幼かったあの頃 よく 手を繋いで 歩いていたね 君は 私の一番の男の子で 私は 君の一番の女の子だった でも 今は違う 私達の周りには 色んな男の子がいて…
最初は、全然好きじゃなかった 只のクラスメイトで、隣にいると居心地が良いな、とは思っていた 顔は全然タイプじゃないし好きになる要素なんて一つもない でも、今私…
友達なんて、所詮、「可哀想な奴」って思われない為の手錠でしかない。手首が細いから、いつでも外せる。不要だと思ったら、いつでも捨てられる。それが「友達」である。…
動物のいない動物園など、ただの檻の群れでしかない。動物のいない、ただの檻。そんなものに、一体何の価値があるだろうか。動物園とは、動物がいて初めて成り立つもので…
初めて逢った日誰よりも輝いて見えた貴方に私は恋をした二人きりの時間見たことのない表情何を知っても、貴方を嫌いにはなれなかった好きじゃないなら、期待なんてさせな…
鳥籠の中に閉じ込められている様な毎日。運命の時がくれば、そこから抜け出せるのだろうか?再びあの時の様に、自由に翅を広げて空を飛び回ることが出来るのだろうか?自…
あと少し。我慢するのも、あと少しだ。卒業さえしてしまえば、この我慢も報われるだろう。そう、だからあと少し。自分に出来る限りの精一杯で頑張ろう。
――前に一度、そうなんじゃないかと思い当たったときがあった。夏休み前最後の登校日、松田が私に話しかけて来た。「次の土曜日、二人でどっか行かねえ?」後ろで松田と…
「好きだ。俺と付き合ってくれないか?」クラスメイトにそう言われてから、そのクラスメイトはただのクラスメイトじゃなくなった。成績優秀なわけではない。どちらかと言…
「ブログリーダー」を活用して、鈴音まことさんをフォローしませんか?