金の糸
91歳の女性監督が織る、人生の機知と知性が詰まったジョージア映画。「金の糸」75点★★★★********************************現代のジョージア・トリビシに暮らす作家のエレネ(ナナ・ジョルジャゼ)。79歳になり、足も悪い彼女だが今日もパソコンに向かって文章を書き、凜とした姿勢で生きている。同居する娘と、彼女の娘の子であるひ孫のエレネとも仲良しだ。だが、エレネは娘に「アルツハイマーの症状が出てきた夫の母ミランダ(グランダ・ガブニア)をここに引っ越させる」と言われ大いに憤慨する。ミランダはソビエト時代に政府の高官だった女性。エレネは彼女をよく思っていないのだ。そんな彼女のもとに恋人から60年ぶりに電話がかかってきて――。********************************91歳...金の糸
2022/03/12 18:04