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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • 頭と尻尾はくれてやれ

    花輪線 北森 2019年「頭と尻尾はくれてやれ」とは株屋の格言。尻尾(最安値)で買って頭(最高値)で売り抜ければボロ儲けは単純な理屈だが、強欲を突っ張らせてそんなものを狙いに行くとかえって大ヤケドするぞ、またビビッた売り買いで結果的に大利を逃したと思ってもクヨクヨするな、程々で良いのだという意。他にも「人の行く裏に道あり花の山」とか、「売るべし 買うべし 休むべし」とか、株の鉄火場の格言には...

  • 季節の狭間

    小湊鉄道 養老渓谷 2017年 地味な里山をゆく路線だが、トンネル未満の切通しが多く、光線次第で意外な出会いになるものだ。錦秋の幕が開く。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村海外渡航がようやく現実味を帯びてきた中で、外務省の「海外安全情報」を見る機会が多くなった。ミャンマーは昨年2月のクーデター勃発以来、レベル2「不要不急の渡航は自粛」のまま、ロヒンギャ問題のあるラ...

  • 幽玄

    只見線 早戸 2019年時計の針はAM5:52。オマエの写真に付き合うのはイヤダと逃げられても、人の行く裏道に道あり。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村海外渡航がようやく現実味を帯びてきた中で、外務省の「海外安全情報」を見る機会が多くなった。ミャンマーは昨年2月のクーデター勃発以来、レベル2「不要不急の渡航は自粛」のまま、ロヒンギャ問題のあるラカイン州と、中国国境地域のごく...

  • 夜明けの駅

    ミャンマー ラーショー線 2018年始発駅を午前4時に出た列車がようやく朝を迎えた。一日一往復の列車だから、朝食の屋台もここが勝負どころ。呼び込みの声と、ラジオから響く朝のお経が交じり合うひとときである。此処から列車はスイッチバックが連なる峻険な山岳地帯へと向かう。構内のはずれには給水塔が峠越えの記憶を伝えていた。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村海外渡航がようやく...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 時代の懸け橋

    山陰本線 宇田郷 1983年 写真集 「 旅のたまゆら 1981-1988 」 収録予定平々凡々な宇田郷写真だが、40年前、こんな堂々たる各駅停車が走っていた。最後尾には郵便車もぶら下がる、「本線」の威厳を象徴するような生活列車。ピタリと全編成が収まったのは幸運でしかないが。今、ここを渡るのが単行キハというのは俄かに信じられない想い。90歳の懸け橋は、黙して世の移ろいを示すか。写真集の制作ダ...

  • 厚賀のシシャモ

    日高本線 厚賀 2013年「三面護岸」という治水工事の手法があって、川の左右両岸に加え川底までコンクリートで固めてしまう。もはや排水路と化したそれは、治水上のメリットはあるのだろうが、それが生きている川の姿と言えるだろうか。日高山地の幽境に源を発する厚別川は、日高本線の厚賀付近で太平洋に注ぐ。それほど川幅が広いわけではないのだが、両岸に葦が密生した湿地帯を抱え、日高本線の鉄橋は長大なものにな...

  • 秋の夜長

    小湊鉄道 里見 2013年静まったホームに秋の虫が騒がしい。それを打ち消すような定刻到着のアイドリング。列車番号確認の声もまた、冴えた夜空に溶けてゆく。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村10月の満月の夜(今年は10月10日前後)、ミャンマーでは「ダディンジュ満月祭り」が行われる。長い雨季が終わり、最も過ごし易くなるこれからの季節、一度天に昇ったお釈迦様が再び地上に戻って来...

  • 金色の野に

    只見線 大白川 2019年「その者金色(こんじき)の野に降りたつるし・・・古き言い伝えは真(まこと)じゃったぁ。」は「ナウシカ」のクライマックスだが、鉄道車両が金色の野に降り立ったかの風景は、線路保守上どうなのかという、ローカル線の現在地である。でもミャンマーでは同型車両が線路際の草木を折り飛ばしながら走ってるのを見れば・・・まあ、いいか。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブロ...

  • IN THE CITY 7 WATER FRONT

    東海道新幹線 品川 (出入庫線) 2017年いかにデジタルとはいえ、夕焼け空とビルの谷間の露出差、なかなか灯らない明かりの数とのベストタイミングは、結構短い。まして相手は時間が分からない出入庫だし、一瞬を見逃すまいと。風も冷たくなった、都会の夕べ。(写真展漫遊録)園部澄氏が1952年から1953年にかけて取材された写真展を見に行く。まだ電化前、C62が牽く「はと」「つばめ」の、文字通り車窓から捉えた作...

  • 光降る

    信越本線 米山 2020年鉄の細道もまた、ざわめく天地の端にある。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村10月の満月の夜(今年は10月10日前後)、ミャンマーでは「ダディンジュ満月祭り」が行われる。長い雨季が終わり、最も過ごし易くなるこれからの季節、一度天に昇ったお釈迦様が再び地上に戻って来る。それを迎えるために玄関に多数のロウソクを灯すのだという。俗に言うミャンマーのクリスマ...

  • 月と一緒に

    只見線 若宮 2019年とっぷり暮れた駅を後に。帰ろう、月と一緒に。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村10月の満月の日(今年は10月10日前後)、ミャンマーでは「ダディンジュ満月祭り」が行われる。長い雨季が終わり、最も過ごし易くなるこれからの季節、一度天に昇ったお釈迦様が再び地上に戻って来る。それを迎えるために玄関に多数のロウソクを灯すのだという。俗に言うミャンマーのクリス...

  • 白秋

    飯山線 平滝 2020年「青春」 「朱夏」 「白秋」 「玄冬」季節の移ろいを人の生涯に重ねた、いにしえの世界観。自らが「白秋」を迎えた今、線路際に進む季節がひときわ沁みる。 横倉© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村10月の満月の夜(今年は10月10日前後)、ミャンマーでは「ダディンジュ満月祭り」が行われる。長い雨季が終わり、最も過ごし易くなるこれからの季節、一度天に昇ったお釈迦...

  • 秋霖

    いすみ鉄道 久我原 2014年 小脇に傘を挟んだ構図決めはなかなか難儀なものだ。濡れた竹林は頭を垂れる。時に強く、時に穏やかに。 秋霖は終日降り続けた。 久我原© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村10月の満月の夜(今年は10月10日前後)、ミャンマーでは「ダディンジュ満月祭り」が行われる。長い雨季が終わり、最も過ごし易くなるこれからの季節、一度天に昇ったお釈迦様が再び地上...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 1980年代クロニクル

    風太郎自身が書く最後の原稿を入稿しました。 年表です。 そうです、卒業アルバムの最後にくっついている「こんな時代でした」という奴ですね。公共輸送機関はもとより社会的な存在なのだが、日本の片隅で草むらに雪に埋もれつつある鉄路と、それを取り巻く農村社会。写真集の舞台となる1980年代とは何だったのか、読者にあっては「鉄道の写真」を離れたところまで思索を拡げて頂けたらとの願いもあって。全くオリジナルに作った...

  • 縁結び

    只見線 魚沼田中 2019年遂に只見線全線復旧。21世紀に起きた奇跡のような出来事を後世がどう評価するのか、生きてるうちに見届けたい想い。2両編成の小出方にぶら下がっていた「只見縁結び号」。魚沼と会津、ご縁が再び繋がるよう、という地元の願いが作らせたのだろうが、運用の半分に必ず入ったケバケバしいそれは、風太郎の不倶戴天の敵とも言えた。縁が本当に結ばれた今、この車両も戦火のミャンマーにある。© 2...

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