ここまで心が落ち着くまでには、思うようにいかない人生を前に、「こんな親に育てられたからだ」「この家に生まれたからだ」と、親のせいにしたくなる時期もありました。…
不登校・ひきこもりのお子さんをもつ保護者の方へ、親子の信頼関係を修復できるヒントを届けます。
2001年7月、「笑顔を大切にしたい♪」をテーマに、NPO法人相談室ハーモニーを設立。主な活動は、不登校・ひきこもりのお子さまをもつ保護者の方を対象としたカウンセリング、ワークショップ、講演会。 親子の絆を築き直すヒントや信頼関係を修復するマインドについて、暮らしで活かせるサポートをしています。 「子どもを想う愛情を素直に伝えられること」「子どもが願う愛情を届けられるなること」を大切にしています。
♪―――――――――――――♪ 心穏やかに過ごしていると、 ゆったりしているので、 多少の想定外の出来事も、 そのまま受け止められます。 by 谷口 …
「イヤ!」は、感情の中の一つですが、 そんなこと言ってはいけなせん。 それはわがまま!と言われていると、 イヤを感じてはいけない、 イヤを言ってはいけないと思…
たかし君は、中学の3年間、不登校でした。今は、通信制高校に在籍しています。不登校だった中学の同級生について「どうしてるかなぁ」と、気になりました。その後に、言…
不登校やひきこもりになる子ども達は、人と争うことや、人を責めることが苦手な、平和主義のお子さんが多いです。違うことを、そのまま違いとして受け止められます。周り…
ひかりちゃんは、高校2年の後半から、学校に全く行かなくなり、親子で行き違いがたくさんあって、お母さんと、話さなくなりました。ひかりちゃんの考えを聞けないまま、…
自分のやりたいことをしている時に、子どもや家族から、声を掛けられると、自分を優先しがちになることもあります。どんなに「聴こう」と思っていても、「今、手が離せな…
田中さんは、息子さんの話を聞いている時に、いらっとしました。いらっとした感情が、言葉に現れていたらと思ったら、息子さんにダメージがあるのではと、不安になって苦…
あきら君は、中学2年生頃から不登校になりました。先生や親に勧められ、通信制高校に進学しましたが、通うこともなく過ごしていました。そんなあきら君をみて、焦ったお…
♪---------------♪ 自分の好きなものを 気にかけて用意してもらえると、 自分の存在を認めてもらえてると 安心できます。 by 谷口 …
たかし君は、何度も「~へ行きたい」と言いながら、「やっぱりやめた」と言って、思ったことが、出来ない現実が続いていました。「行きたい」所について、お母さんが、具…
何気ない、日常の一コマに、たくさんのしあわせが詰まっています。そのことに氣づけると、笑顔で毎日を過ごせます。田中さんの息子さん、あきら君は、中学時代から不登校…
子どもが話しかけてきたら、最後まで聴けばいいとわかっているものの、氣になることを言われると、すぐに否定したくなったり、正したくなるものです。 否定したくなった…
鈴木さんは、人の目がとても氣になり、自分が困っていることを、中々言えずに、過ごしていらっしゃいました。仕事を減らしたいと思っていたのですが、それを言ったら、来…
中村さんは、ご主人を批判的にみていました。氣軽に、さとし君が話してくれるようになったら、さとし君は、お父さんのことを批判的にみるのではなく、自分との違いとして…
♪―――――――――――♪ 親子で噛み合わなくなると、 妄想からあらぬ方向に 進んでしまいますが、 本来の親の想いに気づくと、 わかりあえる方向にと 進み出し…
子どもが不登校になったり、ひきこもったりすると、あの時の対応が悪かったのかしら。もっと子どもの話を聴けばよかった。などなど、自分の対応を悔やんだりすることがで…
いつまでも、親を責め続け、自ら何とかしようとする姿勢が子どもから見えないと、親も、いら立ちを抱え、心の奥底で、子どもを責めます。責めていることがいけないのでは…
お父さんはご自分が作った夕飯の感想を、まこと君に訊きました。まことくんは、お父さんに感想を率直に伝えました。その後、どう思ったかを、お母さんに伝えました。子「…
子どもをうけとめたらいいことはわかるけれども、思うようにならない日々が続いていると、受け止めることで、親も混乱します。子どもに問いかけて、子どもの様子が、無視…
課題を仕上げたいと、一晩中起きて、とりくんでいたひかりちゃんは、疲れ果て、今日の授業をみて、あっさり休むと決めました。いつもは、正気のない表情で弱弱しく「休む…
子どもとの信頼関係を築くために、子どもの話を「受け止める」という関りがあります。親も人間だから、受け止めようと思っても、「それはおかしい!」「それはわがままだ…
入浴についてのご相談は多くあります。1年に何回かしか入らない、臭いから困る。何時間も入っていて、他の家族が入れずに困る。他の家族が入る時間に入ろうとする。など…
お子さんが不登校だった頃から、氣力があがってきて、少しずつ子どものペースで行動するようになっても、停滞しているようにみえると、「やっぱり、不登校だったから・・…
ひかりちゃんは、中学入学後不登校になりました。2年生からは、登校する、さらにテストも受けると宣言していました。思うようにいかない中、ひかりちゃんのペースで、取…
不安で過ごしていると、なにかのはずみに、様々なことが気になりだし、物語が延々と始まることがあります。妄想が始まったら、そのまま妄想を続けず、いったん立ち止まり…
♪―――――――――♪ 雑談の中で、 子ども(相手)を 受け止められたら、 次第に、肝心な話が できるようになります。 by 谷口 英子♪――――――――…
スムースに会話を進めるときに、男性性と女性性の違いを知っておくと、無駄にイライラせずに済みます。どんな話しであっても、声をかける時、「今、いいかしら?」とクッ…
たかし君は、中学3年生。中学入学後すぐに、不登校になりました。 将来が不安になったお母さんは、相談を受け始めました。 終始一貫して、取り組むことはご自分の不安…
自立する前に、依存する時期があります。依存しながら、信頼関係を心で感じられるようになります。「信頼」を心で感じ取れると、生きていく土台がしっかりします。そうな…
分かり合えるって楽<1>からの続きです。お母さんは、朝から、焼きたてのパンを買いに行きました。出かける前に、まもる君にLINEしました。母「帰ったら連絡するか…
まもる君は、2年くらい前までお父さんと、極力話さないようにと、避けていました。お母さんは、ずっと自分自身、ご主人、まもる君を受け止め続けました。ある日、お父さ…
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ここまで心が落ち着くまでには、思うようにいかない人生を前に、「こんな親に育てられたからだ」「この家に生まれたからだ」と、親のせいにしたくなる時期もありました。…
子どもの元氣が出るようにと、「受け止めなくっちゃ」「任せなくっちゃ」「ちゃんと聴かなくっちゃ」と、自分の本心を抑えて頑張っていると、その“我慢”がつくり出す重…
ひろし君は、お母さんのそばにいたとき、ふとつぶやきました。 「ずっと本を読んでないなぁ。」小さい頃から本が好きだったひろし君。 その言葉に、お母さんはそっと応…
日ごろは穏やかに過ごしているゆうた君が、ある日突然、大きな音を立てました。その音に驚いた田中さんの心には、不安や怖さが広がりました。けれども、そのとき何があっ…
9マスシートに丁寧に取り組む中で、生まれてきた氣づきの数々が、本当に素敵です。 71日目の氣づき☆~~~~~~~~~~~~~☆ 場の空氣や人の心は、 感じ取ろ…
相手の言葉や行動を否定してしまうと、お互いが納得し合える関係を築くのがむずかしくなります。自分の思いが通ったとしても、相手の心は置き去りになっていませんか?…
♪――――――――――♪ 「氣にしない」は、 氣になっていることを ただ沈めているだけに なっていないかな? by 谷口 英子♪――――――――――♪ …
6月の講演会の最後、「やってみたい」「自分にもできそう」と感じた方の中で、特に印象的だったのがこの言葉♡「聴く」に徹する♡全力で聴く このように宣言されたお父…
ひろし君は、中学入学後すぐに不登校になりました。「このままではいけない」と思いながらも、ストレスを感じるとお腹が痛くなってしまい、思うように行動できない日々が…
子どもから何かを言われたとき、あるいは子どもの行動を目にしたとき、何かを伝えたいのに、うまく言葉が出てこないことがあります。 言葉にできれば、思いが伝わると思…
「これは正しいこと」「これが普通でしょ」「常識的に考えて」そのように思ったら、少しだけ立ち止まってみます。 私の思っていることって、本当に大事なこと?そう思っ…
9マスシートを書きはじめて66日目、あるお母さんが、こんな大切なことに気づかれました。 ☆~~~~~~~~~~☆ 評価ではなく、 「信頼されている」と 感じて…
反発してくる子ども、親を思い通りに動かそうとする子ども。そんな子どもたちの心の奥にあるのは・・・「親に認めてほしい」という切なる想いです。 「自分は特別なんだ…
ハーモニーのカウンセリングでは、ご相談者自身の「氣がかりなこと」と丁寧に向き合います。 たとえば、子どもがずっとこのままだったらどうなるのかしら?夫がすぐ責め…
たかし君は、必要があれば自分でお買い物にも行けるのですが、なかなか社会とつながることができずにいます。 そんな中、お母さんは「まずは心を通わせたい」と願い、日…
一家団欒、ほっとできる会話があると、家族みんなが心地よい時間を過ごせます。だからといって、無理に話を広げようとすると、ぎこちなくなってしまうこともあります。 …
目の前で起きる出来事は、実は、自分がもっと豊かに生きていくための贈り物かもしれません。そのように受け止められると、物事の見方が大きく変わってきます。 たとえば…
「外に出てほしい」「友達と会ってほしい」と、子どもが不登校・ひきこもると、親は強く願います。 その願いにとらわれすぎてしまうと、今、育っている子どもの変化や努…
☆~~~~~~~~~~~~~~~☆ 「ついでに床の掃除もしたら?」 そんなひと言をぐっとこらえた。☆~~~~~~~~~~~~~~~☆ 息子のたかし君が、自分の…
何かにチャレンジしていると、どんなに準備していても、想定外の出来事に戸惑うことがあります。そんなとき、「この場から一度離れてみよう」と、自分を守るために退く判…
社会とつながらない子ども、登校しない子どもをみていて、自分の思い通りの変化が見受けられないと、子どもの考えていることを知りたくなる。子どもの考えていることがわ…
ハーモニーのカウンセリングでは、否定的な感情と向き合うこと、お互いを思いやれるコミュニケーション、大きくこの2つを身に着けていきます。自分の否定的な感情と向き…
完璧を自分にも子どもにも求める人を見受けることがあります。私たちは神様ではないから、思ったとおりの正しい行動ができるとは限りません。うっかりすることもあるし、…
色々なことが氣になり、後から後から出てくることがあります。出てくるたびに、心配になることは?どう思っているの?どうなりそうで不安?そう思っていることをどう思う…
子どもは親に話したら、受け止めて、話を最後まで聴いてくれると信頼できると、心の内を素直に話します。子ども自身が弱みと思っていることを話した後、しっかり受け止め…
カウンセリングが始まると、これまでに氣になり、どうしていいかわからず、心に溜めていたことが、次から次へと溢れだします。溢れるたびに、一つずつ向き合います。氣に…
ハーモニーと出会われるまで、多くの方は、自分を抑えて子どもを「受け止める」「話を聴く」を心がけていらっしゃいます。自分を抑えていると、抑えていることがフィルタ…
自分の思考習慣を手放すことは、自分を否定することにつながります。手放す前に、手放したいくらいの習慣に寄り添います。そのような思考習慣を持たざるを得ないことがあ…
♪―――――――――――――♪ 失敗と思うことは、 思い通りにならなかっただけ と受け止めたら、 どうしたらいいか、 考えられるので、 色々と工夫できます。 …
不登校やひきこもりと言われてる子どもは、氣力があがってくると、子どもなりに、復学・自立しようと、自分の信じたやり方で取り組み始めます。親の信じてる方法ではなく…
「受け入れる」と「受け止める」は全く違います。「受け止める」は、言いなりになることではなく、お互いの意見について、話し合う準備に入るための必要な行動です。たと…
♪―――――――――――――♪ 「~かな」の迷いは、 変化を起こせるきっかけ。 迷いは、自分が求める展開に 氣づける感情。 大切に受け止めたいなぁ b…
ひとし君は、小さい頃から、お母さんから見ると、不安になるお子さんでした。人の中でやっていけるように、ひとし君が行動する前に指示したり、行動を見ては注意をし続け…
子どもがなかなか動かない、親の言うことをきかない、そのように思い続け、責めていた氣持ちは、簡単に消えません。「違う!」「いい加減にしろ!」と苛立った瞬間、苛立…
中村さんは、息子さんが、自分から動かない今の状況を人のせいにしている、そのことをずっと責めていました。長年、責めていることに氣づかないまま、過ごしていらっしゃ…
♪―――――――――――――♪ 自分の心に問いかけられると、 子どもの不安の交通整理が できるようになれます。 by 谷口 英子♪―――――――――…
自分の作り出した不安に振り回されることがあります。振り回されていることに氣づいたら、氣になりだしたところに戻り、何が不安だったの? 氣になったことは?と向き合…
同じものを見ても、 感じ方は違うし、同じことを聴いても、 同じに聞こえてません。違って感じたり、聞こえていれば、解釈も違ってきます。むしろ違って当たり前。違う…
お子さんと一緒にご飯を食べる、挨拶を交わせる、友達と電話をしている(らしい)と、わかりだすと、親は「やりたいことをやってほしい」と願うようになります。子どもが…
ひかる君は、中学に入ってから、不登校になり、最初の頃は、自室を暗くし、こもっていました。お母さんが、自分が変わろうと、カウンセリングを受け始め、1年過ぎた頃か…