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2012/02/23

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  • 時間はその人の心の中にある

    今日も、モモの続きを読んでいました。モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語posted with amazlet at 19.10.24ミヒャエル エンデ 岩波書店 売り上げランキング: 155,587Amazon.co.jpで詳細を見るP.75 時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところで意味はありません。というのは、その時間にどんなことがあったかによって、わずか一時間でも永遠の長さに感じられる...

  • 居場所を探して

    朝、ミヒャエルエンデ著「モモ」を読み返していました。P.17 「いやよ」と彼女は口ごもりながら言いました。「そんなとこ、行きたくない。あたしはそこにいたんだもの。他の子もいたわ。窓には格子がはまってるの。毎日ぶたれるのよーわるいこともしないのに。だからあたし、夜中にそっと、へいをのりこえて逃げてきたの。またあんなとこに入れられるなんて、いや」わたしの居場所モモと私は、居場所のなさが似ている。ずっと居...

  • サピエンスにとっての幸せとは

    話題のサピエンス全史を読んでいます。人類史を「幸福」の観点から問い直す本で、新しさにあふれています。狩猟時代から農業革命のあたりを読んで、私の子ども時代の苦痛を思い出しました。それは、親や学校から「こうあるべき」という「鋳型」に押し込められた苦痛。その鋳型は、偏狭で知性に乏しく、個の自由を奪うものでした。精神的な自由を求めると、相手は凶暴になり、徹底的に鋳型にそうように心の形を変えられてしまうので...

  • 能と白洲正子さんの言葉

    自分の羅針盤の的確さに毎日驚かされています。ふと思ったこと。ふと手にしたもの。本当に大事な瞬間は、「ふと」訪れるんですね。「ふと」に込められた神秘。私ではない何かの意志。昨日のブログに、こんなことを書いています。観世宗家の観世清和さんの「能は引き算の芸なのでエンタテイメントにはならない」という言葉を引用し、引き算の芸とは、その本質は何だろうと。その後、ふと、能の物語が気になり、「能の物語」と検索す...

  • 能の時間は、内観の時間

    GINZASIXの観世能楽堂にはじめて行きました。足を踏み入れたときのその喜びは、いかに長い間「能をガマン」してきたか、そのことを改めて感じさせるものでした。ホテルのような品格のある環境。隅々に行き渡った細やかな美意識。喜びのあるところに自分がいる。妻でもなく母でもなく、本当に一人の、自分のための時間。人が何かを求めるときには、そこに必ず答えがありますね。能を求めたということは能を通じて答えがやってくると...

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