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2012/02/02

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  • 謹賀新年

    あけましておめでとうございます!日々の忙しさにかまけて、すっかりご無沙汰してしまいました。今年こそは、少しずつでも綴っていけたらと思っております。ううう…頑張らないと!!!本年もよろしくお願いいたします。謹賀新年

  • 謹賀新年

    明けましておめでとうございます。今年こそ、今年こそは(…と毎年書いていますけど…)少しずつでも書いていけたらと思っておりますので、どうぞ気長にお付き合いくださいませ。よろしくお願いいたします。謹賀新年

  • 謹賀新年

    明けましておめでとうございます。去年はなかなか綴ることができませんでした(と毎年書いているので、心苦しいことこの上ないのですが…)。今年こそ、今年こそは少しずつでも書いていけたらと思っておりますので、どうぞ気長にお付き合いくださいませ。ホント、今年は頑張ろうと思っています!が…頑張るよ。うん、頑張ろう!よろしくお願いいたします。謹賀新年

  • 明けましておめでとうございます!

    明けましておめでとうございます。去年はなかなか綴ることができませんでしたが、今年は心機一転、少しずつでも書いていけたらと思っておりますのでどうぞ気長にお付き合いくださいませ☆よろしくお願いいたします。明けましておめでとうございます!

  • 春来たりなば

    久々の更新になってしまいました…。pixivに「春来たりなば」をUPしました。内容は拙ブログにUPされているものと同じですvvさて、そろそろ次のストーリーに取り掛かります(遅っ!)。春来たりなば

  • 春来たりなば~8(了)

    「…ふん、そうかもしんねぇな。何せ気弱な秀頴を見ることができるのは、おいらだけの特権だろう」先ほど口から吐いて出てきた懇願を思い返す。周囲に弱さを気取られることを毛嫌いする江戸っ子の八郎だ。自分だけはその例外でありたい、いつでも傍にいて不満や不安を聞いてやりたいと小太郎は思う。それでも耐えきれず、万が一八郎が伊庭を捨てるような事態になったら、自分は八郎の傍を片時も離れずについて行こう。「全く、なんで身内にまでそんなに気を遣うかねぇ。本当に見栄っ張りだな」小太郎が溜め息交じりに苦笑した。八郎は、義父上である現宗家を最も尊敬していると同時に、最も気を配る。義理でも父親なのだから、弱い部分を見せても構わないではないかと思うのだが、弱さを露呈すると信頼を裏切るとでも勝手に思い込んでいるのかもしれない。「うるさいな、ほっ...春来たりなば~8(了)

  • 明けましておめでとうございます!

    明けましておめでとうございます!今年もほそぼそとでも綴っていけたらと思っておりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます☆拙い文章ですが、引き続きご愛読いただけたらと存じます。明けましておめでとうございます!

  • 春来たりなば~7

    小太郎は籠を待つ間、茶店の端で横に臥せる八郎の傍らに座り、溜め息を吐いた。「秀頴、聞こえるか」滅多に言わない八郎の諱で呼んでみる。「…聞こえてるよ」「あのな。嫌なら、逃げ出してもいいんだぞ。何も無理することはねえ。おいらがずっと傍にいるから」「………」敢えて『何から』逃げ出すかは言わなかった。八郎が何か言うかとしばらく待ってみたが、黙って小太郎の言うことに耳を傾けているらしい。熱で荒い息だけが微かに聞こえてくる。「でもお前が伊庭の家が好きなことも、伊庭の家に尽くしたいと思っていることも、おいらはよーく知っている。だから仮に秀頴が伊庭から離れたとしても、そんなの一時に過ぎないことも分かってる。…ならば、せめて」小太郎は、横になっている男の耳元でささやく。「頼むから、おいらがいる時に倒れてくれ。いくらでもおいらに寄...春来たりなば~7

  • 春来たりなば~6

    「八郎?おいっ」小太郎が慌てて抱き起そうと肩に触れると、くたりとした八郎は体全体がじっとりと濡れていて熱い。よく見ると、額にもうっすらと汗が浮き出ている。家を出てから、八郎がしきりに飲み物を欲しがっていた理由がようやく分かった。「ばっかやろう。お前、熱があるじゃねえか!何でこんなになる前に言わねぇんだ」「そう怒鳴るなよコタ。頭に響く…」「誰がそうさせてると思ってンだ、馬鹿!」茶屋の主人に籠を呼んでもらおうと小太郎が立ちあがると、苦しい息の下から八郎が小太郎の着物の袖を引っ張った。「コタ。家には…」「ふん、分かってるよ。安心しろ。向かうのは東日本橋、おいらの家だ」小太郎は苦虫を噛み潰したような顔で呟いた。―――迂闊だった。なぜ気づかなかったのだろう。以前にもこんなことが幾度かあったのに。八郎は数年に一度、突然寝込...春来たりなば~6

  • 春来たりなば~5

    狼狽えている隣の男を苦笑混じりに眺めると、八郎は口を開いた。「嫌じゃねえよ。それは以前から分かっていたことだし、義父上からも虎にぃや信八にぃからも散々言われ続けていたことだ。でも…」―――時々、逃げ出したくなる。何もかも放り投げて、自由気ままにどこかへ飛んで行きたくなる。義父上が自分にヤスサダを与えたのは、伊庭家に雁字搦めにさせようとしたわけでも、宗家跡継ぎの自覚を促し、気持ちを引き締めさせたかったわけでもない。ただ己の後継者としての信頼の証に、と贈ってくれたものだ。『京の都は不逞の輩たちで溢れ、荒れていると聞く。我らは公方様をお守りに行くのだ。向こうで何があるのか見当もつかん。乱闘に巻き込まれるかもしれんし、命を落とすことになるかもしれん。もし万が一、私が江戸に戻れなくなった時は…八郎、頼んだぞ』そう言って微...春来たりなば~5

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