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ロジストの路地街めぐり http://rojist.blog.fc2.com/

路地にうごめく森羅万象に寄り添ってみたい

東京生まれ東京育ちなのに、知らない東京ばかり。ヒマだし、カメラ買ったし、ポチポチぶらぶら散歩してみようかな。気が向いたときに。

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2012/06/18

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  • 近所のさくら (2024.4)

    開花してから雨がちの天気が続くなか、ピンスポットで晴れた日曜日、たまたま近所の薬師さんで骨董市が開かれていたので、ひやかしがてら満開の桜を撮りに行きました。毎月一回の骨董市ですが、桜の後押しもあって人出は倍増、賑やかな一日でした。余りに桜がキレイだったので、ついでにチャリで神田川沿いの桜並木を愛で歩きました。いつも行く西早稲田ではなく、今回は早稲田通りの小滝橋から東中野の向こうまで。狭い川沿いに宴...

  • 西大井という下町 (2024.3)

    西大井という駅、都民でも知っている人は少ないかもしれません。私が子供の頃にはありませんでした。品鶴線という貨物専用線路が通っていただけです。戸越に住んでいた頃、五十以上の貨車が繋がって延々と走る姿が記憶に残っています。テレビのじゅん散歩に登場した「大ぼとけ」が西大井にあって、これが面白そうだったので、その周辺を撮り歩きました。出発は旗の台駅。ここは山の手の下町の代表みたいなところで、激狭の路地がた...

  • 玉川上水あたり (2024.2)

    2月、汗ばむような暖かい日、今日の撮影行は玉川上水駅がスタートです。最初の目的地は、陸上トラックを備えた大きな東大和南公園の中にある旧変電所です。当時このあたりに軍需工場があり、1万人以上が働いていましたが、度重なる空襲で壊滅的な被害を受けました。その施設のひとつ変電所は建物が銃痕まみれになるくらい穴だらけになったものの生き残ったことで、戦災の生き証人として現在も公開されています。こんな田舎の工場...

  • 世田谷の馬と猫と紅葉と (2023.12)

    今年最後の撮影行は馬事公苑と豪徳寺をメインに馬と猫と紅葉を撮り歩きました。経堂駅からのスタートです。初下車です。東京生まれなのに、まだまだ知らない街があるとは、あらためて東京は面白い。馬事公苑は7年前に行った後すぐに6年間の工事期間に入り、先月リニューアルオープンをしました。その間、馬さんたちも代替わりしたでしょう。公苑はファミリー層を意識した広場や遊具が充実して、以前のような馬ファンのための公苑...

  • 外苑の秋 (2023.11)

    久しぶりに外苑のイチョウ並木に行ってきました。この時期なので平日でも超満員です。びっくりしたのが外国人です。アジア人を中心に6割以上はいるようでした。平日だし日本人がそんなに居ては困るので、まあ仕方ありません。こんなにたくさんの足に踏まれたら、イチョウもさぞかし悲しいでしょう。スポーツ施設の再開発に伴い、神宮の森の伐採問題などで、多方面の人たちを巻き込んで大騒ぎになっています。ここ数十年の幾多の再...

  • 佐原散策 (2023.10)

    ...

  • 下町残暑 (2023.9)

    ちょうど2ヶ月振りの撮影行です。さすがに熱帯の気温の中で街撮りはできません。死んでしまいますから。まだまだ暑いですが、9月も半ばになって日陰が長くなってきたので、そろそろということで出かけました。今回は昭和の街巡りです。新御徒町駅のすぐそばにある佐竹商店街からのスタート。日本で2番目に古い商店街だそうです。アーケードが日差しを遮ってくれて楽でした。そこそこシャッターの下りた店もありますが、どこにで...

  • 人気の街、立川へ (2023.7)

    人気の街、立川に行ってきました。数年前に昭和記念公園を訪れて以来ですが、その時はチャリだったので、駅を利用したのは初めてです。日曜日とはいえ、駅の改札付近の大混雑にはびっくりです。今回はファーレ立川エリアに100以上あるという、パブリックアートを撮り歩くのが目的なので、エリア地図を見ながらさっさと探索を開始。今回はアート好きの「ポキ」(三鷹のキャラクター)も一緒です。2時間くらい歩きましたが、作品...

  • 老人天国の水元公園 (2023.6)

    雨の多いこの頃だから、撮影散歩の行先やタイミングにはフレキシブルにならざるをえません。雨と雨の間の一日を選んで、訪れたのは水元公園です。一度はと思っていても、乗り換えが多いことと、歩くには広すぎることで躊躇していましたが、花菖蒲が満開だよとのお誘いを受けてやってきました。 金町駅からのバスは、シニアパス専用かと思うくらいシニアのグループで満員でした。予想どうり公園入口のバス停からぞろぞろ歩いていま...

  • 横十軒川のそぞろ歩き (2023.4)

    暖かくなってくると、水辺が恋しくなります。そこで今回は下町の運河、横十軒川沿いをそぞろ歩いてみます。3キロ半くらいの短い川で、スタートは初めて下りる東陽町駅(東西線)です。少し北へ歩くと仙台堀川と横十軒川が交差する地点があって、その川の真ん中にある島が今回のお目当て、野鳥の島です。小さい島ですが、樹木が鬱蒼としています。野鳥たちがあちこちに巣を構えて子育てをしています。ヒナたちがかわいい声で鳴き、...

  • 桜蕊の頃 (2023.3)

    東京の桜、満開になった途端の雨続きで、ヤキモキしていた人もいたでしょう。久しぶりの花見だし。昨日30日はようやく晴れたので、桜を見に行きました。場所は早稲田の高戸橋から椿山荘までの神田川です。以前のような密状態はまったくなくて、のんびりと散歩できました。旬を過ぎたせいか、赤い蕊が目立ち、葉桜もところどころに。でも、散り際好きの私には、そこが旬です。毎年のように桜を撮っているので、マンネリにならない...

  • ランニングフェスタ (2023.3)

    中野でランニングフェスタがありましたので、散歩がてら撮りに行きました。コロナ禍があったので4年ぶりです。セントラルパークの周囲をたくさんの人が走っていました。出店も出てステージでは音楽アーティストが盛り上げます。ローカル感は否めないものの、楽しいイベントでした。 rojist ローカルな街でこの筋肉は反則だよ ランナーを応援するオジサンたち 東京オリンピックのカンボジア代表がゲストランナーに に...

  • 梅の香に誘われて (2023.3)

    梅の季節もそろそろおしまいです。今年は暖かいからいつもより早いでしょうか。ということで、おっとり刀で出かけた先が羽根木公園。最寄り駅が梅ヶ丘の名の通り、梅の名所です。気温も低く平日だったにもかかわらず、花見客がたくさんいて、びっくり。陽がかげる時間が多く、白い梅をどう撮るか、いろいろと工夫して、やっぱり多重撮りが多くなったのは仕方ありません。2時間撮ってから、ランチ後に「下北線路街」を歩いて下北沢...

  • 誕生間近の虎ノ門ヒルズ (2022.2)

    愛宕山と麻布台の間の谷あいの低地にある虎ノ門地区ですが、ここに「ヒルズ」ができるのですから驚きです。ヒルズの意味が変わってしまったのでしょうか。日本中にある「銀座」と同じ類でしょうか。紛らわしいです。昨年末の街撮りは再開発中の麻布台地区でしたが、今年最初はその鼻先にある虎ノ門地区です。こちらは一足先に今年中に新しい街が完成するようです。街撮りは日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ」からスタートして、森ビル...

  • 冬至もイヴも休まない再開発 (2022.12)

    今年最後の撮影行は再開発地域です。まず、麻布台地区。東西500m、南北300mくらいのエリアに、64階建てのビル2棟ほかが、あと1年ちょっとで完成するそうです。 以前この辺りを撮り歩いたのに、見る影もなくなると、何があったか思い出せません。人間の記憶なんてあてになりません。外苑東通り沿いのロシア大使館近くの急坂を南に降りて、もうひとつの再開発現場、三田小山町に向かいます。日本一リッチな港区の一角、...

  • 都心でモミジ (2022.12)

    腰を痛めていたので、約2ヶ月ぶりのブログです。紅葉時期も終わってしまいそうだし、といって、まだ長時間はムリ。2時間くらいの撮影なら、ということで、やってきました小石川後楽園。ここは、都心にありながら、山あり池あり紅葉ありで、気軽に楽しめるお気に入りスポットです。昨日は、平日にもかかわらず、結構な人混みでびっくり。門を入ると紅葉の木の種類と見ごろが札で表示してあります。すべて「盛り」とあります。桜で...

  • ヒマな時節の川崎大師 (2022.10)

    今回の川崎大師は生まれて初めてです。家から1時間ほどとはいえ、わざわざ初詣や厄除けに行くことはありません。写真をやっているから行ってみようかなと思うのであって、そういう意味では、写真をやっていてよかったと思います。 せっかくの機会なので、大師線には乗らず、京急川崎駅から歩くことにしました。川崎駅周辺は昔から、怖い、汚いというイメージでしたが、最近は駅前が妙にキレイになり、変な人もあまりいなくて、ら...

  • 在日の街三河島の夏 (2022.9)

    日韓関係が緊張しているときだからこそ、三河島に行ってみようと思いました。在日の多い街はどうしているだろうか。「住みたくない街」のレッテルが貼られている街には何があって何がないのだろうか。とにかく初めての街です。この街の四方八方、すべて行っているのに、ここだけがエアポケットでした。JR三河島からスタートして常磐線の南北をウロウロして、繊維街を通って日暮里駅へ。そこから名物の「羽二重餅」を買いに本店まで...

  • 中野盆ディスコ (2022.8)

    近年、中野の盆踊りが熱い!あのボンジョビにも認められた盆ディスコが今年は、「3千人が5分間同じ振り付けで踊る」ことでギネス記録をめざす計画でしたが、コロナ蔓延の影響で、ギネス挑戦は延期になったものの、盆踊りは実行されました。DJ KOOなど有名DJが3人も参加して行われた2日間、朝から晩まで大盛況でした。日が傾くころから、盆ディスコで会場は超密状態です。大丈夫かな、と心配するのをよそに、誰もがはじけていま...

  • いろいろあった日の町田 (2022.7)

    いろいろあった撮影行でした。まずは6月の最終週に決行する予定だったのが、猛暑日のため延期。熱中症で倒れても構わないような趣味などありませんから。ようやく決行した7月8日ですが、早朝から西武池袋線が全線不通のニュースが飛び込んできて。それも復旧に6時間以上かかるといいます。幸先悪いなと嘯きながら向かった小田急線の町田駅ですが、その途中駅、新百合ヶ丘で結局1時間足止めされました。どうもひとつ前を走行す...

  • 日盛りの西荻へ (2022.5)

    ほぼほぼ真夏日の週末、久しぶりの西荻へやってきました。7年ぶりでしょうか。駅の南側がすごくオシャレになっていてびっくりです。古いビルをリノベしたオシャレな店やオシャレな花屋さんがいくつもありました。以前はなかったです。シャッター押しっぱなしでした。逆に、北口の有名な骨董通りですが、店が少なくなっていて残念です。古い家具は人気だと思っていたのですが、何か事情があるのでしょうか。骨董通りを過ぎて女子大...

  • 4月の色 (2022.4)

    近所では藤の花が咲きだし、春はますますカラフルになってきました。藤を撮りに行こうと誘われて調布にやってきました。といっても、藤の花は、最初に訪れた国領神社だけ。「藤まつり」の幟にウソはなく、藤棚の大きさはさすがです。次に訪れた真言宗常性寺の手入れの行き届いた庭はすばらしかった。住職さんたちの努力と美意識の高さに敬服します。庭の隅々まで緑と赤の織り成す世界は感動ものです。有名な布田天神社にも行きまし...

  • 春の息吹 (2022.4)

    春の雨が降るごとに、植物は目に見えるほど成長します。我が家の植物もそうです。その成長の様子を記録的な意味もあって、写真に残しました。まだ4月の半ばなので、これからもっと緑が濃くなり、花が咲くことでしょう。楽しみにしています。rojist今年の寄せ植えパンジースイセン(フリーダムスター)の白がきれいモンローホワイトの背比べジュンベリーが芽吹いた2週間たったら満開になった満開になったのジュンベリー花が散った...

  • 満開が待ちきれなくて (2022.3)

    2012年、ブログ上に写真アルバムを投稿して10年、今回で300回目を迎えました。点数は数えていませんが、作品点数は7000点を越えています。よく続けてきたものです。 さて、コロナがあろうと、戦争が起ころうと、桜にとっては「そんなの関係ねぇ」なのでしょう。今年も機嫌よく咲いてくれそうです。温暖化のせいで、開花がだんだんと早くなってきて、卒業式には桜が定番になりました。今年は早稲田大学の卒業式の日に...

  • 坂だらけの街 (2022.2)

    今年はじめての撮影行は、たまプラーザです。数十年前に来たことがありますが、そのときは、駅前にポツンと東急百貨店がありました。今はずいぶん変わりました。いくつもショッピングモールができています。週末マルシェも盛況で、たいへんな人混みです。まずは手始めにモールで撮影してから住宅街へ。駅からけっこうな上り坂がずっと続いています。どこまで続くのやら。途中でたまプラーザ団地に寄り道。かなり年季が入っています...

  • 近所を撮る (2022.1)

    昨年末の状況からすれば、今年こそはコロナも収束しそう。そう誰もが思っていたでしょう。そこに、呼んでもいないのに、オミクロン君がやってきて、今この時、日本列島が七転八倒しています。ということで、今月の撮影行は遠出せずに、家の近所を撮ることにしました。いつも散歩している場所ばかりなので、目に見えるものに、特に新鮮さを感じることはありませんが、写真を撮るという行為は新鮮でした。今回は中野の再開発の進捗を...

  • #297 冬至の浅草

    毎年年末にはイルミネーションを撮りにあちこち出向いています。今年は浅草なので、イルミネーション目当てではありません。普段なら大混雑する仲見世辺りですが、昨年末は閑散とした様子がテレビで映されていました。今のところ感染が収まっている今年はどうなのでしょう。そんな興味もあって、日没までの3時間撮り歩きました。インバウンド外国人がいないので、人出はいまいちですが、それなりに賑やかでした。その中で目立って...

  • 錦秋に誘われて (2021.12)

    今回の撮影行もまた生まれて初めての向ケ丘遊園です。長い間東京に住んでいても、初めての場所がこんなにたくさんあるとは。毎度驚いています。その意味で、私にとっての写真は知性と感性の源です。写真をやるようになってほんとによかった。紅葉狙いなので、午前中の光がいいだろうと歩き始めたものの、旬を過ぎているモミジがほとんどでがっかり。寄りすぎるとアラが目立っていけません。ピントを合わせて綺麗に撮ろうという考え...

  • 海辺の光 (2021.10)

    今回は船橋の海を歩いてみました。30年以上前、通勤で京成船橋駅とJR船橋駅の間を乗り換えていました。わずか徒歩3分ほどでしたが、駅ソトを歩かされると、気分的に良いものではなかったと思い出されます。休日にはたま~に家族で駅前まで遊びに来たこともあります。少し前には駅前の西武百貨店が閉店したというニュースを聞いて、船橋もさびれてしまったと思ったくらいです。それが30年ぶりに訪れてみると、なんと以前よりだ...

  • 青梅ワンダーランド (2021.9)

    江戸時代から戦後の高度成長時代まで、西多摩商業の中心は青梅でした。旧青梅街道沿いの賑わいはもとより、映画館が並ぶキネマ通り、歩行者天国には人々があふれた仲通り、夜はたくさんの芸者衆を抱えた三業地もありました。都心から50キロ以上も離れてなお隆盛を誇った青梅も、栄枯盛衰の理にもれず、徐々に元気を失ってきています。今回青梅駅の周辺を歩いてみると、なんのなんの、宝の山がたくさんありそうです。街のあちこち...

  • 炎暑にあえぐ飯田橋 2021.9)

    コロナと残暑にあえぐ日々が続いています。身も心も疲れます。人間は自然には勝てません。弱い生き物です。弱虫だから知恵をつけて今の地位を築いてきました。だから弱虫を自覚していればいいものを、一部の勘違い人間があちこちでマスクなし会話をするものだから、コロナにやられてしまいます。コロナは災害であるけれど、人災でもあると思う方がいいでしょう。週末の飯田橋はクソ暑かった。渇きを感じにくい年寄りだから、定期的...

  • 陽炎の立つ街で (2021.7)

    オリンピックイヤーの夏、炎天下の竹芝は、マスクのせいでよけいに呼吸が苦しい、頭がクラっとするのは陽炎のせいだろうか、熱中症になってしまったのだろうか、まともな思考も中断せざるをえないような暑さです。対岸にある晴海の選手村では、各国のカラフルな垂れ幕やウインドーステッカーが、普段は無味乾燥な建物に生命を吹き込んでいます。やってきたのは浜松町から6分ほど、ウォーターフロントの新名所、ポートシティ竹芝。...

  • あじさいの小径 (2021.6)

    あじさいが終わる頃合いにあじさい撮りに。あじさいが満開のときには、どこを歩いてもあじさいばかりでつまらない、などとバカなことを言っていたのに、いざ終わりそうになると、撮ってみようかなって、あまのじゃくもいい加減にしたいものですが、年寄りなんてそんなものです。訪れたのは飛鳥山の麓、京浜東北線の線路際です。できればと思っていた電車とあじさいのコラボ撮影ですが、高い金網フェンスが邪魔をしてできません。そ...

  • キャラクター頼みの街 (2021.5)

    2ヶ月ぶりの撮影行は初めての亀有です。マンガ「こち亀」の舞台として名前だけはよく知っていますが、読んだことのないマンガだし、興味をそそられる情報にも出会いませんでした。それが友達に誘われてみると、何か面白いことに遭遇するかもしれないと、行く気満々になったのだから、いい加減なものです。駅前にはさっそく「こち亀」キャラクター像がお出迎えです。そのカラフルなハリボテ感にドン引き。期待感が萎んでいきます。...

  • 薔薇爛漫 (2021.5)

    3月末、家の近所でサクラを撮ってからしばらく、春眠を貪っていたら、もうバラの季節になってしまいました。コロナ下ゆえに、遠出はせずに、今回もまた散歩がてらの撮影行です。春は色とりどりの草花が咲き誇っていますが、なんといっても、主役はバラです。でもバラは気難しいし、面倒を見るのもたいへんです。ネコみたいです。ということでバラは見るだけ十分です。近所に何ヶ所かバラをきれいに咲かしている家があります。今回...

  • さくら 心象風景 (2021.3)

    そういえば去年の花見もマスクをしていたなあ。コロナの実体がわからず、世の中がパニック気味になっていたような。2年越しとなった今年の花見シーズンもまたマスクが外せません。でも慣れてきたせいか、マスクをきちんとしていれば大丈夫そうみたいな、変な余裕がでてきました。今年の神田川沿いは、いつもより少なめの花見客が、のんびりと散策しながら写真を撮っていました。路上飲みもいないし、立ち食いもいないし、大声を出...

  • 高輪GW界隈 (2021.3)

    高輪ゲートウェイ駅が開業してちょうど1年がたちました。鳴り物入りのスタートだったわりには、その後とんと話題に上りません。順調に立ち上がっているのか、開発が進んでいるのか、気になっていたので、今回初めて撮影がてら現地視察に行ってきました。第一印象は「小さいな~」です。乗換駅でもないのでそんなもんかなということですが。二番目にガラスと木材を多用したことで、「明るいなあ~」です。特にトイレの明るさとオシ...

  • 赤羽の東へ (2021.2)

    赤羽駅のすぐ西側に巨大な崖線があります。武蔵野台地の北端ですが、標高差がなんと15mもあります。崖上の人は毎日5階分を登らないと家に帰れません。それでも赤羽は住みたい街として人気のようです。その台地側は以前歩いたことがあるので、今回は東側の低地側を歩いてみました。こちらは荒川までの狭い地域です。川の向こうは埼玉県川口市。ここも最近は住みたい街で人気のようです。「住みたい街」がずいぶんと現実的になっ...

  • コロナの年のクリスマス (2020.12)

    コロナで明けてコロナに暮れた今年です。モヤモヤしたまま年を越すのも良くありません。そこで、久しぶりに庭にクリスマスイルミネーションを飾りました。不思議なもので、毎日見ていれば多少は元気になるみたいです。周囲の家々でも飾ってくれればと思うのですが。今年は都心のイルミネーションも8時までの時限措置でなんとなく盛り上がりませんが、近場で、短い時間で行ってきました。恵比寿のガーデンプレイスです。日暮れ前に...

  • 秩父の不思議ワールド (2020.11)

    温暖化のせいでしょうか、最近は12月に入らないと都内の紅葉が見ごろになりません。東京近郊ならばということで出かけたのが秩父です。目的地は秩父4番札所の金昌寺。モミジと石仏のコラボが狙いでしたが、人生初秩父は遠かった。実に遠かった。西武沿線に住んでいても2時間以上かかりました。飯能までだって遠いのに、そこから更に単線で1時間弱。秩父でバス待ち50分で30分乗車。やっと着いた金昌寺のモミジはもう終わっ...

  • 都市公園の富士 (2020.11)

    慌ただしい世相をよそに、今年もまた紅葉の季節がやってきました。都会の公園も色づき始めました。女心と秋の空なんて言われますが、ほんとうに秋の空は移ろいやすい。特に落陽の速さにはびっくりさせられます。そんなに急いで隠れなくてもいいのに。もう少し楽しませてくれてもいいのに。夕焼けがきれいだったので、カメラを持って近所の公園に行ってきました。草地広場ではたくさんの人たちがそれぞれの週末を楽しんでいます。園...

  • 秋の光 (2020.10)

    なにしろコロナ下の撮影ロケなので、状況を判断して、安全そうな場所を選んで、万全な準備と心構えをして出かけるようになりました。ここのところ毎月一回くらいになっています。 今回は初めての浦和です。浦和や大宮は、東京からのアクセスが格段に良くなってきて、巷では洗練された街だと囃されているので期待していました。昭和の残り香が漂う北浦和を歩いたあと浦和へ。駅前には伊勢丹もパルコもあるし、都市計画もきちんとさ...

  • 下町のニューノーマル (2020.9)

    コロナ時代の日常をみなさんはどうしているのでしょう。マスコミ報道は極端なので、その実態は街を歩いてみなければわかりません。今回は下町、大島の街を歩いてみました。都営地下鉄の西大島駅をスタートして東大島駅までぶらぶら。ところがあらかじめ用意した地図にない景色が広がっていて、初めは風呂屋は廃業したのだろう、古い住宅地は再開発されたのだろうなど、勝手な憶測をしてたのですが、ないはずの川があったりして、通...

  • 特別な夏の撮影行 (2020.8)

    特別な夏になって初めての撮影行です。3密を避けて選んだところは若洲公園でした。私にとっては初めての場所です。昔は新夢の島と呼ばれたごみ処分場でしたが、ほんとうに夢の島になりました。新木場駅から若洲公園の突端までバスで20分以上かかります。それだけ広大な埋め立て地です。倉庫業や運送業の会社が立ち並ぶ先には、ゴルフ場やヨットハーバー、キャンプ場、海釣り場があります。今日の狙いはゲートブリッジの上を歩い...

  • 梅雨とコロナの合間に

    世の中が以前の日常を取り戻しつつあるので、運動不足の解消もかねて出かけることにしました。久しぶりに持ったカメラは、ずっしりと肩に食い込んだ。こんなに重かったのかとびっくり。自粛生活が長引いて体力が落ちたせいかもしれません。3ヶ月ぶりの撮影行は、3密を避けての試運転なのでムリはしません。スタートは千駄ヶ谷駅にしました。まずはフェンス越しに新国立競技場を見ながら外苑をゆったりと。天気はだんだん回復する...

  • 芽吹きの庭 2020 (2020.4)

    コロナ禍で退屈な日々が過ぎていきます。自粛が始まってもうすぐ一ヶ月にもなりますが、その間のウイルスの凄まじいばかりの猛威にはただただ硬直するばかりです。その生命力が欲しい、などつぶやきながら、昨日は何人だった、今日は何人だろう、など無駄な時が刻まれます。3密を避けるのがいかに難しいか。平時にだってそれほど3密生活をしているわけではないのに、いざこういう時になると、3密が懐かしく、ちょっとだけと、電...

  • 桜隠しの雪 (2020.4)

    4月初め、東京は季節外れの積雪で人間ばかりか、春の草花たちはさぞびっくりしたでしょう。桜が満開後の雪は半世紀ぶりだそうです。桜と雪のコラボはめったに見られるものではありません。写真好きの人には有名な桜の名所が近所にあります。青梅街道にある西武新宿線の踏切近くの歩道橋なのですが、朝から雪の降りしきるなか、歩道橋が黒山の人になっていると息子から連絡がありました。まさかこんな日にとは思いましたが、キ印の...

  • もう一つの白金 (2020.3)

    初めて白金という街にやってきました。白金=プラチナ、金より高級なイメージです。街にもわざわざプラチナ通りと銘打った道があります。その実、外苑西通りという正式名があるし、とてつもなく広い道なので、左右に歩道があっても一体感がまるでありません。オシャレな店とシロガネーゼというイメージ作戦も、無理やり演出した感が見えてしまいハリボテのようです。今回白金にスポットを当てたのは、一本道を挟んで南側の2・4・...

  • 令和の陽光 (2020.3)

    毎年少しずつ暖冬になってきているようです。都内に住んでいますが、以前厳冬期に着ていた重いコートの出番がなくなりました。庭に霜柱が下りることもめったにありません。水道管が凍って熱湯をかけることもなくなりました。そのせいか、外出するのにいちいち覚悟を決めなくてもよくなりました。控え目に上っては下りる冬の太陽も、どことなく優しくなりました。今回は冬の陽光を撮ってみました。陽光が見えるわけではありませんが...

  • 梅花咲く (2020.2)

    横浜に用事があるので、時間つぶしといっては梅さんに失礼ですが、ついでといっても失礼ですが、あの急坂を登ってやっとこさたどり着いた大倉山公園ですから、その苦労に免じて許してください。初めての梅林は小ぶりだけれど、起伏に富んでいてなかなか面白い所でした。どちらかといえば白梅好きの私ですから、白が多いこの梅園は気に入りましたが、桜と同じで白く飛びやすい花をどう撮るか。私みたいな素人は苦闘するわけです。小...

  • 立石柴又を行く (2020.2)

    久しぶりに下町を撮り歩きました。四半世紀ぶりの京成立石と初めての柴又です。立石は大規模な駅前再開発前夜ということで、来年には跡形もなくなっているかもしれない、かの有名な「せんべろ」の街を歩きました。言わずもがな「せんべろ」とは千円でべろべろになれる庶民が楽しめる飲み屋街です。駅を降りると、いかにも下町らしいたたずまいの商店街が線路をはさんだ両側に広がっています。シャッターを下ろした店が多めにあるも...

  • 新宿の夜 (2019.12)

    めったに夜の撮影はしませんが、年末のイルミネーションなどたまに撮りに行くことがあります。今回はベタですが新宿です。日暮れ時の新宿は久しぶりですが、もうひとつ気合が入りません。歩きながら気づいたのですが、ネオンサインはいつも通りなのに、イルミネーションが少ないのです。同じ光でも、ネオンではダメで、イルミネーションが高揚感を高めるのでしょうか。エンドルフィン?オキシトシン?ドーパミン?どれが影響してい...

  • 中野クリスマスライト(2019.12)

    クリスマスに浮かれていたのは昭和の夢の話。いちいち騒ぐこともありません。強がりじゃなくて、ヨーロッパでは24~25日は店も閉まり、ホットワインでもちびりながら静かにクリスマスを過ごします。街に出て、令和はじめてのクリスマスを見てきましたが、醜声、嬌声、叫声もなく、のんびりした雰囲気でした。時代も変わったようです。それだけにハロウィン騒ぎだけは意味がわかりませんが。クリスマスの日、中野駅前の灯りを撮...

  • 秋の光 (2019.11)

  • 渋谷なう (2019.11)

  • 銀座の視点 (2019.10)

  • 森山大道襲来 (2019.8)

  • 雨の新宿 (2019.7)

  • 下町梅雨晴間 (2019.6)

  • 新緑の渓谷 (2019.4)

  • 桜の夢 (2019.3)

  • 七井橋の眩暈 (2019.2)

  • 新橋の南へ (2019.2)

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