月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。 初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。 趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
今年は、GWが長いです。 なんと4/29~5/7。 会社がその間お休みなので、ブログもお休みです。 家で御茶三昧でもやろうとは思っておりますが。 ブロ…
再び実験してみました。今度は2時間水指を浸けています。 写真がこちら↑ 1時間のときよりは濃く、30分よりは少ないという感じですね。 こちら↑が1時間のもの。…
一般的に敷瓦と言われる茶道具は、正式には「瓦板」というそうです。 瓦板は表千家の如心斎が大徳寺寸松庵の花壇に用いられていた花壇の土留の瓦を貰い受けて鉄…
都民の茶会は四席まで入れます。 雨で人が少なかったのか、スムースに進みまして、今度は楓の間へ。牡丹の間と楓の間は、大広間で、人数も沢山入ります。 こちら…
4月24日は月桑庵オープンの日。 since 2013.4.24。 十年間いろんなことがありました。 はじめの頃は道具もなく、今ほど物語を組むこともできず(…
【募集開始】第廿六回 茶事体験教室「お茶事へ行こう」 卯月・初釜(5/21)
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」 _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お茶事に抱くイメー…
本日は旧暦三月三日。雛祭りです。 桃の節供ともいわれる上巳節は平安時代より前であり、京の貴族階級の子女が、天皇の御所を模した御殿や飾り付けで遊んで健康と厄…
宗澄庵をあとにしまして、次はどこへ行こうか?と迷っておりましたら、同行のWAさんから「月窓軒」というリクエストがありまして、月窓軒に並びます。 雨の日だか…
本日弥生朔日(三月一日)、閏月がありましたので、こよみが遅く穀雨でもあります。 旧暦一月から始まった春も今月で終わりを迎えます。 弥生は草木が生い茂る意味の…
本日は、旧暦三月一日、癸卯年丙辰月戊申日。二十四節気第六節である「穀雨」です。 田畑の準備が整い、それに合わせて春雨が降るころです。穀雨というのは「穀物の…
二席目は気になっていた杉並区の都古流惺菊会さんの宗澄庵へ並んだのですが、なんだか不思議な男性が二人。 今日の営業「都民の茶会」ありがとうございました🍵 …
令和5年4月15日(土)、実に四年ぶりの開催となる東京都茶華道連盟主催の「都民の茶会」でした。 二日間に亘って行われる春の茶会で、牡丹の間・楓の間・月窓軒・…
実験の続きです。 同じ日数乾かした水指。 今回は三十分で実験です。 まずは同じように水に浸けます。 こちらが30分浸けた水指。 蚊帳ふきんで丁寧に三度拭…
【募集開始】第廿六回 茶事体験教室「お茶事へ行こう」 卯月・初釜(5/21)
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」 _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お茶事に抱くイメー…
和花とされていても、実は日本固有種ではない草木などがあったりします。 有名なところでは「菊」。『万葉集』には150を超える植物が登場するのですが、菊を詠ん…
文明十二年(1480)ごろ~永禄八年(1564)六月廿五日か? 明窓、引説斎(印説斎とも)と号す。午松庵を営み、珠光の独蘆庵を受け継ぐ。奈良の尊教院で修行を…
研究資料 宗珠と珠光茶秘書(永島福太郎著) ネットの海で時々論文とか研究資料を見つけるのですが、今回は、あまり知られていない村田宗珠のことを知る手がかりにな…
【教室】第八十二回 茶会体験教室「弥生の『お茶会へ行こう』(4/9)」~レポート~
日曜日は「お茶会へ行こう」でした。 前日強風が吹いていたので、枝を切った椿を常連のWAさんがお持ちくださいました。そして今回もものすごい帯を締めていらっし…
茶道における帛紗【ふくさ】とは、茶道具を清め拭うために用いる布製の道具で、器物鑑賞ノために器物の下に敷くなどすることもあります。また、釜の摘みが熱いときや釣…
【茶書】阿波千家 : 阿波の名跡 千道安・塩屋・魚屋の研究 豊田宗瓠 著
念願の本を落札しました。 まだ手許にはきていないのですが、愉しみですね。 千道安のその後を知る手がかりになるといいな。 阿波千家 : 阿波の名跡 千道安・…
戦国武将列伝7 畿内編【上】 戎光祥出版|東京都千代田区から全国へ本をお届け東京都千代田区にある戎光祥出版では、神道文化や日本史を題材とする書籍を中心に出版…
本日は旧暦閏二月十五日、癸卯乙卯癸巳、閏如月望月。二十四節気の第五節「清明」です。 清明とは「清浄明潔(清らかで活き活きとした様子)」を略した言葉で、春先の…
金沢からいらしたギャラリー御倉さんで求めた松材の茶杓です。 松は先代家元の好きな木で、透木や棚材といったものに好まれたそうです。透木はいずれ松材のものを指…
先日Twitterでアンケートを取りました。曲斎@都流@darkpent #茶道を習ってる人への問題陶器の水指を【一時間水に浸けて桐木地の棚物に置いた】場合…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
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月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
仏法の五味は 乳味【にゅうみ】 酪味【らくみ】 生酥味【しょうそみ】 熟酥味【じゅくそみ】 醍醐味【だいごみ】 となっています。 乳味は「牛乳」、酪味…
最近、料理番組なんかで使われている言葉の内、どうしても馴染めない言葉が「塩味」を【えんみ】と読むこと。 正しくは鹹味【かんみ】といいます。 鹹は【しおか…
茶道教室ってどんなところだろう?って思ったあなた! まずは見学してみませんか? どの教室でも見学ってできるんです(お弟子さんを募集していればですが)よ。…
横山宗顕の茶杓に『竹帛』という銘を付けています。 『【道具】横山宗顕作 大場鎮之竹 茶杓』 面白い茶杓を見つけたので入札しましたら、あまり有名でなかった…
昨日は、100回記念のお茶会へ行こうでした。 暫くお見えになられていなかった常連のOさんが久々にお見えになるとのことでしたが、金曜日に体調を崩されたとのこと…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★☆ 接ぎのある、黄胡麻の景色が面白い古備前の茶入。 古備前とは、平安末期~室町後期(安土桃山を含まないかどうかで見解が分…
購入元:ヤフオク購入額:★ 毛織餌畚建水で、伝来形のものです。餌畚は持っていますが、伝来形ではない浄益形とよばれる方だったので、両方欲しいなーと思っていたら…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★☆ ヤフオクをつらつら見ていましたら(いつものことですが)おおっ!と思ったのがこれです。 丸卓とか宗旦丸卓が似合いそうです…
水屋の増築スケジュールがほぼ確定。 9月後半~11月前半までの二ヶ月間、月桑庵の「お茶会へ行こう」をお休みすることになります。 そのため、8月・9月のお…
今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では六月十三日です。 夏も盛りから季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小暑の次の節気が「大暑」で、小暑…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
茶入がようやく25個になりました。 これで、毎年同じ茶入を使わないですみますかねw月毎に分けると正月(初春・孟春)■京瀬戸 茄子 桶谷定一作 仕覆・今春金襴…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 超絶破格のゲット品です。 ホントにこんな金額でよく落札できましたよね……(驚愕) こちらは金森宗和の依頼で、野々村仁清が制作し、…
購入元:ヤフオク購入額:★★★ 別名・重ね棚とも呼ばれる遠州の風炉用の大棚。 幅は真台子小よりやや小さく、83.5cm。奥行きは31cmで、やはり小さいです。…
本日は旧暦六月七日。 半夏生は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされます。また、半夏生(片白草)の葉の半分が名前の通り白くなって化粧している…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。 残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶会…
松本大「茶道の稽古は、仕事から解放される貴重な時間」最初は2016年に、遠州流茶道に入門しました。家元の直門で稽古を始めたのですが、1、2回行ったきり足が遠…
「土岐頼芸」呼び名論争に決着か よりなり/よりあき色々あるけど…振り仮名記載の古文書発見(岐阜新聞Web) - Yahoo!ニュース 室町末期の美濃守護・土…
梅雨明けや来たりて今日の蒸し暑さ空蝉樹に在りとほく聞こゆる ようやく梅雨明けになりそうですね。 梅雨明けは雑節にもないのですが、明けると灼熱地獄が幕開けます…
華流ドラマ『夢華録』という作品を観ておりまして、ここには茶芸と呼ばれる茶道のもとになった文芸がでてきます。 時代は、章献明粛皇后――つまり北宋の真宗皇帝の…
とある夜のTwitterスペースでのお話。 「歴史小説は難しくて」 というお声がありました。 歴史小説が難しいのには理由があります。 ・情報量が他の小…
f _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものが…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日です。 夏も盛(さかり)から季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小…
本日は旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので…
とりあえず、暫くの間、紙釜敷を購入していこうと思います!w 紙釜敷は、本来釜を載せるためのものですが、香盒を荘【かざ】※る台としても使います。 炭手前を…
購入先:ヤフオク購入価格:☆ 中村陶彩作の種壺水指です。 種壺は備前・信楽・伊賀などの焼締や自然釉の壺を水指と見做して点前に用いたものです。種籾などを入れたと…
こちらは次回作の予定で、現在書いている本編の前の時代を四人の主人公を軸に書こうと思っているネタです。 そもそもなんで歴史小説なの?といいますと、子供の頃から…
無我の境地というと「私心なく執着を離れた無心な心の状態」を意味しているのですが、辞書などでは「自分の存在を意識しない状態。忘我の境地。」と説明されています。…
本日は旧暦五月廿六日、甲辰年庚午月丙寅日。雑節の『半夏生』です。 古くは夏至からおよそ十一日目とされていましたが、現在は太陽が黄経100度の線を越える日と…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
つややかにほころびてなほ夏椿白きはなびらやはらかに揺れ 夏椿と書いていますが、厳密には姫沙羅【ヒメシャラ】なので、夏椿の仲間です(そのものではありません)。…
夏至も過ぎましたので、暑中も近くなり、そろそろ切合風炉の時期ですね。 切合風炉というと、代表的なものが唐銅朝鮮風炉です。 多くが真形釜が添えられていて、よ…
霙点前は【みぞれてまえ】と読みまして、月桑庵オリジナルの点前です。 師匠に許しを得て、披露しております。 どういうことかというと ・水の代わりにかき氷を…
購入したときからグラグラだった小四方棚の鰭板がポロポロ取れるようになってきましたので、新調することに。 前のものに比べて溜塗の部分が濃いので爪紅がはっきりと見…
湯桶【ゆおけ】 露地道具の湯桶を購入。 こちらは寒中に使う手水の替わりにする湯を入れておく桶のことで、湯桶石に置く曲の桶です。 割蓋で、提手が付き、手の両端が…