第1章 子犬が来た！

5月のある晴れた日くうちゃんはおうちの近くのゴミ置き場で茶色いむくむくしたものを見つけました。よく見ると生まれたばかりの2匹の茶色い子犬です。なんてかわいいんだろう！ゴミ置き場にこんなにかわいい子犬を捨てるなんて。くうちゃんは子犬を家に連れて帰ることにし

第35章 くうちゃんの夢：車編

くうちゃんは、男同士、コロちゃんと一緒にやってみたいことがありました。かっこいい車の助手席からかっこいいワンちゃんが首だけ出して走っているのを見かけました。男同士、かっこいいなぁ、本当の友達の姿だなぁ、「これだ！」とくうちゃんは思ったのでした。

第34章 くうちゃんの夢：お風呂編

くうちゃんは男同士、コロちゃんと一緒にやってみたいことがありました。かっこいい男の人がかっこいいワンちゃんとお庭でいっしょに水浴びをしているハムのコマーシャルを見たんです。男同士、かっこいいなぁ、本当の友達の姿だなぁ、「これだ！」とくうちゃんは

第33章 楽しいお散歩 お姉ちゃん編

コロちゃんとチロちゃんのおうちは小高い丘の上にありました。坂を登って、角を曲がりゆるいカーブを曲がった所がおうちです。2人にはお気に入りのお散歩コースがあります。住宅街をぐるぐる回る「お手軽コース」や、丘の下を流れる川の遊歩道をそぞろ歩く「たっぷり

第32章 楽しいお散歩 くうちゃん編

コロちゃんとチロちゃんはのんびりくつろいでいるように見えても実はお耳がピンと緊張しています。「ごはん」だの「おさんぽ」だの小さい声でも聞き逃したら大変です。誰かが立ち上がったら、すかさず「ひも」をくわえてニコニコついてくるコロちゃんとチロちゃんです

第31章 チロちゃん捜索隊長

子犬のときのコロちゃんは脱走の名人でした。スープにされそうになったこともありましたねお引越ししてからも相変わらず脱走の名人です。門は閉まっているのに、いったいどこから脱走したのでしょう。お庭の生垣の隙間から1メートルくらい下の道路まで飛び降りたので

第30章 チロちゃんのお仕事

「どいて、どいて～！お掃除しなくちゃ～！ホウキではくのよ～！」「どいて、どいて～！ホウキではいたらチリトリで取るのよ～！」チロちゃん、毎日おそうじごくろうさま(^ー^)ノ 第31章 につづく

第29章 コロちゃんのお仕事

「忙しい！忙しい！お母さんはいつも働かざるもの食うべからず、って言っているからね！」「忙しい！忙しい！休みナシなんだよ。ボクは忙しいんだよ！」コロちゃんは配達が大得意！はたらきものだね！(*^^*) 第30章 につづく

第28章 お手伝いをして、もらおう！

「お姉さんがお料理をしているぞ！」「お手伝いしましょう～！！きっと味見させてくれるわ♪」「チロちゃんはそっちから！ボクはこっちから手伝うぞ！」「まかせて！」「がんばろう！」 第29章 につづく

第27章 芸をして、もらおう！

「芸をするんだ！！」「コロちゃん、これでいいの～？」「そうだ！がんばれ！ お母さんならきっと何かをくれるぞ！！」「あたし、一生懸命頑張るわ～！」「いいぞ、その調子だ！」 第28章 につづく