「独解、吉本さん」のその他部門ですw
更新などノロマですが、マジメな思索にトライしています。コメントなども気楽にご利用ください。
<H2O>という表現 クールに語り直さねばならない時に、吉本隆明は来ている
<H2O>という表現 水をH2Oと表現したい…吉本隆明の願望。 吉本隆明はどこかで‘水をH2Oと表現したい’と述べている。心的現象論序説を読むと、それが真に願望だったことがわかる気がする。水をH2Oと表現したい…このことはあまり知られていないかもしれないが
<ゼロ>の発見 純粋疎外というサイエンスはじめに 私は<ゼロ>を発見した。吉本隆明の著作のなかに。 それは、戦後最大の思想家といわれた秘密が解けた瞬間でもあった。同時に吉本隆明に対する批判がいまだに成立しない理由もそこに見た気がした。見えないものに的
●世界との関係 <世界>と自己は不可分ですが、部分的に可分となり対象化することが可能になります。 赤ちゃんは空腹になるとオッパイが欲しくて泣きます。 泣くとオッパイがもらえて空腹が満たされます。 これらが反復されてある認識が成立します
●最初の世界 受精し受胎し生命が始まります。その時、生命にとってはその環境が世界になります。 そして、その環境世界のなかで自分の位置(=場所)を確認しています。 原始的な生命体でも自己の位置を確認しています。重力、地磁気、太陽光をはじめ潮の干
●予期を生む<否定性> 対幻想への否定性が共同幻想を生成していく過程は、たとえば、宮台真司さんの『権力の予期理論』が明晰に描き切っています。 相互に全面肯定されるハズであるという認識=時点ゼロの双数性=対幻想に、一方への否定が生じると、それを
●無意識には2つある 無意識つまり意識できないコト、対象化できないコトには2つのレベルが考えられます。 位相的には<内部への認知>と<外部への認知>それぞれにともなう矛盾として把握できます。 それぞれに大きな特徴があります。 <内部への認知>は
●胎内における対幻想=<時点ゼロの双数性> 母の胎内にある胎児は完全なる対幻想=<時点ゼロの双数性>の状態です。 母子の関係は自他不可分であり、相互に全面肯定であるハズという認識を前提としています。 ここでは4つの要素からなる2つの関係がそれぞれ
●基本となる2つのベクトル 物語の原初の論理は2つの志向性として生成します。 吉本理論のようにフロイト的に語れば、エスから自我が離脱(しようと)するベクトルと、エスへ回帰しようとするベクトルです。 別の面からみれば、それは観念が自律しようとする
独解、吉本隆明さん ― 心的現象論で読む世界といろいろな理論の可能性 80年代にリアルタイムの分析をとおして現代そのものを取り上げたのが『マス・イメージ論』と『ハイ・イメージ論』。この2つの理論では吉本理論の初期三部作をベースにして、現在のテクノロジーとメ
●実母の声に人間の脳幹は1/10000秒で反応します。 受精卵そして胚の段階から受け続けている特定の周波数、振動や音声は特別なものとして細胞に刻印されます。それは情報を受容する神経以前のもの。分子レベルの生体反応に直接関与するものとして記憶(記録)され
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