先日 例年より少し早めに石北臨時貨物、今季終了でした 主婦にとってはいちばんいそがしい朝の時間、自宅付近を長い重低音が通り ああ、今はこの時間か、と 時計代わりにしていた、鉄道のある日常 日常に鉄道があること ずっとそれを大事にしてきた 私たちは ずっと また夏の 実りを載せて運行が再開することを 重低音との再会を 楽しみにしています それまで わたし...
ムラの神社の春のお祭り日 祈 五穀豊穣 祈 天候安定 祈 世界平和 祈 疫病退散 祈 人心平穏...
クリンソウも終わりころ 今にも雨がざあざあふりそうなお天気 この雨が降ったらきっと花も落ちる また来年ね また会おう 明日は今日とは違うし 来年会う花は来年のもの いっぷん先の自分さえ違う いとこと 40年ぶりぐらいの電話口で泣き笑い こないだ亡くなったおばちゃんと いとこと 私で過ごした時間 いちにちいちにちが飛び跳ねてたみたいだったね 体の弱...
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花ひとつに 込める念の深さ 君は知るまい これってものは特にないんだけどね 自分でもよくわからない ただ自分ていうものを考えすぎるようなときはここにくるんだ 誰も私のことをわかる人はいないし まちがいなく 花にかける言葉は猫にかける言葉と同じで ヒトにそんな口調では話さないので 楽...
黙ることは騙すことではないのだと短い自分の影踏みながら 山本夏子...
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前に ここに この花があったから、今年も見に行く というそれなりに真剣な遊び 花地図はまだ覚えてる 山の上だったり 移動するには遠かったり ずっと歩いたり それをしている間は夢中なので抱えていたもやもやはどこへやら(消えたわけではないけれど 覚えていなきゃと思っていたこと それもだいぶ大事なことが だんだん薄れていくのは悲しい 覚えていられないことがかな...
たぶんまだ なにも成しえていないこの日々を ただ眺めている かけがえないものとして ...
ランプのある部屋から見えるのは 部屋の持ち主は知らぬ、一枚に見えて幾重にも重なっている風景 記憶の束を ごっそりと手にして眺めながら コーヒー飲みましょうか 旧白滝駅跡にほど近いところに カフェとお宿のお店「森の暮らし」さんが 今月オープンしました いくつかの窓は線路を向いているので 時折通る列車をお店の中から見られます 駅の在った場所を眺めながら 新しい、おし...
あの雪がみんなとけるのはいつなのかな おさない息子と予想したこともあったっけな まだまだとけないよ、でももう初夏 そろそろ扇風機の出番だね...
ちゃんとてっちゃんしてみた 難しいなあ 写真って...
ハルゼミの声 白い花 今日を生きて 気づけることのなんぞ少なきシャク セリ科...
庭の草むしりして 苗を手入れして そうしたら踏切の音が聞こえてきて 畑の向こうの隙間にヨンマルが見える それが合図 ちょうど12時 お昼にすっぺ それからパートにいく準備 のどかにみえるでしょ 実際はそうでもないのよ いろいろあるの ここでいま草むしりするまでの間に まあどうでもいいのだけどね といえるようになったのは最近のこと 遠くから来た友人に草...
作業されている方々が 言葉を交わすのは二言三言 静かになるべきことをなす 小気味よく 真横をシャーーーーーーーと通る そしてバックでシャーーーーーと戻っていく すべては お客様の安全のため 安全にヒトを輸送するため 誰かの日常をささえるため よいものをみた 感謝...
生き物の命ふるえる塩狩 塩狩峠記念館は今日はお休み 聴こえてくる音に耳傾けるように佇む この殻から抜けたエゾハルゼミは 何処で鳴いてるのやら また何か音が聞こえてきたぞ ...
ヘラオオバコってかわった花 花火みたいだね と言ったら え?そう?と 子どものころ変な顔されたのでもうあまり言わない そういうことはよくあった、私はこんな風に思うんだけどと言ったらあいつ変なのーと返されること どう思っても自由だし どう思われてもそんなのどうでもいいよねえ ヘラオオバコにしてみたら どうあっても 素敵でしょ? 気の持ちよう 余計なことも...
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サロベツ原野で見たミツバオウレン 宗谷まで何しに行ったかといえばこれを見に めんこいめんこい 旅の目的なんて花ひとつあればいい サロベツ原野からまあまあ近めのところで見た、 花たびそうや号 思わず なんてかわいいんだ と 声が出た、少し甲高めに 実際のところ花の季節には少し早い 周りはグリーン でも列車がかわいいからよし かわいいは強い かわいいからまた...
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気をつけていってらっしゃい 行きよりも明るい帰路になりますように 枡野浩一...
日常の向こうにある非日常は 日常の過ごすための糧でなくちゃいけないんだよ...
手を合わせたくなるというのはこういうこと 自分にないものへの憧れ、出会えた感謝以上に 自分を見透かされている怖さから逃れたいと思う突発的な行動 自分はこの小さいものよりも小さく 自分の髪の毛一本さえも自由にできないと思い知らされる、 叩きのめされる心地よさ こうでなくっちゃね 旅は 宗谷本線勇知駅付近...
これも日常 追いかけることも 急くことも 天気を恨むこともない、 いちにちのなかで出会う光景 それがいとおしいと思う ...
ニンゲンは返らない時間を懐かしむ様に出来ている とか 会話より書物の多いこの部屋に住み慣れ過ぎて星を見に行く 前田康子...
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先日 例年より少し早めに石北臨時貨物、今季終了でした 主婦にとってはいちばんいそがしい朝の時間、自宅付近を長い重低音が通り ああ、今はこの時間か、と 時計代わりにしていた、鉄道のある日常 日常に鉄道があること ずっとそれを大事にしてきた 私たちは ずっと また夏の 実りを載せて運行が再開することを 重低音との再会を 楽しみにしています それまで わたし...
きっと いいことがあるよ 春の色は若草の色 いのちめぐりめぶく色 なんだかんだ 愛は強いのだ 幸あれ ...
20240412...
あなたに よい春となりますように あなたに よい季節がめぐりますように...
何事にも時があり 生まれるとき 死ぬとき 植えるとき 植えたものを抜くとき 泣くとき 笑うとき 嘆くとき 踊るとき 保つとき 放つとき 雪が降れば 雪はやみ 雪山の美しさは 夏山の美しさとなり 冬が来たなら 春はそのあとに待ち きっときっと 悩み苦しむ君にも きっときっと うれしい春は来るよ...
今日を生き延びて 明日 どこかへ飛んでいこう...
雪 またね...
雪解けの川の音が好きで 川と線路を探してはにこにこしています いいね 雪解けの川 心の底のよどんでるとこが まぜっかえされる心地する いつだって始まりにできるし 「手帳にはいつも旅立ちとメモしてある」んだから...
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葉の茂らない頃にしか見られない景色があって H100を撮ろうかなと思って待ち構えていたら 少し色づいた車両がやってきて 雪解けの川に 春を呼ぶような と ラッピング車両の良さをここで知る 思うことはいろいろ 言いたいこともいろいろよね それを どんなに普通に過ごそうと思っていても、 普通ってなんだっけな と もう一度口から出そうな言葉を飲み戻すみたいに ただ...
雪を解かすあったかい風が吹く そうすると 周りで虫が飛び始め それを狙って鳥も頭の上をくるくる回り どうしたって ニンゲンはジャマなりき そろそろ熊もお目覚めになられるし 春が来たなあ ...
未来ある若者たちに 幸あれ...
冷えた夜に 触れてみたらしびれるぐらいの冷たさ 20240315 キハ40が石北本線からいなくなる日の、白滝発遠軽行きの最終列車 ごく数人の鉄道ファンと地元住民数人でのお見送りをしました 最終列車に乗るのが目的のひとたちと それを見送る人たちの、静かな静かなお見送り 乗客も見送りも手を振りながら 笑顔で でも声は出さず 静かに静かに いいお別れをしました さよ...
なんてことはないいつもの風景に潜んでいるものを探してみる ただ たいせつなひとの無事を 幸せを ひたすら祈りながら...
北の空も 春の気配 今日も明日も どこかへ旅立つひとに幸あれ(20240315)...
通学列車ではじまる朝 高校は春休み? 始発から乗るのは部活に行くらしい学生さんひとり 日常の中にある鉄道、まだ未来はある いってらっしゃい(20240315)...
まだ朝は冷えて 晴れ晴れした寒さ いちにちのはじまり 日常に鉄道があるムラの朝(20240315)...
重低音が0603に駅を通過する この時間は主婦には一番忙しい が たまにはね いつもは窓の向こうに響く音をたまには腹から聞いてみたい そういうときもある...
濁りの空も 濁りの畑も 春のしるし(20240312)...
(20240311)...
無題 という作品ほど信頼のおけるものはないのかも と 最近いろいろな芸術作品を見る機会があってそう思ったのだけど 形のない感情をカタチにしてみたり名付けてみたりする作業は 「必須」ではない まして強要されるものでも ここは 自分がどこ向いて立ってるかを知る場所...
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なんとなくあっちの方が楽しそうだと思ったのは 間違ってないな と ほぼ毎日鬼籍に入られた方々の奏でる音楽を聴いている 音楽っていいねえ、 生きものよりもずっと生きている気がするよ あたしには音楽を生み出す力はないし ほかのものもないのに 聴いてるだけで生きてる気がするな そんなこと思いながら待ってたら カタンカタンてきしゃがやってきた R.I.P...
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「無理をしない無理をしない」 ということは 今まで無理をしてたのか、 なにか始めようという気持ちが無理だと思うのか 休暇をとろうという気持ちが無理なのか のどに何かつかえたようなここちぞして ひきこもるのはよくないな そんなことばかり考える...
毎日同じ日なんてないけれど いつも通りに朝が来て いつも通りにきしゃが窓の向こうを行くのは ありがたいのだ 毎日違う君 今日の君に幸あれ 明日の君に幸あれ 昨日までの君に幸あれ...
鳥の声が私をガードする 聴こえたか 穏やかな春を願うかゴジュウカラ、我がガーディアン...
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1分くらいのこの景色に 思い切りただただ祈りというより念を送る我 ご安全に 貴方に 皆に よい日でありますように...
そうだ、スケッチなんだ、と 急にそう思った 何かのためにとやったことはみな否定されたり無駄扱いされたこともあったけども 私の今までの日々なんてスケッチ、クロッキーなのだと思えば ずいぶんと気が楽 小さいころから鉛筆とかで描く絵はたいそう褒められてたのだし (色を付けて仕上げる過程になると何だか変で自分でもこうじゃないよなと思うこと多く 何事もただの素人である ...
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終の棲家を見つけられないでいるので 居場所探しという名の 好き勝手を始めようかと思う今日この頃...
気の利いた言葉が湧いてこないので ただ 君のきょうの無事を祈る ...
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ここのところ何度も同じ歌ばかり聴いていて それが夕方近くなると頭の中をエンドレスに再生 吐く息ひとつ また最初から歌が流れる 「死ぬまでに小さな旅をしよう」 「そしてすぐ家に戻ろう」 ほかでもない 自分と 自分の大事な君のため...
空も地も 水も 人も 「次」へのエネルギーを使う 濁りの春、雪解けの頃...
いつもより雪解けが早いけど まだ3月なので まだまだ雪は降る いつものことなので油断はしてない 気を付けるとしたなら 自分のアンテナの張り具合 ...
ひとり撮るならここだろうなと待っていて むこうから赤いピカピカの車が来た めったにこの時間に車は来ない まあめったに人も通らないムラの真ん中 苦笑い でもこうでなきゃ 私の日常 住まう処の日常 定時に通過 日常に鉄道あれかし ...