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オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(R-18)。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。毎日更新

CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩・弟×兄中心に展開です。 どんな形であれ受け溺愛。 S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など

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2012/05/08

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  • 彼は最後に微笑んだ103

    心底本当だと言ったものの、仕事を終えた頃からじわじわと「一緒の旅」という事実がほんのり桃色をしながらエルヴィンの中にしみ込んできた。それは外側にも少しだけにじみ出ていたようで、何人かに「何かいいことでもあったのか?」「にやついてるようだけ

  • 恋愛ゲームは続行中18

    店に入る前から昌史が何となく悲しそうというか元気ない気はしていた。 そういえば俺が、ちょうど話したいこと、あったって言ったら悲しそうな顔したように見えたけど……もしかして今の話からして、俺がこいつを振るために話

  • 恋愛ゲームは続行中17

    昌史としては智也を困らせたいわけではなかった。そもそも伝える予定は元々なかった。 だが気持ちがばれてしまった以上、もう隠しても仕方ないとあからさまに気持ちを出すことにした。もう知られているのだ、隠す必要ないなら全面的に出してしまって何か問

  • 恋愛ゲームは続行中16

    結局再確認するだけだった自分の気持ちを完全に自覚すると、改めて昌史を見るたびに「智也のことが大好きだ」と全く隠す気がなさそうなほど全開な言動が嬉しくてたまらなくなる。普段の智也なら引いてそうだというのに、好きな相手だと思うとあからさまに向

  • 彼は最後に微笑んだ102

    「え、俺も殿下の付き添いに、ですか……」 久し振りにしっかり訓練を行っていい汗をかいたとすっきりしていたエルヴィンの元に、リックから呼び出されていると連絡が入った時には「今度は何をやらされるのか」などと少々思いつ

  • 彼は最後に微笑んだ101

    体の芯から凍えるような冷たい季節が続いていたが、最近ようやくどこかほんのり暖かな風を感じるようになってきた。まだまだ寒い日々ではあるものの、ふとした時にそれに気づく。 もう少しだ。 そう、もう少しすればラウラの大好きな季節となる。色とりど

  • 彼は最後に微笑んだ100

    せっかくリックに買ってきたものを、戻ってきた途端「それ、エルヴィンに届けて」とリック自身に言われた。ニルスは仕方なく、いや、エルヴィンに会いに行く口実ができるのは最高にありがたいものの、リックのために買ってきたものを恋人へ届けることに何と

  • 恋愛ゲームは続行中15

    幸いというのだろうか、真っ先に気づいてきそうな女子たちからはあり得ないことかもしれないが昌史の「好き」オーラは気づかれていない。特に美恵はBL脳が過ぎてむしろ現実にあり得るわけがないとどこかで思っているのかもしれない。 あと元々昌史は智也

  • 恋愛ゲームは続行中14

    智也の前で昌史が「篠原先輩?」と首を傾げている。「あ……、いや。その、とにかく林くん云々とか一切関係ないから。普通に考えてあり得ないだろ、わかれ」「え、そんな強引な」「強引? 強引ね、お前が言うな感しかないな?」「う……。その、それは本当

  • 恋愛ゲームは続行中13

    パソコン画面ではちょうど、アンディがいつもの軽そうな雰囲気とは打って変わって真面目な様子で主人公に対しての気持ちを言葉にしてきていた。自動でシナリオを進める設定にはしていないので、そのシーンのそのセリフで止まったままだ。 女子である先輩方

  • 彼は最後に微笑んだ99

    「それよりもエルヴィン」 蜂蜜漬けのガルバンゾが入った袋を手渡してきた後、ニルスがじっとエルヴィンを見てくる。ついドキドキと胸を高鳴らせながら「何?」とエルヴィンも見上げた。「リックの様子……」 リックかい。「お

  • 彼は最後に微笑んだ98

    「およびですか」 ノックして「お入り」と返事があったため、エルヴィンはドアを開けて執務室の中へ足を踏み入れた。「やあ、エルヴィンだったんだね。えっと、君を呼んだのはね……、これこれ。君の父親に渡しておいて欲しい書類をいくつか、持って行っても

  • 彼は最後に微笑んだ97

    「ニルス、また串肉買いに行く?」 最近書類仕事が増えたリックが紙面を眺めながら言ってきて、ニルスは呆れたようにリックを見た。「……あれだけ立て続けに食べてまだ食べたいのか……」「うーん

  • 恋愛ゲームは続行中12

    翌日になると昨日のことが夢のようにも思えてくる。夢といっても「夢のようだ」という嬉しい感情ではなく、その言葉通りの意味だ。現実に起こったことのように思えない。もしかしたら本当に居眠りしている間に見た夢では? と考えてみたが、休日だった昨日

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