映画『花束みたいな恋をした』考察
『怪物』がLGBTの映画であり、『花束みたいな恋をした』は単なる恋愛映画と思っているひとは、いないと思っていた。 両者とも坂元裕二脚本であり、彼の脚本は、 【精神的自立 → 癒し → 再生と救済 → 他者救済】 が主題となっている。 『怪物』が本家アカデミー賞にノミネートもされず、日本アカデミー脚本賞すらとらなかった。 おどろき、勢いに任せ前回のブログを書いた。 『花束みたいな恋をした』は、単なる恋愛映画ではない。 「他者のために生きる」 その可能性を模索した映画である。 画像はすべて公式HPより抜粋 * 『怪物』が、 「常識や世間など外部の力によって抑圧され、ありのままの自分が間違っていると…
2024/03/13 22:41