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  • 逃避行?

    彼に誘われて、私は他のサーバーにキャラを作りました。出張組と呼ばれる私たちのパーティーは、常に好奇の目にさらされていました。そのストレスが、パーティーの短命を招いたのかもしれません。彼は他にも知り合いを誘っていました。私が知り合えるはずもない、憧れのスー

  • 穏やかな日々

    戦闘に復帰し、再び腕を磨く日常に戻った私。どんなにお互い眠たくても、一緒に過ごす時間は確保していました。彼は、「家が近かったら一緒に飲めるのにな~」と度々言うようになりました。「すぐ酔うから外では飲まない!」と答えると、「泊めてあげる」とか「送ってあげる

  • いつもの場所で

    その日の戦闘後。いつもの木の下で座っている彼を見つけ、私はいつも通り彼の隣に座りました。そして掲示板を見たこと、メンバーに言われたこと、それをきっぱりと非難したこと、最後に私はあなたを信じているということを伝えました。彼は禁止されている武器の使用を否定し

  • そばにいたいの

    いつの間にか、彼はサーバーでも指折りのスナイパーの一人になっていました。随分大物になってしまって、私の知っている彼ではなくなってしまいそうで、私は戦闘後の彼との時間を大事にするようになっていました。対人戦闘を行う目的も、彼の気を惹くためになっていました。

  • 彼との時間

    新しいキャラクターで、私はのびのびと遊ぶことができました。適当に入ったコミュニティーには、なんと有名ブロガーが何人もいました。数年前、私は彼らのブログを読んで、試しにプレイしてみようかな?と思ったのです(*´ェ`*)また、対人戦闘経験豊富な方が何人もいて、ちょ

  • 再生への道

    ギルドマスターを休止に追い込んでしまった。私たちコミュニティーメンバーのモチベーションは一気に低下し、休止するプレイヤーが続出しました。楽しむはずのゲームで、こういうやり取りにうんざりしてしまったのかもしれません。第二のコミュニティーは解散、第一のコミュ

  • 破綻2

    その頃から、私はログインするのが怖くなっていました。ログイン時の通知をオフにしているにも関わらず、コミュニティーチャットで挨拶をする前に、ログインから一分もしない内にAさんからチャットが届くようになっていたのです。(通知をオンにしていると、コミュニティーメ

  • 破綻1

    ギルドマスターは女性で、真面目で社交的な方でした。社交的でなければ勧誘業務のあるギルマスは務まらないと思いますが()笑コミュニティーはどんどん拡大を続けていきました。ひとつのコミュニティーには50キャラが登録できたのですが、いつの間にか第二のコミュニティ

  • さらに深みへ…

    年が明け。冒険も商売もだいたい楽しんだ私は、遂に対人戦闘に手を出してしまいました。最初から対人戦闘目当てのプレイヤーもいますが、やはり元手となるアイテムやお金、スキルが育っていないと苦労します。私はスキルもお金もそこそこあったので、対人戦闘を始めるのは容

  • 認識の変化

    「名前は知っているけれど、どういう人かよく分からない」彼の認識が徐々に変化していったのは、その年の末頃でした。レアハントにも飽きた私は、冒険やお金儲けをするようになり、普通にチャットに参加するようになっていました。そして仲間はさらに増え、大きなコミュニテ

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