小説サイトに住んでいるうちに、あっというまに年末。大変です、ご紹介したい歌があったのに!ということで、夏に書きたかった記事をいまごろ投稿です。ただし、今回は前フリが長い。自分の中に残しておきたいエピソードを、歌紹介といっしょに書かせていただきますね。6月の話ですが、我が家の庭にあるハナミズキの枝に、ヒヨドリが巣をつくって卵を産みました。はじめてのことでびっくりしました。無事に孵ることを願いつつ見守っていたら、三羽のヒナが生まれて一安心。せっせと餌を運ぶ親鳥のおかげで、三羽ともどんどん大きくなっていきます。さあ、次は無事に巣立つかな。そう思っていた、ある日の早朝。複数の鳥たちのけたたましい声が、唐突に響きました。なんというか、あちこちで「わー」って騒いでる感じです。そのあと、台所の窓(ななめに突き出した構造...ヒナたちの巣立ちとともに「巣立ちの歌」