2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 曇り空の下、満開の桜が咲く北山田駅に JR九州が誇る豪華クルーズトレインの 「ななつ星in九州」が姿を見せました。 黄金色に輝く装飾を施された 古代漆色のディーゼル機関車は 重厚な排気音を響かせながら 駅を通過していきます。 定員はわずか20名、料金も破格ですが 運行開始から10年以上が経過しても、 今なお多くの人々を魅了する人気列車です。...
1978.9.17 香椎線 西戸崎駅 黒地に白文字で書かれた手書きの発車時刻表が 堂々と掲げられた待合室 昭和の頃によく見かけた木造の駅待合室には 現在では見られなくなった 「温もり」が感じられるような気がします。 JRではなく「国鉄」と呼ばれていた時代 行く先々で出会った駅舎に懐かしさを感じます。...
2020.6.07 秩父鉄道 上長瀞-親鼻 秩父鉄道を走る貨物列車ですが 沿線の影森や武州原谷から三ヶ尻の太平洋セメント熊谷工場まで セメント原料となる石灰石を輸送しています。 国内でのセメント需要の低迷と 他私鉄の貨物列車が次々と姿を消してゆく中で、 今もなお現役で活躍中。 日本の経済を縁の下で支える列車を 応援したくなります。...
2021.6.12 秩父鉄道 樋口-野上 梅雨の時期に咲く紫陽花は 青や赤、紫色の花を咲かせますが 色素を持たない白い花もあります。 この白い紫陽花は、アナベルと言い 咲き始めは少しライムグリーンなのですが、 成長すると真っ白になるそうです。 花言葉は「寛容な心」 パートナーと認め合う意味を込めて、 結婚式の装飾に使われることもあるそうです。...
2021.6.12 秩父鉄道 樋口-野上 初夏の代表的な花の一つである薔薇ですが 線路脇に咲き遅れた赤い薔薇が一輪咲いていました。 薔薇の種類は多く、様々な色がある中でも 代表的な真っ赤な色には惹かれます。 梅雨入り前の晴れ間に咲く情熱的な姿に 思わずシャッターを切りました。...
2021.5.29 秩父鉄道 樋口ー波久礼 アウトカーブで列車を待っていると 鮮やかなピンク色の機関車がやってきました。 イベント用に塗り替えられた車両の様ですが 他にも赤や緑、黄色など、 五輪の色に塗られた車両もあるそうです。 地味な働きの貨物列車も華やかになるカラーリングに 全種類撮影してみたくなりました。 ...
2021.5.03 上毛電鉄 粕川-膳 黄色い菜の花が美しい季節をいえば 早春の3月から4月にかけてですが 5月の連休に上毛電鉄沿線で見かけるとは 思いも拠りませんでした。 初夏の風吹く赤城山麓の小さな畑で 季節外れの「色」を楽しませてもらいました。...
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2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 曇り空の下、満開の桜が咲く北山田駅に JR九州が誇る豪華クルーズトレインの 「ななつ星in九州」が姿を見せました。 黄金色に輝く装飾を施された 古代漆色のディーゼル機関車は 重厚な排気音を響かせながら 駅を通過していきます。 定員はわずか20名、料金も破格ですが 運行開始から10年以上が経過しても、 今なお多くの人々を魅了する人気列車です。...
2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 日本を代表する花のひとつであるソメイヨシノ 全国で約1000万本植えられていると言われ、 これらの多くは、挿し木や接ぎ木によって 増やされたものです。 駅や学校など公共の施設に植樹されたモノも多く見られ 久大本線の北山田駅のソメイヨシノもその一つです。 駅ホームの両側に咲く満開のソメイヨシノの中を 真っ赤な特急「ゆふ号」が通過して行きました。...
2024.4.02 JR久大本線 豊後中川駅 桜の花が咲く頃の曇り空を「花曇り」と言いますが、 薄明かるい曇り空で、霞がかかったような天気は、 少し幻想的な雰囲気にもなります。 雨が降らず、日差しも弱いため、咲いた花は散りにくく、 駅の周辺では幾重にも桜の花が咲き誇っていました。 花曇りの淡い空気に包まれた駅から、 ゆっくりと発車する真っ赤な普通列車は、 普段にも増して鮮やかに見えました。...
2024.3.29 JR八高線 小川町-明覚 春に咲く代表的な黄色い花をいえば 菜の花を真っ先に思い浮かべますが、 可憐に咲く水仙もその一つに挙げられます。 一般的に12月から3月頃に咲く水仙は 早春の花というイメージがありますが 今年は3月末にやっと目にすることができました。 初夏の様に暖かな陽気になった日に 線路に近くに咲く水仙の花は 遅れてやって来た春を満喫しているようでした。...
2024.3.24 秩父鉄道 寄居-桜沢 今年の3月は寒の戻りで気温が低い日が多く 関東のソメイヨシノは開花が遅れています。 本日、福岡や松山で開花が観測されたようですが、 秩父鉄道沿線では早咲きの桜が 小ぶりな花を咲かせていました。 綺麗な白煙を上げる蒸気機関車と 満開のソメイヨシノを一緒に撮影出来るのは 4月に入ってからになりそうです。...
2024.3.20 秩父鉄道 ふかや花園駅 地域や企業をPRするマスコットキャラクタの「ゆるキャラ」は、 愛らしく親しみやすいデザインで、 幅広い世代で人気を集めています。 2024年のSLパレオエクスプレスファーストランの日に、 ふかや花園駅では、深谷市のゆるキャラ、 「ふっかちゃん」が登場しました。 深谷ねぎをモチーフにした「ふっかちゃん」は ゆるキャラグランプリで準グランプリを受賞した人気者、 駅のホームは...
2024.3.17 JR八高線 明覚-小川町 ソメイヨシノの開花予想が発表されて 気温が20℃を超えて日が出てくると 今年も春が近づいて来た感じがします。 梅の花が終わった里山の山裾にも ピンク色の桜の花が咲き 沿線の景色も華やかさが増してきました。 まだまだ寒い日もある3月ですが 暖かくなる日が増えて行くと 豊かな自然を感じられる季節がやってきます。...
2024.3.11 JR八高線 明覚-小川町 景色は少しずつ春っぽくなってきましたが ことしの冬は記録的な暖冬だったせいでしょうか 梅が咲く時期のばらつきが大きい気がします。 普段は花期が長い梅の花でも 既にすっかり花が終わっている樹もあれば 今が盛りの樹も見かけます。 ともあれ、春は確実に近づいてきています これから咲くソメイヨシノの花を 今しばらく待つことにいたしましょう。...
2023.1.17 湘南モノレール 目白山下-片瀬山 片瀬山駅で下車して西へ歩いて行くと 江の島へと下る坂道の途中に 遠くに相模湾を望む場所があります。 支柱にぶら下がってやって来るモノレールは まるで海の上を走っている様で、 普段とは違う鉄道風景が広がっていました。 不思議な景色を見ることができるのも 湘南モノレールの楽しみのひとつです。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 花弁が大きめで濃いピンク色をした河津桜は、 濃く明るい紅色をしたカンヒザクラと 一重咲きで大きな花を咲かすオオシマザクラとの 自然交配種と考えられています。 花期も長く、約1カ月に渡って見頃が続く河津桜ですが、 今年の開花は例年より早かった為でしょうか、 既に葉桜へと変わってしまいました。 また来年、美しい花達に会いに来たいと思います。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 気候が温暖な南伊豆の河津町では 2月になると河津桜と菜の花を 同時に愛でることができます。 線路沿いのガード付近で見つけた 桜と菜の花が一緒に咲いている場所に 赤いキンメ列車がやってきました。 ピンクの桜と黄色い菜の花、 それと赤い車両を照らす柔らかな陽ざしは 穏やかな早春の1日を約束するようでした。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 2020年3月14日のダイヤ改正で 東京―伊豆急下田間に登場した 観光特急の「サフィール踊り子」号 プレミアムグリーン車を含む 全車両グリーン席の編成は まるでホテルのような快適さで 河津桜の観光にも最適な列車です。 東京から2時間20分の道のりを駆けた 紺碧色のサフィール踊り子号を 河津川両岸の河津桜が迎えてくれました。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 一足早く春の訪れを告げる河津町の河津桜ですが、 今年の冬は暖かな日が多かった為でしょうか 例年より少し早めに見頃を迎えているようです。 2月1日から29日まで開催される「河津桜まつり」では、 コロナ禍以前の約8割に当たる 70万人の人出を見込んでいます。 今週末には満開になると予想される河津桜 河津川沿いに咲き誇る850本の桜を 多くの観光客に愛でてもらいたいです。...
2023.1.17 湘南モノレール 大船駅 大船と江の島を結ぶ湘南モノレールには 車体を軌道の下に吊り下げて走行する 「懸垂型」が採用されています。 車体を支える軌道が車両上部にある為、 車体の下にはレールがなく すのこ状の路面が広がっているだけです。 通常の鉄道とはかなり異なる懸垂型モノレール、 宇宙船を格納するかような駅の構内は まるでSFの世界を見ているようでした。...
2023.1.17 江ノ島電鉄 稲村ヶ崎-七里ヶ浜 稲村ケ崎駅を出発した藤沢行きの電車は 七里ガ浜の海岸に出て来ると、 正面に富士山を望むことができます。 空気が澄んでいる冬の夕暮れは オレンジ色の空に優麗なシルエットを 浮かび上がらせてくれました。 暮れゆく冬の残照を車体に映して 電車が目の前を通り過ぎていきます。...
2023.1.17 江ノ島電鉄 腰越-鎌倉高校前 江ノ島電鉄の腰越駅から徒歩約5分の場所にある満福寺は、 源義経が頼朝への和解を願って「腰越状」と呼ばれる手紙を書き、 頼朝の元に届けようとした寺として知られています。 境内には弁慶の腰掛け石や手玉石など、 義経・弁慶ゆかりの品々が残っていますが 訪れて見ると思いの外、小さな古刹で驚きました。 歴史の舞台となった腰越の満福寺 冬の夕陽を浴びて静かに佇む古刹の門...
2023.1.17 江ノ島電鉄 鎌倉高校前-七里ガ浜 昨今、聖地巡礼という言葉は、マンガやアニメ、 映画などの舞台やモデルとなった場所に、 ファンが訪れることを差すようになりました。 人気アニメ「スラムダンク」で有名になった 「鎌倉高校前1号踏切」には、平日にも関わらず 若者を中心とした多くの観光客が集まり、 さまざまな国の言葉が飛び交っています。 日本が世界に誇るアニメ文化ですが、 その影響力の強さを、ま...
2023.1.17 江ノ島電鉄 江の島-腰越 鎌倉と藤沢の間を結ぶ江ノ島電鉄ですが 途中の江ノ島駅と腰越駅の間は 併用軌道となっており、道路上を走行しています。 江ノ島電鉄は全区間が鉄道事業法に基づく 正真正銘の鉄道路線ですので、 併用軌道は電車が道路を走っているというよりも 自動車が線路に入らせてもらっていると言えます。 商店が続く狭い道路に自動車を待たせて 江ノ電は今日も安全運転と定時運行で走ります。...
2012.05.03 のと鉄道 西岸-能登鹿島 集落の手前に広がる入江と、線路の奥に作られた棚田。 のと鉄道沿線には里山と里海が入り混じる 能登らしい風景が展開されています。 穏やかな表情を見せていた のと鉄道沿線も 地震の影響で停電や断水が続いており ライフラインの復旧が喫緊の課題となっています。 水道の復旧には数カ月かかる可能性もあるようですが、 安全を確保しながら、早期の復旧が望まれます。...
2012.05.03 のと鉄道 田鶴浜-和倉温泉 元日の能登地震発生から、11日が経ちました。 1月9日から和倉温泉~穴水間で、 鉄道災害調査隊などの専門家チームが現地に入り、 被災状況の調査が実施されたようです。 その結果、各所で線路の湾曲や土砂流入、 各駅施設の損壊などの大きな被害が確認されています。 今後は復旧への方法や技術的な助言を受ける予定で 運行再開までには、かなりの時間が掛かりそうです。...
2023.4.03 JR東北本線 船岡-大河原 白石川沿いに咲き誇る 1200本のソメイヨシノの間から 普通列車を狙ってみました。 傾きかけた春の陽を浴びる桜の花弁は 昼間とは少し違った趣を醸し出してくれます。 例年より早く満開となった「一目千本桜」で 春の一日を存分に楽しむことができました。...
2023.4.03 JR東北本線 船岡-大河原 白石川の堤に約8kmに渡って咲き誇る 「白石川堤一目千本桜」。 大正12年に千本余りの桜が植樹されて 今年で100年目を迎えるそうです。 この区間を平行して走る東北本線では、 乗客に桜を楽しんでもらえる様にと、 一部の列車で速度を落として運転します。 列車の中からもお花見を楽しめる粋な計らいに 多くのお客さんが喜んでいる事でしょう。...
2023.4.04 JR東北本線 大河原-船岡 宮城県南部の大河原町と隣の柴田町に連なる 桜の名所「一目千本桜」も、 例年より1週間程度早く満開になりました。 満開の桜が彩る線路の先には 残雪頂く蔵王連峰を望むことができます。 まるで絵葉書の様な風景の中を 颯爽と走る貨物列車と出会う事ができました。...
2023.2.17 富山地方鉄道 富山港線 岩瀬浜-競輪場前 古い町並みが美しい富山市北部の街「岩瀬浜」 江戸時代には北前船の交易で栄えたこの街には 1940年に開削した岩瀬運河があります。 運河上に架かる岩瀬橋からは、 近くに運河とトラム、遠くには化学工場と立山連峰と 富山を代表するものが揃った景色を楽しめます。 かつては貿易で、今は観光で人々を集める岩瀬浜 ゆっくりと訪れてみたい場所でした。...
2023.2.15 富山地方鉄道 富山軌道線 オークスカナルパークホテル富山-富山駅 富山駅の北口を出て正面の信号を渡ると 「Lovers - 恋人たち」という彫刻が目に飛び込んできます。 富山駅南北を走る路面電車の開通を記念して設置されたこの像は、 富山出身のアーチスト吉野美奈子氏による大理石の作品で 日本神話のイザナギ・イザナミを題材とした 愛と平和のシンボル・モニュメントになります。 ライトに照らされて白く浮...
2023.2.15 富山地方鉄道 富山軌道線 富山駅停留場 JR西日本と「あいの風とやま鉄道」が乗り入れている富山駅 その高架下には富山地方鉄道富山軌道線の 富山駅停留場が設けられています。 2020年3月に駅南北の相互直通運転が開始されると 6つの運転系統すべてが発着する富山駅停留場は 富山軌道線のターミナル機能を持つことになりました。 近未来的な洒落たデザインの停留所には かつての「路面電車」のイメージはあり...
2023.2.15 万葉線 越ノ潟駅 高岡駅と越ノ潟を結んでいる万葉線ですが 1930年に開業した越中鉄道から始まり、 富山地方鉄道、加越能鉄道を経て、2002年から 第三セクターの万葉線株式会社によって運営されています。 鉄道の運営が変わっていく過程で、 富山新港の建設によって路線が分断され、 中間駅であった越ノ潟駅が現在の終着駅になりました。 小さな終着駅に設置された簡素な車止めにも 路線の変遷と歴史が詰まっ...
2023.2.15 万葉線 中新湊-東新湊 海へと繋がる運河となっている内川に 路面電車がシルエット姿でやって来ました。 青空が現われて陽が差したか思うと 急に雪が降る不安定な天候の一日 むくむくを湧き上がる雲と白煙が 冬の北陸にやってきた実感が湧きます。...
2023.2.17 富山地方鉄道 越中三郷-越中荏原 市街地から3000m級の山々を 間近に望むことができる富山市 ここ常願寺川に架かる橋梁からは 立山連峰の美しい姿を眺める事ができます。 白々と明けてきた峰々の背景が金色に変わり 冬の太陽が姿を現す5分前 2両編成の列車が鉄橋を渡って行きます。...
2023.2.16 富山地方鉄道 有峰口-千垣 世界でも有数の急流河川である常願寺川 その中流域に架かる全長117mの千垣橋梁は、 昭和12年に完成した美しいアーチを描く鉄道橋です。 下流域の富山平野ではすっかり雪も消えていましたが この付近では、まだ冬の装いのまま。 時より木の枝から落下する雪の音と共に 静々と列車が鉄橋を渡っていきました。 ...
2023.2.15 JR氷見線 雨晴-越中国分 富山湾は西側を能登半島に守られた内海で、 もっとも深いところは水深1,200m以上もある 日本有数の深い湾です。 湾内は冬の日本海の中でも比較的穏やかで、 ブリやホタルイカなどの暖流系の生物とともに、 白エビや紅ズワイガニなどの深海に棲む冷水系の生物も数多く、 さながら「海の幸の宝庫」となっています。 この日は少し波立っていた富山湾ですが、 それを横目に1両編成の...
2023.2.15 JR氷見線 越中国分-雨晴 越中国分駅を出た氷見線の列車は 岩崎ノ鼻の短いトンネルを抜けると 富山湾の海岸に顔を出します。 湾の奥には富山を支えるプラントの 巨大な煙突が林立 久しぶりに冷え込んだ冬の朝、 煙突から水蒸気が立ち上ります。...
2023.2.11 JR八高線 折原-竹沢 昨日の雪が止んだ翌日の朝 大気中のチリやホコリが雪で取り除かれて すっきりとした快晴になりました。 この日に限らず埼玉県は晴天率が高く、 都道府県別の年間快晴日数は64日間と 断トツの全国1位です。 ※全国平均は28日間。 雪がもたらしてくれた澄んだ青空の下、 颯爽と列車がやってきました。...
2023.2.10 JR八高線 明覚-小川町 本州の南岸近くを通る低気圧の影響で 関東地方の平野部にも雪が降りました。 ロウ細工のような黄色い花を咲かせた蝋梅も 突然の雪と寒気に驚いている事でしょう。 「きさらぎ」の2月は、まだまだ冬の季節 時より訪れる寒波を乗り切りながら 少しづつ本格的な春に近づいていきます。...
2023.2.06 JR八高線 寄居-折原 埼玉県を水源として東京湾に注ぐ荒川 その荒川を渡る鉄道の橋梁は 全部で20箇所もあるそうです。 上流から2番目の八高線の橋梁は オーバートラスとガーター橋の複合タイプ 夕暮れ迫る早春の夕刻に 普通列車がガタゴトと渡っていきます。...
2023.1.31 JR八高線 児玉-松久 群馬県の赤城山、榛名山と共に 上毛三山の一つに数えられる妙義山を背にして 普通列車がやってきました。 上州と武蔵を結んでいる八高線北部の沿線では 冬になると上州名物の「からっ風」が吹き荒れます。 今が寒さの底の1月末 冷たい風が線路脇の枯草を揺らしていました。...
2021.1.08 弘南鉄道弘南線 弘前東高前駅 雪と強風の影響で、運転を見合わせていた弘南線も お昼過ぎにやっと動き出しました。 しかし、やって来た始発電車に乗り降りする乗客はなく 雪のホームに足跡が付くことはありません。 次の駅を目指して走り去る電車を 綿帽子を被ったホーム上屋が静かに見送っていました。...
2021.1.08 弘南鉄道大鰐線 石川-石川プール前 昨夜来の暴風雪で運休となっていた大鰐線も 午後になって運転再開となりました。 降り積もった雪は田圃を白く覆い隠し 背後の小山も銀色に彩色しています。 青い空が広がる白と銀色の世界 ステンレス車体の7000系電車が その中に溶け込むようにやって来ました。...
2022.1.14 JR紀勢本線 南部-岩代 四方を海に囲まれている日本、 海岸線の総延長はおよそ34,000Kmにも渡り、 様々な形の奇岩に出会うことができます。 その中で、荒々しい海岸沿いを走る紀勢本線沿線で スフィンクスの様な岩を見つけました。 波の浸食だけで偶然作り出された造形ですが なかなか上手くできていると思います。...
2022.1.14 JR紀勢本線 南部-岩代 冬季でも海水温が20℃近くになることがあるという 和歌山県沖の太平洋を流れる黒潮 真っ青で穏やかな冬の海には 日本海のような厳しさは感じられません。 温暖な気候の紀州和歌山 遠く四国を望む海岸線を 普通列車が通り過ぎて行きました。...