▼警察庁は自転車違反を取り締まるために「反則金」制度を導入する方針を決めた。赤信号や一時停止の無視などの違反者に交通反則切符(青切符)を交付し、反則金を納めてもらうのだ。▼違反に対する抑止力にはつながろうが、肝心なことが欠けている。スピードに対する取り締まりがないことだ。▼速度超過は重大事故につながる。自転車にひかれて死亡する事故も発生している。国民の安全・安心がおびやかされているのだ。▼ロードバイク...
▼警察庁は自転車違反を取り締まるために「反則金」制度を導入する方針を決めた。赤信号や一時停止の無視などの違反者に交通反則切符(青切符)を交付し、反則金を納めてもらうのだ。▼違反に対する抑止力にはつながろうが、肝心なことが欠けている。スピードに対する取り締まりがないことだ。▼速度超過は重大事故につながる。自転車にひかれて死亡する事故も発生している。国民の安全・安心がおびやかされているのだ。▼ロードバイク...
▼ロードバイクは泥除けが備わっていないため、タイヤがむき出しの状態だ。しかもタイヤの空気圧はとてつもなく高く、金づちに匹敵する硬度となっている。▼高速走行には向いているが、緩衝材(バンパー)がないため衝突時の被害は甚大だ。歩行者ら交通弱者はもちろん、自転車の乗員とて路上に放り出され危険極まりない。▼文字通り、ロードバイクは公道を走る凶器だ。原付きバイクの法定速度(時速30キロ)を上回るスピードで爆走...
▼ロードバイク乗りがペダルをこぎはじめると「パチン」という乾いた音が響きわたる。ビンディングシューズをペダルに装着する時に発生する音だ。▼前を向きペダルには目をやらず感覚に頼って装着している。このため、ビンディングがうまくはまらず、あたふたしたり、気をとられてふらついたりする輩(やから)が続出するなど危険な状態だ。▼ビンディングペダルは、ペダル回転率を上げるための爆走用ツールにほかならない。スピード...
▼競技用自転車(ロードバイク)にはバックミラーが備わっていない。にもかかわらず、車の往来が激しい道路を走っているのは異様だ。▼駐車車両を避けるために、道路中央に寄ってくるロードバイクに憤慨するドライバーは多い。車は自転車を守って当然だと言わんばかりの横暴だ。▼ドロップハンドルできつい前傾姿勢をとりながら後方を確認するには、首を横にむけるだけでは不十分だ。しっかり上体を起こして、腰をねじるようにしなけ...
▼車道を走る競技用自転車(ロードバイク)は、大概、時速35キロほどで走っている。車の目線からすれば、安全に追い抜きできない、中途半端な速度だ。▼自転車と側方の距離をとりつつ、対向車や隣りの車線を確認するなど多くの所作を強いられる。追い越すタイミングが到来しないと、ドライバーのイライラはマックスに達する。▼当の自転車は、追い越されようとされると、必死にもがいて阻止しようと試みる。抜かされたら抜かされたで...
▼9月に行われた「ツール・ド・北海道」で、対向車線にはみ出した選手が、一般車と正面衝突する痛ましい事故。事故原因は明白だ。警察が片側1車線だけの規制で、レースの開催を容認したことだ。▼車の法定速度(時速60キロ)を上回るスピードで繰り広げられる自転車レース。なぜ全面規制しなかったのか。道路工事のような片側相互通行となる車線規制とは比べものにならないくらい危険が伴うでないか。▼今回の事故についてみると...
▼9月8日に開催の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道2023」で死亡事故が発生した。場所は北海道上富良野町の一般道。対向車線をはみだした選手が乗用車と衝突するという痛ましい事故だ。▼新聞やテレビの報道によると「対向車線も通行規制をしていたが、規制前に乗用車が進入した」と報じられている。この対向車線の通行止めは、警察ではなく大会主催者が何ら権限もなく行ったようだ。▼レースは100人超の選出が出場し...
▼大型トラックの走行風にあおられて、競技用自転車(ロードバイク)がふらつく場面をよく見かける。転倒や接触など一歩間違えれば大惨事につながりかねない。▼ロードバイクの車体重量は10キロ以下と軽い。両手で軽々と持ち上げることができる。スピード重視のため軽量化を追求しているのだ。▼一方、電動アシスト自転車の走行安定感は抜群だ。20キロを越える車体重量が影響しているのであろう。▼ロードバイクの重量も20キロ超に...
▼競技用自転車(ロードバイク)のスポーツサドルは衝撃吸収性がなく、乗り心地がすこぶる悪い。お尻が痛くならないよう、クッションが備わったパンツに履き替えなければないほどだ。▼衝撃吸収性が備わった一般サドルでは、ペダルを踏み込む際にふわつき、力が伝わらない。ペダルを均一に回転させるには、スポーツサドルが不可欠なのだ。▼空気抵抗を抑えた前傾姿勢でペダルを高速回転すれば、原付きバイクの法定速度(時速30キロ...
▼きつい前傾姿勢で風を切りながら走る競技用自転車(ロードバイク)。道路交通法上、何ら規制がないことに違和感を覚える国民は多い。▼ドロップハンドル車の用途はスピードレースにほかならない。車に例えるならば、エンジンの出力を規定以上に上げたを改造車だ。▼ところで、下ハンドルを握ったときの前方視界は2メートルに満たないであろう。運転中に障害物が見えたと思ったら即、衝突することになる。危険回避が不可能であり、...
▼先日、青信号の横断歩道を渡ろうとしたときのこと。信号無視の競技用自転車(ロードバイク)に目の前を横切られ、危うくひかれそうになった。▼全身脂汗が流れ、脈拍の乱れを感じた。当該、ロードバイクは交差点に進入し左に曲がり消え去った。▼むきだしの極細タイヤが牙をむけるように迫ってきたのを今でも鮮明に覚えている。高空気圧のカチカチのタイヤが人体に接触したら大惨事は免れない。▼対歩行者への安全対策が施されていな...
▼競技用自転車(ロードバイク)にまたがる輩(やから)は、赤信号で停止中に両足を着地させていない。ビンディングを外す手間を省くためだ。左手をガードレールをつかんで静止を試みている。▼この動作は「左折手信号」と見間違うので、当ブログで禁止を訴えている。周知が徹底されていないのか、守ろうとしない輩(やから)が散見される。▼ブレーキレバーに手をかけておらず、タイヤはロックされていない。車両が動きだす可能性が...
▼雨上がりになると、水たまりを避けるために急な進路変更するロードバイクが高頻度で出現する。危なっかしい行為に、後続のドライバーは肝を冷やされる。▼なぜ、ロードバイクは危険を犯してまで水たまりを避けるのか。それは、前・後輪に泥除けが備わっていないからだ。▼跳ね上げによる泥で衣服を汚したくないのであろう。誠に身勝手な理由で、迷惑極まりない進路変更を繰り返すのだ。▼水たまりでなくとも濡れた路面では、後ろを走...
▼この国には自転車乗りの間で「輪行」という風習がある。タイヤを取り外すなど、分解した自転車を専用バッグに入れ、旅先まで鉄道や飛行機などで運ぶというものだ。▼輪行する自転車は主にロードバイク。車体が軽量ということで、持ち運びにさほど難儀ではないという。▼で、見知らぬ土地へ出かけ、普段とは違う光景に浮き足だった状態でサイクリングをするわけだ。ご案内の通り、不慣れな道での運転は危険を伴う。道に迷ってあせっ...
▼子供に限定していた自転車ヘルメットの着用義務が大人にも拡大される。違反しても罰則がない努力義務にとどまるが、ヘルメットなし自転車は職務質問の格好の対象となろう。▼ところで、ロードバイクで爆走する輩(やから)が愛用するスポーツヘルメットは、安全性についての疑問が指摘されている。軽量や通気性を重視しているため、ヘルメットが隙間だらけなのだ。▼飛び石が頭部に直撃したり、木の枝が突き刺さったりする可能性が残...
▼ロードバイクはスピードレース用に開発されており、速度が出やすい。高速のままカーブに進入すると遠心力で車体が不安定となりがちだ。▼ところで、クルマには「スタビライザー」なるものが装着されている。カーブを走行中に、車体の傾きを抑え、走行を安定させる装置だ。▼2輪車にもスタビライザーは装着可能であるが、不幸なことに自転車用の製品は市販されていない。そこで、代替できるものがある。補助輪だ。▼低速時の安定走行...
▼近時、あおり運転がクローズアップされている。車だけでない。自転車によるあおり運転も悪質だ。最たるは、低速走行で車の進行を妨げる自転車だ。▼動画をみよ。車幅が狭い片側1車線の道路を自転車が走行している。自転車を追い越そうにも、対向車が近づいているので、困難な状況だ。▼次の瞬間、何と自転車は突然ペダルをこぐのをやめた。ちんたらと走り、後続車を威嚇する始末。渋滞の原因を引き起こし悪質極まりない。▼道路は4...
▼自転車は、交差点内で右折することが禁止されている。二段階右折といって、交差点の左側端に沿って移動しなければならない。要は歩行者と同じ要領で交差点を通過しろということだ。▼車道を走るロードバイク(競技用自転車)。二段階右折の義務を果たすのは皆無に等しい。自動車やオートバイに交じって右折する姿は、生意気そのものだ。▼動画をみよ。横断歩行者がいるにもかかわらず、ロードバイクが高速で突き進んでいくという暴...
▼前日、車を運転していた時のこと。T字路の突き当たりを右折しようとしたら、左方向から自転車が速度を落とさず交差点に進入してきた。自転車側の信号は赤だ。▼自転車に乗っていたのはギターを背負った若造。こちらは、ライトをパッシングをして「危ないゾ」と注意を促したが、当人は気づかぬふりをして通りすぎていく始末。▼T字路の突き当り側を直進していれば、車との接触は回避できる。だからといって、信号無視が許されるわ...
▼競技用自転車(ロードバイク)はスピードレース用に開発されているだけあって、確かに速い。時速30キロ超での爆走もたやすい。追い風だと凄まじいスピードが出る。時速50〜60キロで暴走する輩(やから)もはびこるほどだ。▼先日、ドライバーに自慢の脚力を見せびらかしたいのか、車に追い越されまいと猛スピードで突っ走る競技用自転車乗りに遭遇した。とはいっても自転車は人力。車のエンジンに勝るわけない。車間がどんど...
▼車道を走る自転車に交通ルールを守らせるのは絶望に近い。画像を見よ。自転車がとんでもない違反を犯している。▼この交差点、画面奥の方へは直進できないのだ。信号機近くの標識を見れば一目両全で、左折しかできない。「自転車は除く」という補助標識がないので自転車も従わなければならない。▼横断歩道の信号は青なので、歩道を走れば直進することができる。自転車が車道を走ることを想定していなかったのであろう。直進自転車...
▼競技用自転車は、「700C」という27インチ相当の大径タイヤを履いている。スピード走行には向いているものの、交通安全の観点からは望ましくない。▼痛恨の極みは小回りが効かないことだ。低速時や右・左折時に、ふらつくなど安定しない。▼また、高速でコーナーに進入する場合、ハンドルを操作は禁物だ。膝がつきそうなほど上半身を傾ける必要がある。転倒のおそれがありすこぶる危険だ。▼そこで、競技用自転車は曲がる方向に...
▼信号機のない横断歩道で横断歩行者をみかけ自動車は、停止しなければならない。警察の取り締まりが強化されていることもあって、歩行者優先が浸透しつつある。▼副産物として、「車は止まってくれるだろ」と、左右の安全も確認せずに横断歩道に飛び出す輩(やから)も増殖している。車は急ブレーキを踏まされ、冷や冷やさせらる。▼自転車も同じだ。先日、どこからともなく猛スピードで自転車の中年男性が横断歩道に飛び出してきた...
▼危険かつ悪質な運転の自転車がはびこり、ドライバーの怒りは頂点に達している。最たる事例が、横断歩道から車道に進路を移す自転車だ。▼歩道の歩行者を避けたりするなどで、後方確認もせず車道に飛び出してくる。後ろを走るドライバーはブレーキを踏んだりハンドルを切ったりしなければ追突を回避できない。玉突き事故にもつながりかねない。▼当の自転車は、車が避けて当然だという交通弱者を気取っているので、罪悪感すらない。...
▼岐阜県白川町にある佐見中学校の自転車ルールが秀逸だ。「自転車通学中に車に遭遇した場合は、自転車から降りて路肩に寄るとともに、運転手に会釈する」(※)というものだ。▼約50年前に、生徒と車による接触事故を受けて定められたという。交通安全意識の伝統が半世紀にもわたり受け継がれていることに敬意が示され、同校の生徒会は表彰された。▼危険な車が近づいたら自転車から降りて自衛手段を講じるのは当然のことだ。しかも...
▼自転車には固有の制限速度がない。ロードバイクが車道をわが物顔で爆走しているゆえんだ。標識の制限速度に従わなければならないが、自転車の速度取り締まりは聞いたことがない。▼一方、原付きバイクは時速30キロ制限だ。乗員にはヘルメット着用義務があり、車体にはバックミラー、ブレーキランプ(制動灯)、ウインカー(方向指示器)など保安装置が必要だ。▼保安装置がないロードバイクが、原付きバイクの速度を上回っても何ら...
ロードバイクに自動ブレーキを義務付けよ▼自転車のブレーキは速度調整機能しか備わっていない。つまり、スピードを緩める程度の制動力しかなく、完全に車両を停止させるには非力なのだ。▼自転車を停止させるには、つま先を地面にこすりつけ摩擦力を利用することもあろう。実感として、多くの自転車乗りの靴のつま先は、擦れているようだ。▼競技用自転車(ロードバイク)は大径タイヤを履いているにもかかわらず、時速15キロ程度...
▼子供の世話をる男のことを「イクメン(育男)」という。育児と英語の男(men)を文字った造語だ。共働き夫婦や家事をさぼりたい女が増えたことで、お父さんが負担を押しつけられているのだ。▼掃除や洗濯、料理、食材の買い出しまで強いられている。で、パパの方はというと、「時代の流れ。良き理解者だ」と、ドヤ顔でベビーカーをひいたり、抱っこひもで子供を前に抱えている姿を良くみかける。▼先日は、あろうことが、競技用自転...
▼新たなモビリティとして電動キックボードが注目を集めている。運転免許を保持し、ナンバープレートや方向指示器など、保安装置を装備すれば車道走行が可能だ。▼原付きバイクに準じた運用がなされているわけで、法律で担保された文字通り車両の仲間だ。車のドライバーも新顔の登場を歓迎しており、優しく見守りたいところだ。▼懸念されるのは、電動キックボードと自転車が共有できるかだ。両者は車道左側端という限られたスペース...
▼車のドライバーが最も神経を使うのは、車道を走る自転車を追い越す時だ。自転車には原付バイクの方向指示器(ウインカー)のような、車幅の目印となるものがないため、慎重に側方を通過しなければならない。▼減速や停止を強いられるなど、交通の円滑が阻害され渋滞の要因にもなりかねない。自転車を見かけると眉間にしわを寄せたり、舌打ちしたりする運転者がいるのもうなずける。▼競技用自転車乗りは、路肩が狭いなど危険箇所で...
▼競技用自転車が大型トラックやダンプカーの走行風にあおられ、ふらつく場面に多々遭遇する。競技自転車は極細タイヤかつ軽量のため、風の影響を受けやすいのだ。▼時速30キロ超の高速走行でふらつけば、制御不能となりかねない。車やガードレールと接触すれば重大インシデントに発展する。▼自転車にあっては風は大敵だ。風が強い日は乗らないことはもちろん、日常でも風向きや風量を常に認識することが大事だ。▼そこで競技用自転...
▼競技用自転車乗りは、ヘルメットをかぶって運転している。しかも、人目から隠れるかのように、濃い色のサングラスを装着している。▼自転車用ヘルメットの難点は、通気性や軽量化のため、穴が開いていることだ。降雨時は雨水の浸水で体温低下の、晴天時は直射日光を受け熱中症のリスクがある。▼ところで、街頭で托鉢(たくはつ)修行をする僧侶は網代笠(あじろがさ)をかぶっている。網代笠は雨水を防ぎ通気性も良いなど万能品だ...
▼自転車は、天候に大きく左右される、時代に取り残された乗り物だ。夏を迎え、大量の汗を流しながらペダルを回さなければならない。熱中症を患い周囲に迷惑をかけてはならない。▼汗は、体内に蓄積した熱を放出する生理現象だ。しかし、限界がある。自転車は、人力がゆえに体力を極端に消耗し、また、身体がむき出しの状態で灼熱の太陽を全身に浴びるなど過酷を強いられる。▼車にはラジエーター(冷却装置)なるもので、エンジンの...
▼先日に開幕したツール・ド・フランス。第1ステージ、沿道の観客が掲げたボードに突っ込み転倒した選手がいた。ドロップハンドル車特有のきつい前傾姿勢を起因とする、前方不注意によるものとみられる。後続車が次々と巻き込まれ、大惨事となったのは記憶に新しい。▼事故発生時の映像を見ると密集・密接の中でレースが開かれている。空気抵抗を受けない「ドラフティング」なる走法が勝敗を左右するからだ。 選手は誰一人としてマ...
▼原付きバイクは、道路の左寄りを通行している。が、最近、路上の左側端に「自転車ナビライン」なるものがペイントされている。▼「自転車は車道」という実情にそぐわない道交法の条文を背景に、歩道を追い出された自転車が、ナビラインに押し寄せているのだ。ちんたらとふらつきながら我が物顔で走行している。▼勘違いしている輩(やから)がいるが、ナビラインは自転車専用レーンではない。もっとも車道の左側端は、人の乗降や荷...
▼最近、犬を前カゴに乗せて自転車を運転する輩(やから)が目立つ。犬が怪我や病気で歩けないため、動物病院に向かうための措置ではない。▼「かわいいワンちゃんでしょ」と見せびらかしたいだけだ。当人の思いとは裏腹に、周囲の人は「馬鹿がいる」と冷めた目なざしだ。▼犬は荷物でない。命が宿る生き物だ。振動で不安定な場所に置かれて怯(おび)えている。動物虐待にほかならない。▼犬が暴れたり落下したりしたら危険でないか。ハ...
▼夜道を歩くと、すれ違う自転車のライトが非常にまぶしい。白色のLEDライトだ。性能が向上したせいか、小型でも強烈な光を解き放つ。▼角度を上向きにして取り付けているようで、ライトの光が目に直接入る。幻惑で自転車を見失い、危険回避のため立ち止まざるをえない。▼車を運転中でも同じだ。狭い道で自転車と対峙すると、運転席にライトを浴びせられヒヤリとさせられる。目がチカチカしたり残像が残ったりして、その後の運転に甚...
▼車を運転中、並走するトラックやダンプカーに吸い寄せられるようにハンドルを切ってしまうことがある。「視覚吸引作用」という錯覚に陥るからだ。▼大きな車体やタイヤを見て、巻き込まれたら大変などと目が離せなくなり、無意識のうちに視線の先の対象に近づいてしまうという。大惨事につながりかねない、危険な現象だ。▼自転車とて同じだ。700Cサイズ(28インチ相当)の大径タイヤを履いた競技用自転車は、大型車両に分類されよう...
▼衝撃ニュースが国内を駆け巡った。群馬県警は先日、オートバイで集団暴走したとして、20~50歳代の男5人を道路交通法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで逮捕したというのだ。▼報道によると、5人は山道の急カーブを競争しながら暴走する「ローリング族」だという。調べに対し、「サーキットで走る練習のため」などと4人は容疑を認めているが、1人は「ツーリングに行っただけ」と否認しているようだ。▼当ブログが糾弾する...
▼自転車の前照灯(ヘッドライト)は、道路上の障害を照らす明るさを持ち合わせていない。歩行者や対抗自転車に、自車の存在を知らしめる程度の役割にすぎない。▼車道を走る自転車は、クルマと同じ左側を通行している。後方のクルマからは自転車のヘッドライトは、当然、見えない。暗闇のなかから突然、自転車が出現し肝を冷やされるドライバーは多い。▼特に競技用自転車は、軽量化やデザインが損なわれるなどと難癖をつけて、反射...
▼車のウインカーを誤った使い方で不愉快事案は多々ある。停止する際、ハザードをつけずに左ウインカーで代用したり、ブレーキを踏んでから右・左折の合図を出したりするなどが典型事例だ。▼で、最近目にするのが、ウインカーを1回だけ点灯させて車線変更する輩(やから)だ。動画をみよ。前を走る軽乗用車はトラックを追い越すために車線変更を行ったが、いずれもウインカーは1回しか点灯していない。▼電球の寿命を伸ばすために点...
▼先日、郊外の幹線道路を走行中、反対車線に赤色灯をともした車両が見えた(動画)。右折レーンの先頭で止まっている。緊急車両に遭遇したら、進路を譲る義務がある。ブレーキを軽く踏み速度をゆるめた。▼ところがどっこい、交差点に近づいてもサイレン音が聞こえない。緊急走行で赤色灯を点灯させているのではないのだ。いい迷惑だ。前方だけでなく後続の車も減速していた。交通の円滑が疎外され、思はぬ事故を招くのは必至だ。▼...
▼スケートボードで車道を走行することは、禁止されていない。ただし、「交通の頻繁」な場所では使用してはいけない(道交法76条)ことになっている。いかなる状況が「頻繁」なのかは明文化されておらず、取り締まりの判断は警察官の裁量に委ねられている。▼先日、興味深いニュースを目にした。静岡県沼津署は交通量の多い市道をスケボーで走行していた男性を検挙したというもの。静岡新聞ウェブ版の報道によると、「同署は時間帯...
▼自転車の車道走行を巡って、この国の社会が分断している。交通安全を願うクルマのドライバーは、自転車に車道を走ってほしくないのが正直なところだろう。▼車道は文字通りクルマが通行する道であり、道路幅から推察するに4輪のクルマの走行を想定した設計だ。聖域を冒すかのように、車道に飛び出す自転車がはびこっている。▼動画をみよ。横断歩道を直進中の自転車が後方確認や合図もなく、車道に進路変更するのだ。歩道の通行人...
▼最近、車道を走っているランナーをよく見かける。昼夜問わずだ。先日も車を運転中、道路左端を高速でジョギングしている輩(やから)に遭遇した。▼車道ランナーが増えた背景には、「自転車ナビライン」に原因があろう。路面にペイントされた自転車マークだ。今回目撃したランナーはみな、ナビライン矢印と同じ方向を走っている。▼古来、自転車と歩行者は、歩道で共生してきた歴史がある。「自転車が通行できるのなら歩行者だって同...
▼外出自粛の影響で、出前サービス「ウーバーイーツ」が盛況だ。が、配達員の自転車が信号無視をしたり爆走したりして危険だと非難されている。▼街中を走る自転車で、「ウーバーイーツ」だけが危険運転をしているわけではない。彼らは「ウーバー」のロゴが入った専用バッグを背負っているため”身元”がわかることで、苦情の標的になっているのだ。▼危険運転の代名詞といえる競技用自転車。走行音もなく後方から猛スピードで追い抜か...
▼大型ダンプカーやタンクローリーが行き交う車道で、身体がむきだしの競技用自転車が走行している光景は戦慄だ。乗員はオートバイのようにフルフェイスヘルメットを着用していない。排気ガスを吸引しながら爆走しているのだ。▼歩道の信号が点滅しているときなど無理に渡ろうとしたり、原付バイクを追い越そうとしたりするときなど、爆走して過呼吸となりがちだ。排気ガスの吸引量は計り知れない。▼言うなれば競技用自転車乗りは、...
▼新型コロナ感染防止のため、不要不急の外出を控えよというお達しがあった都下。新宿や渋谷など都心部の人通りはめっきり減った。▼が、郊外に目を向けるとどうか。多摩川沿いの遊歩道は散歩やランニングする人がたくさん集まっている。競技用自転車も交じっている。間隙(かんげき)を縫うように爆走し、安全・安心を脅かしている。▼長距離移動を得意とする競技用自転車にあっては、身体がむき出しの乗員が保有するウイルスが、広...
▼競技用自転車は車体重量は軽い。軽量化のため、強度を置き去りにしたカーボンフレームを採用しているほか、前かごや泥除け、荷台、スタンドなど省いた。▼結果、車体は片手で持ち上げられるほどで、総重量は10キロを下回るという。スーパーで売っている「お米10キロ」よりも軽いのだ。▼難点は、走行中に横風にあおられやすいことだ。強風は何ら前触れもなく吹いてくる。ふらついた時に、後続車に追突されたり、並走車両を傷つ...
▼自転車に乗りながら喫煙する輩(やから)が目につく。先日都会に出没したモンスターは右手で傘を持ち、2本の指にたばこをはさんだ左手でハンドルを操作するビジネスパーソンだ。▼車のように密室空間がない自転車にあっては、乗員がたばごを吸うと煙が周囲に拡散する。副流煙による被害は図りしれない。▼バス・タクシー車内では禁煙が当たり前だ。自家用車も車内に灰皿が標準装備されていない車種が売り出されるなど「脱タバコ」...
▼電動アシスト自転車が流行している。バッテリーやモーターを積載しているため、車体重量はかなりある。▼先日、路上で電動アシスト自転車が倒れていた。通行の妨げとなっているので、元に戻そうと持ち上げようとしたら、とてつもなく重い。30キロ超はあろうか、二の腕が痙攣(けいれん)した。▼子どもを前後に座らせ、3人乗りで運転するシングルマザーらをよく見かける。総重量100キロを超える自転車が歩道を爆走しているの...
▼先日、クルマで走行中のこと。右折のため交差点内で待機。片側1車線の道路のため、後続車は当方が通過しなけば直進できない状況だ。▼しばらくして対向車の列が途切れる状況に。が、そのクルマの速度が遅い。理由はすぐにわかった。チンタラと走る自転車にブロックされてスピードが出せないのだ。▼結局、信号が変わるまで右折することができなかった。自転車がいなかったら、とっくに右折でき、後続車もスムーズに通過でき安泰で...
▼自転車の歩道通行は法律で認められている。にもかかわらず、競技用自転車は車道を走っている。1トン超の鉄の塊であるクルマが往来する車道を、身体がむきだしとなる自転車で走るのは狂気の沙汰だ。▼車道は4輪の車の走行を想定して設計されている。幅60センチの自転車は、歩道の幅で十分だ。自転車で車道を走るのは、4人掛けの座席を1人占めしているようなもので、贅沢極まりない。▼片側1車線の交通量が多い道路で、自転車...
▼競技用自転車乗りは速度超過を起因とする自損事故が多いと聞く。小石に乗り上げて転倒したり、カーブを曲がりきれずガードレールに激突したりするのは、日常茶飯事といっても過言ではない。▼乗車定員の関係から、競技用自転車乗りはソロで走ることが多い。緊急事態発生時に救護してくれる仲間や通行人がいなければ、手当てが遅れ最悪の事態となりかねない。▼そこで競技用自転車に「補助犬」を義務づけてみてはどうか。犬を市販の...
▼競技用自転車乗りは、青信号に変わらぬや否や、カナダの元陸上選手ベンジョンソン顔負けのロケットスタートを切る。ビンディングペダルを装着する時間を考慮して、周囲の交通に乗り遅れないようスタートを早めに切っているからだ。 ▼青信号に変わっても、左右の安全を確認をしてから交差点を通過するのが鉄則だ。赤信号のクルマにひかれて痛い思いをするのは、身体がむき出しの自転車だ。 ▼そこで競技用自転車に「け...
▼自転車のフロントブレーキを強くかけると、後輪が浮いて制動が不安定となる。最悪の場合、転倒して周囲の交通を巻き込み一大事となりかねない。▼後輪浮遊現象は軽量の競技用自転車に顕著だ。利き手で操作する右レバーが前ブレーキと連動しているため、後輪ブレーキよりも強く握りがちで、見過ごせない状況だ。▼前ブレーキは極力避けたいなか、右レバーに手を触れないようにすることで対処できよう。そこで、競技用自転車に「岡持...
▼先日、車を運転していたときのこと。ウインカーを出して左に曲がろうとしたら、すり抜け競技用自転車に出くわし、肝を冷やされた。▼「バカヤロー」と、最高レヴェルで怒鳴りつけてやった。が、全く反応がない。何食わぬ顔で走り去った。▼無理もない、時速30キロ超で爆走する競技用自転車は、風切り音で周囲の状況が把握できないのだ。耳から入る情報は安全の運転の確保に不可欠というのは論を待たない。▼そこで競技用自転車乗り...
▼競技用自転車のタイヤは幅が数センチしかない極細だ。23Cの長径サイズは、スピードを出すのには適しているが、悪路にめっぽう弱い。▼砂利道を走行すると、タイヤが取られて危険極まりない。動けなくなり立ち往生(スタック)でもすれば、交通の円滑を阻害しかねない。▼自転車から降りて押し歩け、というのは競技用自転車乗りの自尊心を傷つけよう。スタックに備え、走路を確保するためのツールが不可欠だ。▼そこで競技用自転車...
▼戦闘機やフォーミュラカー(F1)に代表されるように、定員一人の乗り物は狭いコクピット(操縦席)が備わっている。「コクピットに乗り込んだ乗員は、意識が高揚し操縦に集中できる」という。▼自転車はどうか。戦闘機やF1と同じく乗車定員は1人が基本だ。ヘルメット着用義務がないばかりか、身体がむきだしの状態で運転することになり、危険と隣り合わせだ。▼老若男女が利用できる手軽な乗り物ということで、自転車乗りは緊張...
▼競技用自転車の運転にあたっての服装は自由だ。競輪選手を持ち出すまでもなく、半袖・短パンで肌を露出させている競技用自転車乗りが目に余る。▼転倒時のものでおろう、ひざやひじにすり傷を追っている輩も少なくない。交通の安全の確保から、露出を減らし機能的な衣服を着用することが求められる。▼そこで競技用自転車乗りに僧衣を義務付けてみてはどうか。僧侶が着る簡易な「布袍(ふほう)」だ。色あざやかな紫や緑など、ド派...
▼大型トラックやダンプカーの運転席の位置は高く視界が開けている。水泳・プール施設の監視員のように、周囲の状況を見渡しながら安全を確認することができる。▼ドロップハンドルの競技用自転車はきつい前傾姿勢を強いられる。視線は下向きで、3メートル先を見るのが限界ともいわれる。▼しかも高角に周りを見渡すことができないのだ。歩行者の飛び出しや路上の障害物を避けることが困難など、安全運転に支障をきたしかねない。▼そ...
▼車輪やペダルがむきだしとなっている、自転車の加害事故は重大な結果を招く。特にスピードが出しやすい競技用自転車にあっては、歩行者への衝突事故は無慈悲だ。▼自動車には、保安基準で歩行者への保護性能が盛り込まれている。ボンネットなどに頭部が接触した場合、衝撃が大きくなりすぎないよう、基準値を設けている。衝突被害軽減対策だ。▼時速40キロ超で爆走が可能な競技用自転車にも、衝突被害軽減対策は必至だ。画像を見...
▼バスの安全装置として、異常時対応システム(EDSS)なるものが注目されている。ドライバーが運転中に意識を失った場合に、乗客が客席などに設置されたスイッチを押すと自動で車両が停止するものだ。▼ハザードランプが点滅したり警告音が鳴り、周囲の車両にも異常を知らしめることができるという。脳や心臓の疾患などドライバーの健康起因による重大事故を防ぐ目的で開発されたものだ。▼競技用自転車とて同じだ。高速ペダリングで...
▼競技用自転車は、ドロップハンドルとサドル高によって、きつい前傾姿勢を強いられる。2足直立歩行のホモ・サピエンスには、相容れない格好であり、内蔵への負担は避けられない。▼競技用自転車乗りは、長距離や長時間の移動で使用する輩(やから)が多い。彼らは目的地へ急ぐため、乗車中に補給することが多々ある。しかもカロリーの高い、固形物を好んでいる。▼胃の中の物が十分に消化されない状態で自転車をこげば、食物の逆流...
▼競技用自転車には、自転車の生命線ともいえるカゴが備わっていない。通勤・通学や買い物利用で荷物を運べないのは、機能不全にほかならない。▼苦肉の策として競技用自転車乗りは、リュックを使っている。リュックを背負いながら走行が不安定となりがちな自転車を運転する、という暴挙に出るのだ。▼きつい前傾姿勢を強いられるドロップハンドル車で、背中に荷物を載せて運転すれば後ろを振り返るのに困難を伴う。上体を起こして反...
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▼警察庁は自転車違反を取り締まるために「反則金」制度を導入する方針を決めた。赤信号や一時停止の無視などの違反者に交通反則切符(青切符)を交付し、反則金を納めてもらうのだ。▼違反に対する抑止力にはつながろうが、肝心なことが欠けている。スピードに対する取り締まりがないことだ。▼速度超過は重大事故につながる。自転車にひかれて死亡する事故も発生している。国民の安全・安心がおびやかされているのだ。▼ロードバイク...
▼ロードバイクは泥除けが備わっていないため、タイヤがむき出しの状態だ。しかもタイヤの空気圧はとてつもなく高く、金づちに匹敵する硬度となっている。▼高速走行には向いているが、緩衝材(バンパー)がないため衝突時の被害は甚大だ。歩行者ら交通弱者はもちろん、自転車の乗員とて路上に放り出され危険極まりない。▼文字通り、ロードバイクは公道を走る凶器だ。原付きバイクの法定速度(時速30キロ)を上回るスピードで爆走...
▼ロードバイク乗りがペダルをこぎはじめると「パチン」という乾いた音が響きわたる。ビンディングシューズをペダルに装着する時に発生する音だ。▼前を向きペダルには目をやらず感覚に頼って装着している。このため、ビンディングがうまくはまらず、あたふたしたり、気をとられてふらついたりする輩(やから)が続出するなど危険な状態だ。▼ビンディングペダルは、ペダル回転率を上げるための爆走用ツールにほかならない。スピード...
▼競技用自転車(ロードバイク)にはバックミラーが備わっていない。にもかかわらず、車の往来が激しい道路を走っているのは異様だ。▼駐車車両を避けるために、道路中央に寄ってくるロードバイクに憤慨するドライバーは多い。車は自転車を守って当然だと言わんばかりの横暴だ。▼ドロップハンドルできつい前傾姿勢をとりながら後方を確認するには、首を横にむけるだけでは不十分だ。しっかり上体を起こして、腰をねじるようにしなけ...
▼車道を走る競技用自転車(ロードバイク)は、大概、時速35キロほどで走っている。車の目線からすれば、安全に追い抜きできない、中途半端な速度だ。▼自転車と側方の距離をとりつつ、対向車や隣りの車線を確認するなど多くの所作を強いられる。追い越すタイミングが到来しないと、ドライバーのイライラはマックスに達する。▼当の自転車は、追い越されようとされると、必死にもがいて阻止しようと試みる。抜かされたら抜かされたで...
▼9月に行われた「ツール・ド・北海道」で、対向車線にはみ出した選手が、一般車と正面衝突する痛ましい事故。事故原因は明白だ。警察が片側1車線だけの規制で、レースの開催を容認したことだ。▼車の法定速度(時速60キロ)を上回るスピードで繰り広げられる自転車レース。なぜ全面規制しなかったのか。道路工事のような片側相互通行となる車線規制とは比べものにならないくらい危険が伴うでないか。▼今回の事故についてみると...
▼9月8日に開催の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道2023」で死亡事故が発生した。場所は北海道上富良野町の一般道。対向車線をはみだした選手が乗用車と衝突するという痛ましい事故だ。▼新聞やテレビの報道によると「対向車線も通行規制をしていたが、規制前に乗用車が進入した」と報じられている。この対向車線の通行止めは、警察ではなく大会主催者が何ら権限もなく行ったようだ。▼レースは100人超の選出が出場し...
▼大型トラックの走行風にあおられて、競技用自転車(ロードバイク)がふらつく場面をよく見かける。転倒や接触など一歩間違えれば大惨事につながりかねない。▼ロードバイクの車体重量は10キロ以下と軽い。両手で軽々と持ち上げることができる。スピード重視のため軽量化を追求しているのだ。▼一方、電動アシスト自転車の走行安定感は抜群だ。20キロを越える車体重量が影響しているのであろう。▼ロードバイクの重量も20キロ超に...
▼競技用自転車(ロードバイク)のスポーツサドルは衝撃吸収性がなく、乗り心地がすこぶる悪い。お尻が痛くならないよう、クッションが備わったパンツに履き替えなければないほどだ。▼衝撃吸収性が備わった一般サドルでは、ペダルを踏み込む際にふわつき、力が伝わらない。ペダルを均一に回転させるには、スポーツサドルが不可欠なのだ。▼空気抵抗を抑えた前傾姿勢でペダルを高速回転すれば、原付きバイクの法定速度(時速30キロ...
▼きつい前傾姿勢で風を切りながら走る競技用自転車(ロードバイク)。道路交通法上、何ら規制がないことに違和感を覚える国民は多い。▼ドロップハンドル車の用途はスピードレースにほかならない。車に例えるならば、エンジンの出力を規定以上に上げたを改造車だ。▼ところで、下ハンドルを握ったときの前方視界は2メートルに満たないであろう。運転中に障害物が見えたと思ったら即、衝突することになる。危険回避が不可能であり、...
▼先日、青信号の横断歩道を渡ろうとしたときのこと。信号無視の競技用自転車(ロードバイク)に目の前を横切られ、危うくひかれそうになった。▼全身脂汗が流れ、脈拍の乱れを感じた。当該、ロードバイクは交差点に進入し左に曲がり消え去った。▼むきだしの極細タイヤが牙をむけるように迫ってきたのを今でも鮮明に覚えている。高空気圧のカチカチのタイヤが人体に接触したら大惨事は免れない。▼対歩行者への安全対策が施されていな...
▼競技用自転車(ロードバイク)にまたがる輩(やから)は、赤信号で停止中に両足を着地させていない。ビンディングを外す手間を省くためだ。左手をガードレールをつかんで静止を試みている。▼この動作は「左折手信号」と見間違うので、当ブログで禁止を訴えている。周知が徹底されていないのか、守ろうとしない輩(やから)が散見される。▼ブレーキレバーに手をかけておらず、タイヤはロックされていない。車両が動きだす可能性が...
▼雨上がりになると、水たまりを避けるために急な進路変更するロードバイクが高頻度で出現する。危なっかしい行為に、後続のドライバーは肝を冷やされる。▼なぜ、ロードバイクは危険を犯してまで水たまりを避けるのか。それは、前・後輪に泥除けが備わっていないからだ。▼跳ね上げによる泥で衣服を汚したくないのであろう。誠に身勝手な理由で、迷惑極まりない進路変更を繰り返すのだ。▼水たまりでなくとも濡れた路面では、後ろを走...
▼この国には自転車乗りの間で「輪行」という風習がある。タイヤを取り外すなど、分解した自転車を専用バッグに入れ、旅先まで鉄道や飛行機などで運ぶというものだ。▼輪行する自転車は主にロードバイク。車体が軽量ということで、持ち運びにさほど難儀ではないという。▼で、見知らぬ土地へ出かけ、普段とは違う光景に浮き足だった状態でサイクリングをするわけだ。ご案内の通り、不慣れな道での運転は危険を伴う。道に迷ってあせっ...
▼子供に限定していた自転車ヘルメットの着用義務が大人にも拡大される。違反しても罰則がない努力義務にとどまるが、ヘルメットなし自転車は職務質問の格好の対象となろう。▼ところで、ロードバイクで爆走する輩(やから)が愛用するスポーツヘルメットは、安全性についての疑問が指摘されている。軽量や通気性を重視しているため、ヘルメットが隙間だらけなのだ。▼飛び石が頭部に直撃したり、木の枝が突き刺さったりする可能性が残...
▼ロードバイクはスピードレース用に開発されており、速度が出やすい。高速のままカーブに進入すると遠心力で車体が不安定となりがちだ。▼ところで、クルマには「スタビライザー」なるものが装着されている。カーブを走行中に、車体の傾きを抑え、走行を安定させる装置だ。▼2輪車にもスタビライザーは装着可能であるが、不幸なことに自転車用の製品は市販されていない。そこで、代替できるものがある。補助輪だ。▼低速時の安定走行...
▼近時、あおり運転がクローズアップされている。車だけでない。自転車によるあおり運転も悪質だ。最たるは、低速走行で車の進行を妨げる自転車だ。▼動画をみよ。車幅が狭い片側1車線の道路を自転車が走行している。自転車を追い越そうにも、対向車が近づいているので、困難な状況だ。▼次の瞬間、何と自転車は突然ペダルをこぐのをやめた。ちんたらと走り、後続車を威嚇する始末。渋滞の原因を引き起こし悪質極まりない。▼道路は4...
▼自転車は、交差点内で右折することが禁止されている。二段階右折といって、交差点の左側端に沿って移動しなければならない。要は歩行者と同じ要領で交差点を通過しろということだ。▼車道を走るロードバイク(競技用自転車)。二段階右折の義務を果たすのは皆無に等しい。自動車やオートバイに交じって右折する姿は、生意気そのものだ。▼動画をみよ。横断歩行者がいるにもかかわらず、ロードバイクが高速で突き進んでいくという暴...
▼前日、車を運転していた時のこと。T字路の突き当たりを右折しようとしたら、左方向から自転車が速度を落とさず交差点に進入してきた。自転車側の信号は赤だ。▼自転車に乗っていたのはギターを背負った若造。こちらは、ライトをパッシングをして「危ないゾ」と注意を促したが、当人は気づかぬふりをして通りすぎていく始末。▼T字路の突き当り側を直進していれば、車との接触は回避できる。だからといって、信号無視が許されるわ...
▼競技用自転車(ロードバイク)はスピードレース用に開発されているだけあって、確かに速い。時速30キロ超での爆走もたやすい。追い風だと凄まじいスピードが出る。時速50〜60キロで暴走する輩(やから)もはびこるほどだ。▼先日、ドライバーに自慢の脚力を見せびらかしたいのか、車に追い越されまいと猛スピードで突っ走る競技用自転車乗りに遭遇した。とはいっても自転車は人力。車のエンジンに勝るわけない。車間がどんど...
▼雨上がりになると、水たまりを避けるために急な進路変更するロードバイクが高頻度で出現する。危なっかしい行為に、後続のドライバーは肝を冷やされる。▼なぜ、ロードバイクは危険を犯してまで水たまりを避けるのか。それは、前・後輪に泥除けが備わっていないからだ。▼跳ね上げによる泥で衣服を汚したくないのであろう。誠に身勝手な理由で、迷惑極まりない進路変更を繰り返すのだ。▼水たまりでなくとも濡れた路面では、後ろを走...
▼この国には自転車乗りの間で「輪行」という風習がある。タイヤを取り外すなど、分解した自転車を専用バッグに入れ、旅先まで鉄道や飛行機などで運ぶというものだ。▼輪行する自転車は主にロードバイク。車体が軽量ということで、持ち運びにさほど難儀ではないという。▼で、見知らぬ土地へ出かけ、普段とは違う光景に浮き足だった状態でサイクリングをするわけだ。ご案内の通り、不慣れな道での運転は危険を伴う。道に迷ってあせっ...
▼子供に限定していた自転車ヘルメットの着用義務が大人にも拡大される。違反しても罰則がない努力義務にとどまるが、ヘルメットなし自転車は職務質問の格好の対象となろう。▼ところで、ロードバイクで爆走する輩(やから)が愛用するスポーツヘルメットは、安全性についての疑問が指摘されている。軽量や通気性を重視しているため、ヘルメットが隙間だらけなのだ。▼飛び石が頭部に直撃したり、木の枝が突き刺さったりする可能性が残...
▼ロードバイクはスピードレース用に開発されており、速度が出やすい。高速のままカーブに進入すると遠心力で車体が不安定となりがちだ。▼ところで、クルマには「スタビライザー」なるものが装着されている。カーブを走行中に、車体の傾きを抑え、走行を安定させる装置だ。▼2輪車にもスタビライザーは装着可能であるが、不幸なことに自転車用の製品は市販されていない。そこで、代替できるものがある。補助輪だ。▼低速時の安定走行...
▼近時、あおり運転がクローズアップされている。車だけでない。自転車によるあおり運転も悪質だ。最たるは、低速走行で車の進行を妨げる自転車だ。▼動画をみよ。車幅が狭い片側1車線の道路を自転車が走行している。自転車を追い越そうにも、対向車が近づいているので、困難な状況だ。▼次の瞬間、何と自転車は突然ペダルをこぐのをやめた。ちんたらと走り、後続車を威嚇する始末。渋滞の原因を引き起こし悪質極まりない。▼道路は4...
▼自転車は、交差点内で右折することが禁止されている。二段階右折といって、交差点の左側端に沿って移動しなければならない。要は歩行者と同じ要領で交差点を通過しろということだ。▼車道を走るロードバイク(競技用自転車)。二段階右折の義務を果たすのは皆無に等しい。自動車やオートバイに交じって右折する姿は、生意気そのものだ。▼動画をみよ。横断歩行者がいるにもかかわらず、ロードバイクが高速で突き進んでいくという暴...