テントを出た瞬間、息を呑んだ。まるでシエラの山々が旅の終わりを祝福しているような景色が広がっていた。8月21日(水)、6:00AM頃。キューベンファイバー...
JMTのゴール=Mt.Whintneyの山頂標高4,421mへの道のりは高山病と睡魔との戦いだった。それでも乗り越えて見えてくるものは確かにあったワケで。...
標高3,780m。「あぁ、やってしまった...」朝、目が覚めた瞬間に悟った。平衡感覚がなくフラフラ。鈍い頭痛。毎度お馴染み高山病。ココまでうまく押さえ込ん...
人生初の標高4,000mの峠超え。果たして高山病持ちの自分は乗り越えられるのか?しかし出来なければ最後のMt.Whitneyは不可能なワケで。昨日のやり方...
毎回、無意識にテンションが上がってしまって結果、高山病で苦しんでいた初日。今回は敢えて冷静に。6度目のJMT。いい加減、同じ過ちを繰り返すワケにはいかない...
何度来ても未だワクワクする。LAの空港の人混みやクラクションの喧騒ですら、旅を盛り上げるBGM。既に冒険は始まっているのだ。「あの人をまだ完全には信用して...
今でも一番に思い出すのがこの日。最終日の4日目は正確にはJMTではなくサイドトレイル。峠を登っては下る約20kmの行程。過去に歩いたコトもあるしペース配分...
あの時の暑さ寒さを鮮明に思い出すことができる。3,690mのパス(峠)から2,470m の樹林帯まで、登っては下る。1日を通して飽きないのは変化してゆく景...
ー「幸せ」は「辛さ」があって感じるもの ーなんて「キャラじゃないでしょ?」思わずツッコミたくなる。誰かの言葉をさも自分の言葉のように使うなんてカッコ悪い。...
"JMTは遠い地のハイクではない"ウイスキーのCMのキャッチコピーは"恋は遠い日の花火ではない" だったっけ。LAから乗り継いで1時間程でマンモスレイクへ...
"簡単には脱出させまい"シエラネバダがそう目論んでるかのような渡渉の連続。集中と緊張の繰り返し。最後まで気が抜けなかった5日目。2017.7.137:30...
何かに試されていた気がする。雄大な景色の一方、残雪、渡渉、道迷い。油断したら大変な目に遭いそうな気がしていた。2017.7.12気温5℃。山と雪に囲まれた...
"楽しみ"を見出す。変化してゆく風景は勿論、お気に入りの音楽を流したり、マーモットや鹿、リスを探したり。過酷な状況を楽しむ為にアンテナを前向きに。2017...
21世紀最大の積雪だったとか。今まで経験してきたJMTとは別世界。想定外の障害に少ない知恵を絞る2日目。2017.7.10 6:00起床。気温10℃。起き...
毎年思う。初日が一番ツライ。心と体がウィルダネスに馴染まず、跳ね返される。高山病 + 残雪 + 強烈な陽射し = シエラの洗礼。2017.7.9 10:4...
未だ模索中。John Muir Trailのトレイルヘッドに向かう効率的なルートの話。意気揚々と予約した3ヶ月前の自分を恨んだ移動に伴う一部始終。7月7日...
JMTを歩いたのはもう3ヶ月も前のコト。instagramにもポストしたし、今更感しかないけど思うトコロがあってblogに書き記しておくことにする。思えば...
フローレンスレイクからシエラネバダの山々を振り返る。「あんなトコを歩いていたのか」改めてビックリ。同時に達成感と安堵感、嬉しさと寂しさが綯い交ぜに。7月3...
我々の暗黙の了解。▼絶好の場所で昼寝をすること。この日、ついにベストポイントに出会う。7月2日(土)6:00 起床。テント内9℃ 今日も快晴。心身共に少し...
"峠超え"はJMTの楽しみ(&苦しみ)の一つ。「よく歩いてきたなぁ〜」こみ上がる達成感と同時に新たな世界に足を踏み入れる感覚 = LONG TRAILの醍...
標高3,100mのレイク バージニアにて。人と話すたび、景色と出会うたびに痛感する。日本にいた時の価値観なんてホントにちっぽけだ。6月30日(木)6:00...
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