルと称して集めたものをかなり輸出していたので、別の国に回したり、蓄積してしまったりしているようだけれど、本来なら焼却して熱エネルギーを得られるかもしれないのを、プラを焼くことへの抵抗感から出来ずにいる部分もある。 太平洋ベルトだの東南アジアの海岸に打ち寄せるプラもも…

  • 質実剛健?

    ドイツと言えば、家の中は片付いていて、掃除が行き届き、絢爛豪華はあまり好まないというのが一般的だという偏見を持っているのだが、長女がステイしている家庭はどうやらそうでもないらしい。きれいに掃除はしてあって、快適にはなっているようなのだが、なにしろショッピングが好きで、たまに都会に行くと、気に入ったものがあれば、どんどん購入していくのだという。 レストランに行っても、ホストシスタ…

  • セカンドハンド

    欧米ではどこでも、中古品をフリーマーケットなどで手に入れて使うということが比較的一般的なようで、そういえばアドラー心理学の大御所の先生も、昔アメリカに留学して、家具を買う必要があると話したところ、週末にそのへんを一周りしてごらん、と言われてそのとおりにしてみたら、いろいろと調達できた、というお話をされていたが、それは多分ガレージセールのことだったのだろうと今なら分かる。 ここ乳…

  • 海外

    インターネットは世界をせまく、小さくして、海外旅行を手軽にもした分、ロマンチックな距離感を失わせたと思う。出発当日、タウランガは荒れ模様だったので、オークランドの天候が気になっていたが、インターネットによれば、飛行機はどの便もキャンセルなく、予定通りに飛んでいるようだった。空港のホームページに行けば、ゲートが閉まった、とか、離陸した、とか各機の運行状況がリアルタイムで分かる。

  • 出発

    相変わらず梱包が進まないまま、どうしようどうしよう、とオロオロしていて、足の踏み場もない状態が続いているので、おみやげものや衣類、衛生用品などをギューギューと詰めて、荷造りを大方終わらせてしまった。衛生用品が意外にかさばるものの、なにしろ小さな小さな町で、何かが足りなくてもすぐに用が足せるような状況なのかどうかも分からないので、3ヶ月を無難にすごすためのものを持っていく方がよさそうだ…

  • 留学先

    直前オリエンテーションも済んだというのに、ステイ先がなかなか決まらずやきもきしていた。行く国は決まっているとしても、それが南方なのか北方なのかでは、ずいぶんと心づもりがちがうのだ。5年前に半年間滞在していたドイツ人家族がいて、なんどか遊びに行ったり、食事に行ったりして、家族づきあいをしていたのだが、北方の旧東側に住んでいる。私と同世代なのだが、とても残念なことに、奥さんの方がガンで3…

  • クレーム対応

    いつも日本からの荷物は船便で送ってもらうことがほとんどで、トラブルらしいトラブルはこれまでなかった。開けてチェックされた形跡のあったものがあったが(多分税関で)、特に無くなったものもなく、箱もきれいな状態で届く。一方多くの人が使っている航空便では、箱はもちろん、中身の破損や紛失などの話をしばしば耳にしていた。今回、急いでいることもあり、小さいものだったので航空便で送ってもらった。1週…

  • オリエンテーション

    宿には大きなキングサイズのベッドと、小さなシングルがあったのだが、体の小さな私たちは大きなベッドで余裕で川の字になって寝ることが出来た。道路から奥まっていて、庭に小さな小さなコートなどもあるような緑に富んだ場所でもあったので、静かな夜だった。午後のオリエンテーションまでにどこかに少しだけ寄りたいものだと考えた末に行ったのが、一つはシャープ家

  • MOTAT

    自動車や飛行機などにとりたてて強い関心はないのだが、ここに行ってみたかったのは、歴史的な遺物が好きだからである。乳国にある遺物博物館は、保存されている状態は必ずしも良いものばかりではないのだが、19世紀後半から20世紀初頭に使われていたものもあり、当時世界の果てまで北半球から送られて、代用品や部品などが手軽に手に入らない状況で、みんなが大切に使ってきたことが伝わってきて、よそ様のものなが…

  • いざ

    勧められたコースは、一般道をとろとろと走る(市街地以外は100キロ制限がほとんどではあるが)コースで、あまり大型トラックが行き交うことが少ないということなのだが、片側一車線なので、事故や土砂崩れなどがあるとすぐに全面閉鎖して、大きく回り道をとらなくてはならないことになる、というリスクはあった。Airbnbで取った宿泊所まで、順調に行って3時間少々、そこから電車に乗り換えて中心部へ、などと考え…

  • 嗚呼オークランド

    在乳国6年というのに、オークランドに行ったのは一度だけで、それも友人の助手席だった。長女の交換留学の説明会がオークランドであるというので、ずいぶん前からどうやって行ったものかをあれこれ思案していた。というのも、タウランガからの直行バスが廃止となってしまい、乗り換えが必要になってしまったのである。 もちろん乗り換えで行くバスルートも選択肢にはあったが、飛行機の格安チケットをねらっ…

  • 発酵ジュース

    パン粉を使ったkvasは、うまく出来たのかどうなのかが分からないまま、とりあえず試飲してみた。ぶくぶくと発酵はしていたので、酵母と言うべきか乳酸菌なのかいずれかは増えていたはずなのだが、そう酸っぱくもなく、材料を考えればそんなものだろうという感じだった。特別おいしくもなかったが、ふと思い出したのは、亡くなった祖母が一時期、「こうぼを飲まなくちゃ」と言ってはなにか怪しげな液体を飲んでいたことだ…

  • 発酵ライフ

    納豆が高価なのであまり食べていないのだが、それでも味噌も醤油も手に入るし、糠味噌も小麦ふすまでほぼ代用できるので、漬けようと思えば漬けられる。漬けたいキュウリがいつも高価なので、たまにいただきものがあるときなどに作る程度ではあるが。ヨーグルトも、安売りのときには普通のヨーグルトを買うこともあるが、大抵は、ヨーグルトの元を使って、本来は水で作るものを牛乳で作り、さらにミルクパウダーを使…

  • ケータイ事情

    長女が留学先で使えるモバイルサービスやケータイ本体をあれこれと探していた。やはりSIMフリーのものが必要で、これについては、中古のケータイショップにあたりをつけつつ、Trade Meで検索を続けていた。スマホ本体は、ケータイショップがフォローしている場合も多く、良いものでは何十人もがチェックを付けていたりして、なかなか競争が激しい。大抵1ドルスタートになっていて、新しいものでは最終的に数百ドル…

  • 電気

    インターネットプロバイダを変更したと同時に、固定電話もやめ、たまたま携帯電話のキャリアーも一部変更したことで、月々の固定費がずいぶんと節約できることになった。特にケータイは、長い間月に9ドルというプランを使っていて、これが一番安くて現実的だったのだが、新たに乗り換えたサービスでは、最低限必要な、3ヶ月に10ドルというチャージが使いきれない。以前は、電話とショートメールを一定量使えるという…

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