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  • 決戦!

    明日から東京・神奈川では中学受験。マイペースを貫くザッツ嬢(小6女子・当然仮名)も、さすがにここ数日は落ち着かない様子で浮き沈みが激しいテンションの渦に巻き込まれている。面接の練習にて。「名前と受験番号を言って下さい。」「いいですよ。」 ←NG!「この学

  • 十代の子らへ

    仕事柄、ティーンエイジが勉強している姿を見ることが日々の日課だが、仕事を離れて声をかけたくなることがあります。とりあえず、勉強はがんばっておけよ。今は、テストのため、受験のため、親におこられない防衛線構築のためetc、所詮何かの手段にすぎないのかもしれな

  • コウタ(仮名)のこと

    6年になってから、コウタは生意気になった。声変わりが始まり、身長は他の子より頭1つ抜き出て、女子を徹底的にシカトして、言葉遣いが極めて乱暴になった。たとえば、1人称はアクセントが前にあるガキ版の「オレ」だったのが、アクセントが後ろに移り「俺」になった。両

  • おじさんが神様に見えた話

    もう四半世紀前。浪人生として上京し、御茶ノ水にある予備校に通っていました。駅前の大きな交差点を渡ったところに、立ち食い形式の小さな「カレースタンド」がありました。注文するとあっという間にカレーが出てくる。重宝していました。ちょうど今頃の季節。肌寒さを感じ

  • タマちゃん

    土曜の朝は、決まって出先の近くにあるパン屋で朝食をとっている。休日の朝だが、駅前なので客は多い。店先では若い娘さんが3,4人、忙しそうにくるくる動いている。男女を問わず、若い子がきびきび働く姿を見るのは、気持ちがいい。同じ動きを我々中高年がすれば、さぞか

  • ジェラート

    いい年したおっさんで十二分に生きているのだから、当然知っているべきはずの当たり前の言葉なのに、どういうわけか縁がなく意味を誤解したままだった単語の話。・・・「ジェラート」って、アイスのことだったんですね。数年前、小学生との会話で初めて知りました。昭和世代

  • ブルックナー

    時間と体力があるときは、大きな曲が聴きたくなる。で、たいていの場合は、マーラーかブルックナーの二択で迷っている。この人達のシンフォニーは、BGMにならんからな。それなりに気合いを入れて聴かないといけない。…勝手にそう思い込んでいる。今日はブルックナーの5

  • 車内の子供~西武池袋線

    20年以上前、真冬。まだ大学生だった頃。家庭教師のバイト後の西武池袋線。座席の暖房がガンガンきいて、マフラーをしたまま、うとうとしていた。隣には、赤ちゃんを抱いた若いお母さん。こちらもお疲れ気味。しばらくすると、首がツンツン引っ張られる感触に目を覚ました

  • 車内の子供~丸ノ内線

    梅雨時の丸ノ内線だった。中野坂上あたり。座席の右端に、下校中の小学2年生の女の子が座っていた。持っていた算数ドリル(?)に名前と学年が大きな字で書いてあったのだ。車内はさほど混んではいなかったが、座席は埋まっていたから、彼女の前に立ち、つり革にぶら下がっ

  • Sちゃん(仮名)のこと

    Sちゃん(元教え子・現バイト)が、お土産と称して招き猫のマスコットをくれた。彼女は茶道部に入っていて、その活動を通して「和」文化に目覚め、茶器だの絵だの和菓子だの、好奇心満載のお年頃。随分と脱力系の顔をした招き猫のそこかしこには、和テイストの装飾が施され

  • バッハ

    中学生の時、吹奏楽部員だった。当時の田舎中学生にとって超最終兵器はウォークマン。見つかったら没収の危険を冒してもこっそり学校に持ち込んで、部員たちといっしょに覚えたてのクラシックを回し聴きした。(もちろん松田聖子やサザンやオフコースなんかも聴いていた…苦

  • ネコの話

    もう四半世紀前。バブルまっさかりのころ。上京して一人暮らしが物寂しく、アパートだというのに、ネコを飼いました。雑誌の読者欄にペット里親探しコーナーを見つけて、わざわざもらいに行ったのです。生後1年ほどのシャムでした。同じような境遇(と思われる)女子大生が

  • 鎌倉のネコ

    浄妙寺に行ってきました。今回で4度目になります。鎌倉の寺社散策では、かならず立ち寄っているお気に入りのお寺です。入場料、もとい、拝観料は100円!派手さはありませんが、上質な箱庭に迷い込んだような気分にさせてくれます。浄妙寺には、何匹かのネコが飼われています

  • ミサト(小4仮名)が行く!

    先生「・・・そういうわけで、海の魚には、冷たい水が好きな奴と暖かい水が好きな奴がいます。寒流が流れていると、サケとかマスとか・・」ミサト「はいっ!」先生「なんですか?」ミサト「サケってめんどくさいよね。」先生「なんで?」ミサト「だって、焼くとシャケで、生

  • ある教え子~Nスケ(仮名)のこと

    小学校を卒業したばかりの女児が、ずっと、こんな貧相な教室に通い続けてくれた。こんな風采の上がらないオッサンのどこがいいのか、えらくなついてくれて。中一の秋。「こら、うるさい!」と言うと、こちらに頭を出して目をつぶって「叩いて。」のポーズ。中二の夏。不自然

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