悠仁親王誕生への道 8
浩宮と礼宮が成年に達する頃から、皇室、特に宮内庁はどのあたりまで「皇位継承の危機」を考えていやだろうか。前述したように、宮内庁からは「皇室の藩屏」と呼ばれる職員が姿を消し、単なる国家公務員の所属の1部になってしまった。職員は数年置きに配置換えになるから、その期間だけやり過ごせばいいのであって、積極的に「男子皇族の高齢化と減少」を憂うものはいなかった。しかし、三笠宮家の3親王に男子が生まれなかった以上、危機はそこにあったのだ。皇太子妃選びは誰の手に?ここに1冊の本がある。平成元年に出された小さな本で、誤植が多い代物だけど、ここにはマスコミ目線の「お妃選び」について書かれている。皇太子妃選びに関しては皇后が「宮内庁長官、東宮大夫、にお願いしている」と発言。しかし、本来は後宮を束ねる皇后が中心になって妃選びをし...悠仁親王誕生への道8
2024/08/31 07:35