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  • デリバティブ残高から見る世界・・・リスク回避が始まっている?

    コロナ禍で、こぞって金融緩和がなされたが、金融派生商品などはそれ程増えていない。破綻への警戒心、リスク回避の意識が高まっている。人力でGO『デリバティブ残高から見る世界・・・リスク回避が始まっている?』よりリンク────────────────────────────────(前略)■日本のデリバティブ残高■日銀のホームページに日本のデリバティブ残高の統計が出ていたので、グラフ化して、ついでにアメリカのマネタリーベースを重ねてみました。(グラフの縦軸の単位が異なるので注意)2020年末で66兆米ドル程のデリバティブ残高が有ります。グロスではプラスが6600億ドル程度、マイナスも6600億ドル程度となっています。この数字が大きいのか、小さいのか、私などには判断が付きませんが、ドイツ銀行が1行で抱えていたデリバティ...デリバティブ残高から見る世界・・・リスク回避が始まっている?

  • 日本の輸入における中国依存度推移

    日本の輸入における中国依存度推移と国際状況に於ける礼節(リンク(以下引用)右図は、1988年~2020年までの日本の財務省「貿易統計」による中国からの主な輸入品目における輸入額の中国の割合(日本の中国依存度)を計算してみたものである。中国からの輸入品は近年、電気機器、電算機類、化学品(有機化合物、医薬品)などが増加している。現在コンピュータを含む電気製品は、世界でみてもほとんどが中国で生産されており、日本の中国依存度が高いのは必然であろう。また携帯等の通信機はやや減少し、これまで多かった衣類・附属品の輸入は減少に転じ、そして食料品はほぼ横ばいである。一方日本は、左図で明らかなように、先進国の中でも工業製品の部品・加工品など「中間財」の輸入で中国に依存する割合が突出して高い。この事はリスクでもあり、日本政府は20...日本の輸入における中国依存度推移

  • コロナ後の世界、7つのシナリオ2

    「特効薬」シナリオ未来のシナリオ:ヒト感染試験によってワクチン開発が加速して、7種類のワクチンの生産工場が同時に建設されたとしても、実際に普及するのは、最大の期待を込めつつ慎重に見積もって、早くとも2021年に入ってしばらくしてから、あるいはそれより先になるだろう。しかし、ワクチンが唯一の治療方法というわけではない。もし単独あるいは他の方法と組み合わせて使うことで新型コロナウィルス感染症の危険性を緩和できる予防薬や治療方法を発見できれば、非常に良い効果がもたらされるだけでなく、この長引く戦いの流れが一気に好転する。市場と多数の政治家が想定していると思われる実現確率:少なくとも35%。医師や科学者が「もっと早くワクチンを開発しろ!」と急かされる声が今にも聞こえてきそうだ。現実的な可能性:「幸せ探しをする少女ポリア...コロナ後の世界、7つのシナリオ2

  • コロナ後の世界、7つのシナリオ1

    世界は大恐慌以来の深刻な経済危機に直面したのにもかかわらず、米国株式市場は昨年の同時期よりも高値で推移している。AirBNB、Lyft、Uberなどの米テクノロジー大手が従業員の20%をリストラする一方で、ビッグファイブと呼ばれる米IT大手5社が米国株式市場の時価総額の20%という記録的な割合を占めている。一体、何が起きているのか。ーーー中略ーーーそれでは、市場は全体として、その無限の英知に基づいて、どのような未来を予測しているのだろうか。「市場は、短期的に見れば投票機のようで、長期的に見れば計量器のようだ」という古い名言がある。その計量器で今、測り出されているのはどんな未来なのか。筆者には、時代の行く末を示す大いなる抽選器の中でガラガラと回るくじ玉が7つ見える。「V字型」シナリオ未来のシナリオ:想定される未来...コロナ後の世界、7つのシナリオ1

  • 金融危機再来か? ~アルケゴス問題~

    コロナで景気低迷するなか、株価だけが最高値を更新するおかしな状況が続いてきた。これに乗じたヘッジファンド「アルケゴス」が運用に失敗。巨額損失を発表する金融機関が相次いでいる。以下、リンクより―――――――――――――――――――――――――――『野村に続き三菱UFJ証券も巨額損失リーマン級の危機再来か』米ヘッジファンド「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」に絡んだ巨額損失が次々と明らかになっている。2200億円の損失の可能性を発表した野村ホールディングスを皮切りに、クレディ・スイスと三菱UFJ証券ホールディングスが続いた。三菱UFJ証券は欧州子会社関連で約330億円の損失が見込まれている。「巨額損失を発表する金融機関はさらに続き、トータルの損失額が1兆円を超えるのは濃厚とみられています」(兜町関係者)アルケゴ...金融危機再来か?~アルケゴス問題~

  • 中国が金価格を握る時代がくるか

    米国の力が弱まる中、実需でも供給に於いてもシェアを伸ばしている中国。今後、金価格を左右する存在になっていく可能性がある。黄金の日日『中国はゴールドのプライスリーダーになれるか?』よりリンク────────────────────────────────現状の金価格は米国の市場金利が決めています。インフレ率は弱く、実質金利は市場金利でほぼ決まります。すなわち、金価格の決定権は米国が握っています。しかし、実需では中国がその主導権を握ろうとしています。中国は需要シェアでインドと一位二位を争っています。そして供給でも中国はそのシェアを拡大しようとしている。中国の金供給に占める割合は12%程度で世界一位です。原油におけるサウジやロシアと同レベルのシェアです。しかし、最近、中国は海外の金鉱山を買い漁って言います。米国はそれ...中国が金価格を握る時代がくるか

  • これからの金価格についての総合論―9

    吉田繁治氏ビジネス知識源リンクこれからの金価格についての総合論(後編-1)2021年3月28日増刊:長期金価格を決める要因--------------------------------------------■27.100年のグラフを見るスイスで、長期運用の100年データを多く使う理由は、株価が典型の短期グラフが発する偽情報に惑わされないためです。スイスは、20世紀の世界金融の先進国です。日本は、マネーの運用では、中国CCPにはるかに遅れた後発国です。チャンスが大きかった1980年代後期、ウォール街で行っている金融投資を「マネーゲーム」として、実業の下に見る風潮があっためでしょう。銀行借り入れで買ったのは、国内の土地でした。土地では、その上に建物を作って、事業で利益が出る価格が頂点になります。非合理な価格(商...これからの金価格についての総合論―9

  • これからの金価格についての総合論―8

    吉田繁治氏ビジネス知識源リンクこれからの金価格についての総合論(後編-1)2021年3月28日増刊:長期金価格を決める要因--------------------------------------------■24.長期の金価格を観察すれば日銀の設立のとき、仮に10万円分の金(100Kg)を持っていれば、現在6億7260万円。円のままなら、10万円です。「日本は敗戦したから」という反論があるでしょう。敗戦のないドルでも、現在の金価格は、1グラムあたり56ドルです。1913年のFRB設立以来、ドルは金に対して1/56に減価しています。米ドルもその前の1882年(日銀設立:金1グラム1ドル)からは、平均年率約2.9%で減価しています。比較すれば、円の下落率が120倍大きいのは、1945年の敗戦後に、日銀が1円を1...これからの金価格についての総合論―8

  • これからの金価格についての総合論―7

    吉田繁治氏ビジネス知識源リンクこれからの金価格についての総合論(後編-1)2021年3月28日増刊:長期金価格を決める要因--------------------------------------------■21.日銀設立から、金の価格は6726倍に上がった(円)明治15年(1882年)の日銀設立のとき、金の公定価格は「1グラム=1円≒1ドル」だったことを知る人は、ほとんどいません。明治の1円は、価値が高かったのです。夏目漱石が、連載小説を書いていた朝日新聞から貰っていた報酬は、月給200円+年2回の賞与でした(41歳)。現代では、3000倍の、60万円/月くらいに相当するでしょう。明治20年ころの、一般的な住宅価格は、東京日本橋の30坪の広さでも、1550円くらいと安かった。現在は1億円以上でしょう(6万...これからの金価格についての総合論―7

  • これからの金価格についての総合論―6

    吉田繁治氏ビジネス知識源リンクこれからの金価格についての総合論(後編-1)2021年3月28日増刊:長期金価格を決める要因--------------------------------------------◎スイスの金融投資家に倣(なら)って100年のデータから運用を考えると、「無限発行ができる「信用通貨」の通貨価値の虚妄」に気がつきます。世界には、いつもどこかに、「事実のモデル」はあるのです。長期で見ないと分からないのが、「通貨価値=商品の購買力」です。通貨価値は、インフレ(物価の上昇)により、下がっていきます。金は、インフレ(=通貨価値の低下)を原因にして、上がます。1971年の金・ドル交換停止のあとの「信用通貨」は、英語ではフィアットマネー、日本語では法貨です。信用通貨とは、「政府・中央銀行が過大発行...これからの金価格についての総合論―6

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