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  • 中央アルプス 中岳

    千畳敷カールから乗越浄土を経て、稜線上のルートを進むこと約20分。標高2,925mの中岳に到着。登ってきた道を振り返ると、ずんぐりとした宝剣岳の向こうに、空木岳、南駒ケ岳に続くスカイライン…乗越浄土からは、ほとんど平坦に見えていた道が、思いのほか登っていることもわかる。改めて調べてみたら、乗越浄土の標高は2,850mであり、標高差は75mあるようだ。山頂から北側には、手を伸ばせば届くほどの距離に木曽駒ケ岳が鎮座...

  • 千畳敷カール

    2019年8月中旬、早朝6時前に駒ケ根高原の宿を発ち、初発のバスに乗るべく切石公園のバス停に向かったものの、既にバス停には30人以上の行列…。駒ヶ根駅からやってきたバスも多くの乗客で混みあい、バス停から数人を乗せるのがやっと…。この次の便は30分後。そこまで待つのかと気を揉んでいると、4WDがバス停に横付けされ、バス会社の係員と思わしき男性が、「このあと10分で臨時バスがまいりまーす!」とアナウンス。ほどなくや...

  • 五月の桜 奈良・和佐又山

    免許を取ったばかりの息子の運転で、奈良・和佐又山へ向かう。国道169号線の新伯母峯トンネルを抜け、右に分岐する林道に入り、断崖絶壁に張り付く道での離合に冷や汗をかきながら上り詰めると、青い屋根の和佐又ヒュッテが待つ。2019年(令和元年)5月の初旬、ヒュッテの前のキャンプサイトでは、ヤマザクラが満開…麓ではとっくに散った桜が、青い空を背景に咲いている。10連休の中盤、奥のオートキャンプサイトの様子を窺うと…ま...

  • 藤薫る庭で…

    たわわに花の房をつけた藤…双子の娘が産まれた際、記念樹として植えた二本の藤。14年の月日を経て、素人仕立ての藤棚いっぱいに広がり…しなやかで頼りなかった細長い幹は、コンクリートのような頑強なものに成長。マメ科らしく、無数連なる花、花、花… 10連休の中日、ここ数日の雨のせいか、いつもはブンブン羽音を立てて飛び交うハナアブの姿もなく…明るい緑を背景に、ゆらゆらと風に揺れる。 ...

  • 賀名生 願いが叶う桜…

    流れ落ちるように咲く、枝垂れ桜…2019年4月、奈良の吉野を訪れた翌日、同じく南朝ゆかりの奈良・賀名生(あのう)へ、足を運んだ。歴史民俗資料館前の枝垂れ桜は、春の陽光をめいっぱい浴びている。この「賀名生の里」に隣接しているのが、立派な冠木門…およそ茅葺の門に不釣り合いな、「皇居」の文字。ここは、南朝の「賀名生旧皇居」、堀家住宅。 扁額の脇には「重要文化財」の文字も見える。門をくぐると、ずっしりとした茅葺...

  • 桜 吉野(七曲り、蔵王堂)

    広いドーム型の天井…近鉄吉野線吉野駅。2019年4月の週末の朝、関西屈指の桜の名所として知られ、シーズン中は、山域一帯で一般車が通行規制がしかれるほど混みあうが、時刻はまだ8時前とあって、人影は少ない。まだ陽の射しこまない谷合いの駅前に立つと、見ごろの桜が出迎えてくれる。この先、蔵王堂まで行くには、「七曲り」と呼ばれる桜の坂を進む。山桜が主体の吉野だが、多くのソメイヨシノも山を彩る…ジグザグの道を進むこと...

  • 花冷えの桜

    2019年3月の終わりの週末。近所の緑地帯で咲き始めたソメイヨシノ…今年は、例年になく遅めの開花。開花の進んだ木はまだ少なく、全体では5分咲き程度…前夜の雷雨と強風でも、花びらも落としていないのは、遅めの開花が幸いしたのだろうか…冷たい風に枝を揺らすソメイヨシノ… 本格的な春の訪れは、まだ先の楽しみ…。にほんブログ村にほんブログ村...

  • 謹賀新年

    あけましておめでとうございます。皆様方にとって、本年が素晴らしい年でありますように…にほんブログ村にほんブログ村...

  • ススキの原 奈良・葛城山

    大阪と奈良の府県境、水越峠から急登を40分ほど登ると、東側の眺望が開ける。かなたに連なる台高山地の山並みの中で、ひときわ端正な高見山。手前には、パラグライダーが、小春日和の暖かい上昇気流を受けて、気持ち良さそうに浮かんでいる。しばらく緩やかな道を進むと、眼下に奈良盆地が広がる展望台に…ここは、斜面の草木が刈り取られ、まるで緩やかなジャンプ台のようになっている。先ほどのパラグライダーも、ここを発射台...

  • 気持ちに余裕のない登山の先に… 奈良・明神平

    奈良・明神平へ続く登山道は、落ち葉が敷き詰められた林道歩きから始まる。 時刻は午後2時近く。登り始めるには、かなり遅い時間で、下山してくる登山者からも奇異な視線で見られているような気がする。そんな中、大又川に沿って荒れた林道を、滝や紅葉にカメラを向けつつ進む。 この日は、当初、同じ台高山地の白屋岳を登る予定が、アプローチの林道があまりに狭小で断念…。次に、木ノ実矢塚から薊...

  • 奈良県吉野郡東吉野村 丹生川上神社

    奈良県東部の山間に位置する東吉野村。林業と素麺づくりを主な産業とするが、この50年ほどで人口は7,000人から1,500人へと激減…。高齢化率に至っては、2015年時点で53.7%と、実に村民の半分以上が65歳という過疎の村である。丹生川上神社中社は、その村内を流れる高見川と日浦川、四郷川が十字型に合流する地に位置する。訪れた2018年11月中旬の週末、真っ盛りの紅葉が小春日和の陽射しを受けている。丹とは水銀の原料、それが生...

  • 屏風岩、住塚山、国見山

    柱状節理を彩る紅葉…奈良県東部、ススキの大草原で知られる曽爾村の西部に位置する屏風岩は、長さ2㎞にも達する断崖。その足元の屏風岩公苑は、春は桜、秋は紅葉スポットとして賑わい、この期間は駐車場も有料(2018年時点500円)となる。大きな望遠レンズのカメラマン達を横目に、登山道を進むと、やがて針葉樹の急登となる。小枝が綺麗に打ち払われ、手入れが行き届いた美林だが、9月の台風に伴う倒木も目立つ。 時々...

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