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古物商 showa 土花亭 https://blog.goo.ne.jp/showa-ducati

効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

showa 土花亭
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2012/11/30

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  • 同じ「ぞうげ」でも

    数多くの4号A卓上電話機のカラー電話機を触って来ましたが、「ぞうげ」に限り製造メーカーによる色合いの違いが顕著のように感じる。当然、艶落ちや経年に依る色焼けがあるとしても、他のカラー電話機はこれ程はない。左が「沖電気製ぞうげ」で右が「日立製作所製ぞうげ」。両機共メーカー揃いの個体ではあるが、左の個体はほぼ艶落ちもなくコンディションは極上に近いため、本来の「ぞうげ」とはこの色合いが近いのかも知れない。←ランキングへどうぞ♪同じ「ぞうげ」でも

  • ADERIA

    一時期、復刻版が製造されたりで何故か再び、人気が出だした「石塚硝子㈱」のアデリア。これは復刻版ではなく、昭和の当時物のアデリア。ほぼ未使用状態ではあるものの、当時の製造過程の問題で少し精度や仕上がりは落ちる。それも又、昭和の味ではあるのですが・・・。←ランキングへどうぞ♪ADERIA

  • さくら印炭火アイロン

    明治中期から戦後まで使われていた「炭火アイロン」。始まりは明治中期に英国より伝わったとされ1915年に国産電気式アイロンが発売されるも当時、未だ室内の壁面にプラグを差すコンセントも普及しておらずその高価さ故に30年間も普及せずに「炭火アイロン」が戦後まで活躍し続けた。「さくら印」の炭火アイロン。さくらのペイントも当時のもので、しっかりと残っています。炭火の火力調整用の給気口もさくら。ちゃんと回転可動します。炭火投入の目皿も現存。アイロンとしての機能上、最も重要な部分。それは船形の底金の状態。先端部分はもちろんのこと、ベース面も奇麗な状態で使用には問題ない状態です。「さくら印の炭火アイロン」/価格応談←ランキングへどうぞ♪さくら印炭火アイロン

  • 電話機の山買いからの救出、そしてエリコフォン

    オークションにてゴミの山のような電話機の山買いの後、使えるモノ、部品のみを保管するモノ等仕分けをし4機の「4号A卓上電話機」を何とか救出し、クリーニングから整備、通信テストを終える。この一連の作業はたまにはあるのですが、今回は「掘り出し物」が一つ。何と、「ニューヨーク近代美術館」にも収蔵されているエリクソン社の通称「エリコフォン」若しくは「コブラ電話」と呼ばれる希少な電話機が・・・。1940年代後半、スウェーデンのエリクソン社でデザイン製造された当時としては画期的な「一体型電話機」。1954年から量産に入りヨーロッパやオーストリアで販売。1960に入りアメリカ市場でも販売されるようになる。ベース裏部分にダイアルとフックスイッチが収まり、発着信の折にはテーブルから電話機を持ち上げることと...電話機の山買いからの救出、そしてエリコフォン

  • 蘭麝酒器

    ガラス製蘭麝酒瓶と陶器製蘭麝酒徳利。蘭奢待から名が付いたとされる蘭麝酒。ガラス瓶の方は昭和初期。陶器製徳利の方は明治・大正期と思われます。←ランキングへどうぞ♪蘭麝酒器

  • 蒸気機関車型式銘板/SLナンバープレート

    昨今、値上がりが続く俗に言う「SLナンバープレート」。今やレプリカ製であっても、その型式や鋳造の出来具合に依っては高値が付く。下の写真の「D51789」の方は正真正銘の実装プレートで、「D51180」の方はレプリカの内でも高品質のプレート。当然ながら、どちらも「砲金製」となる。実装プレートの内でも実は価格に差がつく場合がございます。前後左右と4枚のプレートが存在するが前方に取り付いていたプレートは特に高値が付いてしまう。このプレートも多分、前方プレート(最低でも後方)と思われ、特徴は飛び石に依る多数の打痕の存在が見分け方となります。後は今更ではありますが、「実装プレート」と「レプリカプレート」の見分け方について。先ずは「砲金製」であることは当たり前なのですが、当時の廃車解体時に...蒸気機関車型式銘板/SLナンバープレート

  • 船舶丸窓2種

    船舶用の丸窓が2種。20cmタイプと25cmタイプ。小さい方の20cmタイプの方は実装されていた期間が長かったのか、海藻らしきものの汚れや腐食が目立っていたため出来るだけ汚れを落とし腐食部分を取り除き磨き上げたもの。アルミ鋳物製でガラスは強化ガラス。機能的にも問題はなく、海上はもちろんのこと陸上(建築物等)でも使えます。呼称は強化ガラス部分の直径を表します。船舶丸窓2種(20cm&25cm)/非売品←ランキングへどうぞ♪船舶丸窓2種

  • 手回し計算機/TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18

    TIGERCalculatingMachine戦後型10×10×18、製造は1950年代(昭和25~35年)「第三期」。公務員の初任給が¥4,800円ぐらいの頃、販売価格は何と¥28,400円。ご承知の通り、戦前型は「丸に虎印」だった物が戦後、横文字で「Tiger」となり桁数表示が金属製。そして、やがてその金属製桁数表示が樹脂製と変更される。その欠損していた桁数表示もそれなりに修復。TIGERCalculatingMachineは、その変還により多くの種類があるが、やはりこの時代の黒塗りの機種が一番貫禄があり、工業製品としてもバランスがとれており美しい。不思議と部品の損傷や欠品さえなければ、今でも健全に動き計算が可能である。手回し計算機/TIGERCalculatingMachine戦後型10×10×1...手回し計算機/TIGERCalculatingMachine戦後型10×10×18

  • 手回し計算機/TIGER Calculating Machine戦後型10×10×18入荷

    過去、いくつもの「手回し計算機(TIGERCalculatingMachine)」を触って来ましたが、ここまで程度の良い個体は初めてで、各ペイントの状態も申し分ない。気になる部分は下の写真の数値入力部の2ケ所備わる樹脂製の桁数表示右側の先端部が破損状態。しかし、樹脂製桁数表示は各2ケ所づつ備わっており欠品はしていない。とは言え、現在は不動状態で各駆動部は油切れで全て固着している。通常は製造から70年以上も経過していることと、本体が重量物のためほぼ全ての個体はゴム足が潰れ劣化がみられて当たり前ですが、この個体のゴム足は比較的に良い状態。(但し、取り付けボルトが1本破断している)早速、固着を解くために外装を外して行く。ここでも驚かされるのが、外装裏面に貼られている防振用鉛板の青いビニルテープ。こち...手回し計算機/TIGERCalculatingMachine戦後型10×10×18入荷

  • 季節柄の扇風機の修理/明電舎

    季節柄、扇風機の修理となりました1960年代の明電舎25cm扇風機。症状は至って元気にプロペラは回るのですがその分、モーターヘッドを長年支えているシャフトとその軸受けホールとのガタと首振り用ロットアームのガタから来る結構な異音(振動音)。早速、分解して行く。分解と言ってもモーターヘッド部分をステーから抜く作業で、モーター部分や電装スイッチ部は全く問題ないので温存。ヘッド部分を抜いてみると言うほどガタ付はないものの、内部のグリスは既に無い状態。グリスを充填し、首振り用ロットアームは上下のガタが結構あったためOリングを入れこちらもグリスアップしておく。そして仮組み、カバー無しの状態で試運転をしてみる。若干、音は出ているものの以前と比べると雲泥の差で許容範囲。そして、カバー等一式...季節柄の扇風機の修理/明電舎

  • 玄関外灯のレストア

    古い電化製品は以前にも書きました「点検整備のススメ」のように、電源を繋いで動作したとしても点検整備はやって欲しいと常々思っている次第で。。。この古い玄関用外灯も、なるほど100Vに繋げば点くには点くが内部は怪しいものです。早速、碍子製のソケット部分を分解してゆくと、結線は御覧の有様で、いつショートしてもおかしくない状態。やはり、このままでは使用不可と判断し電線は全て取り除くことに。外灯本体の壁側(柱側)に取り付くベース部分の変形は後程、直すとしてやはり古い布打ちコードは被膜が劣化して使いものにならない。後、碍子製のソケット部は割れもなく再使用は可能と判断。そして本体部分を修正し、錆や汚れを落としてレストアは完了。再使用の取り付け時に塗装を施すかどうかや電線ケーブルは入線接続ということで、このままの状...玄関外灯のレストア

  • 手回し計算機/TIGER Calculating Machine基本型(戦前)のレストア

    前回の「手回し計算機/TIGERCalculatingMachine基本型(戦前)が入荷」の後、先ずは外装を外し固着でガチガチのギア類を解く作業から。まぁ~、酷いものです・・・。全ての可動部が動きません。欠品についてはお決まりの小さなマイナスボルトぐらいで、後は問題無さそうな雰囲気。いくら基本、先ずは壊れない「タイガー計算機」とは言え、ここで無理にレバーを廻したりすると取り返しのつかないようになるため、これでもかの注油後、数日放置し少しづつ加減をしながら可動部を動かしながら機能確認も兼ねて動かして行きます。そして、固着が解け機能が確認できたところで外装のお化粧直し。左下映るゴム足は御覧の有様のため新品の代用品を用意。各ボルト類は洗浄後に磨きを掛けてあります。前面上カバーの文字類が薄くなっ...手回し計算機/TIGERCalculatingMachine基本型(戦前)のレストア

  • 手回し計算機/TIGER Calculating Machine基本型(戦前)が入荷

    以前にもご紹介した「手回し計算機/TIGERCalculatingMachine基本型(戦前)」と同機種が入荷。但し、程度は非常に悪い。完全に固着した状態でどの操作も現状では出来ない状態で、錆も酷い。何処までレストアできるかは不明ですが、この「虎印」が付いた「タイガー計算機」は「TIGER印」とは全く価値が違うので何とかして上げたい。←ランキングへどうぞ♪手回し計算機/TIGERCalculatingMachine基本型(戦前)が入荷

  • 金継ぎ

    宮内庁御用達「深川製磁」。増してや1960年代海外輸出向けだった柿右衛門様式の「色絵菊文」であれば希少品で、「金継ぎ」を施すに値する逸品。微かな欠けでもカップとしては成り立たない。今では高値で取引されている「深川製磁」。こうやって眺めていても納得は出来ます。←ランキングへどうぞ♪金継ぎ

  • 精工舎コメット目覚まし時計

    精工舎のコメットが入荷。。。外装の状態は悪く当然?不動状態。時計側は振ってみると微かに動くが直ぐに止まる。原因は油切れか内部でゼンマイが切れていると思われる。一方、目覚まし側はベルも鳴り動くのでこちらは問題ない。早速、分解に取り掛かると直ぐに時計側のゼンマイが破断していることに気が付く。以前の「救出作戦終了」の折のコメットは目覚まし側のゼンマイが切れていた。まぁ~、ニコイチにすれば良いのですが取り敢えずは切れたゼンマイを安全のため拘束しておくことに。(因みに、この状態でも時計はゼンマイの余力で少しだけ動く)ゼンマイの入れ替えをしたいところですが、ゼンマイの手持ちがなくこのまま組んで行くことに。(以前のコメットもそのままの切れた状態で、目覚まし時計のゼンマイは中々、入手しにくいのが現状)洗...精工舎コメット目覚まし時計

  • ヴィンテージピッケル・EVERNEW 1号(その2)/1960年

    久しぶりに「ヴィンテージピッケル」を仕上げる。(相当な手間を掛けて・・・)元はこんな状態。元はこんな状態だったが、仕上げて行く過程でその刻印から「EVERNEW1号」と分かるヴィンテージピッケル。当時のピッケルは今のとは違い趣があります。丸環のストッパー部分。EVERNEW1号(その2)/1960年:価格応談以前のヴィンテージピッケルヴィンテージピッケル・EVERNEW1号/1960年ヴィンテージピッケル・ICEMANSHIP(2)/1950年←ランキングへどうぞ♪ヴィンテージピッケル・EVERNEW1号(その2)/1960年

  • 高千穂製作所製:オリンパス顕微鏡

    昭和初期の未だ「㈱高千穂製作所」だった頃の「オリンパス顕微鏡」。100年、1世紀近い時間の経過とともにやはり金属部の劣化、木部の汚れは仕方ない。一応は付属品をはじめ揃っているように見受けられるが、やはりレンズの汚れと黴や反射鏡の一部腐食は有る状態。気になるのはやはり光学機器の金属部の艶落ち。木箱の洗浄とともに出来る限りの磨き作業。今まで汚れで隠れていた木箱の「OLYMPUSTOKYO」の文字も浮かび上がる。「制作本店川外(名古屋)」のエンブレム。木箱の制作メーカーなのかは不明だが、流石に光学機器用の保管箱ともなると相当、造りが良い。そして、廓大倍数票には「昭和8年」の記載。(白い部分はこれ以上の損傷防止のための当て紙で補強)錆びていた専用の鍵も磨きを掛け、鍵穴にも注油し問題なく使えるように。廓大倍数...高千穂製作所製:オリンパス顕微鏡

  • 白井度量衡器製作所製:精密化学天秤

    「イシダ製上皿天秤」の次は「白井度量衡器製作所製:精密化学天秤」。結構、汚れている状態で先ずは洗浄から始める。各金具類は出来るだけ取り外し洗浄に掛ける。写真の「五円玉大」の金具はどうしても外れず、このままの状態で洗浄することに。大分、奇麗になったところで磨きに掛ける。木部についても洗浄したものの、天場のインクではない薬剤によるものなのか大きな染みが気になる。仕方なくサンドペーパーで天場の塗装もろとも落とすことに。新たに塗装も終わり仕上がったところ。天場の染み跡は分かるものの、以前よりは良くなった。以前、この場でもご紹介した「精密化学天秤/白井度量衡器製作所製」と同機種。鼈甲系の上皿に専用分銅も揃っている。白井度量衡器製作所製:精密化学天秤(年代不明)/非売品←ランキングへどうぞ♪白井度量衡器製作所製:精密化学天秤

  • イシダ製上皿天秤測り

    先ずは上蓋にあるネジの受け側の修復から。。。残っている片側の受け側から型をとり、いつもの「プラリペア」で修復して行く。塗装までは必要もなく機能すればOKというレベルで留めておく。修復が終わったところで、漏れたオイルの洗浄とケースのクリーニングと磨き作業。2年おきの校正検査が平成16年で止まっているということは、18年ほど前までは現役だったことになる。本体右側面には調整用の蓋が備わる。蓋を開けて、調整ノブを廻すことが出来るのと、オイルの確認も出来る。ダンパー用タンクのオイルの量が漏れた分、少なくもあるがこれについては又、適当なオイルでも入れようと思うも粘度も分からないため、現状の赤いオイルが美観上も良く、暫くはこのままの状態にしておく。(但し、秤の針が静止するまで少し時間が掛かる)創業:明治...イシダ製上皿天秤測り

  • 上皿天秤測り他、色々

    先々代がDrであったご子息の方から、医院で使われていたのであろう古い機器を3点ほど寄贈される。本来は廃棄処分するところ廃棄するには忍びなく、当方であればメンテ修理等をして保管されるであろうと期待されたみたいで、その期待に応えるべく暫くはメンテ修理に明け暮れそうです。上皿が鼈甲の「精密天秤測り」にオリンパス製の「顕微鏡」そして、奥がイシダ製の「上皿天秤測り」。先ずは小さいイシダ製の「上皿天秤測り」から観察することになるのですが、それには理由があり何故か内部からオイルが滲み出ているせいでもある。早速、内部を観てみると案の定、ダンパー用の赤いオイルが漏れて内部はオイルだらけの状態。これについては運搬時に転倒したのか将又、内部にオイルタンクがあることを知らずにひっくり返したことが原因と思われる。それより...上皿天秤測り他、色々

  • 精工舎スリゲルシリーズ

    先日の「号数不明」の精工舎スルゲルシリーズが仕上る。このスリゲルシリーズの特徴でもあるセルロイド製の文字盤もそこそこの状態で、振り子室のラベルもほぼ残っている状態。各金具類(丁番やビス)は洗浄の上、磨きを掛けたり既にマイナス頭がコケてしまっていたビスは手持ちの新品マイナスビスに入れ替えてある。今回、どうしても手持ちの部品で揃わなかったのが扉の留め具。無いモノは作らなきゃ仕方ないと言うことで真鍮の板から切り出して自作。機械の方も元気で発条(ゼンマイ)の伸びも問題なく正確に時を刻む。精工舎スリゲル(号数不明機)/昭和初期←ランキングへどうぞ♪精工舎スリゲルシリーズ

  • 精工舎スリゲルシリーズの修理

    精工舎のスリゲルシリーズについては関東大震災後の大正末期から登場。その後、昭和初期まで製造販売されたのですが、そのほんとんどに「〇号」と号数が付くのですが有名処の「1号」~「13号」までは当時の資料が残っているものの、昭和6年以降の資料は残っていない。(因みに24号から28号辺りまでは写真で観たことはある)当方でも「1号」「4号」「8号」「13号」をそれぞれ数機と号数不明機が1機が手元にあるのですが、又もやの「号数不明」のスルゲルシリーズが手元に届く。只今、整備中の状態で各金具ビス類は洗浄と磨きを掛け、ムーブメントの調整中の時間を利用し、欠品欠損部品を手持ちの部品から捜す作業中。←ランキングへどうぞ♪精工舎スリゲルシリーズの修理

  • 擬宝珠量産

    先日の「精工舎/黒柿並スリゲル用擬宝珠作成」の折に使った「石粉粘土」と「アクリル絵具」が余っていたので残った材料で量産。慣れて来たせいか、腕があがったせいか?段々と出来が良くなってきた気がする。。。そして、上スリゲルと黒漆塗並スリゲルに装着。(黒漆塗並スリゲルの下宮用の左右の擬宝珠はこの段階では未装着)その後、文字盤の補修や磨きを施し少し形を変えた擬宝珠を装着した「黒漆塗並スリゲル」←ランキングへどうぞ♪擬宝珠量産

  • 精工舎・目覚まし時計/調整から仕上げ

    精工舎・目覚まし時計/日本初のCM使用時計・色違い分解してみると内部は油切れもなく奇麗な状態で、長年大切に手入れをされていたことが分かる。問題はこの赤丸部分。調整ノブをほぼ中央にし、ヒゲのロックを外し少しだけ伸ばして調整してみる。この状態では直立しないため一旦、磨き上げた金属の上下の蓋を仮組し立たせた状態で様子を観る。ほぼ時計が進み過ぎないよう調整が終わり組み上げて仕上げる。背面の腐食の錆落としはこれが限界。そして、ピンク色と並べてみる。←ランキングへどうぞ♪精工舎・目覚まし時計/調整から仕上げ

  • 精工舎・目覚まし時計/日本初のCM使用時計・色違い

    例の「日本初のCM使用時計/7時バージョン」精工舎の目覚まし時計の色違いを入荷。当然、70年ほど前の当時のテレビCMは白黒のため、どの色を使っていたかは不明である。手元にはピンク色が2機、完動品として所蔵しているが、今回は白色。珍しく動いてはいる。金属部の金メッキの劣化と剣の夜光塗料の劣化。動くに動くが問題は相当、速く針が進むこと。既に調整ノブは目いっぱいマイナス側に振ってあり、ノブでの調整の域を超えている状態。(赤丸部分)各金属部を奇麗に仕上げる序に調整を試みる予定です。←ランキングへどうぞ♪精工舎・目覚まし時計/日本初のCM使用時計・色違い

  • 精工舎/黒柿並スリゲル用擬宝珠作成

    「精工舎/黒柿並スリゲル」もここまで来ると、ニコイチどころか最後まで仕上げて上げたくなります。擬宝珠についてはご承知の通り、木工旋盤で作るものなのですが、ここでは「石粉粘土」により作成します。形状や大きさは以前に作成した図面を元に作成。大まかな形を作り乾燥後に成形して行きますが、完璧に再現することは無理にしても、そこそこの雰囲気を出すことが本来の目的であり、妥協すべきところは妥協します。そして塗装工程へ。。。オリジナルの「黒柿並スリゲル」も擬宝珠部分は黒漆塗りで黒柿ではありませんのでその点は救いでもあり、再現は可能と判断。使用する塗料は水性のアクリル絵具で、アクリルガッシュの黒とアクリルカラーのローアンバーを混ぜ合わせ艶のあるような真っ黒ではない、半艶の少しくすんだ黒色になるように刷毛で塗ってゆ...精工舎/黒柿並スリゲル用擬宝珠作成

  • 精工舎/黒柿並スリゲル・作業終了?

    調整も終わりに無事に蘇った「精工舎/黒柿並スリゲル」。文字盤の補色跡等を含め100年以上という歴史から考えると致し方ないのかも知れない。凝った振り子の装飾も、このタイプは何故か3本の振り棒を巻く感じで曲げられてしまっているものが多いが変形を出来るだけ修正し、両側の振り棒にハンダで固定し直して本来の形状へと戻している。明治時代から関東大震災の年、大正時代まで製造されたこのユンハンスを模倣した「黒柿並スリゲル」はその洗練されたデザインから人気も高い。尚、「100年以上」と度々書いてはいますが、実は前期型と後期型が存在します。見分け方はガラスの金装飾の柄の違い。この凝った装飾は明治期の前期型で、大正期の後期型は簡略化されもう少しあっさりとしています。従ってこの時計は明治期のものとなり、100年どこ...精工舎/黒柿並スリゲル・作業終了?

  • 精工舎/黒柿並スリゲル・作業その②

    何とか正確に時を刻み、時打ちも順調にするようになったムーブメント。何故か車庫の中で仮稼働中。一方、文字盤の補色修正は、この手の経年のためや汚れのため少しグレーが混じると厄介で中々、近似色が出ないもののこの辺りで妥協し、艶消しクリアーを施し保護を施す。文字盤のリング等は既に洗浄磨き済み。後はガラス押えがGボンドで接着してあったため全て撤去の上、新しく作り直して塗装を施し基本通りの釘止めを行う。(写真は塗装前の白木の状態で釘用の下穴は明けてある状態)ガラスも入ったところで蘇ったムーブメントも取り付け本稼働及び調整。最後に文字盤のベースである部分がラワンベニヤで後年作ってあったため、こちらも新しく作り直すことに。円形の開口部も整え、端部も見た目が良いように加工。この部分も塗装を施し、いよいよ...精工舎/黒柿並スリゲル・作業その②

  • 精工舎/黒柿並スリゲル・作業その①

    先ずはケースの洗浄と蜜蝋にて保護。外したビス、金具類の洗浄(足りてない木ネジが数本)。。。この後、磨きに掛ける。外した文字盤の状況。この手の色は多分、色合わせは上手く行かないと予想されるが、クリアー塗装を施しこれ以上の剥離を防ぎたいところ。(振り子は手持ちの並スリゲル用が有ったため、こちらを使用予定。)一方、機械(ムーブメント)の方は発条(ゼンマイ)は切れてないものの少し手間取っている・・・。←ランキングへどうぞ♪精工舎/黒柿並スリゲル・作業その①

  • 精工舎/黒柿並スリゲル

    不動の精工舎「黒柿並スリゲル」。。。当たり前の擬宝珠類は欠品状態ですが、珍しく黒柿の上宮飾りが残ってます。「並スリゲル」については、明治35年(1902)から大正12年(1923)の関東大震災まで製造していましたので既に100年以上も前の時計になります。今までも「並スリゲル」については幾度か紹介してますので以下をご参照。精工舎並スリゲル黒漆塗のレストア精工舎並スリゲルレストア第一段階終了無残な「黒柿」精工舎並スリゲル黒柿文字盤張り替え夏休みの工作夏休みの工作成果「並スリゲル」文字盤は辛うじて補色修正出来そうなレベルです。ガラスの金細工模様は残っている方かと思います。渦リンは非オリジナルで、振り子のペイントは既に剥離して剥げ落ちてる状態で、補色は無理なレベル。早速、ムーブメントを取り出してみると...精工舎/黒柿並スリゲル

  • オールドカリモクロビーチェア3シーター

    当時物のカリモクロビーチェアー3シーターの分解から。。。修理を施し、組み立て設置。。。←ランキングへどうぞ♪オールドカリモクロビーチェア3シーター

  • ユンハンス型剣

    先日の「精工舎スリゲル13号」の剣をユンハンス型に交換。これが最後のユンハンス型剣のセットで後、長針が1本出て来たので在庫の「精工舎スリゲル8号その2」の長針も序に入れ替える。「スリゲル8号」の方はユンハンス型で間違いないのですが、「スリゲル13号」の方は以前も書きましたがどちらが正解なのか正直、分からない。8号は大正期で13号は昭和初期のため微妙なところがあり、結局は好みといったところです。←ランキングへどうぞ♪ユンハンス型剣

  • 精工舎スリゲル13号

    久しぶりの時計修理のせいか時打ち側の修理調整に相当な時間を費やした「精工舎スリゲル13号」。専用治具に掛け慣らし運転中に外装は既に仕上げておいた。箱の裏面に貼られた今でも残る、購入当時の時計店のラベルで昭和12年(1937年)製以前であることから、既に85年もの年月が経過した時計であることが分かる。当時は1年もの保証を付けて売っていたことも分かる希少なラベル。早速、機械を箱にセットし振り子を振りながらの最終調整であるアンクル調整。水準器をあてながらの調整となる。梟型と呼ばれる所以である振り子室。「SEIKOSHA」の文字も比較的に奇麗に残っている。厄介なのが、このセルロイド製の文字盤。強い洗剤を使うと文字までもが剥げてしまうため、寸止めがいつも難しい。各金具や木ネジ類も洗浄の上、磨きを掛ける。あまり見...精工舎スリゲル13号

  • 精工舎スリゲル13号の修理

    精工舎のスリゲルシリーズでも人気の「スリゲル13号」。。。13号の剣について、この剣がオリジナルなのかユンハンス型がオリジナルなのか正直、分からない。現状は時打ち側が壊れているということで早速、中を観てみると発条は開放状態。いつものゼンマイの破断かとよくよく観てみると、ゼンマイ自体は切れてはなくロックスプリングが無い状態でゼンマイを巻くことが出来ない状態であることが判明。このまま機械を箱から取り出すことは少々、危険なので手動でロックを掛けながらゼンマイを巻き、慎重に針金でゼンマイを絞め付け開放しないように固定後、取り出す。機械を取り出してみるとやはりスプリングが無い状態。手持ちの精工舎の部品取り用からスプリングを拝借し、それを移植することに。この移植作業は今までも経験はあるのです...精工舎スリゲル13号の修理

  • 手回し計算機/東京電気製Blue Star計算機1952年製の補修

    赤いノブ2ケ所が欠品していた1952年式/東京電気製BlueStar計算機の補修。補修以前の記事:手回し計算機/東京電気製BlueStar計算機1952年製←ランキングへどうぞ♪手回し計算機/東京電気製BlueStar計算機1952年製の補修

  • 精工舎コロナ系プラコメット 3色

    前回は「グリーン」を修理再生した精工舎コロナ系プラコメット。今度は「オレンジ」が入庫。プラケースの経年クラック等は致し方ないので出来るだけクリーニングを施す。五輪の金銀銅ではないですが、こうやって3色並べてみると可愛いです。←ランキングへどうぞ♪精工舎コロナ系プラコメット3色

  • ナショナル・デジタルクロック ラジオ RC-707S/1972年

    ラジオというと真空管以外あまり興味はないのですが、たまたま元箱付の状態の良いフリップカレンダー付きだったので譲りうけることに。。。動作は全く問題なく、前面のシールドカバー内の汚れが目立つぐらいだったので早速、その部分のクリーニングのため上下のボディカバーを割る。クリーニングが終わったところ。これだけでも見栄えは相当違う。1972年(昭和47年)ですから、これでも半世紀前のラジオになります。販売当時、価格はこのブラックライト付となる「S」は¥21,500円。当時のナショナル「ワールドボーイ」が¥15,000円ほどでしたので、結構なお値段してたようです。ナショナル・デジタルクロックラジオRC-707S/1972年←ランキングへどうぞ♪ナショナル・デジタルクロックラジオRC-707S/1972年

  • 精工舎コロナ系プラコメットの修理再生

    最近、精工舎のプラ系の「コメット」が高騰しているようで、日本初のテレビCMに登場した「フラワー」に至っては「¥5万円」以上の高値をつけているようです。精工舎コメットフラワー(ピンク系)/昭和26年今回はその「フラワー」より後に登場した多分、精工舎のコメットでは最小となる「プラコメット」が不動状態で入庫。早速、修理再生作業に入る。。。運よくゼンマイは切れておらず髭の状態も良好のため、清掃と調整と注油で蘇ってくれた。以前にもご紹介した「精工舎コロナ系プラコメット移植手術」「精工舎コロナ系プラコメット/昭和30年代・販売」の色違い、「グリーン」の可愛いプラコメット。ほぼムーブメントの大きさしかない時計。各ゼンマイ巻きやノブ類はオリジナルを保っています。横からは曲面ガラスがよく分かるデザイン。...精工舎コロナ系プラコメットの修理再生

  • コカ・コーラ チェーン付ミニボトル

    現在でも復刻版が流通していたり、コカ・コーラ社の工場見学等でお土産で貰うことが出来たりする「コカ・コーラ」のミニボトル。こちらは1970年代の当時物と思われます。(但し、ミニグラスの方は後年と思われる)これは通常の「英語版」で、当時は他にも日本語、タイ語、エチオピア語、ヘブライ語、ロシア語、中国語等々があったと記憶する。後、「Coca-Cola」下の「TRADEMARKSREGD」の文字の大きさの違うものがある。この王冠は金属製ですが、工場見学で貰えるミニボトルは白い樹脂製になります。←ランキングへどうぞ♪コカ・コーラチェーン付ミニボトル

  • POCKET METER J.T. VOLT METER

    この「VOLTMETER」電圧計についてはあまり資料という資料もない。多分、海外製だと思われ1920年~1930年頃、第一次世界大戦後に急速に進んだラジオの「鉱石式受信機」から「真空管式受信機」への移行に伴い、その電圧測定に使われたという説もある。国内ではあまり見掛けませんが、海外のオークションではよく見かける「POCKETMETER」。大きさはほぼ懐中時計ぐらいで、脚の部分が「+」側で布打ちされたコードの先が「-」側となる。試しに9V電池で測定してみると、今でもそこそこ正確な電圧を針が示す。流石に100年近い経年のため、メッキの禿げや錆も所々出てはいるが風防も健全で現在でも使用可能と判断できる。POCKETMETERJ.T.VOLTMETER/1920~1930←ランキングへどうぞ♪POCKETMETERJ.T.VOLTMETER

  • のらくろの小皿

    只今、「caffe月の虹」にて展示中の戦後の当時もの白磁製「のらくろ」の小さな絵皿。←ランキングへどうぞ♪のらくろの小皿

  • 4号A卓上カラー電話の劣化

    4号カラー電話につきまとう発色の劣化。。。これについては所有者の皆様の長きに渡る悩みの種ですね。最近のWikipediaなどでは「黒以外の塗装・・・」などと書いてありますが、ご承知の通りコレは全くの誤りでベークライト(フェノール樹脂)に色粉を入れ成型されたもの。(古い洋服のボタンなどと同じ)ベークライトの特製として経年とともに色が濃くなる特製があるようでその分、通常の黒電話の劣化度は少ないように感じ、既に70年ほど経った黒電話でも色艶の良い個体も見掛ける。一方、カラー電話の場合(特にわかくさ色とふじ色)、色艶の落ちようが顕著に感じられる。一説には「酸化」によるものと言われていますが確か、ベークライトは耐酸性は強い筈。(逆に耐アルカリ性は劣るとされる)写真のような「白く粉」が吹いたような現象がよく観られ一...4号A卓上カラー電話の劣化

  • 鶴巻時計店英工舎/大時計23寸丸

    手元に届いた時の状態は頗る悪く、15寸程(直径45センチ)のペイント文字盤は御覧の有様。同じく直径23寸(約70センチ)にも及ぶ木枠も木枠風防共々下部を一旦、解体する羽目に。結構な手間暇を掛けてやっと時計として仮の剣を付け可動させる段階まで辿り着く。ムーブメントはオリジナルの英工舎製で正時の時打ち調整と注油のみで元気に稼働する。渦リンも英工舎製オリジナル。ゴングの位置を調整し柄に似合わない可愛い音を奏でる。文字盤も修復(リペイント)し、特徴的な剣(長針は大時計には欠かせないバランスウェイト付き)で大迫力の特大丸時計は蘇る。鶴巻時計店英工舎/大時計23寸丸:昭和初期-非売品←ランキングへどうぞ♪鶴巻時計店英工舎/大時計23寸丸

  • アイデアル グレッシャム 13寸丸時計

    その独特な名称とT.T.式と呼ばれる6項目の特徴を持つ「IDEAL」。大正11年のカタログ先ずは文字盤の補色とスモールセコンド部文字盤の張替え。文字盤のフォントからすると昭和初期のものと推測する。スモールセコンド部については前のオーナーが手書きで作ったと思われる。文字盤の修復時間を利用し、そのT.T.式の機械の調整。確かに左右に少し傾けても時を刻み、通常の発条式(ゼンマイ)で見られる全巻き状態から解放に近づくにつれ若干、時計が遅れるという現象は無いように思えることと、当時は「虫付」とか「小秒針付」と呼ばれたスモールセコンドも「1周60秒=1分」を守っているように思う。(通常、掛け時計のスモールセコンドは正確ではない)背板のラベルも残っていたので、劣化防止のためクリアーを吹き付け保護しておく。(上部...アイデアルグレッシャム13寸丸時計

  • ハバナ型涙の滴時計

    最後にご紹介は「ハバナ型涙の滴」。。。正直、3機の内一番手間が掛かった時計。救出した5機の内、最も状態は悪かったもののやはりそこは「涙の滴」のせいか、何とか蘇らせたかったため約一月の内、その過半以上の時間と手間を費やすこととなった。「ハバナ型涙の滴」については色んなタイプが出回り、元祖アンソニアを真似た国産の個体も多く、この時計も例外ではない。文字盤は何故かスモールセコンド部分を紙で隠された文字盤に全く不似合いな剣。ムーブメントは後年入れ替えられたであろう精工舎製で唯一、渦リンのみアンソニア製。ケースの底板は後年ベニアを入れられその厚さも箱に合ってなかった。上宮の擬宝珠は欠品で下宮の飾りは途中で欠損。振り子も無い・・・。正しく分解というか「解体」作業から始めなければいけない状態。ムーブメント(精工...ハバナ型涙の滴時計

  • メーカー不明丸頭大型時計

    2機目はメーカー不明の丸頭。。。振り子室廻りに鎌倉彫の飾りが付き、丸頭部分には彫がないその分、あっさりとした印象を受ける大型の時計。振り子室左右の長い直立の擬宝珠は片方欠品。後は後年、張り替えたであろう何故かアンソニアぽい文字盤。ムーブメントは時打ちの調整棒が存在しなメーカー不明の薄汚れた状態。御覧のようにスモールセコンドが何故か付いているのですが長さは途中で切断されている。この時計はいつもの洗浄注油ぐらいで手間が掛からなかった方で、新たに文字盤を張替えたぐらいで、ちゃんとした時計として蘇ることが出来た。(短針のハート型がなんとも良い)あえて、振り子室の左右の擬宝珠は装着せずとも、これはこれで良い雰囲気を醸し出す。只今、「caffe月の虹」にて元気に時を刻み時を知らせている。←ランキングへどうぞ♪メーカー不明丸頭大型時計

  • バロック調高野時計

    先月の「柱時計の救出」から約一月で、蘇らせることが出来たのは5機の内3機・・・。その3機について順次、紹介してゆきますが先ずは「高野時計」。国産には珍しくヨーロッパ調のデザインを有する。個人的にはこの手のデザインは好みではないがデザイン的にまとまりがありバランスも優れていたため力が入る。状態は上宮飾りのガタツキに下宮の擬宝珠の欠品、後は扉の下側のアクセント飾りの欠品ぐらいで、文字盤をはじめムーブメント、振り子、渦リンも刻印はないもののオリジナルと思われる。先ずはムーブメントのみ洗浄注油し初動を確認する。それぞれの軸受けのホゾは若干ガタ付はあるものの以前にポンチで絞められた修理痕もあり元気に可動させることが出来た。可動確認後に一旦、分解の後ケースは塗装もしっかりしていたので洗いにかけ...バロック調高野時計

  • 柱時計の救出

    写真では真面そうに観えてても実物は酷い状態の柱時計たち。。。この内、何機を蘇らせることが出来るのかは不明ですが、取り敢えずは「救出」。←ランキングへどうぞ♪柱時計の救出

  • シャープ(早川電機工業)製 6石トランジスタ-ポケット型ラジオ

    現在では死語になってしまった「ポケットラジオ」。1960年台中期、半世紀以上前のシャープ(早川電機工業)製6石トランジスタ-ポケット型ラジオになります。早速、ガリや感度が悪いためケースを外し内部の確認。珍しく単三乾電池の蓋裏のスポンジの劣化もなく健全な状態。内部をクリーニングし少しは感度が上がったようですが、この手のラジオはイヤホンがアンテナ代わりにもなるためイヤホンを差すともう少し感度の期待は出来ると思われます。ケース左上の「AMSOLIDSTATE」あたりに陥没痕があるぐらいで状態は良い。←ランキングへどうぞ♪シャープ(早川電機工業)製6石トランジスタ-ポケット型ラジオ

  • 4号黒電話についてのお問い合わせについて

    当ブログの8年ほど前の「4号黒電話」のブログ記事にコメント欄より、お問い合わせを数件頂きましたが全て同じ方でしょうか?ご指定のメールアドレスへ返信しようとしても当方のPCでは返信できないようです。又、お名前も頂いておりますがその他、住所連絡先の記載をお願いします。そして「程度良好な個体」とのご要望も頂いておりますが、もう少し具体的なご要望をお教え下さい。①旧電電公社エンブレムをご希望なのか各メーカーエンブレムをご希望なのか②送受話器コードはストレートコードをご希望なのかカールコードをご希望なのか③本体、送受話器、内部機械全て統一メーカーでなくてはいけないのか④外観さえ良好であれば機械的には拘らないのか、逆に通常使用においての良好さを求め外観は拘らないのか後、8年前の記事の販売価格設定は現在の...4号黒電話についてのお問い合わせについて

  • 気比の松原 三景

    ローカルネタで恐縮ですが。。。今年は地元海水浴場もコロナ禍の影響で海開きもなく閑散。地元には日本三大松原の一つで夏場、海水浴場になる「気比の松原」があるのですが、その懐かしい姿が「caffe月の虹」に展示してある。先ずは「昭和の気比松原」昭和47年(1972)春に公開された映画「約束」のロビーカード(ポスター)冬の気比の松原で佇む「岸恵子」は若く美しく、今は亡き「萩原健一」は未だ青臭くも映る。お次は「大正の気比の松原」当時、地元敦賀にあった「熊谷ホテル」のスタンプが押されたポストカード。地引網をとらえた写真は松原海岸の相当東端から撮られたと思われる。最後に「江戸の気比の松原」初代広重の「六十余州名所図会・越前敦賀気比ノ松原」。独特の俯瞰による風景描写ですが、南側からとらえた気比の松原の、奥の半島の山...気比の松原三景

  • 精工舎/へそ型目覚まし時計

    暫く機械の様子を観ながら各パーツのクリーニングと磨きを施す。本来、ベルは銀色に塗装を施しても良いのですが今回はあえて、この程度に留め味をだすことに。文字盤と針(剣)を備えたところで、目覚ましアラーム時刻と時計とのシンクロ調整。次に欠品部品の調達のためストック部品と睨めっこ。出来ることならアラーム用ゼンマイ巻きも、当時のオリジナルに近い真鍮折り畳み式の物にと探すも見当たらず。次にアラーム時刻設定ノブについてはネシ山が合うものを探すので精いっぱい。何とか一つだけ探し当てる。(ここは本来、折り畳み式ではなく通常のノブの筈ですがネジ山が合うのがコレしかない)そして組み上がった「100年モノ」。。。以前の所有者が昔、ケースの開け方が分からずコジたであろう裏蓋の変形や、ケース自体の凸凹はこの時計のシワみた...精工舎/へそ型目覚まし時計

  • 精工舎/へそ型目覚まし時計のレストア

    知り合いが最近、入手したという「精工舎製へそ形目覚まし時計」のレストア。決して写真がピンボケというわけでもない朽ちた状態。薄汚れたガラス風防越しに精工舎の文字とロゴマークが存在する。この手の精工舎製の「へそ形目覚まし時計」の製造開始は明治32年頃で昭和初期までの約30年間製造販売されたロングセラー品。この個体は文字盤が初期型のローマ数字ではなく算用数字であること、そして精工舎の「S」マークロゴがあるため大正から昭和初期の後期型と推測できる。それでも約100年前の時計に間違いないため何とか蘇らせてあげたい。現状では発条(ゼンマイ)自体は生きているようで、目覚まし(アラーム)は時を進めると反応しベルはなる。ただ、肝心の時計はゼンマイを巻いて本体を振っても動く気配はない。欠品部品としてはアラーム用セ...精工舎/へそ型目覚まし時計のレストア

  • オールドカリモクの修理について

    個人名でのコメント欄よりのお問い合わせが数件、寄せられたためコメント公開はせずに、この場でお答えさせて頂きます。オールドカリモクのKチェア他、数多く修理して来ましたが、あくまでも個人レベルの修理であり、とても人様の大切な家具を、お金を頂き修理できるようなレベルでもなく、増してやオールドカリモクについては販売もいたしておりません。今まで修理やメンテナンスを施した「オールドカリモク」については、当ブログのブックマークにもございます「caffe月の虹」にてお客様に座って頂いて現役で活躍している次第です。尽きましては、ご理解の程よろしくお願いいたします。尚、多少の修理におけるアドバイスであれば行えることもございますので、どうしてもとおしゃる場合はご連絡先等を記載の上、コメント欄よりお問い合わせくださ...オールドカリモクの修理について

  • オールドカリモク/ワイドアームチェア座面修理

    オールドカリモクのワイドアームチェアの座面修理。。。一見、健全のようにも観えるが実は内部構造は既に寿命が来ている状態。表皮のビニルレザーに裂けや破れがないのがせめてもの救い。剥がれ落ちた裏地から覗く下地の麻布は劣化しウェブスプリング(S型バネ)がスポンジに食い込んだ状態。完全に破断した下地は座り心地に大いに影響を及ぼし、このまま放っておくといつもの表皮のビニルレザーにS型のスプリング跡がやがて浮き出てご臨終となる。早速、解体作業。。。その名の通り「Kチェア」のそれよりアームがワードであることから来る「ワイドアーム」。実はアームがワイドなだけではなく「Kチェア」の座面より少し大きい座面。写真でもお分かりの通り、「Kチェア」のウェブスプリング(S型バネ)は4列だが「ワイド...オールドカリモク/ワイドアームチェア座面修理

  • 戦前小さな薬瓶2色

    2色揃いの小さな薬瓶←ランキングへどうぞ♪戦前小さな薬瓶2色

  • 貴重品は必ず番台へ

    廃業した銭湯からの引き上げ品。脱衣場の鏡に書かれた文字は「貴重品は必ず番台へ」。←ランキングへどうぞ♪貴重品は必ず番台へ

  • モールガラスの魅力

    caffe月の虹のバックヤードにあります食器棚たち。今では海外産等の復刻版モールガラスもございますが、こちらは当時ものの2mm厚。当時のダイヤガラスやニカワガラスとともに人気のあるガラスですが今では希少品となってしまいました。ガラス屋に言わすと切断加工がしにくいガラスとのこと。確かにあの厚みの異なる波型方向を切るのには気をつかうかも知れませんねっ。←ランキングへどうぞ♪モールガラスの魅力

  • オールドカリモク/ファブリックKチェアのメンテ

    caffe月の虹で使用中のオールドカリモクのファブリックKチェア。どうも最近、スプリングが擦れるキシキシ音が出るとのことでメンテを施すことに。少し汚れはあるものの裏地も当時モノの希少なオールドカリモク。その裏地を丁寧に外す。観てお分かりのように通常の合皮のKチェアの構造とは違う構造になる。(カフェチェアのそれに近い)→オールドカリモクカフェチェアのレストア因みに音の発生個所はこの部分。丁度、ウェブスプリングを木製フレームにステップルで固定してある部分。捨て布を緩衝剤として使って音を防いでるようではあるものの多分、それが擦り切れての金属同士の摩擦音と判断する。こんなところに油を差す訳にも行かず、クッションを少し補強して音を和らげることに。経年のため既にスポンジウレタンはウェブスプリンク...オールドカリモク/ファブリックKチェアのメンテ

  • 嬉しいお便り

    先日、caffe月の虹宛にお便りが届く。。。何でもshowa土花亭の住所が分らないため「月の虹」を介してのお便りとのこと、ご不便お掛けしました。和歌山の御方で最近、古いリードミシンを入手され色々と検索している内、当ブログに辿り着きリードミシンについての記事が参考になったとのことで、わざわざお礼のお手紙を頂きました。丁寧なお手紙の内容に恐縮した次第です。写真で拝見する限り、程度も良く大変綺麗な状態かと思いますので是非、大切に保管されることを祈っております。又、同封されてました説明書のコピーについては当方の資料に加えさせて頂きますのでこの場で御礼申し上げます。←ランキングへどうぞ♪嬉しいお便り

  • どちらか

    先日の整理後に手元のセードに組んでみる。。。好みはわかれるところ。いずれ「どちらか」を使用予定です。←ランキングへどうぞ♪どちらか

  • 町のお医者さんの照明

    町のお医者さんの古い照明。大型のガラスセードにセード自体は欠損しているホルダーたちの整理。この大型のホルダーは今や大変希少なため、内部の碍子製のソケットを含め丁寧に扱う。目的は清掃を兼ねた古い電線の取り外し。当然、劣化が激しく再使用の折には新しく電線を引き直す。以前の点検整備のススメ←ランキングへどうぞ♪町のお医者さんの照明

  • 家具の救出

    アンティーク家具の引き取り。。。通常は壊され廃棄される家具の「救出」。手を加え第二の人生を。。。←ランキングへどうぞ♪家具の救出

  • 戦前のガラス製哺乳瓶

    最初、観たときには分らなかったのですが、よ~く観察してみて判明しました「哺乳瓶」であることが。資料によると時代は戦前の昭和初期頃とあります。残念ながら(ある意味当然)、吸い口部のストロー部は欠品しております。形状の工夫がよく分ります、ガラスの哺乳瓶。戦前のガラス製哺乳瓶/非売品←ランキングへどうぞ♪戦前のガラス製哺乳瓶

  • 駄菓子屋のガラス瓶

    駄菓子をいっぱい入れられていたガラス瓶は鉄のラックスタンドに斜めに置かれ駄菓子屋に並べられていた。今、改めて観ると当時のガラスにはバリもあり、子供の小さくて柔らかい手をよく入れられたもんだと感心する。上下2段のラックは横に連結して増設可能な構造になっている。今では人気商品故、高価で取引されガラス製品の中では絶滅危惧種とされる。←ランキングへどうぞ♪駄菓子屋のガラス瓶

  • 由利公正/野草花

    旧福井藩士「由利公正」の書による短冊(メクリ)があるのですが、野草花と題したこの歌を何方か読んで教えていただけないでしょうか。←ランキングへどうぞ♪由利公正/野草花

  • お問い合わせについて

    「お問い合わせ」については必ずご連絡先等を記載の上、コメント欄よりご連絡下さい。連絡先の記載がないお問合わせにはお応えしかねます。コメントは全て事前承認となっておりますので公開はされませんのでご安心下さい。又、氏名のみの記載のお問い合わせについては、公開も出来ませんし、お応えも出来ませんのでご了承頂けますよう宜しくお願いいたします。尚、氏名のみでお問い合わせ頂いた「精工舎コメットフラワー(ピンク系)/昭和26年」については記事にも記載してあります通り、「非売品」となっております。←ランキングへどうぞ♪お問い合わせについて

  • 学校の机

    スチール製の学校の机と椅子のセット。小学校低学年から高学年までの高さ調整付(旧JIS可動式)の机椅子です。(一番高く設定すれば大人でも使えないことはない高さです)独特な造りの机天板は丈夫なメラミン化粧合板に、椅子の座及び背板は成形合板。本来の用途として使うのも良し、趣味の作業台として使ったり店舗什器として活用するのも良しです。←ランキングへどうぞ♪学校の机

  • クミアイ電気洗濯機(ゼネラル製)/製造所:新立川航空機株式会社

    前回は「ゼネラル電気洗濯機レストアへ」と書きましたが正式には「クミアイ電気洗濯機」になります。(「クミアイ」というのは農業協同組合連合会のことで「農協」をさす)当時、「ゼネラル」でも同型を販売しております。特記すべきは製造所が「新立川航空機株式会社(2013年事業終了)」であること。かの戦闘機「隼」を造っていた航空機会社です。前置きが長くなりましたがレストアも終了した本品の紹介です。実働可能品となっております。上蓋は写真のようにローラー式絞り機から出てくる洗濯物の受け皿兼用になります。奇跡的に透明の中蓋も付いております。そこにも「クミアイ」の文字も。。。水槽はとても良い状態です。。。右側が回転翼になります。正面コントロールパネルの状態。色褪せはありますが割れはございません。右パネル下部には排水切換えレハ...クミアイ電気洗濯機(ゼネラル製)/製造所:新立川航空機株式会社

  • ゼネラル電気洗濯機レストアへ

    1950年代後半の俗に言う「三種の神器」の一つであった「洗濯機」。当時、大卒公務員の初任給の2倍以上はしたと言われる電気洗濯機のレストア作業へ。メーカーは「ゼネラル電気」でローラー式絞り機が備わる。洗濯層も半世紀以上前のものとしては綺麗な状態を保られている。当時は未だ、一体押出しの技術が無かったのであろう、2分割による成型が時代を感じさせる。しかし、当時の技術者は色んなことに挑戦していたのだと感じることが出来る。モーターも軽く通電させてみると動く気配を感じさせる。内部のゴムホース類は劣化が激しく、交換を必要とされるが駆動ベルトは未だ使用可能なようで、嬉しいところ。←ランキングへどうぞ♪ゼネラル電気洗濯機レストアへ

  • 御針箱/裁縫箱の修理

    「家具」続きで恐縮ですが、御針箱の修理依頼です。。。大切に風呂敷に包んで、「月の虹」へ持ち込まれてきました。状態は欠品などは無さそうですが先ず、上蓋の外れ。丁番の釘が折れ外れています。丁番自体にも変形があります。それに上蓋に一部、木目に沿った割れがあります。これはある意味仕方なく、木の性質ですから一応は糊を入れて段付きを何とか少なくします。そして箱自体、下部に行くにつれて開いているのと多分、過去の手を施した時に不備があったのか巾木のチリが左右で違っている所が気になります。こちらも修理対象。後は右側板の割れ。こちらも糊を入れるぐらいしか施しようがありませんが修理対象。悩みどころは、この可愛い扇子の抽斗の取っ手。新しく塗装(漆塗等)を施すのも良いのですが、長年御身内の方が使われていた証ですので下部巾木の塗装も含め今...御針箱/裁縫箱の修理

  • 色合わせ

    アンティーク家具の補修においての「色合わせ」は結構、大変なものです。この擬宝珠の脚が備わる素敵な机も、天板の塗装の剥げが酷く一旦、古い塗装を落とします。全て同じ樹種の木材で造られているのは未だしも、この家具の様に違う樹種が混じると尚更、難しくも・・・。オイルステインを使って何度か塗り重ねてゆきます。正確にはオイルステインは塗ると言うより染めるが正解ですから、塗っては拭取り又、塗っては拭取りの繰り返し。塗って拭取るまでの時間を延ばしたりと調整しながら近似色まで。。。下の写真は未だ拭取る前の状態ですが、未だ濃さが足りないようです・・・。←ランキングへどうぞ♪色合わせ

  • お問い合わせの「豆カメラ」

    お問い合わせ頂いた「豆カメラ」についてですが本来、「非売品」扱いとなっておりました。ただ、お気に入られたようですので、画像の右端の国産「MINETTA(マイネッタ)」製であれば今回お譲りは可能です。当然、このカメラで撮影する機会はないかと存じますが、少し不調ですのであくまでも飾り(コレクション)とお考え下さい。後ろの映る「革ケース」も付属します。後ろの状態。。。ケースを開けた内部ですが、スプール1本にホルダー1ケ付属します。革ケースを装着状態。ケースを閉じた状態です。改めてご連絡させて頂きます。←ランキングへどうぞ♪お問い合わせの「豆カメラ」

  • お問い合わせの「セルロイド製ペンシルケース」

    お問い合わせ頂いた「セルロイド製ペンシルケース」ですが、お譲り出来る在庫は写真の2品のみとなります。お問い合わせの過程で「黒白」とコメントを頂きましたが、正確には写真の通り「茶白」になります。それぞれメーカーは違いますが、2品共ほぼ同じ大きさで長さ約20センチ弱になります。新品未使用品とは言え、長期在庫品で展示にも使っていましたので「擦れ」や「小傷」はございます。以上、ご理解頂き改めてコメント欄よりのお問い合わせ願います。その折には必ず「ご連絡先等」の記載を忘れずに願います。←ランキングへどうぞ♪お問い合わせの「セルロイド製ペンシルケース」

  • ROYAL COPENHAGEN/B&G ビスクドール

    ロイヤルコペンハーゲン社と合併したビングオーグレンダール社「B&G」。そして、「フィギュリン」の全盛期であった、今から半世紀以上前の1950年代。そのヴィンテージフィギュリンを1983年にロイヤルコペンハーゲン社がビスクとして復刻した作品と思われます。「人形を抱く少女」のドレスの下にはペティコートとドロワーズが。。。ビスクで出来たシューズの裏を覗くとそこには「B&G」のエンブレムと共に刻印が。ドレスの背中を捲ると、背中のビスク部分にも刻印がございます。非常に珍しい「フィギュリン」を元にした「ビスクドール」只今、caffe月の虹にて展示中です。←ランキングへどうぞ♪※追記:コメント欄より「セルロイド製ペンシルケース」について、お問い合わせを頂きました。在庫としては...ROYALCOPENHAGEN/B&Gビスクドール

  • C571撮影/北びわこ号

    ←ランキングへどうぞ♪C571撮影/北びわこ号

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