おはようございます、京やの勝也です。 絹は水に濡れると弱くなる性質の素材です。濡れたところを擦ると毛羽立ってしまい光の反射角の影響で白く見えるようになります。…
東京都小平市の悉皆・呉服専門店「染と呉服京や」の三代目、猪上勝也のブログでございま す。
着物の歴史や文様の話。 呉服製作の技法の話。 呉服屋の日常、仕事の話。 着物、帯、襦袢、コート、羽織などの 着物コーディネートのコツをはじめ 着物の選び方や揃え方の話。 しみ抜きや洗張りなどのお手入れの話。
おはようございます、京やの勝也です。 絹は水に濡れると弱くなる性質の素材です。濡れたところを擦ると毛羽立ってしまい光の反射角の影響で白く見えるようになります。…
おはようございます、京やの勝也です。気温が上がってきて靴の中が気になる日もある季節になってきました。 今日は日本人の足の裏について。 整体の先生から聞いた話で…
おはようございます、京やの勝也です。 「絞りの帯揚げ」について。絞りの帯揚げといえば振袖用を思い浮かべる方が多いと思います。 総絞りの振袖用の帯揚げです。 何…
おはようございます、京やの勝也です。 黒留袖用にお持ちの白の帯締めや帯揚げ。 黒留袖専用と思っていませんか? そうだとしたら勿体無いです。 確かに帯締めと帯揚…
おはようございます、京やの勝也です。 牡丹の花は中国・唐の時代から「百花の王」として格付けされます。 高貴で華やか、そして豪華でめでたいまさに皇帝にふさわしい…
おはようございます、京やの勝也です。 紋付の着物について。 紋付の「紋」は「家紋」です。家紋を入れた着物は家の紋を背負うつまり「家を代表する立場」ということに…
おはようございます、京やの勝也です。 「青かえで」が綺麗です。風になびくほど柔らかく初々しい生命力に溢れた緑は見ているだけで心が洗われるようです。「青もみじ」…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は襦袢の話です。 4月は特別暑くなければ袷の襦袢で良いのですが気温が上がってきたら「単衣襦袢」を活用しましょう。 こ…
おはようございます、京やの勝也です。 「呉服」は「絹」です。「絹織り物」や「絹を織る技術者」を意味する大変古い言葉です。 その絹は繭(まゆ)からつくられます。…
おはようございます、京やの勝也です。 布を纏うという行動は人が文化的な生活を送るための基礎です。 どんなに素晴らしい食事も豪華で立派な住まいも裸では格好つきま…
おはようございます、京やの勝也です。 青梅の庭は今の季節様々な花と緑でいっぱいになります。日本の四季は色の移り変わりでもあります。色彩の感性が育まれる土壌にな…
おはようございます、京やの勝也です。楽しみにしていたソメイヨシノは咲くと嵐、あっという間に葉桜になっていきます。そうなると桜の模様は「八重桜」か散る花びらで「…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の「太鼓結び」の続きです。 この「太鼓橋」を模した結び方は帯丈の長い袋帯なら「二重太鼓」になり、短い八寸や九寸帯の場…
おはようございます、京やの勝也です。 「お太鼓結び」について。現在着物の帯結びと言えば「お太鼓結び」が代表的ですね。この「太鼓」は何から来ているかというと、亀…
おはようございます、京やの勝也です。 先週末久し振りに会うことができた友人と夜桜を楽しむことができました。 青空を背景にした桜も美しいですが夜桜には違った魅…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の補足です。私見ですのでご了承くださいませ。 二部式襦袢の時代から「長襦袢が流行」した文化年間は1804年から181…
おはようございます、京やの勝也です。 襦袢の仕立て方にも変遷があります。 襦袢はその登場から上下が別れたいわゆる二部式でした。 江戸時代中期にそれを繋いだ「長…
おはようございます、京やの勝也です。 桜が咲き始もう直ぐ満開です。毎年のことながらやはり楽しみです。 さて、歴史を遡って花見といえば「醍醐の花見」が有名です。…
おはようございます、京やの勝也です。 本日4日は二十四節季の「清明」。衣替えの目安の一つでございます。 先ず襦袢は「単衣」を先取りしても良いです。袖が軽くなり…
おはようございます、京やの勝也です 今日は桜の家紋について。 日本の家紋の種類は紋帳の厚さを見てもわかるように大変な数になります。格が高い公家の家紋から武家の…
おはようございます、京やの勝也です。 「檜扇桜枝模様振袖」 檜扇(ひおうぎ)は歴史も古く、最も格上です。扇ではありますがあおぐためのものではありません。女性が…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は四月馬鹿、エイプリルフールですね。エイプリルフールといえども嘘をついてもよいのは午前中だけだそうですのでご注意下さ…
おはようございます、京やの勝也です。 室町時代後期京の都で11年にも及ぶ戦、「応仁の乱」がありました。 東軍は細川勝元。西軍は山名宗全。宗全の西軍の陣地が、今…
おはようございます、京やの勝也です。 この春も男性の袴の着付けをお手伝いさせて頂いきました。 さて、ある角帯を仕入れると図式の「帯結びの説明書」が入っています…
おはようございます、京やの勝也です。 帯はまとった着物を抑えるための紐(ひも)から始まり、帯として幅が広くなり長さも長くなりながら今に至っています。 現在の基…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日は「色掛け」について書きましたが今日は「色掛けができない品」についてです。 京やがお願いしている染屋さんではちりめん…
おはようございます、京やの勝也です。 悉皆の仕事の中に「色掛け」があります。 昔はこの色掛けを前提にお嫁入りの支度をしたようです。 例えば色無地の着物。薄いピ…
おはようございます、京やの勝也です。 博物館や美術館で江戸時代の小袖などを見るととても小さくて「子供用?」と思うことがあります。 それもそのはず栄養状態が現在…
おはようございます、京やの勝也です。 先週の土曜日、春の京やのつどいで池袋に行ってまいりました。 今回はカジュアル版ということで池袋演芸場で新作落語を楽しんだ…
おはようございます、京やの勝也です。 歌舞伎などで衣裳を見ていると表地だけでなく裏地や襦袢、肌着の色が効いていてステキだなぁと思うことがよくあります。 袖口や…
おはようございます、京やの勝也です。 あらためて書きますが着物は呉服の着物は、昔であれば支配階級や一部の富裕層だけに許された贅沢この上ない衣裳です。上質な絹で…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は姥桜について。 姥桜(うばざくら)と聞くと現代では「年甲斐もなく若作りをしている女性」を指すそうですが、元々は桜は…
おはようございます、京やの勝也です。 卒業式、入学式の季節。美しい着物姿、袴姿は花を見るようにホッと致します。 今日は着物の話ではなくこの季節話題に上る「君が…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は着物と髪型の話です。 美容院さん等専門家ににお願いするのであれば心配はいりませんが歴史的な切り口から「ご自分で」と…
おはようございます、京やの勝也です。 自分で言うのも何ですが私はかなりの甘党です。現在の日本は沢山の「甘いもの」で溢れかえっているようです。そうなると甘さの質…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日は春のお彼岸の入り日でした。ご先祖様に御供えするのは「ぼた餅」ですね。春は赤くて丸い牡丹(ぼたん)の花をイメージして…
おはようございます、京やの勝也です。 新しい品も洗張や染め替えをした品も仕立て上がると袖や衽(おくみ)、袖に「躾糸(しつけいと)」が付いてきます。仕立て上がり…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の世界にも外来語が浸透しています。ご存じの方も多いかと思いますが、着物の下に着る「襦袢(ジュバン)」ははポルトガル語…
おはようございます、京やの勝也です。 卒業式シーズンに入りました。 着物や袴の準備は万端整っていても当日になって慌ててしまうのが「草履の劣化」です。 10年、…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の「下着」の話から今日は「肌着」の話です。肌着は、文字通り素肌に直接着るものですね。汗を吸い丈夫な木綿の晒しや柔らか…
おはようございます、京やの勝也です。 下着、比翼、半比翼について。 ミセスの最高格式を持つ留袖は最後まで「下着」という白い着物を重ねて着ていました。 最近では…
おはようございます、京やの勝也です。 卒業、卒園式シーズンの3月。街中では大学生の袴姿も見る季節になります。お客様の中で親として式に参列されるにあたり着物で正…
おはようございます、京やの勝也です。 東日本大震災から13年が経ちました。今年は能登半島地震がありあらためて日本は地震大国だと認識させられました。 復興といっ…
おはようございます、京やの勝也です。 たまにですがお客様から色合わせの見本にと写真を含めて紙をお出し頂く場合があります。 イメージとしては分かるのですが実際に…
おはようございます、京やの勝也です。 三寒四温の春。気まぐれな「春の神」は「佐保姫(さほひめ)」という女神です。奈良時代からの信仰のようで奈良は平城京の東にあ…
おはようございます、京やの勝也です。 仕立て上がっている着物に後からでも紋を入れることができるのをご存知でしょうか。色無地や江戸小紋、附下げなど当初は紋が必要…
おはようございます、京やの勝也です。 古典文様の代表的なものの一つに「蝶」があります。 蝶というモチーフは中国から入ってきましたが文様の主役として扱われるのは…
おはようございます、京やの勝也です。 真冬に逆戻りの小平です。 昨日の「啓蟄」はコートの衣替えの目安に当たる日で今までの袷のコートから単衣のコートへと移行し…
おはようございます、京やの勝也です。 今春は暑くなったり寒さが戻ったりと不順な感じもしますが桜の開花が話題に上る季節になりました。 さて、「まだ寒いなぁ…」と…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日はひな祭りでございました。ちらし寿司やハマグリのお吸い物など召し上がりましたでしょうか。ハマグリといえば宮中の遊び道…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は桃の節句、ひな祭りですので毎年恒例の記事です。 ♪お内裏さーまとお雛様~ …今日は楽しいひな祭り~♪ 正式名称「…
おはようございます、京やの勝也です。 明日はひな祭りです。ひな祭りの飾りといえば、歌にある「桃の花」。ということで、桃ですが花ではなく実について。桃の縁起とい…
おはようございます、京やの勝也です。 3月に入りました。日中は春の日差しになってきましたね。 さて、春を感じる模様のひとつ「桜の花びら」。猪上雅也の江戸刺繍…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は格の話です。 着物が附下げや色無地の場合金銀箔を使った袋帯や有職文様の袋帯を締めるとグッと格調高く演出することがで…
おはようございます、京やの勝也です。 ご自分に関係する家紋を幾つご存知でしょうか?男性ならばひとつはお父様の家紋。生まれた名字に付いている紋です。もうひとつは…
おはようございます、京やの勝也です。 お客様からのご注文で帯締めを持ってお伺いしたときのことです。お手持ちの小物は20年以上前に購入されたものが多くなんとなく…
おはようございます、京やの勝也です。 染の技法には長い歴史がありますが江戸時代に確立された「友禅」は精緻で多彩な模様を染めることを可能にした代表的な技法です。…
おはようございます、京やの勝也です。 着物は大切に扱えば親子から孫の代まで着ることができるといわれます。 実際その通りなのですが「大切に扱う」ポイントがいくつ…
おはようございます、京やの勝也です。 京やでは生地にこだわった無地の振袖もおすすめしております。 さて、私見ですが二十歳直前の女性は年単位ではなく月単位でどん…
おはようございます、京やの勝也です。 歴史ある染色の一つに草木の蓼藍(たであい)を使った藍染があります。 現在「あい」「あお」といえば「青い色」をイメージしま…
おはようございます、京やの勝也です。 本麻の襦袢がとても好評です。京やでは色の見本として5色染めてみました。 苅安色、若竹色、珊瑚色、藤色、浅葱色です。 麻で…
おはようございます、京やの勝也です。 嫁入り支度の着物達の寸法直しやお母様や叔母様から譲られた品をご自分用に直したいという要望が多くなってきております。お手持…
おはようございます、京やの勝也です。 現在の日本の住宅事情は決して着物にとって良いものではありません。袖口や袖の振り、袴の股立(ももだち)などをドアノブやレバ…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日まで京やの茶道教室でした。毎月一回だけの緩い稽古ですが皆さん年間通してお着物です。最近は特に帯締め帯揚げのコーディネ…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日のブログに関連して「着物を着崩す」ことについて。 着物に慣れてくると「着崩してみたい!」という気持ちが芽生える方も多…
おはようございます、京やの勝也です。 お客様との会話の中で「着物を楽に着ることができるようになった」というご友人のお話です。そのご友人は「楽に着る」ために着物…
おはようございます、京やの勝也です。 何度目かになりますが「小紋」と「江戸小紋」について書きたいと思います。まず、「小紋」の定義から。一般的に「小紋」というジ…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は季節を感じる花の図柄について。 季節の花の着物や帯。使うタイミングには悩みがつきものですね。 たくさんの花が図案と…
おはようございます、京やの勝也です。 来月3月は卒業式、そして4月は入学式です。嬉しいことに最近は母親として着物で行かれる方が増えているように感じます。着物は…
おはようございます、京やの勝也です。 「晴れ着」といえば七五三や振袖・婚礼衣裳を思い出す方も多いと思います。そもそも、「晴れ(ハレ)」とは何でしょう? 先ず言…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日までのこと始め展は穏やかな天候に恵まれおかげさまで無事にお開きとなりました。歴史ある京都の矢代仁さんの御召は大変好評…
おはようございます、京やの勝也です。 矢代仁さんの逸品。御召絵羽。緻密な織りの技術をお手に取ってごらんください。 蝋梅です。良い香り。 本日は最終日。皆様のお…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日は天候にも恵まれお着物をお召しのお客様が多く嬉しいかぎりでした。 矢代仁さんの縞御召は好評で色々な縞模様を当ててみな…
おはようございます、京やの勝也です。 本日より三日間恒例の京や着物こと始め展を開催いたします。今回は初のご紹介となる「矢代仁」さんの作品が中心です。また京やオ…
おはようございます、京やの勝也です。 寒いので温かい「わた」の話です。昔、受験勉強をしていた頃、祖母が私の部屋着の背中に真綿を入れた薄い座布団のような背あてを…
おはようございます、京やの勝也です。 職人さんも風邪をひきます。 呉服の仕事は多くの職人さんの力で成り立っています。その中の一人でも体調を崩すと全体が遅れるこ…
おはようございます、京やの勝也です。 衣類として販売されている品には「洗濯マーク」を付けることが義務付けられています。 私ども呉服専門店の誂え着物の場合着物は…
おはようございます、京やの勝也です。 想像してみてください。自分が日本の衣裳を決めることができることができるとしたらどんな衣裳にしますか?古来衣裳は権力の象徴…
おはようございます、京やの勝也です。 豆まきはしっかりとされましたでしょうか。春の「陽の気」はまだまだ弱く、春が頑張って暖めようとしても冬の「陰の気」が足を引…
おはようございます、京やの勝也です。 本日は節分です。節分は大切な行事ですので毎年同じブログを書きます。 「呪い」は「のろい」。「お呪い」は「おまじない」。良…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は春の兆しの話です。 「花をのみ 待つらん人に 山里の雪間の草の 春を見せばや」 藤原家隆の和歌ですが利休が茶の湯の…
おはようございます、京やの勝也です。 2月9日金曜日から11日日曜日まで恒例の「着物こと始め展」を開催します。 矢代仁さんは初登場です。今回は特に御召の着物で…
おはようございます、京やの勝也です。 季節外れですが菊の話です。 同業の若い方と友禅の模様の話をしていたときのこと。「菊の花は不祝儀の花だから縁起が悪いイメー…
おはようございます、京やの勝也です。 最近特に思うのが地味な着物が少なくなったということです。 もちろん若い人向けのモノトーン調や粋筋のものはありますが地味な…
おはようございます、京やの勝也です。 京やでも3月の卒業式のご準備で大学生や小学生の袴の試着などをさせて頂いております。 卒業式の袴姿については何といっても「…
おはようございます、京やの勝也です。 西陣の織屋さんとお話をしていてなるほど!ということがありました。 西陣といえばもちろん帯やお召しなどの織物の産地です。 …
おはようございます、京やの勝也です。 お客様とのお話の中で和装の喪服について少し話になりました。 コロナ前から東京では和装の喪服をお召しになる方が減る傾向にあ…
おはようございます、京やの勝也です。 40代のお客様がお母様から譲り受けた羽織に興味を持たれてご相談となりました。 地色は若竹色で縫い取りの模様が入った小紋羽…
おはようございます、京やの勝也です。 男の着物で化繊のステテコを履きます。足の滑りがよくなり歩きやすくなります。 また袴を付けるときには着物の背の裾を持ち上げ…
おはようございます、京やの勝也です。 初稽古で生徒さんが地模様のある紋意匠で抜き紋付の色無地を着てきました。面積的には小さな抜き紋ですがその清潔感と格調にハッ…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日に続いてお誂えの飾り友禅「吉祥雛」でございます。 妹様の図案はやはりご両親のアイデアで京や初の「立雛」です。色合いや…
来月来月おはようございます、京やの勝也です。 来月2月4日は立春。雛飾りを出すのに良い日とされていますのでそろそろご準備をされてはいかがでしょうか。 桃の節句…
おはようございます、京やの勝也です。 男性の袴姿は凛々しく格好良いです。最近では正装というイメージが強いですが普段に着けてもよいものです。 現在男袴を多く見る…
おはようございます、京やの勝也です。 京やの茶道教室の初稽古。茶道のお正月の床には青竹の花入れに結び柳が使われます。いつもは椿を入れるのですが今年は雲竜梅です…
おはようございます、京やの勝也です。 日本の伝統技術のひとつである「刺繍」というものは本当に素晴らしいと思います。 古くは仏教の装飾品として日本に伝わり日本独…
おはようございます、京やの勝也です。 「鶸色」ご存知でしょうか。 「鶸色」は「ひわいろ」と読みましてマヒワという鳥の体色が手本とされます。 色は、「黄緑色が強…
おはようございます、京やの勝也です。 小紋や紬、染め帯などで何の花か、何の植物かわからない模様があります。 日本古来の花?西洋の花? 花と葉っぱが合っていなか…
おはようございます、京やの勝也です。 着物と長襦袢、帯と合わせて最後にコーディネートするのが帯締めと帯揚げですね。 畳の上に着物を広げ帯をのせてみて更に帯締め…
おはようございます、京やの勝也です。 今年の成人の日が終わりましたので来年に向けて京やでおすすめしている白生地からご自分の好きな色で染める色無地の振袖について…
おはようございます、京やの勝也です。 「梅は花の兄 菊は花の弟(おとと)」という言葉があります。 一年の初めに梅が咲き百花の後に菊が咲くので生まれた順番通りで…
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おはようございます、京やの勝也です。 絹は水に濡れると弱くなる性質の素材です。濡れたところを擦ると毛羽立ってしまい光の反射角の影響で白く見えるようになります。…
おはようございます、京やの勝也です。気温が上がってきて靴の中が気になる日もある季節になってきました。 今日は日本人の足の裏について。 整体の先生から聞いた話で…
おはようございます、京やの勝也です。 「絞りの帯揚げ」について。絞りの帯揚げといえば振袖用を思い浮かべる方が多いと思います。 総絞りの振袖用の帯揚げです。 何…
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おはようございます、京やの勝也です。 「青かえで」が綺麗です。風になびくほど柔らかく初々しい生命力に溢れた緑は見ているだけで心が洗われるようです。「青もみじ」…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は襦袢の話です。 4月は特別暑くなければ袷の襦袢で良いのですが気温が上がってきたら「単衣襦袢」を活用しましょう。 こ…
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おはようございます、京やの勝也です。 先週末久し振りに会うことができた友人と夜桜を楽しむことができました。 青空を背景にした桜も美しいですが夜桜には違った魅…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の補足です。私見ですのでご了承くださいませ。 二部式襦袢の時代から「長襦袢が流行」した文化年間は1804年から181…
おはようございます、京やの勝也です。 襦袢の仕立て方にも変遷があります。 襦袢はその登場から上下が別れたいわゆる二部式でした。 江戸時代中期にそれを繋いだ「長…
おはようございます、京やの勝也です。 桜が咲き始もう直ぐ満開です。毎年のことながらやはり楽しみです。 さて、歴史を遡って花見といえば「醍醐の花見」が有名です。…
おはようございます、京やの勝也です。 本日4日は二十四節季の「清明」。衣替えの目安の一つでございます。 先ず襦袢は「単衣」を先取りしても良いです。袖が軽くなり…
おはようございます、京やの勝也です 今日は桜の家紋について。 日本の家紋の種類は紋帳の厚さを見てもわかるように大変な数になります。格が高い公家の家紋から武家の…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の寸法で背の高さに合わせる部分を「着丈(きたけ)」といいます。 背縫いの衿付けから裾までの長さと肩山から裾までの長さ…
おはようございます、京やの勝也です。気温が上がってきて靴の中が気になる日もある季節になってきました。 今日は日本人の足の裏について。 整体の先生から聞いた話で…
おはようございます、京やの勝也です。 黒留袖用にお持ちの白の帯締めや帯揚げ。 黒留袖専用と思っていませんか? そうだとしたら勿体無いです。 確かに帯締めと帯揚…
おはようございます、京やの勝也です。 「絞りの帯揚げ」について。絞りの帯揚げといえば振袖用を思い浮かべる方が多いと思います。 総絞りの振袖用の帯揚げです。 何…
おはようございます、京やの勝也です。 おだまきの花が咲いていますのでこの記事です。 「おだまき」は漢字で書くと「苧環」。 「苧」は「お」や「からむし」と読みま…
おはようございます、京やの勝也です。 牡丹の花は中国・唐の時代から「百花の王」として格付けされます。 高貴で華やか、そして豪華でめでたいまさに皇帝にふさわしい…
おはようございます、京やの勝也です。 紋付の着物について。 紋付の「紋」は「家紋」です。家紋を入れた着物は家の紋を背負うつまり「家を代表する立場」ということに…
おはようございます、京やの勝也です。 週末は京やのお茶教室でございました。床に生けた花がこちらです。 浦島草です。今年も私の茶道の師匠から頂きました。浦島太郎…
おはようございます、京やの勝也です。 「青かえで」が綺麗です。風になびくほど柔らかく初々しい生命力に溢れた緑は見ているだけで心が洗われるようです。「青もみじ」…
おはようございます、京やの勝也です。 「呉服」は「絹」です。「絹織り物」や「絹を織る技術者」を意味する古い言葉です。 その絹は繭(まゆ)からつくられます。繭は…
おはようございます、勝也です。北陸新幹線が開通して少し近くなった石川県。牛首紬の産地も近くなりました。牛首紬は、かつて岐阜県に近い石川県にあった牛首村の紬織物…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は襦袢の話です。 4月は特別暑くなければ袷の襦袢で良いのですが気温が上がってきたら「単衣襦袢」を活用しましょう。 こ…
おはようございます、京やの勝也です。 布を纏うという行動は人が文化的な生活を送るための基礎です。 どんなに素晴らしい食事も豪華で立派な住まいも裸では格好つきま…
おはようございます、勝也です。楽しみにしていたソメイヨシノもあっという間に葉桜ですね。そうなると桜の模様は「八重桜」か散る花びらで「名残り」の演出が素敵かと思…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の「太鼓結び」の続きです。 この「太鼓橋」を模した結び方は帯丈の長い袋帯なら「二重太鼓」になり、短い八寸や九寸帯の場…
おはようございます、京やの勝也です。 「お太鼓結び」について。現在着物の帯結びと言えば「お太鼓結び」が代表的ですね。この「太鼓」は何から来ているかというと、亀…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の補足です。私見ですのでご了承くださいませ。 二部式襦袢の時代から「長襦袢が流行」した文化年間は1804年から181…
おはようございます、京やの勝也です。 襦袢の仕立て方にも変遷があります。 襦袢はその登場から上下が別れたいわゆる二部式でした。 江戸時代中期にそれを繋いだ「長…
おはようございます、京やの勝也です。 毎年楽しみにしている嫁さんの実家の庭の枝垂桜が満開。ダイナミックで美しいです。 今年の桜は早く咲いた後雨や気温が低い日が…
おはようございます、京やの勝也です。 明日5日は二十四節季の「清明」。衣替えの目安の一つでございます。 先ず襦袢は「単衣」を先取りしても良いです。袖が軽くなり…