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モーツァルトの音楽をこよなく愛する人のために

モーツァルトの音楽は天からの贈り物です。 その完成度は人間の次元を超えてます。人生を豊かにしてくれるかけがえのない友です。 その音楽の魅力を、楽曲の背景、音楽データ、イメージ写真を交えて素人の立場で自由に語ります。

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2012/03/11

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  • K.488 ピアノ協奏曲(第23番)イ長調 /第3楽章

    1786年の春、『フィガロの結婚』の作曲が進む中、モーツァルトは自身の予約演奏会のために2曲の性格の異なるピアノ協奏曲を書いています。 その中の1曲がこのイ長調の協奏曲で、自作目録では1786年3月2日完成となっていますが、自筆譜の用紙の研究で、その2~3年前から作曲にとりか...

  • K.486 第3曲 三重唱「私がプリマ・ドンナよ!」

    「劇場支配人」からもう1曲、3重唱を聴いてみます。 登場人物はいずれもこの劇団に応募してきた歌手で、ソプラノのヘルツ夫人とジルバークラング嬢、そしてテノールのフォーゲルザングの3人です。 前半のアレグロ・アッサイの部分では二人のソプラノが、自分こそがプリマドンナだと言い張...

  • K.486 第2曲 ロンド「若いあなた!」

    『劇場支配人』の中から、ソプラノのロンドを聴いてみます。 歌うのは劇団に応募してきた女流歌手ジルバークラング嬢。 前半のアンダンテの部分は、若い人に求婚されたジルバークラング嬢が「あなたの愛を受け入れましょう。あなたの優しいまなざしの中に、私の幸福が発見できるからです。で...

  • K.486 ジングシュピール「劇場支配人」/序曲

    前回より1786年(モーツァルト30歳)の作品を聴いてます。 この年の最も大きな仕事は 『フィガロの結婚』 で、前年末から作曲に取り掛かっていました。 そんな忙しい中、オランダ総督ザクセン=ティシェン夫妻がウィーンを訪問することになりました。総督の奥さんは皇帝ヨーゼフ2世...

  • 【祝 生誕263年】K.485 ロンド ニ長調

    Happy birthday !!  W.A.Mozart!!! 本日はモーツァルトの263回目のお誕生日です。誠に喜ばしい日です。 そこで、1786年の1月に書かれた、軽快なピアノ曲を聴いてみます。 この作品はその愛らしい旋律によって、ピアノの教材にもしばしば用いら...

  • K.410(484d) アダージョ ヘ長調

    このアダージョはバセット・ホルン2、ファゴットの三重奏として書かれた27小節の小曲です。作曲時期はケッヘルの6版では1785年の12月頃となっていますが、諸説あり、はっきりはわかっていません。 フリーメイソンのなんらかの儀式のために書かれ、 K.411 とセットの作品と考...

  • K.483 合唱つき歌曲「親しき友よ、今日こそ」

    モーツァルトはフリーメイソンに1784年12月に入会しましたが、その翌年の1785年には多くのフリーメイソンに関わる曲を書きました。この曲もその一つで、1785年12月の作品です。 この頃皇帝ヨーゼフ2世は、当初彼の国家統治にとってフリーメイソンは有益な組織と考えていました...

  • K.476 歌曲「すみれ」

    モーツァルトが同時代の文豪ゲーテと出会った、唯一の作品として有名な歌曲を聴いてみましょう。 完成したのは1785年6月8日で、作曲の動機はわかっていません。また、当初モーツァルトはこの詩がゲーテの作とは知らず、たまたま創作意欲を起こさせる詩を目にし作曲に取り掛かったようです...

  • K.475 幻想曲 ハ短調

    1785年5月に書かれた、このピアノのためのハ短調の幻想曲は、ニ短調の K.397 とともに名高い名曲です。 モーツァルトがウィーンに移り住んで最初に書いたハ短調のピアノ・ソナタ K.457 と合わせてお弟子さんのフォン・トラットナー夫人に捧げられ、後にウィーンの楽...

  • 【謹賀新年】K.165(158a)/第3楽章「アレルヤ」

    あけましておめでとうございます。 本年が皆様にとりまして幸多い年となりますようお祈り申し上げます。 新年、最初の曲は名高い「アレルヤ」です。モーツァルトが16歳の1773年1月に旅行中のイタリア・ミラノで作曲したモテット「エクスルターテ・ユビラーテ」("Exsultat...

  • K.469 カンタータ「悔悟するダヴィデ」【御命日に寄せて】

    本日はモーツァルトの227回目の御命日です。 今年もこの日を無事に迎えられたことに感謝します。 今日は前作のハ長調のピアノ協奏曲の演奏会から、僅か3日後(1785年3月13日)に初演されたカンタータを聴いてみます。 この曲は、当時ウィーンの音楽界で重要な役割を果たし...

  • K.467 ピアノ協奏曲(第21番)ハ長調/第1楽章

    前作のニ短調協奏曲の僅か1ケ月後に、モーツァルトは一転してハ長調の明るいピアノ協奏曲を書き上げています。このように短調を作曲した直後に、対照的な長調の曲を書くことは、モーツァルトによく見られる傾向です。 この作品も、彼自身の予約演奏会(1785年3月10日開催)のために書か...

  • K.466 ピアノ協奏曲(第20番)ニ短調/第3楽章

    前楽章・ロマンス中間部で激しく奏でられた旋律の余韻を伝えるかのように、駆け上がる上昇音型のピアノの独奏で、この第3楽章は始まります。 アレグロ・アッサイ、ロンド・ソナタ形式で書かれています。全体的にニ短調の悲劇的な空気がみなぎっていますが、エピローグにかけて所々明るい旋律が...

  • K.466 ピアノ協奏曲(第20番)ニ短調/第1楽章

    弦のシンコペーションが静かに波打ち、暗欝な胸騒ぎを抱かせる流れに鋭く3連符の上昇音が切れ込み、一気に緊張感が高まる・・・そして独奏ピアノがニ短調の孤高の旋律を奏でながら登場する・・・この哀調を帯びた始まりの美しさには、何度聴いても心を奪われます。 作曲されたのはフリーメ...

  • K.429(468a) カンタータ「汝、宇宙の魂よ」(未完)

    モーツァルトの作品の中にフリーメイソンに関する曲がいくつかあります。このフリーメイソンという組織は、ちょっと謎めいていて分かりづらいところがあります。 一般的には18世紀の初めイギリスで結成され、博愛・自由・平等の実現を目指す世界的友愛団体とされています。モーツァルトの周囲...

  • K.deest「後宮からの逃走」からのハルモニームジーク-2

    「後宮からの逃走」の初演はウィーンのブルク劇場で1782年7月16日に行われました。 その初演の4日後にモーツァルトはザルツブルクの父宛の手紙に、このオペラが好評だったことや、陰謀によって公演が邪魔された事などを書き綴った後に、以下のように述べています。 「今は仕事を沢...

  • K.deest「後宮からの逃走」からのハルモニームジーク-1

    1784年の11月17日に名作オペラ「後宮からの逃走」がザルツブルクで初演されました。ウィーンで大成功を収めているモーツァルトにとっては、故郷に錦を飾るイベントであったといえるでしょう。 今日はちょっと寄り道をして、このオペラの管楽合奏版を聴いてみます。 この頃のウィーン...

  • K.459 ピアノ協奏曲(第19番)ヘ長調/第1楽章

    この年(1784年)に書かれた最後のピアノ協奏曲がこのヘ長調の作品です。初演の時期は不明ですが、1790年10月のレオポルト2世の戴冠式を祝した演奏会で、モーツァルト自身がK.537の協奏曲と共に演奏したと推測されていて「第2戴冠式」とも呼ばれています。 楽器編成は独奏ピア...

  • K.458 弦楽四重奏曲 変ロ長調「狩」/第4楽章

    1784年にモーツァルトは弦楽四重奏曲を1曲書いています。 よく知られているように、ハイドンに捧げた6曲の弦楽四重奏曲の一つで「狩」という名前で呼ばれています。これは後世の人が第1楽章の開始主題のホルンの呼び声という性格から付けた愛称で、音楽そのものはそういった標題音楽では...

  • K.457 ピアノ・ソナタ ハ短調 /第2楽章

    第2楽章は一転して穏やかなアダージョ、変ホ長調のゆったりした旋律が流れ、心を奪われるような安らぎに満ちた楽章となっています。 ロンド形式で“sotto voce”(ソット・ヴォーチェ:ひそかな声で)という滅多に見ない曲想指示がなされた穏やかな主題が、エピソードを挿みながら3...

  • K.457 ピアノ・ソナタ ハ短調 /第1楽章

    モーツァルトのピアノ・ソナタは概ね18曲ありますが、その中で短調は2曲のみで、イ短調のK.310と今日聴くK.457のハ短調で、いずれも演奏機会の多い人気曲となっています。 このハ短調のソナタは、1784年10月14日に完成して、テレーゼ・トラットナー夫人のために作曲された...

  • K.456 ピアノ協奏曲(第18番)変ロ長調/第2楽章

    1784年に書かれた5番目のピアノ協奏曲は変ロ長調で、自作目録では9月30日付になっています。 ウィーンの盲目のピアニスト、マリア・テレージア・フォン・パラディスのために作曲されたといわれています。彼女は3歳のとき視力を失いましたが、ピアノとオルガンそして歌手として活躍し、...

  • K.455 グルックの主題による10の変奏曲 ト長調

    1784年8月25日付けで自作目録の7番目にこの変奏曲が記載されていますが、初演されたのは前年の3月23日の皇帝ヨーゼフ2世が臨席されたコンサートで即興で演奏された事で知られています。 この演奏会には、当時ウィーンで帝室作曲家として確固たる地位を築いていた大御所グルックも出...

  • K.454 ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調/第1楽章

    K.451のピアノ協奏曲を作曲後、モーツァルトは ピアノと管弦楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452 、 ピアノ協奏曲(第17番)ト長調 K.453 と矢継ぎ早に傑作を生みだします。 そして4月には、今日聴くヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調を作曲しました。 ヴァイオリン・...

  • K.451 ピアノ協奏曲(第16番)ニ長調/第1楽章

    前作K.450(第15番)初演の1週間後に開催された第3回予約演奏会(3月31日)のために書かれたのが、このK.451の協奏曲で、完成は3月22日と自作目録に記されています。 この曲は前作よりさらにトランペット2、ティンパニに加わった大規模な楽器編成をとっていて、一般的にこ...

  • K.450 ピアノ協奏曲(第15番)変ロ長調/第3楽章

    1784年に書かれた2曲目のピアノ協奏曲K.450は変ロ長調。 この調性は管楽器が良く鳴る明るく軽やかな印象がありますが、この作品ではモーツァルトがこのジャンルで先駆的に管楽器の役割を拡大し、交響的なオーケストレーションを花咲かせたといわれています。 従来のオーケストラは...

  • 【山の日に寄せて】Climb Every Mountain

    今日は山の日。ちょっとモーツァルトから離れて、サウンド・オブ・ミュージックで歌われる名曲を聴いてみます。映画では、マリアが修道院長から励まされるシーンと、アルプスを背景としたエンディングで歌われています。 生きていく上で、とても大きな勇気・エネルギーを受ける歌です。 ...

  • K.449 ピアノ協奏曲(第14番)変ホ長調/第2楽章

    1784年にモーツァルトは6曲のピアノ協奏曲を書いています。その最初の曲がこの変ホ長調の作品です。 この曲は、彼の弟子であったバーバラ・フォン・プロイヤーのために書かれ、3月23日に彼女の自宅でこの曲の演奏会が行われたようです。 編成は弦の他にオーボエ2、ホルン2となって...

  • K.461(448a) 5つ(または6つ)のメヌエット

    今日から1784年、モーツァルト28歳の年の作品を中心に取り上げていきます。 ウィーンで人気絶頂期を迎えたこの年の作品は、今までもかなり掲載してきましたので、重複しない範囲で順次取り上げていきたいと思います。 まず聴くのは、この年の1月に作曲されたメヌエットです。いわゆる...

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