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存在しない何かへの憧れ http://blog.livedoor.jp/mk7911/

ぬらっ。塔短歌会の工藤吉生(くどうよしお)です。短歌の総合誌や歌集の感想などを書いてます。

塔短歌会に所属している工藤吉生です。短歌研究、角川「短歌」、歌壇、「塔」の秀歌選や感想を書いています。でもよく読まれているのは奨学金返還訴訟の記録の記事であります。

くどうよしお
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2013/02/01

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  • 文藝春秋ほか

    『文藝春秋』5月号に作品七首が掲載されています。すこしさかのぼると、『短歌研究』4月号の俵万智特集に二首選で参加しています。連載「SNSで短歌さがします」も掲載されています。第二歌集『沼の夢』発売中です。電子版もあります。以上です。

  • 産経新聞で『沼の夢』をご紹介いただきました

    産経新聞の書評欄で『沼の夢』を取り上げていただきました。イチオシ詩歌 2月《工藤にも生きる権利があるという噓みたいだがほんとの話》https://www.sankei.com/article/20240211-YUDKAJZN3BO7VH4NFMDDAQ4ORA/ありがとうございました。工藤吉生 第二歌集

  • 第二歌集『沼の夢』が1/31発売決定

    工藤吉生の第二歌集『沼の夢』1月31日に発売決定しました。https://sayusha.com/books/-/isbn9784865284041くわしくは左右社のページにいろいろ書いてあります。価格は1,980円。推薦文は書評家のスケザネさんからいただきました。〈収録短歌より〉捨

  • 書肆侃侃房の『ことばと』vol.7の全作品を読んで感想を書いた

    『ことばと』vol.7を読んだ。12/9から読み始めて12/30に読み終わった。冒頭の千葉雅也さんと保坂和志さんの文章を読んだ。千葉さんのものをちゃんと読んだのは初めてだと思う。保坂さんは以前よく読んでいた。今でも変わってなくて安心した。町屋良

  • ボカロ100選(歌人・工藤吉生選)

    6月くらいからボカロを聴きはじめて、好きすぎて「ボカロ100選」のリストをYouTubeに作りました。よかったら聴いてください。歌詞も曲も音も映像もおもしろくて、すごい表現の世界です。出会えてよかった。生まれ変わったらボカロPになりたいくらい。https://youtube

  • 《歌集読む288》浅野美紀『春いろのマフィン』

    歌集読む288浅野美紀『春いろのマフィン』砂子屋書房。2023年5月。第四歌集。 ぶどう棚見上げれば透けて降るひかりやわらかに秋のはじまりを告ぐ╱浅野美紀『春いろのマフィン』 途中から腕まくりして新緑の若葉を見つつ硝子窓拭く╱浅野美紀

  • 《歌集読む287》新井きわ『きみの涙はぜんぶ受け止める』

    歌集読む287新井きわ『きみの涙はぜんぶ受け止める』六花書林。第一歌集。2022年10月。 一つずつボタンを外して脱ぎきった私の展開図が白く床にありという歌が帯にあって、帯の反対側にも五首ある。いずれも下の句が七七におさまっていなくて、これは歌集全

  • 《歌集読む286》ナイス害『午後のトラガス』

    歌集読む286ナイス害『午後のトラガス』2022年10月。鬱という字に住む鳥よその青い卵を隠すならどこにする?╱ナイス害『午後のトラガス』→隠す場所がたくさんありそうな文字だ。木が2本あるし、缶もあるし、わかんむりのハネの部分にも鳥がいそう。

  • 《歌集読む285》俵万智『アボカドの種』

    ぬらっと!歌集285俵万智『アボカドの種』角川書店。第七歌集。2023年10月。色づいてはじめて気づく木のようにいつも静かにそこにいる人╱俵万智『アボカドの種』→季節のせいか赤や黄色に色づく木を想像したけど、思えば桜も普段は意識してないなあ。恋の

  • モーツァルトのYouTubeの再生リストをつくった

    オレは時々モーツァルトを漠然と聴きたい気分になってYouTubeでモーツァルト詰め合わせというかメドレーみたいな動画を見るんですけど、いつも選曲に納得いかないんです。冒頭が「アイネクライネナハトムジーク」とか「フィガロの結婚 序曲」とか「交響曲第25番」とかなんだ

  • 「短歌研究」9月号に「SNSで短歌さがします」掲載されています

    「短歌研究」9月号に連載が掲載されています。「SNSで短歌さがします」という名前に変わってますが、内容はたいして変わりません。今回は「かばん」のネットプリントです。「かばん」では6月号で「ネットプリントと短歌」という特集を組んでいて、特集と連動したネットプ

  • 《歌集読む284》大島史洋『センサーの影』

    大島史洋『センサーの影』読んだ。2002-2004年の作品を収めた第十歌集。以下の歌はすべて『センサーの影』から。屋上のベンチに在れば底深き臓腑のごとし街の響みは→わかる気がする。聴いたこともないものが、比喩にされたら音を知ってるような気分になる。

  • 《歌集読む283》大島史洋『遠く離れて』

    大島史洋さんの歌集『遠く離れて』読み終わった。2005-2008年の作品を収めた第十一歌集。ブラームスのピアノ五重奏曲に煽られ翻弄され二十年過ぎぬ╱大島史洋『遠く離れて』→情熱的な曲だと記憶している。ひさしぶりに聴いてみたくなる。待つことも行

  • 《歌集読む282》大島史洋『燠火』

    歌集読む282大島史洋『燠火』。ハードカバー2800円。帯の背表紙部分に「屈指の第八歌集」とある。屈指? この表現にひっかかるのはオレだけなのか。1996-1998年の作品を収録。ちょうどオレが高校生のころだ。内を見る力なくして外を見る力はなしと そう

  • 《歌集読む281》 数又みはる『石榴の木のある家』

    歌集読む281数又みはる『石榴の木のある家』 2016年9月。青磁社。第一歌集。数又さんは「塔」の方。読み終わってから表紙を見ると、木であると同時に家族のようにも見える。子の部屋の窓に見ている朝の町水のにおいに靄流れいる╱数又みはる『石榴の

  • 『短歌研究』7月号のお知らせ

    ここに書くのをまったく忘れてましたが『短歌研究』7月号に作品20首載ってます。連載「Twitterで短歌さがします」もやってます。短歌研究新人賞の発表号なので注目ですね。有料ですがnoteで日記を書いてますので工藤吉生に興味あるかたはどうぞ。https://note.com/

  • 角川短歌2023年6月号に載った歌の出典のことなど

    今日発売の角川「短歌」6月号でライトヴァースの特集をやっておりまして、そのなかの「ライトヴァースの現在地」というところで小川優子さんが20首選をしてらっしゃいまして、オレの短歌を一首入れていただきました。ありがとうございます!掲載された歌はじいちゃん

  • 4月号のお知らせ

    しばらく書くのを忘れてましたが、『短歌研究』4月号に連載「Twitterで短歌さがします」が掲載されています。「ヨミアウ」をご紹介させていただきました。また『角川 短歌』4月号ではエッセイ「一葉の記憶」を書いています。投稿欄「公募短歌館」のことを書きました。

  • 「世界で一番すばらしい俺」がNHKの「クローズアップ現代」でちょっとだけ映ってました

    「世界で一番すばらしい俺」がNHKの「クローズアップ現代」でちょっとだけ映ってました。右上に。 うれしい!!!今日はこれだけです。

  • ニシキヤキッチンさんの「カレーの記憶」の短歌制作に参加しました!

    レトルトカレーを販売しているニシキヤキッチンさんが、ツイッター上で短歌と動画やイラストを合わせたキャンペーンをおこなっています。その短歌の制作にわたくし工藤吉生が関わらせていただきました。いわゆる「案件」ですね。ありがたいことです。こんな短歌や

  • 沖縄NICE映画祭で「世界で一番すばらしい俺」が上映されます!

    「沖縄NICE映画祭」で映画「世界で一番すばらしい俺」が上映されます。沖縄の皆様、よろしくお願いします!https://nice-movie.jp/映画祭のホームページはこちら。1/27の上映みたいです。https://youtu.be/JoiCwlANDBQこちらは映画祭のCM動画ですが、1:05か

  • 映画「Dr.コトー診療所」を見て心に火が灯った

    映画館で「Dr.コトー診療所」見た。すごく久しぶりに映画を見た。映画館に滅多に行かないのでシステムがわかるか不安だったが、端末で簡単に席を取れてよかった。これならオレもふらっと映画館に来れる。映画はおもしろかった。この作品はドラマでやってたのは知って

  • 新聞に掲載された短歌まとめ

    新聞に掲載された短歌まとめ2018年7月23日 読売新聞「読売歌壇」 俵万智選意地悪なクイズ出してる十歳のオレに会ったよクスリ屋の前2018年6月18日 読売新聞「読売歌壇」 俵万智選「お召し上がりの直前に入れてください」はやや生意気な態度じゃない

  • 短歌研究年鑑、短歌のガチャポンのお知らせ

    『短歌研究』12月号が発売中です。12月号は短歌研究年鑑となっておりまして、厚いです。この短歌研究年鑑に「Twitterで短歌さがします」の総集編が掲載されてます。この一年に紹介させていただいた歌から十首を再掲しています。 また、ツイッターでの短歌の情報源として最

  • 「現代短歌bot」などいくつかの短歌botについて

    2018年ごろまでのアイコン2019年3月ごろのアイコン2019年5月のアイコン2022年11月のアイコン管理している短歌botについて記す。▼現代短歌bot▼あたらしい短歌bot▼近現代短歌bot▼近代短歌bot▼戦後短歌bot▼現代短歌bot

  • あたらしい短歌bot @tankabot_1980 について

    いくつかの短歌botについてhttp://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52137591.htmlの記事の関連です。▼オレ・工藤吉生@mk7911は2013年から短歌botをつくっています。近代短歌bot @kindaitanka近現代短歌bot @tankanobot現代短歌bot @genda

  • 《歌集読む280》恒成美代子『而して』 ~ふたたび聞かれぬ声、ほか

    歌集読む280恒成美代子『而(しかう)して』第九歌集。角川書店。2021年9月。 蜻蛉の高く低きに群れ飛びてふたたび聞かれぬ声思ひ出す╱恒成美代子『而(しかう)して』→一連には墓参りの歌もある。「高く低き」が親子のようでもある。鳴くわけではない

  • 『短歌研究』2022年11月号のお知らせ

    『短歌研究』2022年11月号。①「枡野短歌一首評」を書きました。特集「枡野浩一論」25年目の全短歌集刊行、のなかの一部です。②映画「世界で一番すばらしい俺」の英訳が掲載されています。QRコードから予告動画が見られます。映画「世界で

  • 《歌集読む279》三田三郎『鬼と踊る』 ~真っ暗だったらなあ、ほか

    歌集読む279三田三郎『鬼と踊る』2021年8月。第二歌集。左右社。 ありがとうございますとは言いづらくその分すいませんを2回言う幸も不幸も他人に見せるものでなくツイッターには床の画像をキャンプとか誘われないし星々の代わりに仰ぐ天井のシミ

  • 映画「世界で一番すばらしい俺」がオンラインで視聴できます!

    まずは短歌研究さんのツイートから▼https://twitter.com/tankakenkyu/status/1577873409123307522小津安二郎記念・蓼科高原映画祭で剛力彩芽主演、工藤吉生歌集原作の「世界で一番すばらしい俺」が入選しました。山森監督、おめでとうございます

  • {短歌の本読む161}岡大短歌9 ~そのままつれていかれる、ほか

    短歌の本読む161『岡大短歌』9号2021年8月。岡山大学短歌会さんの本。 花々は愛(いいかげん)返してと言えないままの漫画が数冊╱撫川なつ「ファンタジー・リアル」カリカチュア 雨を降らせることになり初めて知った空のかなしみ╱深谷あおい

  • NHK「ラジオ深夜便」で短歌をご紹介いただきました

    ラジオ深夜便「ほむほむのふむふむ」で短歌をご紹介いただきました。NHKのラジオ番組「ラジオ深夜便」のなかの穂村弘さんの番組「ほむほむのふむふむ」のなかで、短歌をご紹介いただきました。ゲストは枡野浩一さん。いいことはなんもないけどももいろの花をな

  • 《歌集読む278》北辻一展『無限遠点』 ~9が変わる0へと、ほか

    歌集読む278北辻一展『無限遠点』青磁社。第一歌集。2021年7月。 わが前にヘッドライトはあらはれて水飴のごとく延びて曲がりぬ╱北辻一展『無限遠点』→車がきて曲がっていっただけでも歌になる。ヘッドライトが水飴ってとこだけ見てもうまいけど「わ

  • 《歌集読む277》山口茂吉『赤土』 ~我の求むる電球、ほか

    歌集読む277山口茂吉『赤土』昭和16年の第一歌集。 2017年くらいに買った筑摩書房『現代日本文學大系94』で読んだ。いつまでも読み終わらない本。3分の2くらいまできている。息苦しく夜半に眼ざめて室(むろ)の外(と)に出づれば近く星耀(かがや)けり

  • ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』読んだ【池澤夏樹個人編集・世界文学全集5】

    7/24池澤夏樹の世界文学全集を読んでいたが、三冊目『存在の耐えられない軽さ』まで読んでそのままになっていた。四冊目はサガンとデュラス。『悲しみよこんにちは』は読んだことある気がする。デュラスはブックオフの100円コーナーでよく見かける作家だし、どうも

  • 映画「世界で一番すばらしい俺」が賞に輝きました

    映画に関する情報の続きです。9/19ロサンゼルス日本映画祭の閉会式がYouTubeライブで中継されていたので見てました。英語で何も分からなかったんですが、山森監督がスピーチしてたので「世界で一番すばらしい俺」は何か受賞したかもしれません。動画の52分ごろ。

  • ロサンゼルス日本映画祭2022の短編作品の感想を書く

    2022年9月3日ー14日まで、ロサンゼルス日本映画祭がオンライン配信されていました。「世界で一番すばらしい俺」もオンラインで上映されました。‍ご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。https://t.co/YnX299gdHK剛力彩芽さんによるメッセージ動画

  • 『世界で一番すばらしい俺』 主演の剛力彩芽さん インタビュー

    https://lalalausa.com/archives/27648剛力彩芽さんが映画「世界で一番すばらしい俺」について語っているインタビューです。ロサンゼルス日本映画祭の上映スケジュールもここからわかります。ぜひご覧ください。

  • 映画「世界で一番すばらしい俺」情報!

    まずは短歌研究さんのツイッターから。https://twitter.com/tankakenkyu/status/1549291344186576898\速報📣/ロサンゼルス日本映画祭に選ばれました映画「世界で一番すばらしい俺」の現地上映が決定しました!現地9月18日にマリリンモンローシアターに

  • 宮部みゆき『理由』読んだ

    8/7直木賞作品の『理由』読み始めた。高層ビルで四人亡くなっているんだが犯人どころか被害者も誰なのか身元がわからない。事件は大雨の深夜だし殺され方がひどくて、恐怖を感じた。この前読んだ『ソロモンの偽証』は中学生ばかりでワイワイしていたが、こちらは

  • 宮部みゆき『ソロモンの偽証』(新潮文庫)を読んだ

    2022.7/28『ソロモンの偽証』読みはじめた。500ページで6冊、3000ページくらいある。そんな長さの小説はあんまり読んだことない。特に、日本の小説でこの長さのものは読んだことないかも。これまでに読んだ日本の一番長い小説は高校生のころに読んだ『次郎物語』か

  • 第16回ぬらっと!短歌大賞(2021下半期~2022上半期短歌大賞) 25首

    第16回ぬらっと!短歌大賞をやります。ぬらっと!短歌大賞とは▷この半年に読んだ短歌から25首選びます。読んで良かった短歌はツイートしたりブログにまとめているので、ブログやツイートを読み返して選びました。▷選ばれても賞金賞品は何もありません。ごめんなさ

  • {短歌の本読む160}『かばん』2021年6月号 ~林檎の家族、ほか

    短歌の本読む160『かばん』2021年6月号 去年の本なのでちょっと古いんですが順番にやっていきます。「かばんの会」から出ている本で、会員の短歌作品などが載っています。勝てそうな方を応援する癖で いつも自分を見捨ててしまう╱島坂準一「舗

  • 〈総合誌読む154〉『短歌往来』2021年3月号 ~目を閉じて見ている線路、ほか

    短歌総合誌読む154『短歌往来』2021年3月号 古い本なんですが、とにかく順番にやっていきます。「飛翔する歌人たち」っていう、若手? 的な人を集めた特集があって、それにオレも呼んでいただいたのでした。『短歌往来』ってめったに書店に置いてない雑

  • 『短歌研究』2022年7月号のお知らせ

    『短歌研究』7月号。連載「Twitterで短歌さがします」のほかに、作品20首とミニエッセイ的なやーつを書いてます。 「Twitterで短歌さがします」第12回は「うたらば」です。「連作づくりのキモ中のキモ」という連作に関するミニエッセイ的なやーつは、オレは誰も書か

  • 《歌集読む276》近藤芳美『冬の銀河』 ~音立てて障子を這へる、ほか

    歌集読む276近藤芳美『冬の銀河』昭和26~29年の作品を収めた第五歌集。 音立てて障子を這へるかまきりの黒々と其の影とともなふ╱近藤芳美『冬の銀河』→ありありとしている。静かな夜なんだろう。虫がゆっくり動いてる時のカサコソした音に、はっ

  • {短歌の本読む159} つくば現代短歌会機関誌 つくば集 創刊号 ~どれくらい歩いたんだ……? ほか

    短歌の本読む159つくば現代短歌会機関誌 つくば集 創刊号2021年5月。 この「つくば集 創刊号」にはロングインタビューがあるんですが、それに関しては以前長い記事を書きました。https://t.co/1Jp4N7fjOo一年過ぎたので無料にしようかと思ったけど、内容

  • 《歌集読む275》川本千栄『森へ行った日』 ~声優が老いれば、ほか

    歌集読む275川本千栄『森へ行った日』ながらみ書房。第四歌集。2021年5月。 声優が老いればキャラも老いてゆく そうねルパンと不二子は言った╱川本千栄『森へ行った日』→前半はルパンが言ったのか? ルパン三世は声優が変わったことあるよ

  • 〈総合誌読む153〉『短歌研究』2021年4月号 ~人形ていうな、ほか

    短歌総合誌読む153『短歌研究』2021年4月号 ちょっと古いんだけど、とにかく順番にやっていきます客席にマイクを向けて歌わせて怖くないのかフェスのボーカル╱岡崎裕美子「わらわらうるがす」人形ていうなプラモというてくれ夫ふたたび人

  • 《歌集読む274》佐藤佐太郎『歩道』 ~泥づきし靴、ほか

    歌集読む2742017年から読んでるが読み終わりそうにない現代日本文學大系「現代歌集」の中から、佐藤佐太郎『歩道』 文学全集のなかの歌集の巻を安く見つけるとお得に感じて買っちゃうんだけど、読み終わらないんだなあー。昨夜(きぞのよ)に泥づきし

  • 映画「世界で一番すばらしい俺」が再び上映されます!

    短歌研究さんのツイート【速報】📣ロサンゼルス日本映画祭にて、工藤吉生原作、剛力彩芽主演の短編映画「世界で一番すばらしい俺 -The most important me in the world」が上映作品に選ばれました🎊https://t.co/LpyNaftoMd2022年9月3日より14日まで、オンライン

  • togetterに歌集への反響をまとめました

    歌集『世界で一番すばらしい俺』へのツイッターでの反響をまとめました。飛び降り、膝蹴り、高度な無力感……そして映画化。短歌集『世界で一番すばらしい俺』への反響まとめ - Togetter https://togetter.com/li/1885544まとめながらみなさんのツイートを読み

  • 『世界で一番すばらしい俺』Kindle版が出ました

    歌集のKindle版が出ました。工藤吉生歌集『世界で一番すばらしい俺』(短歌研究社)よろしくお願いします!!https://www.amazon.co.jp/dp/B09YSP7JYF/ref=dp_kinw_strp_2内容は紙の書籍とおなじです。紙の書籍も引き続き発売中!!https://www.amazon.co.jp/dp/48

  • 吉行淳之介『焔の中』読んだ

    4/19吉行淳之介『焔の中』二つ読む。「藺草の匂い」は、戦争にとられそうになるが喘息で帰ってきた話。軍隊に入ると、童貞かそうじゃないかをみんなきかれている。畳に寝転びたがっている。畳に寝転ぶのがそんなに良いことだとは。「湖への旅」は、帰郷してからの

  • 2022年4月のお知らせ

    最近のお知らせをまとめておきます。【1】東直子さんの『短歌の時間』(春陽堂書店)の帯にオレの短歌が掲載されています!中にも四首載っています。東さんからいただいた評も載っています。投稿作品がまとめられた本です。文章も多くて入門書としても良さそうで

  • 佐伯一麦初期作品集『ショート・サーキット』(講談社文芸文庫)読んだ

    2022.3/26佐伯一麦『ショート・サーキット』とどく。講談社文芸文庫は滅多に読まなくて、これで二冊目だ。前に読んだのは小島信夫『抱擁家族』だった。『ショート・サーキット』は初期の作品集ということだった。最初の「木を接ぐ」を読んだ。まあ、女に冷たい、ろくで

  • 『短歌部、ただいま部員募集中!』のこと

    小島なおさん、千葉聡さんの『短歌部、ただいま部員募集中!』(岩波書店)が届きました。中学生向けの本です。オレの歌が一首載ってるんです。26ページ。小島なおさんが一首を鑑賞してくださいました。三日月の欠けたところに腰かけるみたいにオレを知ろうとするな

  • 『短歌研究』2022年4月号のお知らせ

    『短歌研究』4月号の「Twitterで短歌さがします」は塾カレーさんの「 #2021年の自選五首を呟く 」です。ヤギちゃんさん、丘光生さん、橋本牧人さん、うゆにさん、永原りりさん、山崎有理さん、熊谷思案さん、音忘信さん、横坂崇宏さん、千葉優作さんの短歌を紹介させてい

  • 吉行淳之介『男と女の子』読んだ

    3/6吉行淳之介の本を三冊もらって、そのうちの一冊『男と女の子』読み始めた。おもしろい。エロなのか笑いなのかと見ていると心理も良くて変な人もでてきて恋愛もあって。いろんな味がする。幕の内弁当ってやつ? 主人公がよく見てよく考えている。これが小説家

  • クンデラ『存在の耐えられない軽さ』読んだ【池澤夏樹個人編集・世界文学全集3】

    noteに書いている有料の日記https://note.mu/mk7911/m/m94efea4348b3からの抜粋。2022.1/15池澤夏樹個人編集・世界文学全集3、クンデラ『存在の耐えられない軽さ』とどいた。好きな感じの表紙でうれしい。三割引くらいの価格で買ったら、帯が一部やぶけてい

  • 《歌集読む273》田村元『昼の月』 ~空だつたはずのフロアー、ほか

    歌集読む273田村元『昼の月』いりの舎。第二歌集。2021年6月。 何年か前までは空(そら)だつたはずのフロアーで人とすれ違ひたり╱田村元『昼の月』→ただフロアーで人とすれ違うだけのことでも、ものの見方でがらっと変わる。建物が消えて空ですれ

  • 『短歌研究』2022年3月号のお知らせ

    掲載のお知らせ。『短歌研究』2022年3月号の「Twitterで短歌さがします」は嶋稟太郎さんの「推し短歌」です。toron*さん、おーにそぷ太郎さん、川島薪さん、カラスノさん、ネネネさん、海野いづれさん、小宮子々さん、無さん、林あかりさん、岡本真帆さんの短歌を

  • 《歌集読む272》笹川諒『水の聖歌隊』 ~夜空には巨大な鋏の刃、ほか

    歌集読む272笹川諒『水の聖歌隊』書肆侃侃房。2021年2月。 夜空には巨大な鋏の刃がそっと添えられているとしか思えない╱笹川諒『水の聖歌隊』→「巨大な鋏の刃」で切り裂かれるような怖いイメージになりかけるんだけど「そっと添えられている」で冷

  • 《歌集読む271》千葉聡『グラウンドを駆けるモーツァルト』 ~顧問入門、ほか

    歌集読む271千葉聡『グラウンドを駆けるモーツァルト』角川書店。2021年1月。第七歌集。 内容とは直接関係ないんだけど、タイトルでひっかかる。オレはモーツァルトが好きだった時期がある。モーツァルトで「大地からもらったリズム」は厳しいなあ。天から

  • 《歌集読む270》中津昌子『記憶の椅子』 ~無題のなかに鯨は泳ぎ、ほか

    歌集読む270中津昌子『記憶の椅子』角川書店。2021年1月。 正面から近づきくるはわが足にて鏡の中に音をたてざり╱中津昌子『記憶の椅子』→三句までは鏡だとわからないから不思議だし緊張感がある。足だけなのがいい。無題のなかに鯨は泳ぎ

  • ニュース番組「ABEMAヒルズ」で歌集をご紹介いただきました

    ちょっとご紹介です。https://abema.tv/video/episode/89-71_s10_p2803ABEMAヒルズというネットのニュース番組で短歌のことが取り上げられていまして、短歌の映像化についても触れられていまして、オレの歌集『世界で一番すばらしい俺』も出てきます。歌集の表紙が映っ

  • 《歌集読む269》黒瀬珂瀾『ひかりの針がうたふ』 ~どてててと、ほか

    歌集読む269黒瀬珂瀾『ひかりの針がうたふ』書肆侃侃房。2021年2月。 嗚呼ホラー映画の如しどてててと這ひ来て眠きわが鼻かじる╱黒瀬珂瀾『ひかりの針がうたふ』→這ってきたものに鼻をかじられる。まるでホラー映画のようだが、これは怪物ではなくて子

  • 《歌集読む268》遠藤由季『北緯43度』 ~前かがみに人々走らす、ほか

    歌集読む268遠藤由季『北緯43度』短歌研究社。第三歌集。2021年11月。 前かがみに人々走らす広重の雨の角度をいま窓に見る╱遠藤由季『北緯43度』→どんな角度だっけと思ってあらためて確認した。雨を線で描くから、雨に角度があらわれる。前かがみ

  • バルガス=リョサ『楽園への道』読んだ【池澤夏樹個人編集・世界文学全集2】

    2022.1/5注文していた本がとどいた。池澤夏樹個人編集・世界文学全集2、バルガス=リョサ『楽園への道』 1冊目で一番安い七割引き程度の価格のものを頼んだら、帯がなくてさみしかった。それを教訓に、今回はAmazonの出品情報をよく見て帯つきのものを選んだ。それ

  • ケルアック『オン・ザ・ロード』を読んだ【池澤夏樹個人編集・世界文学全集1】

    2021.12/16Amazonから木曜に届く予定になっていた、ゴンチャロフ『平凡物語』(岩波文庫)上下巻と、池澤夏樹さんの世界文学全集1『オン・ザ・ロード╱ケルアック』が早くもとどいた。安いのがあると、つい安いほうを買っちゃう。それぞれ一番安いところで買って

  • ゴンチャロフ『平凡物語』を読んだ

    12/13Amazonで池澤夏樹さんの世界文学全集の最初の一冊を注文したら、勢いがついてゴンチャロフ『平凡物語』上下巻も買った。ずっとゴンチャロフを我慢してたんだよ。積んである短歌の本をみんな読んでから買おうとしていたんだが、読めないな! 無理だな! というこ

  • ヘッセ『メルヒェン』読んだ

    何年も積んでいたヘッセ『メルヒェン』を読んだ。以下感想など。 最初の「アウグスツス」。40ページほどで短いが、母と別れて信頼できる老人と出会うところが直前に読んだ『シッダールタ』に似てる。親が子供のためにする願い事がひとつ叶うことになる。アウグス

  • 《歌集読む267》永井祐『広い世界と2や8や7』 ~重そうに描け、ほか

    歌集読む267永井祐『広い世界と2や8や7』左右社。2020年12月。2020年に入手した本はこれで最後。 高校楽しくなかった人と高校すごく楽しかった人が10年後エアホッケーをするかもしれない╱永井祐『広い世界と2や8や7』→初句と二句だけものす

  • 2021年をサラッと振り返る

    2021年をサラッと振り返ります。今年の五大ニュースはこんな感じです。【1】『世界で一番すばらしい俺』映画化!【2】短歌研究で連載「Twitterで短歌さがします」始まる【3】減量始めて体重11㎏減【4】Twitter広告などWeb広告を始めた【5】NHKラジオに出

  • 工藤吉生日記【300円】神回10選! のために

    こういうツイートを見つけた。https://twitter.com/syuppon_hiraide/status/1473211503964979202「工藤吉生日記【300円】」神回10選! ←需要ありそうオレはこれまでにnoteに1191本の日記を書いた。2018年の9月くらいから毎日書いている。300円ですべて

  • 朝日新聞の短歌時評で「世界で一番すばらしい俺」が取り上げられています

    12/19朝日新聞の短歌時評で「世界で一番すばらしい俺」が取り上げられています。(短歌時評)映画ならではの異化 山田航:朝日新聞デジタル https://t.co/kDkchvNpVWお知らせでした。いそいでコンビニに行って朝日新聞を買って、ついでに肉まんも買って300

  • 《歌集読む266》吉川宏志『石蓮花』 ~赤く枯れし道、ほか

    歌集読む266吉川宏志『石蓮花』書肆侃侃房の現代歌人シリーズ26。2019年3月。第八歌集。 風邪ひきて眠りし昼にカーテンがなつかしきまで網目をゆらす╱吉川宏志『石蓮花』海の場面に変わる映画のひかりにて腕の時計の針を読みおり╱吉川宏志『

  • {短歌の本読む158}『つばさ』第18号 ~死にさうな顔と思ひしが、ほか

    短歌の本読む158『つばさ』第18号 『つばさ』は喜多昭夫さんが編集発行人をつとめる雑誌。年刊。「つばさ短歌会」とある。会員の誰かが特集されていて、今回は「特集 竹中玲子の世界」。腹押せば喋る人形の声だけが聞こえる夜なりわが誕生日╱竹中

  • {短歌の本読む157}『ねむらない樹 vol.5』 ~ぼくは光に憧れていて、ほか

    短歌の本読む157『ねむらない樹』vol.52020年8月の本。鰐に子を呑ませるやうに掛けてやる毛羽(けば)ふかきさみどりのタオルケット╱光森裕樹「だましぶね」森林のなかを歩いたある記憶ぼくは光に憧れていて╱岩倉文也「紙飛行機」→暗く

  • 『短歌研究』2021年12月号のお知らせ

    あーこんにちは。『短歌研究』2021年12月号、短歌研究年鑑で「Twitterで短歌さがします」総集編を2ページ載せていただいてます。これまでに紹介した短歌から20首選んで、ちょこっと文章を書いています。ほかにも巻頭の座談会など何ヵ所かでオレの名前が出てきまし

  • 『Quick Japan』で『世界で一番すばらしい俺』をご紹介いただきました!

    10/26発売の『Quick Japan』157号で、枡野浩一さんに『世界で一番すばらしい俺』をご紹介いただきました。「映画になって解凍される短歌」というコラムです。ページの中央に書影が!ありがとうございます。他にも短歌の映画化について書か

  • 『短歌研究』2021年11月号のお知らせ

    こんにちはー。『短歌研究』2021年11月号では祝・工藤吉生『世界で一番すばらしい俺』映画化ということで、監督の山森正志さんのインタビューが載っています。注目ですね。オレの短歌も20首載っています。連載「Twitterで短歌さがします」は第6回で

  • 《歌集読む243》橘夏生『セルロイドの夜』

    ここには『セルロイドの夜』の記事があったのですが、この作者から気持ち悪い手紙が届いたので記事を削除します。オレの読みが意に添わないものだったのかもしれませんが、それによってオレを「この世で一番かっこ悪い」とか「モテない」とか言ってくるのは一体どう

  • ゆうばり映画祭2021で「ピアノ-piano-」「COMPLY+-ANCE」などの8作品を見た感想【スペシャルプログラム】

    ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021の「スペシャルプログラム」「特別上映」の作品を8本見て感想を書きましたので、ここにまとめます。オレを知らない人も読みそうな記事なので自己紹介しますと、オレ・工藤吉生はこの映画祭のスペシャルプログラムで上映さ

  • ゆうばり映画祭2021で「0&1」「スナック来夢来人」「美しい蛇」を見た感想【ゆうばりチョイス部門】

    ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021の「ゆうばりチョイス部門」の作品を3本見て感想を書きましたので、ここにまとめます。オレを知らない人も読みそうな記事なので自己紹介しますと、オレ・工藤吉生はこの映画祭のスペシャルプログラムで上映された「世界で

  • ゆうばり映画祭2021で「PARALLEL」「MY WORLD」を見た感想【ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門】

    ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021の「ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門」の作品を見て感想を書きましたので、ここにまとめます。オレを知らない人も読みそうな記事なので自己紹介しますと、オレ・工藤吉生はこの映画祭のスペシャルプ

  • ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021「インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門」の作品をすべて見た感想

    ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021の「インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門」の作品をすべて見て感想を書きましたので、ここにまとめます。オレを知らない人も読みそうな記事なので自己紹介しますと、オレ・工藤吉生はこの映画祭

  • 短編映画『世界で一番すばらしい俺』が公開中です

    工藤吉生原作の短編映画『世界で一番すばらしい俺』(主演は剛力彩芽さん)が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で9/16~9/20に公開されます。視聴方法 https://t.co/rXr2WFS9YC二通りの視聴方法があって、作品によって違うのですが『世界で一番すばらしい俺

  • 剛力彩芽さんによる工藤吉生歌集『世界で一番すばらしい俺』原作の短編映画が公開されます!

    短歌研究さんのツイッターでの書き込みをここにそのまま写します。▽https://twitter.com/tankakenkyu/status/1435897771119181826【速報】ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021にて剛力彩芽さんによる工藤吉生歌集『世界で一番すばらしい

  • 《歌集読む265》蒔田さくら子『翡翠の連』 ~いいんいいんと余韻波だつ、ほか

    歌集読む265蒔田さくら子『翡翠の連(ひすいのれん)』2009年。角川書店 雲よそんなにやすやす散(ばら)けてしまふのか 一ぬけ二ぬけみんな消えたり╱蒔田さくら子『翡翠の連』→雲をかなり時間をかけて見ているようだ。離れていっただけではなく「

  • 《歌集読む264》大口玲子『自由』 ~光の問ひを投げつづけをり、ほか

    歌集読む264大口玲子『自由』2020年12月。書肆侃侃房。第七歌集。 海暗くあるのみ白き灯台は光の問ひを投げつづけをり╱大口玲子『自由』→「光の問ひ」がいいなと思った。「光」にくわえて灯台の「白き」がさらに問いの性質をあらわしているよ

  • 《歌集読む263》鈴木ちはね『予言』 ~人びとの列ときどき動く、ほか

    歌集読む263鈴木ちはね『予言』2020年8月。書肆侃侃房。表紙は、どうやら雨または雪が降っていて人々は傘をさしている。人々はそろって同じ方を、カメラにそっぽを向いて並んでいる。バスでも待っているのか。傘で顔は隠れ、ほかに特徴もなく、み

  • 2021年8月の掲載案内です

    こんにちはー。最近載ってるものをまとめてご案内します。8/20発売『NHK短歌テキスト』9月号で田村元さんから一首ご紹介いただいてます。また、6/26のNHKラジオ「文芸選評」でオレが選んだ作品も載ってます。(同じものが『NHKウィークリー ステラ』8/14-8/20

  • 《歌集読む262》中川佐和子『春の野に鏡を置けば』 ~わたしの顔を手のひらに受く、ほか

    歌集読む262現代短歌文庫『続 中川佐和子歌集』2020年2月。砂子屋書房。中川さんは「未来」の選者をなさっている方。この本には第五歌集、第六歌集が収録されている。2013年の第五歌集『春の野に鏡を置けば』から歌を引いていきます。午前四

  • 《歌集読む261》現代短歌文庫 伝田幸子歌集 ~目覚むるばかりの若葉、ほか

    歌集読む261現代短歌文庫『伝田幸子歌集』2020年9月 現代短歌文庫は砂子屋書房。いつも思うことだが、いわゆる文庫本とはサイズが違う。この伝田さんという方は知らない方。「潮音」の方らしい。はじめに『蔵草子』という2008年の歌集が全篇収録され

  • 〈総合誌読む152〉『現代短歌』2021年1月号 ●現代短歌社賞発表

    総合誌読む152『現代短歌』2020年1月号 坪内稔典さんの巻頭100首がおもしろかったです。買ってきて三日目くらいに黒くなる黒いバナナをオレは嫌いだ╱坪内稔典「キスしたばかり」草色のカマキリがいて孤独とか友情とかの語を感じたよ╱坪内稔

  • 〈総合誌読む151〉『角川短歌年鑑 令和三年版』 ~をどる一尾の鯉、ほか

    総合誌読む151角川短歌年鑑 令和3年版令和3年版となっているけど去年12月に出た本。総合誌なのか微妙なところだが、過去のブログを見たら総合誌として扱っていたので今回もそうする。この本をやるのは久しぶり。先に自分のことを書く。「今

  • 町屋良平『1R1分34秒』読んだ

    町屋良平『1R1分34秒』読んだ。芥川賞受賞作。ボクシングって苦しそうだなあ。絶対やりたくないよ。部屋が木のせいで暗いという描写があった。オレだったら木を攻撃したくなりそうだなあ。オレはなぜか植物をやっつけるのが好きで、庭の草を除去するためにい

  • 目白花子『変身OLアラシ』を読んだ

    目白花子さんという漫画家さんがオレの本を買ってツイートしてくださった。とてもうれしかった。https://twitter.com/akkumachan/status/1416685746560245760お返し、ってわけではないんだが興味が出たので目白さんの本をKindleで買って読んでみた。あらすじがおもし

  • [結社誌読む175]『未来』2020年12月号 ~あなたに わたしに、ほか

    結社誌読む175『未来』2020年12月号 群青に染められてゐる少年は絵画のなかに空をみてゐる╱門脇篤史→気づいたんだけど、絵画の短歌が好きなんです。空の青さが少年を染めているのか。空と一体化している。そんなふうになれたらどんな気分だろ

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