こんにちは。深層心理カウンセラーの菅波亮介です。 私は日本とアメリカでの20年間にわたる教師生活を経て、より広く自己治癒と自己実現をサポートする仕事がしたいという思いで、日米両国で心理カウンセラーとしての訓練を受けました。 現在、電話・チームズ・フェイ
「権威主義者（authoritarians）」vs.「非権威主義者（non-authoritarians）」
人間には大きく分けて「権威主義者（authoritarians）」と「非権威主義者（non-authoritarians）」の2種類がいます。 「権威主義者」の人間関係は、弱い者（下の者）が強い者（上の者）に付き従うという「支配服従関係」が基本です。 「権威主義者」の親は、子育ての際
スピリチュアル・バイパス（Spiritual Bypassing）
「スピリチュアル・バイパス」とは心理療法家のジョン・ウェルウッドによる造語で、「スピリチュアルな考え方や実践法を用いて、個人的・情緒的な問題から逃避したり、脆い自我感覚を補強したり、人間としての基本的なニーズや感情や発達課題を軽視すること」と定義しまし
「ナルシシスト」は病的レベルになると、「自己愛性パーソナリティー障害（Narcissistic Personality Disorder: NPD）」、「サイコパス」は病的レベルになると、「反社会性パーソナリティー障害（Anti-Social Personality Disorder: ASPD）」と呼ばれます。 しかし、「ナ
今日ご紹介する動画は、ソシオパス（反社会性パーソナリティー障害）と診断された男性が、自身の内面を赤裸々に語っている貴重なものです。 ソシオパスとして生きているとはどういう感じなのか。世界がどういう風に見えていて、何を感じながら生きているのか。そういう本
ガボール・マテ医学博士『乳がんになる人は皆「他人を優先する怒らない善い人」』
人間にとって最も大きなストレスになるのは「自分自身でいられないこと」だと言われています。自分を偽って誰かの機嫌に沿うように生きていることほど、心身を蝕むものは存在しません。 人間が絶対にやってはならないのは、自分のニーズを無視して他者の世話をしたり奉仕
7月に入って、5〜6人のクライアントさんが「抑圧された怒り」を取り戻すワークをカウンセリングでされています。別に私が意図したことではなく、たまたま（本当は「たまたま」とか「偶然」は存在しないんですが）カウンセリングを申し込まれたクライアントさんの深層心
8月から年末にかけて形成される牡羊座（火星）と山羊座（木星・土星・冥王星）のスクエアが示唆する「暴力的な社会変化の可能性」
「社会構造」「社会権力」「父性」を表す山羊座の終わりの方に木星・土星・冥王星が集中していて、コロナウイルスや独裁的リーダーの横暴などによる社会構造の根本的変容が刺激されています。冥王星は隠れた真実を暴いて新陳代謝を促す作用があり、以前まで隠されていたよ
苦悩に向き合って解決しようとする時にものすごく大事なことの1つは、その苦悩が「正当な欲求不満」から生まれているのか、あるいは「観念」が作り出したものかを区別することです。「正当な欲求不満」とは？ 「考え方」や「認識の仕方」に関係なく、大事な欲求が満たさ
Pampered and Deprived at the Same Time（一方で甘やかされ、他方で剥奪されて育つ人たちの悲劇）
「社会的成功がすべて」という家庭がどの国にもあります。そのような家庭では、親が学歴や収入や地位や名誉を重視する価値観をもち、意識が「外向き（externally-oriented）」です。 こういう親は、我が子の「社会的成功への投資」を厭いません。高い塾へ通わせたり、家庭
メアリー・トランプ（臨床心理学者）が叔父ドナルド・トランプの性格形成について語る
今月14日に出版された "Too Much and Never Enough: How My Family Created the Most Dangerous Man" はドナルド・トランプ大統領についての暴露本ですが、他の暴露本と違うのは、著者が身内（姪）である点と、その身内が臨床心理学者でもある点にあります。 著者のメア
ガボール・マテ医学博士『仕事や結婚や友人関係で傷ついたら、相手の言動で傷ついているのではなく、幼少期に出した結論で傷ついている』②
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 同意の上で同棲をやめたのに「彼が出ていった」ことに「傷つく」シェリー シェリーは同棲をやめることに同意していたはずなのに、いざ彼氏が去ってしまうと傷つき、悲しみと怒りを感じました。 多くの人は「好きな人が出ていったら誰だ
ガボール・マテ医学博士『仕事や結婚や友人関係で傷ついたら、相手の言動で傷ついているのではなく、幼少期に出した結論で傷ついている』①
私たちが現在の人間関係において「相手の言動によって傷ついている・怒っている・悲しんでいる」と思っていても、実際にはそれが「幼少期の記憶」であることがほとんどです。 目の前の相手に感情反応しているようで、実は幼少期の感情パターンを無意識に繰り返して味わっ
Releasing 3 Kinds of Tension--Physical, Mental and Emotional（3種類の緊張を解くーー身体的・精神的・感情的）
「抑圧された感情」「抑圧された記憶」は心身の痛みや不調の直接原因となります。これが進行すると精神病・慢性病となるわけです。 よって、精神的不調・肉体的不調を解消するために、感情的原因にアクセスして根本的解決を試みる時、抑圧を解いて、これまで断絶してきた
ガボール・マテ医学博士『難病（慢性病）の原因は自分を抑圧すること』⑥
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆動画 2時間29分02秒〜3時間17分38秒 の要約幼児期のトラウマが深刻な人ほど感情にアクセスしづらい 会場の女性クララが「ノーと言えない自分」の探求を全員の前でしました。彼女は手首、肘、肩に慢性的な痛みを抱えています。
ガボール・マテ医学博士『難病（慢性病）の原因は自分を抑圧すること』⑤
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆動画 1時間48分40秒〜2時間29分02秒 の要約痴呆は生涯を通じた感情の抑圧の結果 生涯を通じて感情を抑圧して生きた人は、歳をとって痴呆・認知症・アルツハイマーになりやすい。マテ博士は痴呆を治し逆行させる術は知らないと
ガボール・マテ医学博士『難病（慢性病）の原因は自分を抑圧すること』④
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆動画 1時間19分18秒〜1時間48分40秒 の要約感情システムと免疫システムの共通点 感情システムは、自分に有益なものを「もっと欲しい」、自分に無益あるいは有害なものを「欲しくない」と反応することで自分の境界線を守るため
ガボール・マテ医学博士『難病（慢性病）の原因は自分を抑圧すること』③
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆動画 45分22秒〜1時間19分18秒 の要約遺伝子が直接原因で起こる病気は極めて稀 マテ博士の家系には筋ジストロフィーの遺伝子があり、母親、おば、兄弟の一人がかかっています。筋ジストロフィーの場合、遺伝子を持った人はほぼ
ガボール・マテ医学博士『難病（慢性病）の原因は自分を抑圧すること』②
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆動画 17分11秒〜45分22秒 の要約ALS（Amyotrophic Lateral Sclerosis: 筋萎縮性側索硬化症）について ALS は運動ニューロンが劣化（変性）していって、身体中の筋肉が徐々に使えなくなり、最後は呼吸ができなくなって死に至る病
ガボール・マテ医学博士『難病（慢性病）の原因は自分を抑圧すること』①
マテ博士によれば、難病（慢性病）の原因は精神的ストレスにあり、その精神的ストレスの元を辿っていくと幼少期の環境で「本当の自分（本当の欲求や感情）」を抑圧して周囲に適応せざるを得なかったその人の感情的な歴史に到達すると言います。 このシリーズでは、マテ博
私は度々「偶然というものは存在しない」と実感してきました。病気や事故にも何らかの必然性があります。 もちろん、病気や事故は「自己責任」という考えも、行き過ぎると、本人を不必要に責めて苦しめるだけに終わってしまうので問題です。 「自分にはコントロールでき
ティール・スワン「腰痛の原因は自分の限界を偽って負っている負荷にある」「腰痛を心理的に解決する方法」
今日は、ティール・スワンの動画 "How to Cure Back Pain"（腰痛を治す方法）の要約をお届けします。 まず彼女は「あらゆる肉体の不調には精神的なルーツがある。たとえ、それが事故によるものであっても」と述べています。 そして、肉体の症状を解決するには、それに
ガボール・マテ医学博士『末期の乳がん（余命1年）を契機に本当の自分を取り戻し、10年後も生存しているシャノン・デューク』
今回もホリスティック医師ガボール・マテ博士の動画をお届けしましょう。 主流の西洋医学では、心が体に影響を与えることを認めない医師も多いのですが、マテ博士は違います。ソクラテスも、中医学も、アユルベーダ医学も、「心と体は1つ」と教えており、身体の病気を肉
どんな人にも人間関係において「絶対に守りたいもの」と「絶対に避けたいもの」と「ニュートラルなもの」の3領域があります。これがその人の「境界線（boundary）」です。 Aゾーン：絶対に守りたいもの（イエス） Bゾーン：絶対に避けたいもの（ノー） Cゾーン：どちら
「心の痛み」は「体の病気」「精神の病気」「アディクション」「人間関係の問題」などの形で表れる
「頭」と「心」と「体」と「外の状況」は一つに繋がっています。なので、潜在意識に残存する「心の痛み」は様々な形で当人に訴えかけてくるのです。 ある人は「人間関係の悩み」によって心が苦しめられます。「人間関係」が悩みになるのは、それが内面に「辛さ」を感じさ
以前、私のところに関東地方からある男性がカウンセリングを受けに来られました。その人は体に酷い痛みがあり、あちこちの病院に行ったけれども異常なしと言われるだけ。日本全国いろんなヒーラーさんのところにも通ったそうです。それでも痛みは治らなかった。 もう何年
ガボール・マテ医学博士『病気の本当の原因は幼少期の抑圧感情』
ガボール・マテ博士（1944年ハンガリー生まれ、カナダ国籍）はバンクーバーの医師で、これまで依存症の治療と終末医療を主にやって来られた方です。 彼は「マインド・ボディー・コネクション」を訴えている西洋医学の医師としては大変珍しい方で、2018年にはその
推薦図書ガボール・マテ著『身体が「ノー」と言うとき: 抑圧された感情の代価』Gabor Mate, "When the Body Says No: The Cost of Hidden Stress"
アメリカの方言は大きく分けると「北東部」「南部」「西部・北西部」の3つになります。この中で「一般米語（General American）」と呼ばれる "標準語" は「西部・北西部」で広く話されているものです。シカゴやシアトルやサンフランシスコやデンバーなど、かなり広範囲で
ここに書く内容は私個人による推論です。 人間には正反対の能力や性質があり、片方を高度に発達させようとする時、真逆の能力は抑制されるという原則があると私は考えています。 ユングは「思考」と「感情」、「五感」と「直感」は拮抗しており、すべての人は必ずどちら
一般的に男性は女性より人間関係の不調和に対して鈍感で、女性の不満を理解できない
関連記事「Sな相談」vs.「Mな相談」ーー「他者不在の相談」vs.「自己不在の相談」 http://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/1784968.html未熟な男はナルシシスト（他罰的でS）、未熟な女は共依存者（自罰的でM）http://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/1784965.htm
故趙紫陽総書記の秘書だった鮑彤氏（87）が共同通信の取材に応じ、香港安全法は国際条約違反であるとし、現習近平体制を批判しました。 大変勇気のある立派な方だと思います。 この方の涙にこそ、私は「国を思う愛、人を思う愛」を感じました。
広島県内の金権体質がニュースになっています。暴露されたのがたまたま広島県だったというだけで、実際には日本中にこのような体質があるでしょう。 ある元衆議院議員（自民党）が、党の指導者から「お金を渡さないと人は動いてくれないもの」と教わったと公言しているこ
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こんにちは。深層心理カウンセラーの菅波亮介です。 私は日本とアメリカでの20年間にわたる教師生活を経て、より広く自己治癒と自己実現をサポートする仕事がしたいという思いで、日米両国で心理カウンセラーとしての訓練を受けました。 現在、電話・チームズ・フェイ
★★がついた部分は特に重要ですので、すべてお読みください。★★悩みを通して成長したい人を支援しています 悩みの根本原因を深く掘り下げて、自分の成長課題と向き合い、自己変革したい方のための深層心理カウンセリングを提供しています。 支援対象は、M型の人（自己
以下のレビューを下さった方々に感謝します。(^^)☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆kt さん ★★★★★ 幼い頃から小さなことでも不安を感じやすく、いつも不安感でいっぱいの毎日を過ごしていました。 こちらで定期的にお世話になった結果、不安は段々減っていき、今で
このページには、心理学や自己成長、スピリチュアリティーなどの記事がリストアップされています。 過去の分はこちらをご覧ください→2020〜2024年4月分、 2011〜2019年分 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記
（日本語の字幕をご覧になりたい方は、設定からまず英語字幕を選択し、次に自動翻訳をクリックし日本語を選択してください。）☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 占星家クリス・ブレナン氏の素晴らしいプレゼン（1時間18分）をご紹介します。ブレナン氏は筋金入りの
サンタモニカでの体験 私は2009年からサンタモニカ大学大学院でスピリチュアル心理学を1年間だけ学びました。その時に二百数十名のクラスメートたちとカウンセリングをし合ったことが現在の私の仕事の大事な基礎の一部となっています。 クラスメートたちとカウンセリ
いまアメリカやカナダでは、毒親と縁を切る成人した子供たちが増加しています。彼らの多くがSNSで自分の体験を発信しているんです。毒親という概念が社会に浸透するにつれ、毒親と断絶することが社会的に承認されるようになりました。と同時に、縁を切られた親たちの中には
「問題行動」をやめられないという多くの相談者がこれまで私の元を訪れました。それは「暴言」だったり「依存」だったり「盗撮」だったりしました。 「問題行動がやめられない」のは、意志が弱いからだと決めつけてはなりません。大概は、やめたくてもやめられないほどの
このページには、スピリチュアリティー・悟り・輪廻転生・前世の記事が約110リストアップされています。 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記事を検索するのが確実で最速です。スピリチュアリティー・悟り・輪廻転生・前世2025年7月 Energetic Compatibi
人の「オーラ（エナジーフィールド）」 ここに書く内容は通常心理学を超えたものです。私はエネルギーへの感受性が高く、関わる相手のエネルギーを敏感に感じとります。相手が意識的に私に伝達しようと意図した内容だけでなく、その背後の動機や、その人が他者に与えている
珈琲店の私の「特等席」 私はエネルギーを敏感に感じるのですが、それは「人のエネルギー」だけでなく「場所のエネルギー」を含みます。 私がよく行く珈琲店があるのですが、そこにはお気に入りのテーブルがあるんです。そこに座るととても気持ちが良くて、帰るまでにいい
この動画（9分48秒）では、霊的覚醒（Spiritual Awakening）の後に起こる心理的変化について語られています。 覚醒前には普通に耐えられていた「世間話」や表面的な人付き合いが、覚醒後にはどっと疲れてしまうようになる、つまり耐性がなくなってくるのですが、それは
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ この動画（44分）はスタジオパーソルが画家・西出弥加さん（36歳）を一日密着取材したものです。西出さんはASDと複雑PTSDを持ちながら、いろんな体験を経て今とても「自分らしい働き方」をしていらっしゃいます。 絵が上手なだ
このページでは、メンタリング・プログラムに関する記事をリストアップしてあります。 記事へのアクセス＝記事名の下にあるURLをブラウザーにコピペするのが最速です。 ★・・・重要な記事 ★★・・最も重要な記事☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆1. メンタリング・プ
（この記事は、私が普段から多くの社会人を観察して長年思ってきたことの集積であり、特定の人に向けて書いたものではありません。大勢の人に役立てていただければ幸いです。）「感情との関わり方を知らないか間違えている」現代人 私は「感情」というものを極めて重視して
悩みを解くための必要条件2つ 悩み（内面の問題）が解決できるためには、2つの条件を満たしていなくてはなりません。 【条件1】問題と一体化しておらず、問題から離れて客観視できること。 【条件2】問題を拒絶しておらず、問題を受け入れて共感的に繋がれること。
このページには、親子関係から見えてくるその人の成長課題の記事が約60リストアップされています。 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記事を検索するのが確実で最速です。親子関係から見えてくるその人の成長課題2025年6月 父親が娘の自我発達に与える影
ここに書く内容は、岡田尊司著『父という病』の202〜203ページを基にしてあります。 青年期の女性の自我発達と父親の関わりを調べた研究によると、父親の関わりが高いほど自我発達も良い傾向が見られました。 自我発達がもっとも優れた女性たちでは、父親は終始娘
このページには、親子関係から見えてくるその人の成長課題の記事が約70リストアップされています。 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記事を検索するのが確実で最速です。恋愛と結婚から見えてくるその人の成長課題2025年6月 「幸せな愛情関係（夫婦＋恋
夫婦関係（恋愛関係）の成否は何で測れる？ 夫婦関係や恋愛関係が「うまく行っているか否か」は、何によって測れるのでしょうか？ もちろん、二人が満足していて幸せならそれでいいという考えもありますが、客観的に愛情関係の成否モデルというものはあるのでしょうか？
カウンセラーとクライアントが「目的を共有できる」とは限らない カウンセラーはどんなクライアントでも助けられるわけではありません。 特に「目的を共有できない」場合、支援関係は成立しないのです。 このことは世の中であまり知られていないと思うので、ご紹介したい
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ イギリスの神経科学者で医師のタラ・スワート博士（Dr. Tara Swart）のインタビュー（95分30秒）をご紹介します。 中でも特に引用したいのが、44分22秒〜33秒にかけての部分です。Dr. Tara Swart: You meet people on the
「受容性」と「積極性」 どの瞬間にも「受容性」と「積極性」のバランスが問われています。「受け入れるべきもの」と「意志によって取捨選択すべきもの」があり、見分けて適切な対応をしなくてはなりません。積極性は受容性に比例する 私はある法則を発見しました。それは
母親は私にとって鑢（やすり）だった 私は子供の頃から母親との関係にずっと悩んでいました。父親との関係は心地よいものでしたが、母親との関係はしばしば不快で、憎しみさえ感じたものです。10代の頃「母は私の鑢（やすり）なんだ」と思いました。 数十年かけて私は母
悩みを解いていくには「意思」が必要 悩みを解いていくには「意思」が必要です。「意思」のない人には悩みは解けません。「イヤだ」「不満だ」「不愉快だ」は「意思」ではない 今日は1つとても大事なお話をします。それは「イヤだ」「不満だ」「不愉快だ」というのは「意
「覚悟」というのは「無条件の決断」であって、「うまく行くのならやる」とか「方法が見えてくればやる」といった「条件付きの決定」ではありません。 「成功するかしないか分からないけれどやるしかない」というのが「覚悟」だし、「方法はさっぱり分からないけれどやり
相談者の「問題認識」vs. 私の「問題認識」 私が悩み相談に乗る際、相談者の「問題認識」と私の「問題認識」が一致しないため、なかなか同じ方向を向いて協力できないことがあります。 「問題認識が一致しない」とは、相談者が「これに悩んでいるので解きたい」と仰る問題
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 自分のやりたいことを仕事にして、自分にしか生きられない唯一無二の人生を生きたいのならば、「頑張る人生」「努力する人生」を今すぐ捨てる必要があります。 私たちは「得意なこと」「好きなこと」「大事なこと」をしている時、時
「徹底した本音の出し合い」のパワー 私は最近いろんな相談者と「徹底した本音の出し合い」を経験しています。お互いに思っていることを遠慮なく相手に表現して、胸に秘めておかないんです。隠さない。私が本音を言うと相手も本音で返してくる。その相手の本音に対してまた
「波動の高い人」と「波動の低い人」 「波動の高い人」とは、愛と智慧が豊富にあり、他人を思いやる利他心を根本に生きている道徳的な人です。他人を利用したり搾取したり支配したりすることには何の興味もありません。 それに対し「波動の低い人」とは、愛と智慧がまだあ
「世界の問題」にイラついていませんか？ 私たちの周りには「ネガティブな現実」がたくさん観察できます。例えば、差別やハラスメント、嘘、依存、絶望、自殺、戦争、変化への拒絶、自己中、支配体制、搾取などなど。 ついつい、そうした「ネガティブな現実」を変えようと
外からは見えない「内面での行為」＝「心理的行為」 今日は「心理的行為」について考えます。 「行為」とは普通、「歩く」「食べる」「殴る」「ゲームをする」など、身体の動きを伴う外から観察可能な活動をさすのですが、実は内面で行われ、外から見えない「行為」もある
実は、悩みには「構造」があります。その「構造」があるから悩みが存在しているのであって、「構造」を壊してしまうと悩みもなくなるのです。よって、私は悩みを成立させている「構造」を理解しようとして相談者の話を聞きます。 相談者は、ふつう、相手や状況によって「
「悩み」は「間違った関係性」から生まれる あらゆる「悩み」は「間違った関係性」から生まれます。そして「関係性を正す」と「悩み」は解けていくんです。 人間の内側にも外側にも「いろいろなもの」が存在します。「それらのもの」と「正しい関係を築いて維持する」と、
「苦悩」を「ポジティブな機会」として利用する 私は長年多くの人の「内面の苦悩」と対峙してきて、苦悩を解決するプロセスは基本的に「困難に見える状況」を「ポジティブな機会」に変えて上手に利用することなのだと気づきました。3つの見方が常にある 私たちが「辛い／
苦しみを最小限にしたいならば、「問題」から逃げることなく真っ直ぐに向き合って「必要とされる根本的な解決」をしてしまうことです。 ところが、多くの人は「楽をしようとする」し、「安易な解決策をとろうとする」んです。こうして「表面的な対応」しかしない人は、水
「正反対の欲求」はどちらも大事にする 「幸せ」のためには、私たちはしばしば「正反対の欲求」をバランスよく満たす必要があります。「活動する」vs.「休息する」のバランス 例えば、誰でも「活動する」と「休息する」という「2つの欲求」を持っており、一方だけの人は存
人間の行動に「エネルギー」を与えているもの 人間が何かを「する」という時、その「行動」を持続させるには「意欲」という「エネルギー源」が必要です。「エネルギー源」がないと、「やる気」が出ないので、「行動」は続けられません。 この「エネルギー源」は一般的に「
「思い通りにならない相手」「許せない相手」がもたらすもの あなたには「自分の思い通りにならずイライラする相手」がいますか？ もしいるならば、その相手はあなたに何かを教えてくれる人です。 そう言われて納得できず益々イラついてきたなら、尚更そうです。笑 「許
「嫌う・嫌われる」は悪いことではない 30代前半の私はまだ理解できていなかったことですが、私は30代後半になって「人を嫌う」とか「人に嫌われる」ということがそれほど悪いことでも罪でもないということを理解して非常に楽になりました。 心安らかに生きていく上で
