フタコ:昨日に引き続き、またこの曲ね。のっけから、こんなこと言うのもアレなんだけど、聞き比べとかって意味あるのかしら?そりゃ、二つの演奏の、例えば同じ部分を聴き比べて、どうのこうのいうのってすごく簡単だと思うの。でも、だからどうしたって感じ。さらに、それ
ミコト:ハイドンのピアノソナタってたくさんあっていいよね。フタコ:なにそれ。「たくさん」あるからいいっていうの?ミコト:そうだね。飽きても、また別の曲が待ってる。フタコ:ひどいわねー。でも、宮廷の雇われ作曲家って、そんな扱いだったのかもね。わからんけど。
ミコト:おおぉ。すごい。この音楽の入りのインパクトに圧倒されたよ。フタコ:かなり、直情的な入り方ね。でも、この作曲家はいったい何なのかしら。いくつ顔をもってるのかしらね?ミコト:ちょっと、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲にも似てない?フタコ:そうかな?時代がだ
ミコト:他の演奏者のワルツはどうかなぁと思い、聞きだしたけれど・・・。フタコ:聞き出したけど?ミコト:自分勝手すぎる解釈だよなぁ。コルトーは作曲家に対して謙虚な発言を残しているけど、それが演奏ではまったく行われていない感じ。「自分自身が輝いてはいけない」
フタコ:ペルルミュテールは、フランスのピアニストで、ラヴェルに直接演奏法を教わった人よね。ミコト:そうだね。それで有名な人かもね。晩年、nimbusというレーベルにショパンの録音をたくさん残しているんだけど、その中に、ワルツは入ってなかった。フタコ:探したらあ
ミコト:ショパン嫌い。フタコ:そんな、嫌い嫌いばっかり言ってると、友達なくすわよ。ミコト:でも、ワルツは結構好き。フタコ:全部、メロディが分かりやすいものね。ミコト:たぶん、自分のいいなぁて思う演奏があんまりないんだと思う。あっさりしすぎてもいけないし、
ミコト:僕、この曲好きなんだ。フタコ:そうね、アタシは初めて聞いたけど、いい曲ね。少し悲しげなんだけど、厳粛でもあって。それで、少し現代的な感傷性もあるような。ミコト:もともと、オルガン曲みたいなんだけどね。また、デームスが、いつになくシリアスに弾いてい
フタコ:プラッソンさんみたいに、あまり深刻にならない音楽づくりは、フランクにあってるみたいね。第2楽章のコールアングレとか、あぁ、いいなぁって思った。トスカニーニさんではあまり感じなかったけれど。ホルンの音もとても素敵。ミコト:僕が感心したのは、第1楽章の
フタコ:これは、トスカニーニさんとは違って、いい音ねぇ。透明感があって、清涼感があって、見通しがよくて。オーケストラ自体がいい音なのかしら。ミコト:プラッソンという人が指揮者で、オーケストラはトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、あと、ホールの音もいいん
ミコト:フランクのこの交響曲って、全然フランク(素直)じゃないよね。厳ついし捻じれてる。フタコ:何言ってんだか。ミコト:フランク自体、有名曲が少ないから、フランクの作風をはかり知ることがなかなかできない。そんな中で、この曲だけ取り上げて、どーのこーのいう
Piano Works 7 [CD]Philips2002-03-12フタコ:世界の内田、でしょうけど、この一連のシューベルトのジャケットは作り過ぎって感じよね。ミコト:能面みたいで…いや、それをあえて強調して「和」というアイデンティティをそこはかとなく臭わせてるんだろうけど。「和」でシュ
ミコト:マーラー苦手だなぁ。フタコ:あたしも。ミコト:懐かしいね、我々が出会ったのがマーラーのコンサートだったという。終演後、同じタイミングで、フタコ:「ふーーー」っと深いため息(笑)。ミコト:「あなたもダメですか、マーラー」って僕が声かけたのがきっかけ
フタコ:今日は、シューベルトについて語るんでしょ?話ズレないように気を付けてね。ミコト:うん。シューベルトって、なんか3人くらいいるような気がして。フタコ:また突拍子もないことを…。ミコト:だって、作風が違いすぎるじゃない。流れるようなメロディを書いたと思
ミコト:今日こそ、「楽興(がっきょう)の時」について語っていい?フタコ:どーぞ。ミコト:この曲を初めて聞いたのは、おととい君が突っ込んだように、「音楽の泉」のテーマソングの第3曲だったんだよね。小さいころから毎週耳に入ってた。だから、この曲はその時点で懐か
ミコト:もう少し、この「らっきょうの時」について語ってもいい?フタコ:「がっきょうの時」ね。ミコト:え、そうなの?フタコ:ずっと、間違ってるなぁて思ってたの。みんな見てるWeb上で指摘してあげるわ、恥ずかしー。ミコト:カレー食べてるときとかに、流れよく、傷つ
Complete Decca Recordings [CD]Wilhelm BackhausDecca2020-02-14ミコト:これも待ち望んだCDだね。一度、アマゾンで予約したら、いつの間にかキャンセルされてて、慌てて、タワーレコードに予約しなおして、そこからも、延期があって、めでたく2020年2月に発売となったとい
ミコト:宝物のようなCDが出たね。ワルターのコロンビア録音の大全集。CD買うの控えていたけど、これはついついポチってしまったよ。フタコ:何言ってんのよ。毎日、何かしらCDが届いてるじゃない。何が「控えている」よ。子供の教育資金どうするのよ!ミコト:オリジナルジ
ミコト:トスカニーニとシベリウスって合わない気がするし、あまり、トスカニーニの中では有名な録音じゃない気もするけれど、これは大変な名演だと思ったな。第2番は、フィンランドの田園風景が目に浮かぶような作品だけれど、そんな牧歌的な情緒が、トスカニーニのどこに隠
フタコ:あなた、ピアッツィーニさん、ことあるごとに出すわね。マイナーだから好きとか思ってるだけじゃないの?ミコト:そんなことは、ないぞ!フタコ:どうだか。あなたはジャズがそもそも好きだったじゃない。ジャズ好きの人って、マイナー盤をひけらかしたりするでしょ
イングリット・ヘブラー モーツァルト、シューベルト ピアノ曲集 [CD]イングリット・ヘブラーUnivarsal Korea2013-03-20ミコト:フォルテピアノで弾いてるんだね、普通のピアノだったらよかったなぁと思うんだけれど・・・なんか、少し前のフォルテピアノって、なんか、0と1
ミコト:あんまりこの曲は知らないんだ。モーツァルトの晩年の傑作軍の中では。目立たない曲だよね。ピアノ・パートも未完成のところがあるみたいで、演奏者によっても様変わりするのかもしれない。よって、そういう演奏による面白さを自分で語ることは出来ないけれど、曲の
イングリット・ヘブラー モーツァルト、シューベルト ピアノ曲集 [CD]イングリット・ヘブラーUnivarsal Korea2013-03-20ヘブラーにはまり、買ってしまったよ。こんなの出てたんだね。さて、好きな第23番を。これ、モーツァルト演奏の試金石だと思ってる(指揮者も含め)。上
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