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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • 川水流

    川水流駅前バス停留所 2025年6月「かわずる」と読む。五ヶ瀬川が下流域に入り、河原も広く、明るい山里に清冽な流れを感じる駅名に惹かれて37年前、ここで数葉の写真を撮った。今はバス停にのみ名を残す。 跡地には地元の公民館が建っていた。木立に囲まれた在りし日の川水流駅は、交換駅の為一人きりの当務助役がいてタブレットを交換し、構内の花々に丹精を加えていた。国鉄からJRに変わって一年余り、第三セクター「...

  • チャリティ写真展 本日初日

    ミャンマー マダヤ線 タイーゼィ 2018年線路上のお店を瞬く間に片づける手際は見事なものだが、通過する車輪が潰してゆく果実の、甘い香りも漂う収穫期の朝。本日初日。 生憎の小雨模様のなかお越し頂いた方々からは想定以上のご厚志を頂きました。ミャンマーの民に代わって御礼申し上げます。web版「鉄道ファン」誌にご掲載頂きました。web 鉄道ファン吉祥寺の旅の書店「街々書林」でミャンマー大震災救援チャリティー写...

  • 線路の兄弟

    ミャンマー マダヤ線 オーボー 2019年この国で写真を撮って驚くのは、写真撮らせてと声を掛けた場合、複数の人間がいても全員の眼差しがピタリとレンズの光軸に一致することだ。まさか写真を撮られる練習などしていないだろうし、もとより写真に撮られる機会さえあまりないはずだ。こうして写真の中の彼らと目線が合うと、写真撮りとしてのこちらの真摯さや覚悟まで試されているような気持になる。通りすがりは難しいか...

  • 高千穂線

    高千穂線 吾味 1987年 写真集「旅のたまゆら 1981-1988」 「夏の光」より。で、オリジナルとなれば遠い記憶の場所に遡る。なんでマイナーな高千穂線なんて一生懸命撮ったのか。 それは国鉄からJRに変わった舌の根も乾かぬうちに第三セクター化が決まっていたから。国鉄時代がそのまま残っていたから、そのノスタルジーを追うべく、夏休みの年休をやり繰りしたんだろう。吾味と日ノ影の間にあったコンクリートアーチ...

  • 高千穂峡

    高千穂峡 2025年6月日南から北上、高千穂へやって来ました。阿蘇の溶岩層が侵食されて出来たという高千穂峡、真っ黒な岩肌と白布を垂らしたような滝、深緑を映す水面と役者は揃っている。席巻するインバウンドがこれを放っておく訳もなく、「日本ではない」はご多聞に漏れずだ。真名井の滝のすぐ近くまで寄せられる貸ボートの料金は、ピーク時30分5100円だそうで、調子に乗った法外な価格に財布を開くのは「外人」ばかり...

  • 化粧直し

    ミャンマー ラーショー線 2018年写真は露出の加減で明るく写っているが、実際にはほぼ真っ暗である。マンダレー駅を朝4時に出て、やっと山岳地帯の麓に辿り着いたところで夜明けを迎える。ここからはスイッチバックやオメガカーブが連続する険しい山越えが控えている。そんな事情もあってか、ここで独特な「朝食停車」がある。乗務員も乗客もここで朝食をとるのだ。ホームでは勝手知ったる屋台が店を広げている。夜明...

  • 満ち潮の刻

    日南線 大堂津 2025年5月干満の差が激しい海のようだ。橋脚の土台まで露出するのでは、という昼間の引き潮から一転、暮れなずむにつれ、満ち潮の時間がやってくる。海水と淡水が混ざる、いわゆる「汽水」は格好の釣り場なのか、竿を操る人の姿が目立つ。列車の前景にするなら当然竿を出してるポーズが欲しいが、見ていると入れ食い状態で、すぐに釣れては針から外す時間があるから気を揉む。それでもまずまずのタイミ...

  • 蒼い夏

    日南線 大堂津 2025年6月名勝七つ岩を眼下に。今はマリンスポーツのメッカと知る。南九州梅雨入りは何処へやら、蒼い夏が満ちている。オーシャンビューでリゾートはリゾートだがビジネスホテル然とした安宿は、広島カープの毎年のキャンプの定宿と知る。その質素はさすが市民球団! しかしどうも貧弱なレストランでプロ野球選手の腹は持つのかと心配になる。まあヨソの球団の心配をしている場合でもないが。Copyright...

  • 日南海岸

    日南線 大堂津 2025年5月薩摩半島に居過ぎた感もあるので宮崎・日南海岸に移動。ひと月って随分長いようだけれど、広い九州を細かく巡るには短か過ぎるよなあと言うのが実感だ。 贅沢と言えば贅沢過ぎる話だけど。日南線沿線も細かく見ればいいところはあるのだろうけど、駆け足で先を急げばやっぱり此処に行き着く。南国の海は早や真夏の光。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 知覧

    知覧特攻平和会館 2025年5月 再び九州。 加世田から程近いところに「知覧」がある。武家屋敷のお庭は綺麗だし、住人がそこで普通に暮らしているというのが良い。問題はもうひとつの「名所」、知覧特攻平和会館だ。内容を見聞きするたびに一言も二言も申し上げたいところがあって今回も敬遠していたのだが、見もしないでものを言うのもどうかと思って。まあ想像した通りだ。「特攻隊員の手紙」は全て軍による検閲済みの...

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