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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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魚沼市
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魚沼市
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2012/03/02

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  • 何処かへ行きたい(水無渓谷でした)

    道の終点、駐車場に有った小屋です。「あらやま」ってよくぞなづけたりです。絶壁に囲まれた沢ですから。位置の確認のため、ネットで「オツルガミズいやー、出てくる出てくる。沢登り、滝登り好きの登攀記録が。高巻き(直登せず脇を登る事)もせずに、水の深いところは泳いだり。結構登攀者が多くて、ハーケンなどが撤去されずにずいぶん残っているらしい。こちらの、八海山側も凄い岩山です。山頂の八つ峰から見下ろすと、身の毛もよだつ急斜面ですから。車は停めたが、降りずに窓からシャッター。少しボケ気味です。でも、久しぶりにこんなに手入れの行き届いた杉林を見ました。夕ご飯までには余裕をもって帰宅しました。つかの間の散歩、お出かけは暑い間の散歩には最適でもありました。(終わり)何処かへ行きたい(水無渓谷でした)

  • 連載253「秘伝」(その2終わり)

    脱穀機で落ちない鞘は槌で叩いて落とす。おや、なつかしや、マックスがお手伝いですよ。「もんどおし」と呼ぶ、竹製の篩(ふるい)で大きなゴミを取る。篩(ふるい)で大きなゴミを取ったら、「唐箕」で仕上げ。これまた古い、民芸品の様な蓑(み)の中は青々とした完成品の「秘伝」です。秘伝(その2終わり)山の貸付地として花卉栽培に使われていた畑が返還された際にも、広い面積に「秘伝」を作ってみた。その後は野ウサギが味を覚えたのか、大豆類は電気柵でも設置しなければ栽培は出来なくなった。しかし、最初のその年は野ウサギの襲来もなく大豊作だった。枝豆としても美味しく、大量の枝付き葉付きの「秘伝」をそのころお年寄りの送迎をしていた、「お達者クラブ」に持ち込んだ。汚れることを嫌われるかと思ったのだが、皆さんが嬉々として手を出してくださった。家...連載253「秘伝」(その2終わり)

  • 何処かへ行きたい(選んだ行先は)

    ここは、「水無川渓谷」と呼ばれる谷あいの川。豊かで冷たい、見事な清流は川下の魚野川に合流する辺りではカラカラに乾く。伏流水となって清流は姿を隠してしまうのです。下流では、この水を地下から汲み上げて使う。「水の郷工業団地」です。大きな石が転がるような夕立も見たいものです。でも、見るには命がけの覚悟が必要でしょう。下流方を見ます。左側が、越後三山のうちの八海山で右側は同じく越後駒ケ岳へと連なる。最奥部の駐車場には乗用車が二台停まっていました。しばらく風景を眺めていたけれど、人影は現れなかった。郡界尾根と呼ばれる、越後駒ケ岳へのコースで登った登山者か。又は、「オツルガミズ沢」と呼ばれる、沢を登っている命知らずの登山者か。オツルガミズ沢をネットで検索すると、いくつもの登攀記録が写真と共に。100mを越える長さの滝まであ...何処かへ行きたい(選んだ行先は)

  • 連載253「秘伝」(その1)

    晩生の大豆は、先端の芽を摘むと株元近くにまとまってできる。晩生の特徴として、その幹の太さも特筆もの。鉈根元を切り落とす。一株で、どんぶりに山盛り一杯になることもあります。美味しいのは枝豆としてだけではありません。大豆としての美味しさも、他に比べるものも無いほどです。秘伝(その1)「一人娘」と双璧の秋の美味しい枝豆として知られる晩生の大豆に「秘伝」がある。妻の実家からタネ豆を頂いたのだろうか。何年物にわたり我が家の定番としても作り続けている。オハグロト呼ぶのか、目が出る部分の筋が黒いのが特徴の一つ。その黒い筋が特徴でもあり、欠点でもある。煮豆や大好きなフライビーンズなどには味の良さで役立つのだが、残念ながら味噌には適さないともいえる。そのわずかな量ではあるが黒い筋が味噌にしても目立つのだ。ただ、毎年長岡の種苗屋さ...連載253「秘伝」(その1)

  • 何処かへ行きたい(その1)

    午後も2時過ぎだというのに「何処かへ行きたい」とせがまれる。早朝からの草刈りで、疲れているけれどここは一つ要望に応えましょう。さて、どこが良いか。長岡の八方台か、魚沼スカイラインか。この時間では、夕食の時間を考えると、そんなに遠くまで行くわけにも行かない。いくつかのコースから選んだのはここです。高い山は、残念ながら霧に覆われて見えません。高い沢に小さな滝も見えます。巨岩が転がる渓流です。渓流沿いの道路は狭くてすれ違いは出来ない。砂防堰堤が見えて、白糸の滝のようにも見える。手前の巨岩の大きさに驚く。岩魚がいないかと、目を凝らす。近隣の渓流はほとんど釣り歩いたが、ここだけは入ったことが無かった。さらに砂防堰堤に近づきます。巨岩のサイズは、四畳半の部屋ほどもありそうです。水害級の豪雨になると、ゴロゴロと巨岩が転がる音...何処かへ行きたい(その1)

  • 「獺祭」で夕食

    少し前に知り合いの女性から頂いた「獺祭(だっさい)」。頂くタイミングを計っていましたが、秋風を感じ日本酒が恋しくなって開栓。日本酒通の人気が高い「獺祭」は新潟の端麗辛口とは趣きを異にします。通好みだということに、納得できる味だと思います。今年、久しぶりに漬けたナスです。酒のともには、こんなあっさり系が酒の味を乱さずぴったり。これも、ま、日本酒向きかな。日本産ではないから、お値段もそれなり、味もそれなり。摂田屋豆腐の「おぼろ豆腐」です。なんだか、老人食の様な献立ですねー。山本ナスの「麻婆ナス」が唯一の肉系かな。このナスの味は何回も紹介していますが、なめらかで甘くて最高。自費出版本「魚沼の日々」の出版祝に頂いた酒がまだたくさんあります。夏もそろそろ終わりです。秋風が吹くたびに美味しく頂ける日本酒です。「獺祭」で夕食

  • わらしべ長者の様にサザエ

    知人に、山の畑からの帰途に、スイカを進呈した。帰宅してしばらくすると、電話が入る。「ねー、サザエ食べる?」好物の海産物です。「食べるよ、大好き」と返事をしました。すぐ、来宅されてたくさんのサザエ。加えてなんとトコブシも一つ。野菜は、少し洒落気を出しポテサラをチコリに載せて。そうそう、サザエは数が多かったので、娘たち家族にもおすそ分け。「風媒花」なんて洒落た名前の焼酎をロックで。八海山酒造の焼酎で、オークの樽で時間をかけて熟成した逸品です。ロースターで焼きましたが、結構うまく焼けました。トコブシも同じにですが、途中で醤油を少し垂らして焼き上げる。たくさんできたスイカは、皆さんに喜んで頂けました。カラスにもね。あまりたくさんいただいたサザエだったので、帰りにスイカをもう一つ追加(笑)。わらしべ長者になったような気分...わらしべ長者の様にサザエ

  • スイカ泥棒!

    あ、やられてしまった。真っ赤に熟したスイカに穴があけられた。くちばしの形跡もありこれはカラスの仕業。こっちもやられたけれど、中はまだ少しピンク色が残る。これが、タヌキやムジナだったら、確実に熟したものだけ狙うのですが。何回も紹介しましたが、カラスは透明テグス糸を張って防ぐ。放置したものだから伸びた蔓の重さで糸が下がり、カラスも侵入したのです。でも、まだ何個か無傷のスイカも見えます。まだ美味しくなりそうなスイカには、糸を張りなおしましたよ。それでも、この朝は大きなスイカを四個も収穫。苗がなかなか育たず、一時はあきらめかけたスイカでした。でも、途中からの猛暑に助けられてぐんぐんと成長したのでした。毎日のように皆様に進呈。「法事の席で出したら大好評、店で売っている物よりも美味しかった」なんて、言葉がまんざらお世辞にも...スイカ泥棒!

  • 秋の気配が忍び寄る

    先日見ていただいた、シャングリラもこの朝は霧に隠れた。家を出る際に山を見上げると、そんな風には見えないが登るに従い霧の中。山の畑に到着。隣の飼料用トウモロコシ(デントコーン)も朝霧に濡れる。いつの間にか、秋を象徴するようなススキの穂が出ている。野菜の収穫を終えて、帰路に就く。山の中間にある畑には、スベルベよりも一回り年かさの先輩の姿。畑作は諦めて、果樹をたくさん植えて、周りの草刈りをしている様子。軽トラの手前が、上越新幹線のトンネル工事による地盤沈下の跡。傾斜の強い斜めの畑が、地盤沈下で平らになってしまった。のどかと言えばのどかな風景。八月だというのに秋の気配は深まるばかり。秋の気配が忍び寄る

  • 岩魚!山女!虹鱒!!

    昨日の午後、ご近所から魚を頂いた。なんでも、釣り堀に行ってきたと言うのですが、ご自身は魚はあまり食べない。海釣りもされて、小鯵などもよく頂くのですが、淡水魚は初めて。見事な大きさの、手前から岩魚、山女、虹鱒です。クーラーボックスにはしっかりと氷も入っていたが処理は早いほうが良い。早速、山女の処理から。普通の出刃包丁が小さいアジ割き包丁ら見えるほど大きい。山女も、これだけ大きくなると独特のパーマークも薄くなるようです。岩魚は昔、尺二寸(36㎝)の大物を渓流でつり上げたが、山女のこのサイズは初めて。夫婦二人がかりでの処理。頭の切り落としと、内臓の処理はスベルベ。三枚おろしはスベルベママ。処理を終えて、岩魚と山女は半身ずつセットにして冷凍します。こちらは大きいので、後日ムニエルで楽しむ予定にしました。とりあえず、夕食...岩魚!山女!虹鱒!!

  • 連載252「蕎麦を作った」(その2終わり)

    戦前に作られたと思われる「脱穀機」です。これも古い、木製の「唐箕」です。もっと古いものも使いましたが、残念なことにネズミら齧られて廃棄。これは比較的新しいものです。そうか、この写真は10数年前か。見間違えるような我が頭の様子です。蕎麦を作った(その2終わり)そこで思いついたのが蕎麦と大豆だった。何年か二つの種類の穀物を作り、それから根茎のサツマイモやジャガイモを作ろうと考えたのだった。初めての蕎麦は大きく育ちすぎて倒壊したりした。肥料分が残りすぎて大きく育ちすぎることを知った。蕎麦は救荒作物ともいわれ、やせた土地でも栽培されることが知られている。やせた土地こそ、倒壊などせずに育つというわけだ。でも、倒れた蕎麦も心配はなく、何日かすると曲がって立ち上がるという生命力を見せたのだったが。少量栽培の蕎麦は全ての仕事が...連載252「蕎麦を作った」(その2終わり)

  • シャングリラかガンダーラか

    山に登るに従い霧の中へと進む。ふと気が付くと、下に広がる黄金郷。そこはシャングリラかガンダーラか。コロナ禍に国を二分するかのようなワクチン論争もない。広がった貧富の差、格差も無く、貧しいながらも心豊かな人々が暮らす国。テレビの無意味な喧騒もない。人込みも、人流もない。争いも無い、競争社会もない。そんな、ピュアな空気の中の国々も朝日が昇ると消えてしまった。どうして、人と人は争うのだろう、どうして国と国は争うのだろう。少しでも人より楽な暮らしがしたい。少しでも人より上の地位に就きたい。生々しい争いごと、欲望よりも、夢のように幸せに暮らせる幸せな国。夢の様なシャングリラかガンダーラはどこかにあるのではないだろうか。朝の空気の中で、二度寝をしたかのように夢を見てしまった。シャングリラかガンダーラか

  • 連載252「蕎麦を作った」(その1)

    蕎麦を自家栽培していたころ。蕎麦の真っ白な花です。刈り取って軽トラで山の畑から降ろす。懐かしいオートバイも後ろに。蕎麦を作った(その1)食べ物の話の中で、手打ち蕎麦や父母が昔楽しみで打っていたことを紹介した。両親が老いたこともあり、しばらく蕎麦打ちはしていなかった。山の畑が高齢の父だけでは手に余り、三反歩の畑のうちの半分を花卉農家に借りてもらうことになり、何年もユリが栽培されることになった。なにしろ老いた父はトラクターも持たず、小さな簡易耕運機で広い畑を耕していたのだったから無理もない話。10何年か耕作を続けていただいたと思うのだが、ある年の暮れ来年からは返させてもらいたいと言われた。私が早期退職を決心したころであり、何とかなるだろうとの思いから、長年の耕作に対して礼を述べ借地契約は終わった。翌年からは私が合計...連載252「蕎麦を作った」(その1)

  • 秋風と共に去ったかイノシシ

    イノシシの活発な活動の形跡を初めて見てから50日近い。傍若無人に振舞っていたイノシシも、ここ10日ほどなりを潜めた。最初に掘り返された、耕作放棄地の畑はご覧の通り。生え茂ってきた草に覆われ、あの大きな穴も見えないほどになっている。比較的に新しく掘った跡も、草が伸び始めている。ここを掘り返したのち、農道を挟んだ反対側に移動し新たな掘り返しをした。その、最も新しかった掘り跡にも草がぽつぽつと発芽し始めている。もうすぐ、全体が草に覆われて掘った形跡も見えないようになってしまうでしょう。これは、最初のころの掘り跡で、写真は再掲です。穴を掘る理由は、ミミズを探す、植物の根を探す等、諸説があり結局分からないようです。新たに棲み処を構えたと思われる杉林近くに移動した箱罠です。昨日現在も森閑として、動物が近寄った形跡は全く感じ...秋風と共に去ったかイノシシ

  • グリーンマルチ状態

    猛暑下で、耐えていた畑の草が雨で大喜び。土が見えないほどはびこり、グリーンマルチ状態になってしまった。雨の合間を縫ってその草を取る。三角ホーなども使ってみたが、根が残り、やはり手が一番と手作業になる。あまり、丁寧では無いけれど何とか終了。取った草はレーキでかき集めました。後処理の仕事は残りましたが。草を取り終えて、平鍬でネギの根元に土寄せ。今年はポロネギ一畝を加えても、全部で5畝と例年の半分以下です。30アールの山の畑は、どこもかしこも草だらけ。雨が続くことを言い訳にしたけれど、手抜きが続いたことも大きな原因。下の農天市場の畑と合わせて50アールあまり耕作していたことが夢のよう。本人も連れ合いも、そして手伝ったくださっていた友人たちも年老いてしまいました。グリーンマルチ状態

  • 秋の気配とイノシシの気配

    朝食前に山の畑に向かう。一瞬見えた下の風景の霧に覆われた様子が気になり軽トラを停める。ここのところ降り続いた雨で、猛暑は嘘のように治まった。空気はひんやりとして、秋の気配なのだが今年はまだススキの穂が見えない。九州をはじめに西日本では豪雨により被害が続いている。前線が北に押し上げられないか心配。草だけは雨をもらって勢いを増す。さて、その後のイノシシの動静です。先週の日曜日、8日に箱罠を引っ越して、農道を挟んだ反対側に移動設置。移動の雰囲気に驚いたのか、その後全くイノシシの気配は無くなった。箱罠の周りも雑草が伸びるが、踏み跡は全くなし。どこかへ行ったのか。そろそろサツマイモも太りだし、先日は早掘りして仏壇に供えた。イノシシが目をつけても良いほどの大きさに育っているが、気配のないのは助かる。秋の気配とイノシシの気配

  • 夏の夕食

    「鯵の南蛮漬け」です。(これは以前の写真)買い物に出た際、安くて新鮮な小鯵、豆鯵を見つけると、つい買ってしまう。習い性で、新鮮で安価な魚を見ると、つい買ってしまう。他の魚も同じだが、レジで顔見知りの店員に「どうして食べます」と聞かれることも。ささやかな本数を植えたトマトも食べられるようになっている。皮の薄くて味も良い「プチぷよ」かな。キャベツの千切りを添えて。枝豆は早生種の中でもっとも気に入っている「湯上り娘」です。美味しいとされる、晩生の枝豆「秘伝」や「肴豆」に負けない香りと甘さです。摂田屋豆腐の「おぼろ豆腐」も冷奴で食べましょうか。と、こんな風に並べるとなんだか居酒屋の年寄好みのつまみみたい。健康的と言えば健康的。チープシックと言えばチープシック。これに缶ビールを一本開けて、さて、次を飲もうかこれで止めよう...夏の夕食

  • 大きなスイカがゴロゴロと

    今年は全ての野菜の苗作りが上手くいかず、スイカも例外でなかった。なかば諦め気味に、遅い時期に出来上がった苗を植えたスイカだったが・・・。あの、猛烈な暑さが続いた日々に、あっという間に大きくなったスイカ。何株植えたのかさえ忘れたのだが、畑の中でゴロゴロと目立つようになった。カメラのケースと比べて写真に収める。比較表現が上手くいかなかったけれども、5キロ以上は確実にある大きさ。団子三兄弟でもないけれど、ペアで並ぶスイカも。左のスイカの下部に、カラス対策のテグス糸が見えますね。ところで、素人のスイカ栽培で困るのが熟し具合の確認です。指ではじいて、音で判断し、そして「べっとう蔓」の彼具合でもチェック。親蔓から生り蔓に移るところに、なぜか小さな蔓があり「べっとう蔓」と呼ぶ。呼び方の曰くは分かりませんが、この小さな蔓が枯れ...大きなスイカがゴロゴロと

  • 雨の合間の墓参り

    昨日13日はお盆のお墓参りの日。雨が続いた一日で雨間をぬってのお参り。我が家のお墓は、三十三回忌を終えた亡母のために亡父が建てた。建てるにあたって、父は本を買って縁起関係などを見ていた記憶が残る。白御影石のシンプルなもの。豪華な墓が増える中「分相応」も父の思想。ただ、全戸平均に割り振られた面積が二間三間(3.6×5.4m)と広い。土葬に頼っていた時代の名残らしいですが、広いと管理も大変です。昔は、こんな石仏が何基も並んでいました。前々日に一人で掃除をしましたが、あえて苔などはむしり取らなかった。亡父がこれがもっとも古い先祖様ではないかと言っていた墓石。古びてしまい、墓碑銘は全く読めない状態です。時代は江戸時代中期から後期かな。墓所の入り口に当たる部分に並ぶ石仏です。これも亡父には行旅死亡人(行き倒れ)のお墓では...雨の合間の墓参り

  • 音のしない草刈り機

    農業、特に畑仕事は草との闘いでもある。畑周りの草も、あっという間に伸びて、畑に侵入してしまう。そこで、欠かせないのが草刈りで、欠かせないのが草刈り機。エンジン付きの草刈り機は、便利だが騒音も大きい。そこで出たのがこれ。そうです。電動草刈り機です。大手ホームセンターの広告を見て、熟慮?の結果購入に動きました。宣伝では、18ボルトのバッテリー二個付きで25㏄のエンジン並みだとか。敵もさるもので商売上手。下取りの草刈り機があれば予備のバッテリーも二個付くという。手元のスイッチはこんな風にシンプル。初心者でも扱いやすいということかな。自動車でもないが、排ガスが出ませんから環境にも良いのかなー。と高価な買い物に理由付け(笑)。ここが肝心の駆動部、モーターです。全く音がゼロということは無く、シューンとモーターが回る音がする...音のしない草刈り機

  • 湯上り娘

    梅雨明けと同じような天候が続く。雨が降らず、元気の出なかった枝豆「湯上り娘」も雨をもらって元気に。いえ、「湯上り娘」以上に喜んだのは、息も絶え絶えだった雑草だったかな。サヤもパンパンに膨らみ美味しそうです。朝食前に山の畑で、採りごろの「湯上り娘」を引き抜いて収穫。軽トラに次々と積み込む。まだまだあるけれど、後処理を考えるとこんなものかな。持ち帰り、朝食後に枝から豆をもぎ取る。そして、茹で上げて熱を冷ましてから次の仕事。大量に茹で上げた枝豆「湯上り娘」をプチンプチンと鞘から取り出す。剥いた「湯上り娘」は冷凍パックに入れて冷凍庫に保存。こうして冷凍保存すると、緑の野菜が不足する冬場の食材として重宝する。早生品種の中では、そのままでも最高に美味しい枝豆の「湯上り娘」です。本当は皆さんに味わっていただきたい味ですが今年...湯上り娘

  • 向日葵畑からの帰り道(その4終わり)

    再び、干草のロールを見ながら駐車場へ。山本山からの帰り道、気になっていたところに駐車。この貯水池は、JR信濃川発電所のための貯水場で、ここで水量を調整する。信濃川の上流から導水するため、下流方の信濃川の水量が減る。川の生態系に影響を及ぼすということで、問題にもなりましたね。さて、おさらいでもありませんが、向日葵の写真を再掲。持って行った、もう一台の一眼レフでの一枚。少し描写力が違うかな。これも同じ一眼レフでの一枚。小型の一眼レフです。フルサイズのカメラだったらまた違うものになるでしょう。その後、台風関連の低気圧の通過で風雨が強くなっています。向日葵畑に被害はないか、少し心配です。娘たち家族も同じ日に見物したらしいのですが。(終わり)向日葵畑からの帰り道(その4終わり)

  • 行儀が良いなー、向日葵って(その3)

    向日葵畑の中には、カメラマンの姿がポツリ、ポツリと。さすがに愛好家は、撮影日和、撮影時間をご存じのようです。それにしても、良く揃って開くものですね。三脚持参のカメラマンの姿も。一か所だけですが、遠慮がちに設置された小さな足場も見られました。微妙に首を傾けている姿が良く分かります。広い広い向日葵畑。台風が襲来し、風雨が強まるという天気予報ですが向日葵の運命は?(続く)行儀が良いなー、向日葵って(その3)

  • 向日葵ってなぜ向日葵?(その2)

    タイトルを少し変えてみました。向日葵(ひまわり)って名前はどこから来るのでしょう。この可憐な向日葵の姿を見て納得させられました。ほら、朝日の方向を向いていますよ。みんな行儀よく整列し、よそ見をしている花は一つもない。不思議と言えば不思議なことです。何故なんでしょうか、分かります?駐車場を向くように咲く向日葵です。正直に臨時駐車場に停めた私たちでしたが、ここは路上駐車も多い。下に広がるのは、小千谷市街。そして、遠くに見える高い山は弥彦山です。朝早くからせっせと働くのはミツバチです。群れ飛ぶという感じではなくて、単独の働き者。ミツバチも色々いるのかな。カメラマンがあちらこちらに見える。撮影ポイントを探しているのでしょう。それにしても、皆さんの持つカメラに驚く。高級機ばかりなのですよ。スベルベも二台持っていきましたが...向日葵ってなぜ向日葵?(その2)

  • 山本山の向日葵畑(その1)

    臨時駐車場から牧草地の中を歩いて向日葵畑へ。高級カメラを構えている男性に見覚えがあり、声を掛ける。「お元気ですか」と声をかけ自己紹介をすると思い出してくれました。やはり、プロのカメラは凄い、と言うとスベルベのカメラで充分ですよと。その彼は、山古志の写真集発刊でも知られている有名なカメラマン。バドミントンを一緒にした記憶もあるけれど、覚えていないでしょうね。おっと、肝心の向日葵の話です。あまり背の高くならない種類で親しめます。ひまわり「向日葵」と書くくらいだから、太陽に向かって動くのかなー。馬鹿な質問をすると、「左右に動いたら大変だし、回りませんね」と。朝日の出ろ方向に一斉に顔を向けています。「ぐるりと回ったら大変」とまた冗談。向日葵畑は津南町のそれも有名ですが、こちらのほうがやや小規模。そして、あちらの向日葵は...山本山の向日葵畑(その1)

  • 山本山の夜明け(その2)

    陽は登り切りました。早朝なので、先客は新潟ナンバーの一台のみで静かです。懐かしい山々にも朝日が当たる。左から「守門岳」「浅草岳」「権現堂山」などで奥の「毛猛山」が近く見えるのが不思議。私たちが降りたら、誰も居なくなってしまった展望台。標高は三百数十メートルです。途中の道路ではランニングや自転車の人たちも。さて、実は本当の目的地はこれからです。大きな農作業小屋の前が指定された駐車場。干草のロールが沢山ありました。ほら、見えてきましたよ。黄色く広がるのは何?これが、本日の目的地の向日葵畑なのです。人影も見えますね。実は昨日の新聞で紹介されていたのでした。紹介されたら、目ざとい人たちは出かけてくるに違いないですね。(別タイトルで続く)山本山の夜明け(その2)

  • 山本山の夜明け(その1)

    昨日の新聞を見て山本山に行きたいとせがまれる。朝の畑仕事は諦めて、山本山の向日葵を見に行くことにする。上から読んでも「山本山」下から読んでも「山本山」です。海苔の宣伝でも無いけれど小千谷市民憩いの山。日の出にようやく間に合いました。中央に見える川は信濃川。遠く、独特のなだらかな稜線を持つ「未丈が岳」が見えます。ここ、山本山山頂の展望台から見る越後三山です。信濃川は大きく蛇行して、東側の魚野川との合流点に向かう。西側の山の下には文字通り碁盤の目のような水田。遠く見えるとがって見える山は「米山」でしょう。もう一度越後三山を見てアップする。我が家の山の畑から見える越後三山よりも、少しバランスが崩れて見えます。(続く)山本山の夜明け(その1)

  • 冷製潮汁

    戯れに意の赴くままに。という感じかな。暑さで食欲も減退気味。と、言うかこれは心の問題かなー。買い物で、鯛のアラを見て食べたいと思った。頭に浮かんだのは、「潮汁」です。これを冷やしたらどうかな。大きな鯛のアラで、ずっしりと重い。頭の兜割のみではなくて、中骨などもぎっしりと入っている。なお、ウロコを引かなくては思い、ウロコ引きをだした。でも、さすがにアラとは言えプロの仕事で、ウロコ引きは無用でしたが。塩味のみで味を調えて煮たてて終わり。大きな容器に移して、冷蔵後で冷やして出番待ち。アバラも中骨もハモニカなんて呼ぶのかな。量が多かったので、こちらは塩を振って軽く焼きます。さて、十分に冷やして冷蔵庫から取り出しました。驚いたのは、汁がジェル状態の半固形状に固まっていたことです。これもコラーゲンということでしょうか。この...冷製潮汁

  • 豊葦原瑞穂国に風が吹く

    豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)を実感します。午前中で車載の温度計は36度を超え、猛烈な暑さの日です。帰宅して、食堂の戸を開け風を入れながら見た風景。暑いのに、南風が強い(だから暑いのかな)。その風により水田が波立つ。豊葦原瑞穂国は国土の美称の一つで、古事記、日本書紀に見られるという。美しい言葉だなー。そのころから稲作文化が伝わり生活の中心だったのか。不思議なほどに続く、次から次へと波のような稲穂の揺れ。動画でも撮影したけれど、パソコンに取り組んだはずが行方不明になりました。この日の最高気温は、魚沼市小出で37.1度と発表されました。この南寄りの風は気圧配置により、台風のような風だったのかな。朝晩はいくらか涼しさも感じられますが、日中の暑さは尋常ではない。週間天気予報も雨のマークは無し。雷注意報は出る...豊葦原瑞穂国に風が吹く

  • 猛暑日が始まります

    昨日は新潟市秋葉区で37.1度を観測したとか。そして、今日は長岡で38度が予報されている。でも、山道の朝は涼しい。山の畑です。晩生の大豆「肴豆」と「秘伝」は雨が無いのにもかかわらず元気。サツマイモも思いのほか元気です。でも、小学生たちの「しあわせ畑」の脇には大きな足跡もありましたねー。夏野菜、ズッキーニも終わり気味。軽い収穫かごを載せて帰途に就く。広域農道の脇に気になっていた山ユリの花が開き、朝日に輝いていました。とにかく熱い一日になりそうな雰囲気を感じる朝でした。無理をせずに、オリンピックのテレビ観戦と行きましょうか。こんな暑い日が続く、日本を「過ごしやすい季節の開催」なんて言ったのは?猛暑下で全力を尽くす選手たちには、同情しますがどうかご無事でと祈るのみ。猛暑日が始まります

  • ワクチンをイノシシに打ってあげたい

    我が家の畑の反対側の耕作放棄地です。ついに、イノシシはここまで活動範囲を広げてきました。掘り返した跡のチェックと、人間の痕跡を残すために草刈りを実施。イノシシのためではなくて、自分のための獣道です。ついでに、農道の脇の草刈りもする。草薮を少なくする、無くするのが野生動物の侵入対策だと思うのです。相変わらず派手に掘り返しています。先日、固定カメラの映像、動画を見た限りでは肥えたイノシシだった。こんなに、激しい重労働をしていても太っているって、何を食べているのだろう。イノシシの襲撃を受ける前にギリギリセーフでジャガイモの収穫終了。向こうに見える、隣の畑との境界付近に足跡があり、一株そっと掘った跡も。さて、スベルベのワクチン接種後の経過です。昨日、二日目は最悪でしたね。朝、山の畑に行った際に違和感は無かった。ところが...ワクチンをイノシシに打ってあげたい

  • イノシシの姿を見た。コロナワクチン二回目終了

    先一昨日、箱罠を再セット。手順を覚えようとカメラに収める。右側が入り口になります。奥にリンゴを置き、細いピアノ線に触れると扉が落下。でも、セットしてから二日間、まったく触れた気配はありません。センサー付きカメラに動画で、イノシシの姿がはっきりと捉えられていました。個体としては、大型というよりも中型程度に見える。しっかりと肥えた一匹。群れではなくて、一頭だけらしいのが救いと言えば救いですかねー。ところが、軽トラを停めて箱罠の現場を往復している間に驚きの事態。我が家の畑から10メートルもない位置に、新たな掘り跡を見つけてしまった。今まで気づかなかったが、この日のニ、三日前かららしい。状況を考え、昨日は娘の助けを得て残りのジャガイモは全て掘りました。関係のない話題です。昨日の午後は二回目のコロナワクチン接種でした。今...イノシシの姿を見た。コロナワクチン二回目終了

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