岸田総理が、米国議会で行った演説の極一部を、当地のローカル放送とNHK国際放送で観ました。双方とも時間にして僅か10秒程度だったのですが、居並ぶお歴々の前で、堂々と明瞭に喋る総理は立派で大変頼もしかったです。忙しい中、時間を割いて準備をされたものとお察
79年からカリフォルニア州在住。ジャズ大好き。観たライブ、読んだ本、聴いた音楽の情報満載 (笑)
79年に大阪からカリフォルニア州に移民としてやって来ました。かってのバックパッカー。エクアドル人の嫁と生活しだして早50年。家ではスペイン語。外では英語。観るテレビ番組は日本語。でも、最近は会話も減ってスペイン語も英語も忘れる一方ですわ。ワハハハハ。
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岸田総理が、米国議会で行った演説の極一部を、当地のローカル放送とNHK国際放送で観ました。双方とも時間にして僅か10秒程度だったのですが、居並ぶお歴々の前で、堂々と明瞭に喋る総理は立派で大変頼もしかったです。忙しい中、時間を割いて準備をされたものとお察
小川哲 (おがわさとし) の 2017年書き下ろし小説「ゲームの王国 (早川書房) 」を読みました。ごく最近まで、私は、この作家の名前も知らなかったのですが、直木賞を含む各種文学賞を受賞している若手有望作家の一人との事です。本作は、1970年代半ばの悪名高きポル・ポ
2021年に、ECM レーベルから発売された中堅ジャズ・ピアニスト、ビージェイ・アイヤー (Vijay Iyer)のニュー・トリオによるファースト・アルバム "Uneasy" を聴きました。ビージェイ以外のパーソネルは、ベースが、リンダ・メイ・ハン・オー (Linda May Han Oh)、ドラム
話題の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」のエピソード 1~5 が、Netflix にアップされたので早速観ました。 NHK大河ドラマにも出演していた 阿部サダヲや 山本耕史等の芸達者な俳優も出演しており、予想以上に面白く3日で観終えました。全10エピソード (多分)で、
西村寿行の鯱シリーズから「白い鯱」を読みました。この鯱シリーズは全部で11巻あるのですが、私は未だ5巻しか読んでいません。なんせ40~30年程前に刊行された作品群なので、日本国内でも入手困難ではと思います。電子書籍が、もう少し安くなればと思うのですが、
今朝、メタ (フェースブック) を見ていたら、マイルス・ディヴィス(Miles Davis) のライブ・アルバム "Live At The Fillmore East (March 7, 1970)" が、録音されて今年で丸54年になると云う記事がアップされていました。マイルスのフィルモア・イースト (Fillmore East)
ますます難解になる MCU ( Marvel Cinematic Universe)作品です。一回観たぐらいでは、サッパリ理解出来ないと云うのが、私の正直な感想です。でも、観ておかないと他の作品が、イマイチよく理解出来ません。なんせ、それぞれが関連しているのです。難儀です。ロキ
久々に半村良の作品 「亜空間要塞の逆襲、1975年ハヤカワ文庫刊」 を読みました。前回読んだのは、文庫本発売直後の1975~6年頃だったと思います。この作品は連作形式で、前編は「亜空間要塞、1974年ハヤカワ文庫刊」ですが、残念ながら今回は入手出来ず、後編のみの再読
1971年5月リリースのジャズ・ピアニスト、ジョー・ザヴィヌル (Joe Zawinul) のリーダー・アルバムです。このアルバムが発売された1971年5月頃は、70年代のジャズを牽引するグループの一つとなるウェザー・リポート (Weather Report) が結成された時期であり、このアルバ
現在、 ケーブル・ネットワークの HBOで、ジョディ・フォスター ( Jodie Foster )主演の "True Detective" シーズン4 "Night Country" が放映中です。アラスカの田舎町が舞台で、地元の刑事役に扮したフォスターが、原住民がらみの大量殺人事件に挑んでいく物語です。
五木寛之の小説「晴れた日には鏡をわすれて」を読みました。解説によれば、平成の始め頃 (1990年頃か) に雑誌「月刊カドカワ」に連載されていたのが初出との事。裏表紙に「鮮烈な愛と冒険の新ホラー・ロマン」とあったので、五木氏の小説でホラーとは珍しいなぁと期待し
数日前に、チック・コリア (Chick Corea) のファン・サイトから定期宣伝メールが来ました。それによれば、1995年のL.A.でのチック・コリア・カルテット ( Double Bass – John Patitucci, Drums – Gary Novak, Piano – Chick Corea, Saxophone – Bob Berg )のライブ演
2022年公開の日本映画「さがす (Missing)」を無料ストリーミング・サービスの Tubi で観ました。メインキャストは、私の好きな俳優 の一人、「佐藤二朗」とその娘で高校生役の伊藤蒼 (あおい) です。佐藤二朗の味のある演技はいつも通りですが、伊東蒼と云う特徴のある
加藤廣 (かとう ひろし)の「本能寺の変」関連3部作の第2作目「秀吉の枷 (かせ)」を遂に読みました。1作目の「信長の棺」を読んだのは2012年の事でした。ブログに記事をアップしてました。次に、読んだのが3作目の「明智左馬助の恋」でした。当地のブックオフで上
謹賀新年今年も宜しくお願い申し上げます。日本では、大地震、航空機事故と立て続けに発生した災害で新年どころではなかったのではと推測致します。米国 のニュース番組でも、全国版で連日放送されました。一日でも早く安寧な日常生活に戻る事をお祈り申し上げます。
90年代に、「週刊少年ジャンプ」に連載されていた 伝説の大ヒット漫画「幽☆遊☆白書」 の実写版を、ネットフリックスで観ました。漫画は全く知らないし、キャストは、NHK大河ドラマに出演していた俳優ぐらいしか分かりません。まぁ、日本語だし肩もこらないので、リラ
遠藤周作の1957年発表作「海と毒薬」を読みました。終戦間際の1945年5月から6月にかけて、九州帝国大学で8人の米軍捕虜に対して行われた生体実験を題材にした重い内容の小説です。私が読んだのは、新潮文庫版で、200ページ弱の中編です。米軍の空襲で、罪のない市民が
2018年に49歳で病死したジャズ・トランペッター、ロイ・ハーグローブ (Roy Hargrove)の2006年アルバム "Nothing Serious" です。自己の2管クインテットに、3曲 (下記 2, 7, 8) でトロンボーンのスライド・ハンプトン (Slide Hampton) が、ゲスト参加しています。収録曲
この数週間は、無料ストリーミング・サービス "Tubi" で配信されている日本語連続ドラマ、「座頭市物語」ばかりを観ています。1974年10月から翌75年4月にかけて、日本のフジテレビ系列で放映されていた「座頭市」の初テレビドラマ化作品です。1話が45分程度で全26話です
西村望 (にしむらぼう) の時代小説「逃げた以蔵」(祥伝社文庫) を読みました。この西村望 (1926年生) って作家は、あの西村寿行(1930年生) の実兄なんですね。私は、今回初めて知りました。それにしても、あの様な異常なテンションでオモロイ小説を書きまくる兄弟が育
米国ジャズピアニスト、ジョアン・ブラッキーン (Joanne Brackeen) による、チック・コリア (Chick Corea) のカバー曲を、2~3年前にYou tubeで初めて聴きました。この曲は、チックの1968年録音アルバム" Now He Sings, Now He Sobs"中の "Steps - What was"と云う曲でし
山田風太郎 (ふうたろう) のSF時代小説「柳生十兵衛死す」を読んだのは今年の1月でした。二人の剣豪が主人公として登場します。一人は江戸時代の3代将軍、徳川家光の頃に生存していた時代劇でお馴染みの「柳生十兵衛」。そして、もう一人は室町時代の3代将軍、足利義
2009年公開の米国映画 "Crossing Over" を観ました。邦題は「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」と極めて長く、"I.C.E."と云う連邦政府の移民取締局の略称も含まれています。因みに正式名は " U.S. Immigration and Customs Enforcement" で、通常は「アイス」と呼ばれてい
帰国時の楽しみの一つに、米国で入手が難しい(或いは、入手出来ても高価な)和ジャズのアルバム漁りがあります。タワーレコードや日本橋界隈の中古レコード店、それにブックオフ等を、ゆっくりと廻るのですが、今回は残念ながらそんな余裕は無く大した収穫もありませんで
前回 (2014年)帰国時に、四天王寺近くの真田信繁 (幸村)終焉の地である安井神社を訪れました。当日は生憎の雨模様だったのですが、その側に在る石畳の坂道 (天神坂) の雨に濡れた佇まいにいたく,感動しました。「天神坂」は、「天王寺七坂」と呼ばれる七つの坂の一つで
現在93歳になる母の健康状態が良くないとの連絡を受け、約2週間 (2月16日~3月2日)緊急帰国していました。2014年11月以来の帰国なので、8年3ヶ月ぶりの日本でした。飛行機に乗るのも、2015年10月に中米グアテマラに行った時以来なので、実に7年ぶりでした。しか
ベーシスト、ディヴ・ホランド (Dave Holland) 名義のアルバム"Triplicate" です。ピアノレス・トリオでレーベルはECM。メンバーは、スティーブ・コールマン (Steve Coleman – alto saxophone), ディヴ・ホランド (Dave Holland – double bass), ジャック・デジョネット
西村寿行の鯱シリーズ第8話「神聖の鯱 (1989年講談社刊)」を読了しました。この鯱シリーズは、全部で11冊あるのですが、私はまだ4冊しか読んでいません。大国「ソ連」や「米国」を相手に、無類の女好きで、道徳観念とは一切無縁の鯱と呼ばれる4人の超人達が、暴れまく
2022年公開のノルウェー (Norway)映画「ナルヴィク (Narvik)」をネットフリックスで観ました。ナルヴィクは、北極圏に位置するノルウェーの港町です。隣接するスェーデンで産出される鉄鉱石の積み出し港で、冬場も凍結しない不凍港として知られています。その昔 (1972
ジャズとクラッシクの両刀使いが売りの若手ピアニスト、「アーロン・ディール (Aaron Diehl) 」が、参加しているライブアルバム "The Off-Off Broadway Guide To Synergism" を聴きました。アルバム名義は、ドラマーの「タイショーン・ソーリー (Tyshawn Sorey) 」で、昨
山田風太郎 (やまだふうたろう) の明治小説全集から「警視庁草紙」上下を読みました。「オール読物」(文藝春秋) の1973年7月号から1974年12月号にかけて連載された18篇の短編小説を、一冊にまとめたものです。風太郎の膨大な著作中で、私の読んだことがあるのは、「忍法
ネットフリクス (Netflix)では、色々な国の映画を観る事が出来ます。今回、観たのは2021公開のスペイン製アクション・スリラー映画「薄氷 (Below Zero in English, Bajo Celo in Spanish)」です。出演者は、知らない役者ばかりだし、「まぁ、スペイン語の勉強でもしよう
あと一日で新年がやって来ます。当地の正月は単なる休日。変わった雰囲気は別段ありません。米国に移民して早44年。未だ一度も年末帰国はした事がないので、日本の正月の雰囲気もかなり忘れてしまいました。では、良いお年を! 来年も宜しくお願い致します。===
いやぁ~、やっぱり面白いわ。寿行(じゅこう)先生の本は。久々に西村寿行の作品を読みました。今回、読んだのは「鯱シリーズ」の1作目「赤い鯱(シャチ)」です。1977年10月13日号から翌年6月29日号にかけて「週刊現代」に連載されていたものです。1980年4月に帰国
2013年米国公開のクライム・サスペンス映画「プリズナーズ "Prisoners"」を観ました。2時間半の長尺モノですが、よく出来たストーリーと配役陣のうまさによって、あっと言う間に観終えました。唯一の難点を上げるとすれば、エンディングが唐突に終わる事ぐらいでしょ
ドラマーの本田珠也さんのTwitter投稿で今朝知りました。こんな貴重なヴィデオが残っていたんですね!!3分程度の短いヴィデオですが、あの頃の熱気がヒシヒシと蘇って来ました。1973年2月初めに、私は、生まれて初めてニューヨークに行きました。アメリカ大陸自体が
祝 日本サッカーチーム、決勝トーナメント進出!!いやぁ~、やりましたね。 大方の予想を裏切っての決勝トーナメント進出。昨日は一日中、気分が良かったです。もうこうなりゃ、行ける所迄、予想をドンドン裏切ってトコトン行って欲しいですね。久々に聴いた「君が
トランペッターのフレディー・ハバード (Freddie Hubbard) が、エンヤ・レコード (Enya Records)に残した唯一のアルバム "Outpost" です。録音、発売とも1981年。60年初頭から、超絶技巧のテクニックで知られていたハバードは、1980年前後には年間複数枚のリーダー・アル
当地のブックオフで、外見は綺麗にも関わらず、何故か買い取って貰えなかった文庫本の一冊、古川薫の歴史小説、1991年新潮文庫刊の「狂雲われを過ぐ」です。230ページ程の薄い文庫本で、幕末維新の頃を題材にした3本の中編(「狂雲われを過ぐ」「三条河原町の遭遇」「秋霜
最近は、ネットフリックスの日本語吹き替えや日本語字幕付きの映画ばかりを観ていたので、久々に英語オンリーの映画を観ていささか疲れてしまいました。昨夜、観たのはプライム・ビデオ (Prime Video)にアップされていたリーアム・ニーソン (Liam Neeson) 主演の2021年公