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自由俳句 「風薫」(ふうくん) https://ameblo.jp/haiku-fuukun

自由に俳句を詠み合うことで楽しんでいます。日常の心の目で見たことを素直に表現したいです。

宇都宮で月に1〜2度の会を開催して句を詠み合っています。先日第3号の句集を刊行したところです。

陽子
フォロー
住所
宇都宮市
出身
宇都宮市
ブログ村参加

2012/12/04

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  • 如月や樹々薄く染め雨の中

    二月も半ばを過ぎ温かかったり寒かったりの日々が続きます。三寒四温とはうまく言い得た言葉だと思います。先日開催した自由俳句「風薫」句会の作品を掲載します。 兼題…

  • 初茜すつくと立てば道はでき

    2024年 1月 自由俳句「風薫」初句会新しい年がはじまりました。このブログを読んでくださっている方々に感謝いたします。今年もよろしくお願いいたします。   …

  • 一年の喜怒哀楽を蕎麦に混ぜ

    自由俳句「風薫」、2023年の詠み納め句会を開催しました。このところの寒さがこたえます。 いよいよ今年も終わっていく感じが日に日に実感となってきたところです…

  • 颪来る残る紅葉の舞ひ支度

    立冬を過ぎ、さすがに寒くなりました。北風も冷たくなり、昨夜は天気予報ではくもりでしたが句会の後に一杯飲もうということで出かけ、帰りは時雨に濡れながら歩いて帰…

  • むかご飯ほくほく噛めば福は来る

    先日、雨あがりのの日曜に町歩きの吟行をしました。見慣れている風景も実際に歩いてみるといろいろな発見があります。途中、384コーヒーショップでひと休みして、ま…

  • 松手入れ職人ハシゴの支度かな

    自由俳句「風薫」の定例句会を開催しました。兼題は「星月夜」。月は出ていないのに秋の夜空いっぱいに星が出ている場面、最近は街のにぎやかな光で見えないことが多い…

  • 文庫本その帯さへも処暑を待ち

    残暑が続きます。 さて、今回の自由俳句「風薫」の定例句会の兼題(テーマ)は「本」です。 先の日曜、句会の前に文芸家協会主催の夏季講演会「松尾芭蕉の生涯」とい…

  • かろうじて座る場くれて夏木立

    夏祭が復活し、花火大会も今年は開催されます。私たちの住む町でも、ちょうど句会が開催された日に子ども神輿が窓の外を通っていきました。暑い日ではありましたが、伝…

  • 白靴やスキツプ易し子に還る

      先日、定例句会を開催しました。夏日や寒ささえ感じる日々、それでも夏草は雨ごとに勢いが増してきました。夏至も過ぎ、これから梅雨が明ければきっと夏らしい夏が来…

  • 花開くしなやかさを手本にゆく

    風も心地よく日射しもちょうどいいとうれしいものです。本日は小満。万物の力が漲り、これからどんどん成長していくいい季節になりました。 宇都宮市内でも音楽のイベ…

  • ハロ現象見上げて落ちる夏帽子

    先週の日曜に、黒羽から那須町、そして福島に入り白河関所跡、小峰城へと吟行のミニ旅をしてきました。天気にも恵まれ、句を詠むにはいい日和でした。今回の参加は五名…

  • まな板に真直ぐ並ぶや水菜茎

    三寒四温の日々。それでもすぐ先に温かい季節が待っていると思うと心が軽くなります。愉しい会話、嬉しい出会いを大切にしていきたいものです。大相撲の大阪場所も中日…

  • 春天や連山いつそう高く見せ

    私たちの住む宇都宮からはたいていどこからでも日光連山、とくに男体山が見えます。まだまだ寒い日は続き山には雪も降ることでしょう。それでも日に日に空が明るくなっ…

  • ひさかたに開ひた傘の小正月

    小正月は花正月、女正月とも言いますね。地元神社の境内でどんど焼きで昼間は賑わいましたが、夕方からあいにくの雨。新年になり水たまりができるほど雨らしい雨が降り…

  • 冬星座幼きの声のもどり来る

    先日開催した「自由俳句風薫」の句会です。本年最後の詠み納め。時の経つのは本当に早いもの。あっというまに年の瀬がすぐそこに来ています。大きなことができなくても…

  • 冬星座名を知る前に名乗つてみる

    先日の皆既月食にとても感動しました。今回の句会はそういった天体の話題にも触れながら開催しました。本日の午前三時ごろ、おうし座付近で火球が見られるとのことで…

  • 蓑虫のぶら下がりたる庭の幸

    十月になり日没の早さを感じます。空高く雲が流れ、樹々に実が成り、朝夕の寒さも身に沁む頃となりました。風薫の今月の兼題は「新豆腐」。とれたての大豆をいただくも…

  • 野分の夜メールは海を越へていく

    九月になり秋の虫もたくさん鳴きはじめました。この虫たちが過度な雨風に負けぬよう祈ります。秋の季語にはとても情緒豊かな表現が多いですね。私たちも季節の移ろいを…

  • 秋の戸を開けば蜻蛉舞ひてをり

    今日は立秋でした。全員の参加とはなりませんでしたが大内宿吟行を実施しました。 大内宿は福島県の南会津にあり、城下町会津若松と日光、今市を結ぶ重要な路の宿場町…

  • なにもかもに命あると知る大暑

    大暑を迎えました。暦の上ではすでに晩夏。雨ごとに植物はぐんぐん育っていくのがわかります。昔は夕方になると家の前に打水をして涼を呼びせる家庭が多かったものです…

  • 冷奴むくいろもどせば夕談義

    先日、6月の句会を開催しました。宇都宮では久しぶりに宮祭の話題が出ています。 梅雨に入り傘が手放せない日々となりましたが、それもまた空からの恵としてありがた…

  • 庭ホース伸ばせば逃ぐる蜥蜴かな

    小満も過ぎ、家々の庭に薔薇も咲き夏らしい季節を迎えました。薔薇といえば正岡子規の「椅子を置くや薔薇(そうび)に膝の触るゝ処」という句があります。薔薇を間近に…

  • ジョイント音去りゆくまでのものがたり

      久しぶりに実際の句会を開催することができました。桜の新緑も輝きはじめ、4月20日の今日、青森でも桜が満開のようです。 今回は「線路」「電車」などのテーマが…

  • 初桜仰げば花音の平和なる

    今回もメールでの投句会となりました。それにしても春はいつものようにやってきて花を咲かせ虫を世に出し動いています。私たちも動きつつあるのを感じます。いろいろな新…

  • 菠薐草茹でて朝餉の椀を出し

    いつのまにか受験シーズンとなり、卒業を迎える季節となりました。この頃になるとマイク・ニコルズ監督の「卒業」を想い出します。ダスティン・ホフマンとキャサリン・…

  • お焚き上げ煙は陽風へ飛んでいく

    令和4年初句会を開催しました。年頭の初めての句会にはよりいっそうの想いを込め毎年開催しています。それでもまだまだオミクロンの不安には抗えませんが、心は自由。…

  • しょうじょうぼく聖夜と年末飾りたり

    今年も残り日を数える頃となりました。 きたる新しい年に夢を描きつつ、自由俳句「風薫」メンバーの詠み納めの作品を掲載します。 おののひいこ落葉焚禁止管理無難社…

  • 冬昴を見てをり畳の小部屋

    秋も刻々と深まっています。銀杏の葉もきれいな黄色に染まっています。気づけば11月後半。時が過ぎていくのはほんとうに速いものです。 自由俳句「風薫」の句会を…

  • 大分の丸々カボス南の香

    先日、久しぶりに自由俳句「風薫」の句会を開催できました。実際に人と人とが語らえるというしあわせを改めて実感。季節もあっという間に廻り、秋も終盤といった感じで…

  • 三日月の言葉少なや並木往く

      気づけば秋の虫が鳴く季節になりました。いつだったかヒグラシの大合唱を、それこそ雨降るように聴いた記憶が懐かしいです。最近は蝉時雨に出会う機会がほとんどなく…

  • 洗濯の手ぬぐひ二枚秋暑し

      八月の定例句会は緊急j事態宣言も出て開催しませんでした。メールでの開催です。パラリンピックも今日〈8月24日〉開幕。どうか一日も早くもとの生活にもどれるこ…

  • 芭蕉翁くろばねの路花の路

    七月のある日曜に黒羽の芭蕉の館へ向かいました。あいにく一日雨模様でしたが、運がよかったのか宇都宮を出るときは雨は降っておらず、黒羽に着いたときも大雨が降った…

  • 遠雷や買い物袋と軒の下

    6月13日に自由俳句風薫の定例句会を開催しました。梅雨前線や低気圧の影響で、雨が続いています。私たちの住む宇都宮市は雷都という別名もあるほど雷で有名なのです…

  • 草若葉風の加減に身をまかせ

      五月の心地よい風と青い空。植物も育ち花屋の店先はカラフルな色彩であふれています。我が家の庭のスナップエンドウも日々実っているところです。 今回の句会の兼題…

  • 蒼き森仙人も居て鶯よ

    先日、自由俳句「風薫」の春の吟行を開催しました。場所は宇都宮の西に位置する森林公園。自転車を借り、湖の周りを走ったり、各自休みながら作句したときの作品です。…

  • ペディキュアの桃色弾み春小径

    先日、自由俳句「風薫」三月句会を開催しました。日々暖かくなっていくのがうれしいですね。南の地方に住んでいる人のモクレンや桜の鮮やかな咲き振りを写真で見る機会…

  • 苗床のぬくみやわらか季の来たり

    春が確実にそこまできています。樹々の芽吹きにはじまり、小さな虫も出てきました。この季節の繰り返しを感じられることが実はなんとしあわせだったことか。改めて私た…

  • 雪はらり乾ひた大地の匂ひ立つ

    先日、ソーシャルディスタンスをとりながら句会を開催しました。自由俳句「風薫」初句会です。家の中にいても神拝詞が出てきそうな、神頼みしたいこの頃ですが、本当に…

  • 炬燵布団干せば遥かな想ひの香

    2020年締めの句会を開催しました。今年は身動きが鈍り、外に出る機会も減りましたが心はなんとか自由に動き回っていたいと心がけました。インドアでできること、み…

  • セーターのほころび陽ざしに輝けり

    先日、自由俳句風薫の霜月の句会を開催しました。今回は句会の終わりに「袋まわし」で即興詠みもやってみましたところ、なかなか面白いので今後も取り入れてやってみよ…

  • 秋夕や湯気ある椀を卓に出し

      朝晩、冷え込むようになりました。あっという間に秋といったところですが、宇都宮ではストーブを使い出した方も多いようです。いずれやってくる厳しい冬を前にじっく…

  • 素風来てあんころ餅や茶のうまし

    見上げれば空も秋らしくなり、早朝も冷え込みます。トンボもよく見かけるようになりました。中でも赤トンボは上空3㎞も飛ぶことができると聞きました。夏の暑い間は山…

  • 長月に生まれし花の人知れず

     長雨の後の酷暑続きは身にこたえています。我が家の朝顔も暑すぎて咲くのを忘れてしまったようです。時間はそれでも歩みを止めることなく過ぎ、あれよという間に八月尽…

  • ゆく夏の羽ひろげたし雨上がり

      7月もすでに終盤。蝉の声が恋しいですね。雨空の合間に陽が射すとありがたくて塩漬けにした梅をせっせと干してみましたが、今年の梅干しはいつもとちがう出来になり…

  • 梅雨空や鳥になりたし探し猫

    毎日のように梅雨空が続きます。リモートワークも日常化した働き方にも慣れてきました。といっても、現場作業でこそ仕事という方も多い中、プライベートの過ごし方にも…

  • 軒下の青き小花や希望の子

    季節がぐるっと変わっていきます。ひと雨ごとに植物は成長し、花は咲きます。「止まない雨はない」「明けない夜はない」という言葉を信じて粛々と生活するのみです。そ…

  • 白鳥去り春空呑み込む水面なり

     日々、新型コロナ関連のニュースに追われるように生活していますが、そんなときにもふっと心にリラックスを。今回はメールにて句を募り句会は開催しませんでした。その…

  • おだやかな川面揺らして桜風

     朝、ウグイスの声が聞こえてきました。ウグイスは春告鳥あるいは報春鳥ともいいますが、最近では可愛らしく響き渡るその声は聞いても姿を見ることはなかなか無いのが残…

  • 春ここち会津の夜は雪と聞くやも

    如月も残すところあと一週間となりました。 冷たい風が吹く一日でしたが自由俳句風薫の句会を開催しました。日光連山を眺めるとまだまだ雪が見えています。それでもひ…

  • 栃の木の寒ざらし揺る大谷観音

    先日、大谷にて吟行を開催しました。短日の吟行はつい急ぎ足になりますが、平和観音、大谷寺、そして大谷寺の庭園池に座する弁財天、地下に潜って資料館を見てまわりま…

  • 師走空真昼の月さへ急ぐなり

    もうすぐクリスマスの頃となりました。巷では日々あちこち忘年会で盛り上がっています。今年は何ができたかなと思い返す余裕もなく、あれよあれよと時間が経っていく気…

  • 花八つ手待ち人来たか笑ひ居る

    立冬も過ぎ、夕暮れの宇都宮の街に吹く風も冷たくなりました。栃木県の北西部にある男体山が白くなれば冬本番の到来。吊るし柿もほどよく甘みを含み、秋の別れを味わう…

  • 烏瓜残りの色や夕に吸はれ

      先日、10月の自由俳句「風薫」句会を開催いたしました。ひと月のうちに2度の大きな台風に見舞われ、19号にいたっては近隣を流れる田川が氾濫し、多くの住宅が床…

  • 夏始め栃の木の花染まりくる

    五月は、これから夏を迎える気持ちのいい季節です。皐月は、早苗月、五月雨月ともいいますが、宇都宮では連休前に田んぼに水が張られ、連休を過ぎるとたいていの田植え…

  • 晴れてやも平成むすひの俳句なる

    平成31年4月28日、自由俳句 風薫の句会を開催いたしました。次回は令和となると・・・未知の気持ちです。争いごともなく穏やかに春を愛ですこやかに夏を迎えたいも…

  • 桜風 人呼び寄せて誇り咲く

    花見日和にふさわしい日曜でした。宇都宮の桜の名所、八幡山に行ってきました。お花見として桜を満喫して句を詠んでみました。自由俳句「風薫」の番外編として一句ずつ…

  • 竹の香のいさぎよしやと散歩道

    3月、宇都宮市内にある「若竹の社 若山農場」にて吟行をしてまいりました。竹林を散策しながらの吟行は日常から離れ、気分は別世界でした。竹林をはじめ敷地は東京ド…

  • 春や来ぬ風の音のやさしき朝に

    如月も最後の週となりました。今年もまた花見の話題が出る頃となりほっとしています。といっても宇都宮はまだまだ、とくに朝晩は冷え込みますので、春支度はほど遠いと…

  • 初句会 自由に詠みて歩き出し

    しばらく雨が降らず、すっかり乾燥しています。県内も雪が少ない様子で、毎年気候が変わっていることを痛感します。「探梅」という一月の季語がありますが、あちこちで早…

  • 年末の足音聞こえ星座見ゆ

    今年もいよいよ年末となりました。つい最近まで現実感がありませんでしたが、冬至が過ぎクリスマスがくると実感が湧いてきます。 冬至を「一陽来復」あるいは「一陽来…

  • 茶の花や寒に咲きこそ香の育ち

      ストーブが活躍する季節になりました。 あっというまに年末の声が聞こえてきそうなこの頃です。一年が過ぎるのは早いものとわかっていても、なかなか手が出ない計画…

  • あけびの実 紫衣あきのいろ

    10月も後半となりました。宇都宮は朝夕寒くなり、すっかりそぞろ寒といった感じです。インフルエンザの予防接種の声も耳にするようになりました。それでも、いよいよ…

  • 降り月や 穂を照らしつつ刈りを待ち

      台風が来ていますが、9月最後の日曜日、自由俳句「風薫」の句会を開催しました。  兼題は「秋彼岸」でした。各自詠んだ句を持ちよりましたが、あっというまに仲秋…

  • 季節変わる 風の香変わる

    9月もすぐそこまでやってきています。みなさん、夏の思い出はいかがですか?旅行、祭、花火など楽しい記憶は増えたでしょうか。 8月26日、残暑厳しい日ではありま…

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