ここ数日、阿拉善ではコロナ患者が発生した。上海から旅行で来た方から地元住民に感染して増えたということで、阿拉善の12名の方が感染、早速に住民全員がPCR検査を受けた。いくら全員に対してPCR検査をしても、漏れた数人から再び増えてしまう。コロナの完全なコントロールはなんて難しいのだろう。このコロナは増えては減り、増えては減りを繰り返すが、この例からも完全にゼロにすることは今後も難しいのかもしれない。日本は急激にコロナ患者が減ってきているが、このように1人でも強力なスプレッターがいれば、あっという間に増えてしまう。動かさなければ経済も死んでしまう、動けば感染が広がる。ワクチンを打ったとしても抗体が弱まれば再び感染してしまう。コロナ発生
内モンゴル・アラシャンでお世話になっていた友人の常培富先生(享年48歳)が亡くなった。今日は追悼の意味も込めて彼が生きてきた証を記したい。私が初めて環境悪化していた難民の出ているアラシャンに20年前に入った時、政府の案内でトングリ砂漠にある通古淖尔村の村長として紹介されたのが初めてだった(その後観光地として変貌を遂げる)。当時から50歳過ぎに見える顔とフッ素でやられたぼろぼろの歯は、それだけ苦労の人生を表していた。その頃はまだ相手の話している中国語も訛りが強くてさっぱりで、早口で色々とまくし立ててきた。政府の役人からも嫌われていたようで、市長側近から怒鳴られていたのが彼だった。ただ市長はとても良く聞いて問題を理解しようとする人で、後に内モンゴル自治区のトップになった女性だ。ようやく理解できたのは、村を何とかして...常培富の思い出
今日は熊本でエミューが脱走したというニュースがあったのと、ちまたでは危ないという意見が多かったので、飼育経験者としてひとこと申し上げたい。砂漠で羊や山羊の放牧の代わりに環境を破壊しないエミューを普及させようとしておりました。何度か逃げられたのですが、砂漠で逃げられると果てしない距離を逃げていきます。数羽は地元民に食べられてしまい、1羽は動物園に取られてしまいました。そもそも日本では個体数が少ないのと繁殖が難しい動物なので野生化して繁殖はしません。飼育管理がうまくできれば、鳥インフルエンザにもならず(例がない)飼育しやすいので、日本でももっと増えて欲しい動物です。エミューの肉は牛肉のようでとても美味しいです。またエミューの油は化粧品や床ずれなどで傷んだ皮膚ややけどを治す万能クリームになります。今回の報道でエミュー...エミュー脱走(経験者)
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