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  • 大迫恵美子「人が幸せだと感じるのは自分を肯定できる時」

    私は弁護士の大迫恵美子さんの人生相談が好きでよく聞くのですが、ある回で次のようなことを仰っていました。 「人が幸せだと感じるのは自分を肯定できる時だと思います」と。 どんなにいい大学を出ていい就職をしていい結婚をしても、それが側から見ての「いい」であっ

  • 自分のニーズをどう伝えるか〜〜様々なコミュニケーションの選択肢

    私は通常「心の深い問題」をどう解くかという視点で記事を書くのですが、今日は珍しく「相手とどのようなコミュニケーションをとるか」という具体的・実践的なテーマを取り上げます。 コミュニケーションのとり方によって人間関係の問題が改善したり悪化したりするのは事

  • 「怒り」はしばしば慢性的無力感・慢性的不全感への反動として生じる

    現状に見合った「怒り」なら正当防衛なのですが、解決のつかない「怒り」は現状への適切な反応ではなく、過去から積もり積もった不満への反応として生じています。 無意識に解決されていない無力感や不全感が多ければ多いほど、我々は現状に対して見合わないほどの「怒り

  • ドナルド・トランプの姉マリアンの音声がリーク「弟は嘘つき」「ペン大には不正入学した」「私が宿題をしてあげていた」

    関連記事メアリー・トランプ(臨床心理学者)が叔父ドナルド・トランプの性格形成に ついて語るhttp://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/1795271.html全米4万1千人以上のメンタルヘルス専門家がトランプ大統領を自己愛性パー ソナリティー障害(NPD)と判断し罷免の

  • The Battle Between Spirit and Ego (False Sense of Self)〜〜スピリットとエゴ(偽我感覚)の闘い

    悟り(enlightenment)は人間が偽りの自我感覚から解放され、徐々に本質的現実・永遠の自己に目覚めていくプロセスを指します。 人間はその本質において永遠の霊的存在ですが、大部分の人間はその真実を知覚していません。肉体自我として生きる自分を「本当の自分」だと捉

  • ルイーズ・ケイ「霊的覚醒後のチャレンジ」

    ルイーズ・ケイ(Louise Kay)はイギリス出身のスピリチュアル・ティーチャーです。3分の動画で「霊的覚醒後のチャレンジ」について語っています。 動画の後に英文と和訳を載せました。☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆Louise Kay: It'

  • アスペルガー症候群の少年ギャレット

    アスペルガー症候群の少年ギャレットがインタビューに答えています。 どんな風に感じながら毎日生活しているのかを話してくれています。途中で父親や妹も出てきますよ。 私はこの動画を見て、心がとても温かくなりました。 字幕のところをクリックすると、日本語の字幕

  • Narcissistic Supply(自己愛的供給) - Narcissistic Injury(自己愛損傷) - Narcissistic Rage(自己愛憤怒)

    ナルシシストは常に「チヤホヤ」されねばなりません。「お世辞」「褒め言葉」「特別扱い」を必要とします。ナルシシストはこういった「餌」を喜んでパクパク食べるのです。 ナルシシストの上司なら、「部長って凄いですねえ」と褒めると満面の笑顔になる。 このような「

  • 「ちょっとしたことで心が動揺する」=「癒しの好機」

    現実に「大変な状況」が起きていて「心が動揺する」なら、周囲の人たちに理解してもらえるでしょう。自然災害や暴力や詐欺や重病や大怪我なら、誰しも「動揺するだけの正当な理由がある」と分かってくれるわけです。 ところが、外の現実では「大したことが起きていない」

  • 自信過剰という心理的病理ーー「悪性の自信家」と社会的成功

    もしもあなたが繊細で、心配性で、すぐ自分はダメだと思ってしまうタイプなら、自信たっぷりで仕事に没頭できる強い自信家を羨ましいと感じるかもしれません。 しかし、自己肯定感があまりに強いのも問題です。世の中には「悪性の自信家」というものが存在します。彼らの

  • 人間(自分と相手)を深く理解するとは欲求を知ること

    多くの人間は知性・知能に偏っており、自分自身を深く情的に知るという作業にあまり注意を注ぎません。人間としての発達や成熟が、すべて知的開発にかかっているかのような妄想に取り憑かれているのです。 情性と知性のうち知性に重心が行ってしまい、情性が二次的立場に

  • Working with Your Inner Dichotomy/Duality(内なる二分性/二元性に取り組む)

    あらゆる現象は二元的(dualistic)であり、心理的問題も例外ではありません。 例えば、虐められている人の問題は「虐める側」と「虐められる側」という二項対立によって成り立っていますし、対人恐怖で自分が出せない人の問題も「脅かす側」と「脅かされる側」という二項

  • 人間の葛藤は本質的に「自己防衛する不満」と「自己防衛を解く不安」の対立

    どの人間も過去に傷ついてきていて、欲求不満の痛みに対して自己防衛をしています。 ところが、この自己防衛(痛みの回避)は自分の一部分を抑圧することで維持されるため、そこに、解消できない慢性的不満が生じるわけです。 分かりやすい例で言うと、本音を言って叱ら

  • 「内的対象(internal objects)」を意識的に扱う

    この記事では、メラニー・クラインの精神分析で言う「内的対象(internal objects)」を基に、心理的問題と個人が内面に持っている「内的イメージ」との関わりを私なりにまとめてお伝えしたいと思います。 クラインが理論化したのは、我々が外界の人や物と関わっていると

  • The problem of identification with the mind(マインドとの同一化という問題)

    スピリチュアル次元に覚醒していない大多数の平均的人間は、「マインドと同一化している状態」にあります。 頭の中で様々な思考が生じた時、「自分がそれを考えている」と思っているし、「考えている頭脳」が自分自身だと捉えているわけです。 頭が思考し出すと、その思

  • PURE ANGER(純粋な怒り)は暴力・搾取・虐待・支配・我がままにあらず

    「純粋な怒り」が何であるかを多くの人は知りません。「怒り」が何であるかという本質的な理解において間違った常識が蔓延しています。 「怒り」は攻撃・暴力・虐待とイコールではありません。もちろん「怒り」が攻撃・暴力・虐待のために用いられることはあります。多く

  • 「自分を見捨てることで周囲に適応する」と、劣等感と不安と虚無感と無力感が増大し「社会的孤立感」に至る

    人生において最も重要なことは「自分に正直であること」です。自分が自分という存在を無条件で肯定し、大事に扱い、幸せにしてあげるためにコミットすれば、道をそれほど逸れたりはしません。 ところが、多くの人間が周囲に受け入れられるために「自分を見捨てる」という

  • 「ノーマル(普通)」とは何か?ーー不条理・不正義・病理の常態化

    人間が作る「家庭」「集団」「組織」「文化」「国家」には、確実に「非人間的要素」が紛れ込んでいます。前の世代から受け継いだ不条理・不正義・病理があるわけです。 その「非人間的要素」は構成員を苦しめているのだけれど、「みんな」がそれを「ノーマル(普通)」と

  • 欲していいんですよ!

    あなたは次のすべての欲求を認めてあげていますか? それとも、「これを欲してはいけない」と禁じているものがありますか? 次の言葉を1つずつ唱えてみてください。自分の中で「欲していい」と肯定できていて、かつある程度満たされているものであれば、抵抗感なく喜び

  • 「プラスの構築」と「マイナスの解体」

    心の底から満足できる「自分らしい人生」を実現していくには、「プラス」と「マイナス」の両面をケアしなくてはなりません。 「プラス」とは、実現したいもの(満たしたいもの)に能動的・積極的・創造的に向かっていくための「プラス思考」と「プラス行動」のことです。

  • 「欲求回復」のセラピー

    関連記事苦悩を解くための3本柱http://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/1662503.html☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆ 「欲求回復」という概念は私独自のもので、私が提供する心理療法の根幹を成します。 私は人間の苦悩を「不満が解決できない状態」と定義し、「不

  • すべての人間が直面する「実存的な問い」ーー自分自身でいることと繋がりのどちらを取るか?

    人間は一人では生きていけません。必ず他者との関係の中で生きていかねばならないのです。人間は「社会的動物」だと言えます。 エーリッヒ・フロムは、人間が最も恐れるのは集団から捨てられて孤立することだと分析しており、私もこれに賛成です。他者との繋がりが断たれ

  • 社会に取り残されたと感じる人たちが持つ反社会的感情

    1965年に出版されたエーリッヒ・フロムの文章に「衰えつつある中産階級」が持つ社会的性格についての記述があります。 ヒトラーに権力を持たせたその階級にも、アメリカ南部の貧困白人にも次のような同じ特徴が見られると書いているわけです。あらゆる積極的な文化的

  • 杉本昌隆八段(藤井聡太棋聖の師匠)の指針「上下関係はいらない」

    師匠と弟子の関係というと、大概は師匠が権威をふるって弟子を上から教え導くという形になりやすい。弟子は師匠に従うことを期待され、自由に意見を言えない。 杉本八段は、このような「権威体制」は、共に学ぶことを邪魔すると考えているようで、「将棋を学ぶという姿勢

  • 実存的な問い(existential questions)

    「実存」という言葉は哲学や心理学の一派に関連して用いられますが、私なりに噛み砕いて理解するならば「この世に実際に存在している自分」ということです。 そして「実存的な問い」とは、その「実際に生きている自分」がどうしても避けられない重大な問いのことであり、

  • 欲求の満たし方ーー4種類

    「心の繋がり」が欲しいと感じた時、この欲求をどのように満たすかには4種類あります。1. 攻撃的・支配的な満たし方 「俺と一緒にいろ」「私の話を聞け」という形で、相手にプレッシャーをかけて有無を言わせず服従させるというやり方が1つあります。欲しいものは相手

  • なぜ多くの親は我が子に対して支配的になるか

    あらゆる人間関係の雛形は「親子関係」です。どの人にとっても、自分に最も根本的な影響力を持つのが「親とどのような関係で来たか」だと言えます。 親が支配的で価値観を押し付ける人であったなら、子供は支配服従的な人間関係の中で自分を保つ以外にありません。嫌が応

  • あらゆる「心の悩み」は「自分を否定する者の側につくこと」から生じる

    人間が味わうすべての「自己矛盾」は、「自己肯定」と「自己否定」との衝突です。 我々はすべて、自分を丸ごと肯定して愛してくれなかった親や社会に合わせることで生き延びてきています。親や社会に迎合した時、我々は無意識に「あるがままの自分」を否定し、抑圧したの

  • 「本心のYES/NO」と「自己防衛のYES/NO」の違い

    私は、人間というものは本心が欲するもの(心の底から出てくる欲求)はすべて肯定して満たしてあげるべきだと考えています。生きるとは「心の底で欲求するものを叶えていく過程」なのです。 多くの人は「欲する」「欲求する」ということに対して否定的な考えを持っており

  • Black Lives Matter ②

    私は1986〜1992年ごろ、ジャズを聴きにニューヨークに何度も行きました。ブルーノートやビレッジバンガードといった老舗のジャズクラブで、大物のアーティストたちに聞き惚れたものでした。 しかも、店は割と狭いので、自分の目の前(2〜3メートルぐらい)のと

  • トラウマ克服の5段階

    「正当なニーズ」が満たされず「感情的な痛み」が生じた瞬間が「トラウマのスタート地点」です。 第1段階=感情的な痛み(emotional pain) 「トラウマ」が上手に解消できない場合、自己防衛的反応が自動的に生じます。二度と「痛み」を感じずに済むような心理的メカニ

  • 「悪性ナルシシストの指導者」と「熱狂的な支持者」との「自己愛的癒着(narcissistic collusion)」

    心理療法家のエリザベス・ミカ氏は、トランプのような悪性ナルシシストが国家指導者に選ばれる背景には、ニーズが満たされていない人口層と、彼らの利益に無関心なエリート層に分断された社会的状況があり、かつナルシシズムを克服できていない民衆層が悪質なナルシシスト

  • 「正当なニーズ(legitimate needs)」を肯定し回復させることの重要性

    「トラウマ体験」とは、我々の「正当なニーズ」が阻害されることで生じる「感情的な痛み(emotional pain)」が解消できないまま終わった体験です。 例えば、小さい子が「傷ついた」という体験をした時、お父さんやお母さんに助けて欲しくて話します。その時に、父親や母

  • Black Lives Matter

       Here are some great black artists whose work I have appreciated over the years -- Dionne Warwick, Stevie Wonder, Diana Ross, Aretha Franklin just to name a few. 私が以前から敬愛してきた黒人アーティストたちですーーディオンヌ・ワーウィック、スティービ

  • 「社会的病理」の一因が「内面の矛盾を自分で処理できず外化すること」にある

    「内面の矛盾(対立・葛藤)」を自覚して自力で処理できるのが「成熟した人間」で、自覚して自力で処理できないため「外の世界に投影する」のが「未熟な人間」です。 例えば、自己嫌悪を抱えた人は「自分より優れている」と感じる他者を見ると不快になります。その人を恐

  • 「無意識領域の問題」があると「共感能力」と「現実認識能力」が損なわれる

    人間は生きていくうちに「辛い体験」をいくつもします。そして、自分の力では満足のいく解決ができなかった「辛い体験」というものが必ずあるわけです。上手に解消できなかった「心の問題」は無意識領域にストックされます。 誰でも、このように「解決されていない心の問

  • 人間が成熟するために「ネガティブな体験」を必要とする場合、止めさせるのがいいとは限らない

    いかがわしい宗教にハマった家族や知人に「これはいかがわしい宗教だからやめた方がいい」と忠告しても聞く耳を持たないことがあります。本人は素晴らしい師匠と教えに出会ったと固く信じているし、反対意見を向ける者にこそ偏見や無理解という問題があると解釈するので、

  • 赤ちゃん語:「ね」「あお」「へ」「えええ」「えっ」

    プリシラ・ダンスタンは、世界中の赤ちゃんが「5つの音」でコミュニケーションしていることを突き止めました。1. 「ね(Neh)」=お腹が空いた! オッパイを吸う反射が舌の N 音として表れます。「ね〜〜」と泣く時にはオッパイが欲しいという合図です。2. 「あお(Owh

  • 日大ラグビー部元ヘッドコーチの幼児性(パワハラをする心理)

    関連記事「代償的満足(compensatory satisfaction)」は周囲に迷惑をかけるhttp://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/1783939.html「否定的な頑張り」をしてきた人ほど「感情的に叱る」http://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/1786536.html☆   ☆   ☆   ☆  

  • トランプの「ファザコン問題」

    人間は健全に成長していくために「父性愛」と「母性愛」の両方を必要とします。2つとも十分にもらえた人は、心理的に「健全な大人」になっていくのです。 ところが、親も不完全な人間であり、子供が「父性愛」や「母性愛」を十分受けないまま成人するということがしばし

  • 「自覚されていない幼児性」が人間関係を破壊する

    人間関係を壊すような「感情の衝突」は、当事者の中にある「自覚されていない幼児性」から来ます。 「幼児性」とは「自分の不満を自分で解決できない」「相手に一方的に要求することでしか対処できない」ということです。つまり、「幼児的欲求」は常に自己中心的であり依

  • 成熟とは幼児性を対象化し抱擁すること

    「幼児性」とどのような関わり方をしているかでその人の成熟度が決まるというのが私の考えです。 どんな人の中にも「幼児性」があることを認めるところからまず出発しなくてはなりません。人間は皆すべてを他者に依存する弱い状態で生まれます。そして、あらゆるニーズを

  • 防衛機制としてのスプリッティング(splitting)

    「スプリッティング」というのは「(2つに)割れる」という意味で、自分の中に耐え難いと感じる心理が生じた時、自分や相手や状況が「肯定的側面」と「否定的側面」を併せ持つ複雑な存在だと思えず、自分の願いを満たしてくれる相手や状況を「善なるもの」、自分の願いに

  • Salute to Congressman John Lewis

       A courageous soul who devoted his life to racial equality has recently passed away.   I honor him and all those who continue to work toward the realization of a more just and humane world.   Here are a couple of deeply touching clips:

  • ナルシシストの精神構造:「虚無感」「幻想」「陶酔」

    自己陶酔 ナルシシストには「自己陶酔」が見られますが、陶酔している「自己」は等身大の自分ではなく、理想化された自画像です。 例えば、会社の事務をしている50歳の女性が「自分はいつかオペラ歌手になるんだ」と言っている。50歳までにプロになっていない人が今後

  • 悪性ナルシシズム(malignant narcissism)

    ナルシシストにも2種類いて、「良性のナルシシスト」は確かに自己中心的で誇大な自画像に陶酔しているのだけれど、ちやほやされたいとか、自分の話ばかりするとか、自分だけが正しいと頑なに信じるとか、ある程度我がままに振る舞ったりはするので「困り者」ではあるけれ

  • 2020年12月22日に開始する新しい200年周期(土星と木星のサイクルが風の元素に入る)

    2020年に開始する3つの新周期 2020年という年は、重要な新周期が3つもスタートする「大きな節目」です。 まず1月に冥王星と土星のコンジャンクションがありました。これは33〜38年に1度訪れる節目です。 次に4月・7月・11月に冥王星と木星のコンジャ

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心理カウンセラー菅波亮介さん
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菅波亮介のエナジー・カウンセリング(石川県金沢市)
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