chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
グリン先生の鍼灸ワールド https://blog.goo.ne.jp/cdmbj065

広島の鍼灸マッサージ院、グリンSHIATSUマッサージの院長ブログ。東洋医学の話題も。

どうでもいいことは書かない、つぶやかない、日記にしない、ネコを出して気を引かない、をモットーにして、月2〜3回を目標に、できるだけ続けてゆきたいと思っています。

グリン先生
フォロー
住所
南区
出身
安佐南区
ブログ村参加

2012/01/30

arrow_drop_down
  • 今年は心の年

    何度も言いますが今年は心の年(あとまだ1ヶ月半残ってます)。心は火で、黄帝内経によれば今年は火運が不及なので、暑いと寒いが交互にやって来ます。この事は年初から講座ではずっと言ってました。ちなみに気象庁は今年も例によって暖冬の予想でしたが、そうはなってないようです(そういえば最近は言わなくなりました😆)。心の年なので心臓に症状が出る人が多いようで、講座生がこんなニュースを送ってくれました。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6485887わたしの治療院にも今年は心の症状の方がたくさん来られてますが、棒灸で手当てするなら左脇の下(乳の高さ)、心が悪ければ必ず押さえて痛い所があるので、そこに5分~10分当ててみてください。明確に楽になるはずです。その原因が心(こころ)でも、心臓の器質...今年は心の年

  • 夏の養生

    黄帝内経運気によれば、今年(少陽相火が司天の年)の三の気(ちょうど今頃)は、【司天の運気が支配してるので炎暑が到来し、雨が降らなくなります。人は内部の発熱、聴覚障害、血熱が妄りに体内をめぐる、咳がでる、鼻血がでる、喉が痛む、眼が発赤する等の病気にかかりやすくなります。】と書かれてます。いつもながら結構当たってます。さらに今年は木運が太過なので、【風気が広がり脾が害を受けます。このため人は消化不良による下痢や食欲不振になり、体が重く、気持ちが晴れずにイライラし、腸が鳴る、腹が張るといった病になりがちです。】年の初めから講座の中で、今年は暑くなると再三言ってたので、注意深い方は覚えておられると思います。ただ私にとって黄帝内経に書かれてることは予言でもなんでもなく、毎度必ずそうなることなのでそれほど驚きはありま...夏の養生

  • 黄帝内経11

    黄帝内経(こうていだいけい)とは、二千年前に書かれたといわれる鍼灸の教科書です。現在も我々は、基本的にこのテキストの通りを習い、そして実践しています。その中で、最も難解とも言われているのが運気の巻です。その他の巻には、鍼灸の技術や心構えなどについて書かれていますが、この巻では十干十二支60年ごとの、その年の季候(詳しくかつ具体的)、穀物などの出来具合、飼育している鳥獣の育ち具合、はやる病(やまい)、その予防法(何を食べておくと良いか等)、および対処法、治療法(鍼灸湯液)等々、微に入り細にわたり、実に詳細に書かれています。せっかくですから現在(まだ辛丑の年)の気運を見てみると五の気(晩秋頃)寒涼の気が広がって、寒冷の気が体に侵入し始める。終気(今頃)寒気が大いに起こり、陰気が凝集して水は氷となり、陽気が力を発揮で...黄帝内経11

  • 怒りについて

    先日の講座中怒りについて考える機会があったので、少しおさらいしてみましょう。怒りは五行の中では肝に属します。肝気が正常であれば、気分がゆったりしておおらかで、なにごとにも積極的に活動できます。ところが、出産や月経などで血が(血液とは少し違う)不足すると、肝気が虚するため怒りっぽくなることがあります。この場合本人は体調のせいとは気づかず、とりあえず近くにいる人(夫や子ども等)に当たり散らすことになるので、周りはとんだとばっちりを受けるはめになります。また怒られた人がいくら反省しても問題は本人の方にあるのですから改善のしようがありません。また怒れば怒るほど肝気が虚するので、さらに悪いスパイラルに陥ることになるのです。これらの症状は虚した肝気を補えば改善されるので、棒灸で*肝兪を温めて(補)周りの方々を救ってあげてく...怒りについて

  • 熱中症

    今年は猛暑により、熱中症になる人が多くでています。そこでよく言われているのが、頚動脈や脇の下を氷で冷やす方法。しかしながらこれまでも自分や患者さんでいろいろ試してみましたが、あまり思わしい結果は得られませんでした。ところ、同じようなことが書かれているサイトを見つけました。https://nettyuusyo.com/ice-bags-on-major-arteries/井戸水くらいの温度の風呂に全身を浸けるのが、体温を下げるのに最も効果的とのこと。昔の人は、暑気払いに水風呂に入ったとか。まさに先人の知恵です。ところで水風呂が無いときはどうするか?私が今までいろいろ試して一番効果があると思われたのが、頭の後ろにある天柱というツボを氷(や保冷剤)で冷やすこと。応急措置として試してみる価値はあると思います。天柱はこち...熱中症

  • 新年

    あけまして、おめでとうございます。今朝の陽はこれまでとは違い、明らかな春の兆しを感じさせるものでしたね。鍼灸師のバイブルであり、二千年前に書かれた黄帝内経という書物(運気篇)には、十干十二支を基にした今年のありようが書かれています。それによれば今年は火運の年であり、火はイコール心なので、心臓の疾患や心の病に気をつけるべしとのこと。さらには、植物の育ち様や、病気を予防するために何を食べればよいかまで書かれています。昔の聡明な医者はこれを参考に、正月にはその年の治療計画を立てたとか。ともあれ、今年1年が皆様にとって実り多き年でありますよう。http://heliostera.com/article/20180215/新年

  • 雛祭り

    先日、職場に飾りました。昭和初期のもの。旧暦の3月3日まで、1年ぶりしばらくの滞在です。雛祭り

  • オバマ、広島に

    オバマがハワイの高校に通っていたとき、家の近くは広島から移住した人たちがたくさん暮らしていた地域で、その中には被爆者も多くいたとのこと。そのことが今回の広島来訪を後押ししたことは、間違いないようです。オバマ、広島に

  • 神鳴り

    なんと2年ぶりのアップです。2年も更新していないのに、毎日のように読んでくださる方がいらっしゃる、感謝ですね!今回は能・狂言の話題。先日宮島(厳島)で行われた能・狂言の催しに行って来ました。狂言の題目の中で、雷さんに鍼を打つという面白い題目がありました。あらすじはこちら。https://www.soja.gr.jp/guide/#guide000745怖い雷さんが、イタイイタイと逃げ回る姿がとても滑稽。それにしても、雷さんに打ってるのは鍼というよりはどう見てもノミか釘。本当の鍼はこんなに太くはありませんよ。神鳴り

  • 菜の花や月は東に日は西に

    かの有名な句の季節は、まさに今頃です。この情景はきわめてレアな時間帯をとらえたものであり、其の時間は1年のせいぜい2~3日の20分程度ではないかと思われます(理由は下記を参照)。ちなみに菜の花はアブラナのことをいう場合と、*アブラナ科アブラナ属に属するものを示す場合があります。写真は太田川の安芸大橋付近に数百メートル続く、菜の花の群生。おそらく**セイヨウカラシナと思われる。なおこれより少し上流の川内付近の河川敷には、不思議なことに群生どころか菜の花そのものもほとんど見かけません。実はこれは近似種であるかの有名な広島菜との交配を防ぐため、川内の農家の人たちが毎年春先に、「カラシナ退治」として抜き取っているからなのです。先の句の情景は、今年だとさしずめ今月の15日頃に見れたものと思われます。写真はその15日の満月...菜の花や月は東に日は西に

  • 世界遺産・原爆ドームの桜

    花見も平和なればこそ。世界遺産・原爆ドームの桜

  • 黄帝内経運気10

    1月31日で年が改まりましたので(もちろん陰暦で)、恒例の今年の運気を占ってみたいと思います。今年は甲午(きのえうま)、かの有名な丙午(ひのえうま)は一回り先となります。「今年の歳運は土気が太過、この年は雨や湿気が多く、腎水が傷つけられます(土が水を剋す)。人は腹痛や四肢の冷え、痺れなどに襲われ、気持ちがうつうつとして晴れません。また体が重く、いらいらするなどの病にかかりやすくなります。そしてこれに対応して天上の土星の光が強くなります。土気があまりに盛んだと、筋肉が萎縮して足腰が萎えて歩けなくなります(土気の病気は水を剋すことができない)。また腹が腫れ、食欲が落ち、四肢に力が入らなくて動けないなどの病気になります。(中略)人は腹部の膨張、軟便、腸鳴り、下痢などにかかりやすくなります。そしてこれに対応して天上の木...黄帝内経運気10

  • 出雲大社の決まりごと

    出雲にはほぼ毎月治療のため伺っていますが、大社には遷宮後初めてようやくお参りに行ってきました。ところで、今年は遷宮もあったことで多くの方々が出雲大社を訪れておられますが、縁結びの神様にお参りする際に守らなければならない決まり事をご存じですか?・決してカップルで参ってはならない。縁を結ぶ神様ですので、既に結んでしまった者が行くところではない。・お願いをして無事成就(縁が結べた場合)した時は、お礼参りに行くべし。これをしておかないと後々・・・。とまれ今年中のお参りはまだまだ間に合いますので(神様は陰暦ですので、旧正月は1月31日)、しっかりお参りを。出雲大社の決まりごと

  • 肩こり・腰痛は薬では治らない

    肩こりや腰痛の際に処方される薬は、主に消炎鎮痛剤と筋弛緩剤です。このうち、筋弛緩剤はウィキペディアによると、「日本では筋弛緩剤点滴事件の影響で広く一般に知られるところとなったため、毒物のイメージが先行している。実際、医師によって正しく用いられない場合、呼吸不全などの重篤な症状を来たし、死に至る場合があり、多くの筋弛緩薬が毒物として取り扱われている。天然の筋弛緩をもたらす薬物として、フグ毒であるテトロドトキシンや、ボツリヌス菌の毒素ボツリヌストキシンが知られており、これらの中毒を放置すると呼吸不全によって死亡することがある。d-ツボクラリンは「クラーレ」とも呼ばれる非脱分極性筋弛緩薬であるが、狩猟に使う毒矢に塗る成分として使われる。」なお、鎮痙薬は同じく、「中枢神経の抑制を増強するために、多くの鎮痙薬は鎮静・眠気...肩こり・腰痛は薬では治らない

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、グリン先生さんをフォローしませんか?

ハンドル名
グリン先生さん
ブログタイトル
グリン先生の鍼灸ワールド
フォロー
グリン先生の鍼灸ワールド

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用