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  • 最後の民の召命と使命 第10回

    しかし、イエス様は神性を持っておられたでしょうか。そうです。神性の栄光が内面から輝き出ることがあったのでしょうか。そうです。けれどもそのような面については、私たちは聖書の言葉通りに信じるだけで十分であり、私たちが罪と戦って勝利することとは関係のない話題ということになります。イエス様のお姿が変えられた場面があります。「ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、その顔は日のように輝き、その衣は光のように白くなった」(マタイ17:2)。これは私たちの模範となって神様の言葉に服従することとは全く関係のないことです。イエス様は私たちと違っておられたでしょうか。当然です。私たちと違っておられました。イエス様は神様なのに、どうやって私たちと同じになるでしょうか。しかし、そのような面を追求し始めたらきりがありません。イエス様の...最後の民の召命と使命第10回

  • 最後の民の召命と使命 第9回

    私たちの研究テーマは、イエス様が持っておられた人性は救いのご計画の中でどのようなものだったのか、それは私たちにとってどんな意味があるのか、その部分についてだけです。実は、19世紀の再臨運動の先駆者たちの多くがアリウス主義者だったというのは驚くべきことです。彼らは三位一体に反対し、御子は永遠の方ではないと信じ、聖霊も人格がなく、一つの力だと信じていました。神様だけが始まりがない方とし、キリストは神様から出たものであるという見解を持っていました。ですから私たちは、誰がそれを語ったかということに私たちの信仰の基礎を置くのではなく、「それは聖書的なのか」ということから出発しなければなりません。 イエス様は神様ですか?そうです。イエス様は人間ですか?そうです。イエスさまが「オギャー」と言って赤ちゃんとなって生まれたとき、...最後の民の召命と使命第9回

  • 最後の民の召命と使命 第8回

    カルケドン信条もキリストの神性についてニケア信条の見解を維持しているために、すべてを容認することはできませんが、キリストの神性に関しては、信条を確立した功績は大きいと言えます。一言で定義すれば、イエスは完全な神であり、完全な人間だということです。一つの本性を強調して混合されず、変化されない方だと言い、二つの本性を強調し、一人格内に二つの本性があるのではないということです。これ以外の理論はすべて異端だと結論を下しました。このことをもっと正直に言うなら「イエスは人間か神か」という問題は人間の理性で整理することができないということです。そこでこれ以上論争しないで、イエスは完全な神でありかつ完全な人間であるとだけ述べたということです。それをもう少し説明しようとして神性を強調すればアポリナリウスのように異端になり、完全な...最後の民の召命と使命第8回

  • 最後の民の召命と使命 第7回

    このような中にアレクサンドリア学派のユティケース(375-454)が登場し、イエスの神性と人性を持って戦うことなく、イエスは「神性と人性が結合されて第三の本性に変化した方」として第三の本性という単一本性を強調しました。しかし、これも一性論といって451年カルケドン会議で誤びゅうとされました。このカルケドン会議で「イエス様はどんな本性を持っておられたのか」ということに対する論争は終結しましたが、その結論は次のようです。「われわれはみな、教父たちに従って、心を一つにして、次のように考え、宣言する。われわれの主イエス・キリストは唯一・同一の子である。同じかたが神性において完全であり、この同じかたが人間性においても完全である。同じかたが真の神であり、同時に理性的霊魂と肉体とからなる真の人間である。同じかたが神性において...最後の民の召命と使命第7回

  • 最後の民の召命と使命 第6回

    キリストの神性と人性に関して、初期の教会には大きく分けると二つの理解がありました。人性を強調するグループと神性を強調するグループです。そして人性を強調する人たちの中にも、アンティオキア学派と、非常に強く人性を強調するエビオン主義(キリストは神格化された人間だとか、単に預言者の一人とする立場)があり、神性を強調するグループにも、アレクサンドリア学派と、あまりにも神聖を強調する仮現主義(ドケティズム、キリストが肉体で来られたことを否定する)がありました。アレクサンドリア出身の、バシリデス(Basilides、活動時期117-138)は仮現主義の創始者として、事実上ドケティズムを一番先に紹介した人物です。彼は「キリストは苦難を受けないで、クレネ出身のシモンがキリストのために十字架を背負って行くように強要され、その瞬間...最後の民の召命と使命第6回

  • 最後の民の召命と使命 第5回

    02キリストの受肉と私たち イエス・キリストの再臨が目前に迫っている今、次々と成就されていく最後の預言についての研究ではなく、「2千年前にこの地に来られたキリストの受肉についての研究」は時代状況に合わないのではないか、という疑問が起きるかもしれません。そうです。米国と教皇権の行動や新世界秩序主義者たちの動きをはっきり認識し、最後の時代の準備をする研究ではなく、なぜ、「キリストの受肉」なのでしょうか。あまりにも生真面目なテーマと思われるかもしれません。しかし、この研究はこの最後の時代に必ず理解されなければならず、また、伝えなければならないとても重要な真理なのです。受肉についての研究は、終末の事件である後の雨、黙示録18章の第四天使のメッセージ、完全、信仰による義、三天使の使命などと切り離すことのできない関係がある...最後の民の召命と使命第5回

  • 最後の民の召命と使命 第4回

    私の経験では、真理を悟ることができないようにする最も大きな壁は、偏見と誤解です。従って、謙遜な心で救いの計画を調べられることを願います。本書を通して真理に対する単なる知的な同意、または教理や神学の中の神様ではなく、人を救って下さる神様の力を実際に体験されることを願います。私たちと共におられる神様のお助けによってキリストの十字架を正しく見るようになり、聖霊の導きによって福音の真実を体験されることを、お祈りいたします。私たちがイエス様に似たものとさせられるのは、"受肉されたキリスト"の愛を眺めてそこに深い感銘を受けることによるのです。 イエス・キリストの再臨が近づきました。再び来られるイエス様を迎えるために、私たちを目覚めさせ準備させるこの永遠の福音を、サタンは極端や妄信、無関心というカバーで隠してきました。しかし...最後の民の召命と使命第4回

  • 最後の民の召命と使命 第3回

    使命を持って遣わされた人たちを新約聖書では"アポストロス・使徒"といいます。"送られた者”という意味です。皆さんは送られた者ですか。"神様は私を召されたのでしょうか?"神様の召命を確信して立ち上がる時、伝えなければならない使命を悟り、そのことのために命を捧げます。使命感がなければ神様のために生きるのではなく、自分のために生きます。召命を受け入れる時、使命を持つようになります。召命なしに使命だけがあれば狂信になります。呼んでくださる主体がないのに、自分の熱心だけだと魂を負傷させます。それは響きのない音であるだけです。使命は、召命から来ます。イエス様を信じているという多くの人たちが、その生涯にこれほど力がなく、軟弱で、罪に敗北しながら暮らす理由は、召命と使命がないからです。どうして召しを受けたのか、何のために送られ...最後の民の召命と使命第3回

  • 最後の民の召命と使命 第2回

    召命、召しを受けた人々を新約聖書では"エクレシア・教会"と呼びます。"呼びだされた人々の集まり"という意味です。皆さんは召しを受けましたか?そしてその召しを受けた人たちの群れの中にいますか?次に、"使命"は主の働きのために遣わされることです。バプテスマのヨハネは遣わされた人でした。「ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネと言った」(ヨハネ1:6)。彼の使命はメシアが来られることを人々に知らせ、キリストを人々に知らせることでした。そして彼はキリストを伝えたために殺されました。イエス様はヨハネを最も偉大な預言者だと説明されました。彼は主の道を整える預言者でした。もし、ヨハネが、その時代にいなかったなら、多くの人たちはイエス様が誰なのか分からなかったはずです。その当時も、多くの宗教家たちがお...最後の民の召命と使命第2回

  • 最後の民の召命と使命 第1回

    クリスチャンは二つの命を持って生きる人です。どんな命でしょうか?召命と使命という命です。召命とは"召しだされる"ことであり、使命は"遣わされた"ということです。召命を"呼ばれたこと・calling"とも言います。私たちはこの召命を「ある特別な人が神様に仕えるために召しを受けた」ことだと思いがちですが、それだけではありません。その第一の意味は、私たちがクリスチャンとして神様の召しを受けた者だということです。世の中には多くのcallingがありますが、クリスチャンとして召しを受けることほど価値のあることはありません。クリスチャンという呼び名よりも名誉ある名称はありません。皆さんがクリスチャンとして召しを受けているという事実について、よく考えてみてください。それがどのような意味を持っているのか黙想してください。何のた...最後の民の召命と使命第1回

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