災害、地震、震災、噴火、新型(鳥)インフルエンザ(パンデミック)に備えて2週間分の備蓄を実践・紹介。
一般に災害用備蓄、飲料水や食料を3日分用意して下さいと言われています。しかし、首都圏や関西で想定される大震災が起きた場合には3日分では足りないと考えています。富士山の噴火、あるいは鳥インフルエンザ等をも考慮すれば2週間分の備蓄が必要になります。しかし、それだけの量を備蓄することは容易なことではありません。敢えてそれに挑戦する軌跡をブログとして記録します。
大きな地震が起きた時、ライフラインがとまり、道路が寸断され、交通機関がとまる。つまり。電気・ガス・水道が供給されなくなり、物流が滞るためにスーパーやコンビニでも商品が無くなってしまいます。 もし、富士山が噴火したら関東地方では火山灰の降下ためほとんど外出できなくなると言われています。新型インフルエンザ(鳥インフルエンザ)が流行した場合には感染を防ぐために外出できなくなります。 このような時に家族…
5月28日、中央防災会議の作業部会がまとめた南海トラフ巨大地震対策の最終報告は、事前の防災対策の重要性を訴えている。国の防災基本計画で3日間を目安としていた家庭の備蓄については「1週間分以上の水や食料の備蓄が必要」としている。 一方、内閣官房新型インフルエンザ等対策室は6月28日に発表した「新型インフルエンザ等対策ガイドライン」では以前からのガイドラインと変わらず「最低限…
一般に飲料水の備蓄は一人一日3リットルと言われています。確かに、飲料水だけに限れば一杯500ミリリットルのボトル6本分ですから、十分に足りそうな気がします。 一人一日3リットルとして4人家族(我が家は4人家族です。)が2週間(14日)過ごすには3�g×4人×14日=168リットル、つまり2�gのペットボト ル84本、6本入りケースで14箱になります。これはかなりの量です。費用もさることながら置き…
飲料水以外でも私たちは非常に多くの水を使っています。食器洗いなどのキッチン用水、トイレを流す水、入浴の水、シャワー、洗濯、手洗い、歯磨きなどなど。水道が止まってしまえば、これらがすべてできなくなります。 私は生活用水を二つに分けて考えます。一つは飲めるほどではないけど、衛生的な水。もうひとつは衛生を考えなくてもよい水。 今回は衛生的な生活用水の話をします。手洗い、入浴、シャワー、洗濯、歯…
生活用水の内、衛生を考えなくてもよいのは、トイレを流す水です。これは大切な水です。過去の震災でも必ずトイレが問題になりました。人間は大震災の1時間後でもトイレに行きたくなるのです。 これにもっとも適しているのがお風呂の使用後の水です。これは捨ててはいけません。通常の浴槽は約200リットルの水が入ります。満タンにしていなくても 150リットルぐらいあります。この水ははったままにしておきましょう…
主食と水があればとりあえずお腹を満たして生きながらえることができます。 まず、お米ですね。まず、家族で一日何合のお米が必要か考えます。これは意外とその家族ごとに違うと思います。我が家では通常一日に4合あれば足りています。しかし、災害時には他の食料、おかずなどが不足することを考えて、私は一日6合と考えています。 お米は一合で150グラムです。ですから一日6合とは一日900グラムになります。 1…
災害時には電気・ガスがありません。従って、是非カセントコンロ2−3台とガスのボンベを大量に備蓄することをお勧めします。カセットコンロで鍋をやる と、ボンベ1本で2回ぐらいできるような気がします。鍋のときには案外長い間火をつけていますので、一日3食プラス湯沸かしなどに使っても一日2本あれば 足りそうです。この辺の詳しい知識をお持ちの方がいたら是非、教えてください。一日2本とすると、14日で28本です…
2週間分の副食を備蓄するには、まず2週間分の献立を想定しなければなりません。災害などが起きた直後には冷蔵庫や冷凍庫の食品、買い置きの野菜類などが あればそれらを優先して、献立を考えることになります。その後は冷蔵庫も、冷凍庫も使えず、やはり缶詰やレトルト食品に頼るこ とになります。 例えば最初の2日ほどは冷蔵庫、冷凍庫の食品を優先して消費します。次の2日ほどでは買い置きの野菜と缶詰を利用して献立を…
災害のため電気・ガス・水道のライフラインが停止すると、入浴ができず、洗濯もままならず、トイレのウォッシュレットは使えません。長期化すればするほど衛生面の準備が必要です。一日の生活を考えてみましょう。 朝起きて顔を洗う代わりにウェットタオルで顔を拭きます。 目の周りだけは衛生的な生活用水で洗います。 私はコンタクトレンズを使用しているので、レンズを衛生的な生活用水で洗って装着します。…
新型(鳥)インフルエンザを除き、災害時には電気・ガス・水道が必ずとまります。新型(鳥)インフルエンザのときも供給が保証されているわけではありません。保安要員の不足など供給が不安定になる要素があります。 もし寒い冬に災害が起きて、乾パンや缶詰などを調理せずに冷たいまま食べなければならなければ、家族は病気になってしまいます。まして、乳幼児や高齢者は耐えられません。 だから、カセットコンロ、ボ…
くどい様ですが、災害時には電気・ガス・水道が止まります。ですから、調理の仕方にも工夫が必要です。燃料やきれいな水は貴重ですから、短時間の調理、水を節約するあるいは汚れものを出さない工夫が必要です。以下に幾つか思いつくままに。 フライパンを使う時に 「フライパン用ホイル」というものをフライパンに敷いてそのうえで調理をするとフライパンが汚れなくて済みます。つまり、洗わなくて済むわけです。 …
災害が発生すると、いわゆる水、食料の他に調味料や嗜好品も当然入手できなくなります。基本的な食材が備蓄されていても調味料がなければ味気ないものに なってしまいます。嗜好品のお茶、コーヒー、その他の飲み物もあれば精神的にも落ち着くことができます。ですから、日常使っている調味料、嗜好品等はいつ も余分のストックを置いておいて、古いものから順番に使っていくと、いざという時に不足しないで済むわけです。 …
防災の日が9月1日なのは、その日に「関東大震災」があったことによります。この大災害を忘れずに、災害に備えようということで、制定されたのです。これはご存知の方も多いと思います。全国の地方自治体、町内会、学校や企業で防災の行事が予定されていることでしょう。 しかし、関東大震災についてはその名前は知っていても詳しくは知らない方が多いのではないでしょうか? 大正12(1923)年9月1日11時58分44秒、伊豆…
「ブログリーダー」を活用して、井上 翁さんをフォローしませんか?