ダンスフロアにあるソファで寝ていると、突然ドアが開けられ自分に話しかけてくる人がいた。寝ぼけ眼でメガネを探して時計を見ると朝の4時半。出張に行っていたお父さんが帰ってきたのだ。起きがけにビールを渡され「よー来てくれた」と歓迎してくれた。睡眠も全然とって
五十嵐くんとはキャンプ場を出てから大館市街まで一緒に走り、そこでお別れをした。大館からは比内を経由して鹿角に入ろうと考えていたため、国道から県道にルートを変更し、地元の人しか通らない道を走る。道沿いに集落はあまりなくて、点々と民家が存在するほかは鬱蒼と
秋田 旅人の聖地 青森ねぶたを目指す 自転車日本一周91日目
秋田県の朝は寒い。テント内に入ってくる冷気が体を冷やし深夜に寝袋をかぶらないと眠れないぐらいだった。6時にテントから這い出し顔を洗っていると、田園を吹き抜ける風が冷たく身震いをしてしまった。寒い地方に来たんだと肌で感じた瞬間だった。のろのろと身支度をし
朝食を食べた後はすぐに支度を整え、秋田市を出発した。秋田港を通り男鹿半島方面へ自転車を進める。港から男鹿半島までは沿岸に自転車道が敷設されており、男鹿半島を前方に望みながらのサイクリングは格別なものだった。静かな海沿いを走ると無性にギターが弾きたくなる
山形 笹川流れ 松林でひっそりとキャンプ 自転車日本一周88日目
日が昇る前から激しい雨が降り始めた。吹き荒れる風によってテントに水滴がぶつかり、けたたましい音が反響した。今日はこのまま雨が降り続くのかなと考えつつまた眠りの中に入っていった。2度目に目覚めた時は6時を回っていた。相変わらず雨の勢いはおさまることがなく
新潟県にすっぽりと雨雲が覆いかぶさり、時間別の天気予報ではずらっと傘のマークが横に並んでいた。走りたくはないが前に進まなければならない。今日の宿の予約が満室であったことがもう1泊する甘い考えを払拭してくれた。昨日自転車を整備したおかげで走りやすかった。
新潟市は日本海最大の都市だけあって大きい。若者の活気もあふれている気がした。女の子の化粧のけばさ、おしゃれへの意識の高さ、若者向けの店の賑わい。経済・文化の発展が若者を見ているとよくわかる。ドンキホーテで多くの学生がたむろしていて、怖さを感じるぐらい
昨晩は23時にもなると肌寒くなるほど風が冷たく感じた。宴会で残った焼きそばを朝飯として食べている時、バンガローから無表情なおやじたちがのそのそと出てきた。それは羊が小屋から1列に並んで出てくるようだった。昨日の宴会の残骸を全員で片付け、豚汁の用意を始めて
コジケンは今日も仕事があるらしくひっそりと朝早くに出勤した。2日酔いのせいで頭がガンガンした。朝食を頂いた後は3人でドライブをしに行った。富山にせっかく来たので北アルプス方面に車を進めたんだけど、山の上の方は霧で覆われてしまっていてアルプスの壮大な景観
ゲストハウスをチェックアウトし富山を目指して進み始めた。国道8号線は走りやすくていい。交通量うんぬんではなく路側帯のでかさがいい。トラックの数が多くてもストレスなく走ることが出来る。3時間も漕げば富山駅まで到着することが出来た。旅が始まって間もないころ
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