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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • 新学期

    只見線 越後広瀬 2019年始業式は9月1日かと思い込んでいたが、新潟では8月26日なんだね。高校野球の監督が「青春は密なもの」と語っていたが、常に密に怯えるように3年間を過ごした世代、それでも列車通学の思い出はどんなかたちを残すのだろう。朝の線路際には、今日も金色のススキが揺れているに違いない。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村民主化活動家の処刑など軍部の暴虐が止...

  • 夢幻

    日高本線 日高門別 2013年何というかハートにズシリとくる場所だなあと立ち尽くした記憶はある。それでも当然次があると思っていたから、特別な感慨もなく見送ったと思う。写真は残っているけれど。 今も覚めない夢を見たような。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村民主化活動家の処刑など軍部の暴虐が止まらない。軍政支配の時代が長かったとはいえ、40年以上政治犯の処刑は無かったという...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 別丁扉

    Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 続報です。生まれて初めての出版にあって、「本づくり」というものが一種の伝統文化と再認識するところがある。例えば本を構成する「パーツ」の、摩訶不思議な名称だ。一般に表紙と思われているのは、実は表紙ではない。「表紙カバー」だ。 「表紙」とは表紙カバーを剥がすとそこに出てくる「地」のことだ。まあ剥がして下を見る人はほぼいないと思うが、もし本書をお買い求め...

  • 秋の匂い

    只見線 入広瀬 2019年カミさんが朝一番に窓を開けると、「秋の匂いがする。」と珍しく詩的なことを言う。鼻をひくつかせてもどんな匂いか定かでないが、思えば朝から猛暑の時は匂いを感じる中枢も麻痺していたような。季節は知らず進んでいる。 大気が夜露になり、日の出と共に再び空へと還ってゆく、始発列車の時間。香しい秋の匂いを感じるのは、そんなとき。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブ...

  • 暮れゆく

    都電荒川線 三ノ輪橋 2013年夜の鮮やかさは、町に暗がりがあってこそ。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村民主化活動家の処刑など軍部の暴虐が止まらない。軍政支配の時代が長かったとはいえ、40年以上政治犯の処刑は無かったというから、積み重ねた理性の歴史も捨て去ったという事だ。ほんの数年前に彼の国を訪ねて驚いたのは、警察官が拳銃を所持していない事。貧しくも優しく穏やかな...

  • 森の声

    小湊鉄道 上総大久保 2012年あと一歩で逃げられたなら、ベンチで森の声に耳を澄ますのも悪くなかろう。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村民主化活動家の処刑など軍部の暴虐が止まらない。軍政支配の時代が長かったとはいえ、40年以上政治犯の処刑は無かったというから、積み重ねた理性の歴史も捨て去ったという事だ。ほんの数年前に彼の国を訪ねて驚いたのは、警察官が拳銃を所持していな...

  • 大蒲原夏日

    蒲原鉄道 大蒲原 1983年カーブの先に大蒲原駅、そして越後平野独特の稲掛け「ハザ木」。緑一色の田んぼが波打つ。モノクロもいいけど、やっぱりカラーのリアリティは時空を超えて、「その時」に連れ戻してくれるね。滴る汗もさることながら、この時期に出始める「ウンカ」地獄も。(小さな羽虫なのだが、腕に取り付いて皮膚を食い破るそうだ。恐ろしくカユイ。)あの夏から39年。© 2011 風太郎のPな日々 All rights...

  • 留萌本線

    留萌本線 真布 2017年石狩沼田~留萌間が来年3月にも廃止、残る石狩沼田~深川間も3年後を目途のニュース。北海道庁の支庁(現在の振興局)がある街の線路は剝がさせないという防衛線があったに聞くが、浦河に日高支庁のあった日高本線は陥落、留萌支庁を擁する街も当たり前のようにという事だろうか。風太郎の存命中にも日本のローカル鉄道は消滅すると常々言っていたが、その見届けは想定外の早さでやってくるかもしれ...

  • 山里

    大糸線 北小谷 2022年6月こういう風景を見ると、夏休みの「田舎」を思い出す。草生した坂道の先は、見るもの皆新鮮なワンダーランドだったなと。畑や田んぼは多くが耕作放棄されているのだろうか。この風景と鉄道、果たしていつまで。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村民主化活動家の処刑など軍部の暴虐が止まらない。軍政支配の時代が長かったとはいえ、40年以上政治犯の処刑は無か...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 ファクトチェック

    Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 続報です。巻末に入れる「語り」の原稿をせっせと書いていて、昔の貧乏旅行の思い出とかを綴っているのだが、もう40年も昔の話で記憶が薄くなっているのと、思い込みでさらっと書いてしまう内容にとんだ間違いがあったりして。例えば上り急行「まりも」が根室発とか。 ご承知の通り「まりも」は釧路発で、この本を買う読者層の知識を考えると冷や汗が出るから、綿密なファクト...

  • 荒ぶる自然

    米坂線 伊佐領 2022年5月磐越西線、米坂線に続いて、五能線も豪雨に橋脚が破壊されている。災害不通になったローカル線が辿る運命を知るだけに、暗澹たる想いだ。100年の風雪に耐えたはずの鉄路を、荒ぶる自然が崩してゆく。少なくとも昔の鉄道は自然に寄り添うように走っていた。それは未熟な土木技術故だったかもしれないが、自然への畏怖と、小さな人間故の謙譲もそこに在ったように思う。驕れる人間達は、ただ自...

  • 日が落ちて

    富山地方鉄道 立山線 岩峅寺 2022年6月日暮れ時の駅がしんみりと沁みるのは、駅に集う人にはこれから帰る場所があるのに、寄る辺なさひとり旅の空だからか。されどそれがいいのだから、またひとり旅。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村底抜けに明るく、優しい国だった。ミャンマーの軍事クーデターに抗議します。...

  • 実り

    いすみ鉄道 久我原 2014年ちょっと嘘のような発色だけれどこれでほぼ撮って出し。房総の稲は間もなく収穫時期を迎える。今度はツートンでと思うけど、暑いし忙しいし、無理。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村底抜けに明るく、優しい国だった。ミャンマーの軍事クーデターに抗議します。...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 写真入稿

    本文写真一式、約160点のデータを無事入稿しました。高精細印刷の為、原寸400dpi以上を基準に16bitデータで入稿しているので、データ容量は10GBに達します。いや七転八倒でした。 やり直しの利かない印刷物はプレッシャーが違いますな。ほぼ全部デジタイズからやり直し、これでもかというところまで追い込んだつもり。あー会社辞めてて良かったと思いました。 とても片手間に出来ることじゃありませんな。どんな仕上げを良しとする...

  • 朝の日課

    大井川鐡道 家山 2013年夏の朝に出勤して来る駅員さんの最初の日課は、夜の間に張った蜘蛛の巣取り。今日も暑くなりそうだ。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村底抜けに明るく、優しい国だった。ミャンマーの軍事クーデターに抗議します。...

  • 街の灯

    浜松町 2017年今はなき浜松町貿易センタービルの展望室より。この時、灯の一つ一つに揺蕩う人々はコロナのコの字も知らなかったことを思えば、世の中に確かなものはないと改めて。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村底抜けに明るく、優しい国だった。ミャンマーの軍事クーデターに抗議します。...

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