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オートクチュール刺繍アトリエ au Fil du Reve http://aufildureve.com/blog/

オートクチュール刺繍アトリエ ・教室 “オ・フィル・デュ・レーヴ” のブログです。

オートクチュール刺繍の作品制作の舞台裏やフランス生活の思い出など、様々な情報をみなさんにお届けします。パリの有名オートクチュール刺繍メゾン “ルサージュ” で学んだ技術を使って、横浜のアトリエでレッスン・作品制作を行っています。ホームページ:http://aufildureve.com Facebook:www.facebook.com/aufildureve

オートクチュール刺繍アトリエ au Fil du Reve
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2012/12/23

  • Joyeux Noël et Merci beaucoup 2022

    今年のレッスンは、無事に終了いたしました。 通って頂いた生徒の皆さま、本当にありがとうございました。 今年はお休みをいただいたり、新規入会申し込みをお待ちいただいたりと大変ご迷惑をおかけいたしました。 このような中、お待ちくだっていることにとても感謝しております。 起こりうるとどこかでは分かっていても、 突然すぎて、予想外で、戸惑ってしまうことなど色々あった一年になりました。 受け入れることが難しいこともありますが、考える機会にもなりました。 また、クリスマス前に少しほっと出来るご連絡もいただきました。 刺繍が生活に寄り添うような、心を穏やかにしてくれるような そんな作品やお教室になれるよう、進んでいけたらと思っています。 また、ゆっくりなペースにもかかわらず、ブログ、facebook、インスタといつもお付き合い、 ご覧いただきありがとうございます。 素敵なクリスマス、そして少し早いご挨拶になりますが、 良いお年をお迎えください。

  • この時期にお勧め、華やかな糸

    レッスンの課題でもアクセントに使っている銀糸や金糸。 この時期、刺繍を少し華やかにと糸刺繍を銀糸のみで刺してみました。 ただ銀糸や金糸は張りがあり、刺し難いのも事実。針の穴に通すときの針の穴と糸の位置にも注意が必要で 糸の痛みが早いので、糸を短めにカットするのもポイントの一つ。 25番刺繍糸に慣れている方は、いつもとちょっと違った刺繍をと思った時に、ぜひ試していただきたい糸の一つです。

  • 白糸刺繍

    チカンカリ刺繍と聞いて、知らない方のほうが多いのではと思う白糸刺繍の一種(チカンカリ刺繍)ですが、 生徒さんの中でも楽しかったとの声が多かったので、もう少し繊細な白糸刺繍を色々と試しています。 白糸刺繍(White work)と一言にいってもとても奥が深く、フランスに住んでいた頃アンティークの白糸刺繍が施されたものを買ったりはしていたけど、その時は調べたことはなく、調べていると色々な国でそれぞれの刺繍があったり、聞いたことはあるだけの刺繍、聞いたことないもないような刺繍があったりと、どんどん出てきて調べているだけでも楽しくなります。 アジュール刺繍、ドレスデンワーク、ドローンワーク、シュヴァルム、マデイラ(ポルトガル)、ボッテンソム(スウェーデン)などなど。国を渡って進化したりと、とても興味深い白糸刺繍の世界。 まず、アジュール刺繍、ドローンワークを試したり、針の動きの確認、模様を楽しんだりととにかく刺してみました。 糸も取り寄せて、何種類か試してみたりとひたすらちくちくと刺しゅう。 綺麗に輪郭を出すには、模様を綺麗に浮き上がらすにはと色々と変えてステッチをしてみる日々。気になる所や刺し直したいところは盛り沢山だけど、色々と試して使いたいものもたくさんできたので、これはこれでステッチのサンプルとしては終わり。 白糸刺繍ならではの雰囲気があり、個人的には好みの仕上がり。ちょこちょこと進めていたので、トータルの刺繍時間はとても長く愛着が湧きました。とにかく時間のかかる白糸刺繍。カシミール刺繡の3倍!?もっと!?かかっているかもしれません。 これからデザイン、試作、本番とまだまだ先は長いので、気長にお待ちください。途中、挫折しそうになったら白糸刺繍大好きな生徒さんに感想などお聞きするかもしれません。挫折しない様に完成しますように頑張ります。

  • 刺繍針

    日本の針、フランス、イギリス、インドと各地で買っては色々と使っていますが、 ずっと気になっていたのが京都で400年の歴史がある針屋さん‟みすや針” 京都で欲しいものはと聞かれ、お菓子ではなく一番に答えたのがここの針。 ネットでも買えるのですが、実際に見て買いたいものリストの一つで次回にと思っていたのですが、 自分ではまだしばらく京都には行けないのでお願いしました。 針の刺し心地を実感したく、受け取ったその日に使ってみました。見た目も少し黒っぽく既に違う印象。微妙な違いかもしれませんが、個人的にはす~っと生地通りがいい感触。白糸刺繍の1本取り用に細目の針をいくつかとフランス刺繍針、曲がり難いと書いてあったビーズ針も。桐箱にぎゅっと詰まった素敵な裁縫セットとわんこの待ち針も頂いてしまいました。 他にはと聞かれ、針を磨くものはあるか尋ねると、手芸店などに針磨きが置いてあるけど、お勧めしないとのことで、針は消耗品なので新しい針に替えた方がいいとのことでした。 錆びたり、曲がったり以外は、使う頻度が針ごとに違うのでなかなか替え時が難しいですが、少し違和感や針通りが良くなくなってきたと感じた時、ある程度使ったと思ったら替えるタイミングなのかもしれません。 使用後は、柔らかな布で一拭きして桐箱で保管するといいとのアドバイスをいただきました。  

  • 刺繍の刺し方

    刺繍を続けてきて、また教えてきて感じていることについて少し書いてみようと思います。 絵を描くとき、人それぞれに筆圧やタッチが違うのと同様、刺繍にも刺す人によって出来上がりはさまざまですが、 それは、個性でとてもいいことだと思っています。 一般的にいう"きれいな刺繍"(揃っている、整っている刺繍)がいい刺繍とは感じていなくて、全体にバランスが取れ、流れがあり、糸の引き具合などが均等であれば、味のある刺繍だと感じます。 なかなか本を買って一作品を仕上げるというのはないのですが、少し時間が取れたのである作家さんの刺繍をしてみました。随分前に本屋さんで一目惚れをして買ったままになっていた本で、個人的にとても大好きな作家さん。実際楽しみに刺繍をしてみると、完成した刺繍は自分の中で何かが違い、一味も二味も足りないんです。そのくらい、デザインなどによって刺し方がとても重要で、この刺繍に関しては、スムーズに刺し過ぎて、動きや躍動感が足りなかったと反省。(生徒さんは、どの作家さんかご存知で、生徒さんの中でもその本をお持ちの方が多くいらっしゃいます。) でも出来上がった刺繍は、勉強も兼ね自分で額装して、お教室部屋以外のところに飾っています。 デザインによって何に注意しながら、どう刺繍するか、イメージしてイメージした通りに刺繍が出来てくれば、どんどん上手くなっていくと思います。ステッチの種類、デザインによって注意するポイントなども様々ですが、まず始める前にイメージを持って終わったときにちゃんと最初の自分の中にあったイメージに近づいたか、出来上がったときに見つめ直すといいかもしれません。 もちろんレッスンでは、ポイントポイントでコツなどちゃんとお伝えします。 そして、綺麗にさせないと一部だけを見るのではなく、少し距離をとって全体のバランスを見てみるなど、ガチガチになり過ぎないで、ゆったりとなにより楽しみながら刺繍すると流れにのり、刺繍もきれいになったりします。 刺繍時間に手は動かしているのに、頭では刺繍以外の全然違う事を考えてしまうことが多いので、 そういう時は、心を穏やかにするために動画を流したり(ほぼ見ないで聞いている)、音楽をかけて なるべく考え事をしない様にしたりもします。心も穏やかだと刺繍もそうなるような気がしています。 基礎の基礎にはなってしまうけど、手刺繍のポイントが盛り沢山…

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