尋常性乾癬が漢方薬で少しずつ改善

一年で一番寒さの厳しい大寒を迎えました。ある50代(6359)の女性から尋常性乾癬の相談をお受けいたしました。症状は3、4年前から発症しまだ患部はそれ程大きく広がってはいませんが、かゆみがあったりなかったり・・・とても辛そうです。早速漢方薬をお飲み頂き徐々に快方に向かっており、今まで何をしても良くならなかっただけに、さらなる改善に希望が持てそうです。 小麦系の食事や間食を控えたのも良かったのかもしれません。漢方薬には保湿的な生薬に加え、炎症を取りながら血流を改善する働きが期待できます。介護などご家族内でのストレスが溜まっているご様子でしたが、ストレスは様々な病症に悪い影響を与えるのは確かです。…

基礎体温が高い

今年も残り一か月余りとなりましたが妙に温かい毎日です。ある30代の方(1182)ですが最初はリプロ外来の指導でタイミングを何度か試み、人工授精もトライしてみたものの結果が出ず、しばらく漢方薬で体調を整えることになりました。漢方薬を服用して三か月後、妊娠反応がプラスになり引き続き安胎薬として継続服用中です。ご来店の8割ほどのお客様は30歳以上の方ばかりです。具体的にデーターを取ったわけではありませんが、比較的基礎体温が高い方が多く低温期でも36.5度以上・・・どうしても補腎陰の漢方薬をお飲み頂くケースが多くなっております。総出生児数は減少しても生殖補助医療により出生する子どもの数が年々増加してお…

歯茎の痛みがなくなり、よく眠れるように

今週はスッキリとした秋晴れの日が続いています。 ある40代の女性Mさんから食いしばりの相談をお受けいたしました。どうやら寝ている間、食いしばりながら歯ぎしりをしているようで、虫歯でもないのに歯茎に痛みを感じるという事でした。その後歯科医院へ行くと抗生物質が処方されマウスピースを作るように勧められたと言います。早速漢方薬をお飲み頂き歯茎の痛みが軽減し、良く寝れるようになったと言います。というか今までぐっすり眠れていなかったことが分かったようでした。漢方薬には肝鬱を改善するもの胃腸の働きを助け、補血的な処方を合わせてお飲み頂きました。ストレスを受けると、どうしても胃腸の働きにストップをかけてしまい…

1人目に続いて2人目も漢方薬で

新座市にお住まいの30代の女性(1317)から最初の子宝相談をお受けしたのは2年ほど前になります。結婚して3年が過ぎ人工授精を2回しましたが妊娠に至らず、なんとか赤ちゃんが欲しいということでご来店頂きました。体調をお伺いいたしますと血虚体質で冷えとほてりもわずかに感じていたようです。ストレスが肩凝りや頭痛、胃の症状に出ており肝鬱の症状です。早速漢方薬をお飲み頂き3回目の人工授精で見事に妊娠!!その後も安胎薬として漢方薬をご継続頂き元気な赤ちゃんを出産いたしました。思いが強かっただけにこちらもほっといたしました。 また今回は二人目をご希望ということで再度漢方薬をご注文頂きました。ありがとうござい…

体重が増えてきました

ところで『サルコペニア(sarcopenia)』という言葉をご存知でしょうか。加齢による筋肉量の減少、ひいては身体機能の低下を意味する言葉です。ある50代の女性(6981)から体重減少が止まらず160㎝で36㎏になってしまったと言うことでご相談に見えられました。勿論これまで甲状腺を始め様々な検査をしても問題はなく、漢方薬もすでに試しておられました。疲れやすいだけでなく心窩部の張りや舌の痛みなども訴えておられましたが、とにかく体重を増やしたいという事でした。早速漢方薬をお飲み頂き、胃の痛みが軽減何となく調子が良いという事で、続けてお飲み頂くことになりました。数か月後体重の減少が止まった様だと言っ…

掌蹠膿疱症が少しずつ改善

雨続きの不安定な天候ですね、 所沢にお住まいのある50代の男性(2481)から掌蹠膿疱症のご相談です。症状は20年以上も前から続いており、両手両足がご覧のような状態、かゆみもあり辛そうです。また慢性的な副鼻腔炎もあるために、目の奥が痛く頭がボーとするときもあるようです。 早速漢方薬をお飲み頂き、少しずつ改善、鼻の調子も良いようです。皮膚病は原因がはっきりしないことが多いのですが、可能性として副鼻腔炎が影響しているのかもしれないと思いました。長年服用していたタバコもやめて、少しでも健康に近づけられればと思います。治ったわけではないので、暫くは続けて漢方薬をお飲み頂ければと思います。お大事にしてく…

多嚢胞性卵巣症候群に漢方薬

ある20代の大学院生からのご相談です。最近生理不順で出血が止まらなかったり、しばらく来ないこともあるそうです。婦人科では多嚢胞性卵巣症候群の疑いという事です。このところわずかな出血が止まらずにいたのが漢方薬を服用してからしっかりと生理出血が起こり、気分的にも良いようです。この方は血虚体質でストレスもあるようでしたので、漢方薬は気鬱による血の停滞を解消しまた痰湿を取る内容でお飲み頂きました。 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は性成熟女性の5％から10％に認められ、今回のケースのように生理不順や不妊症の原因にもなります。病院でも排卵誘発剤による治療など少しずつ進歩しているようですが、漢方薬を取り入れ…

緑内障のお客様に漢方薬

すっかり春らしくなりました。小平市にお住まいの70代のAさん(33)は元来近視の家系だそうで、今は左目はほとんど見えないと言います。右目も視力を落とし眼圧はコントロールされているものの失明の恐れがあり、何とか漢方薬で食い止めたいと昨年から漢方薬をお飲み頂いています。その後漢方薬を服用して眼圧も視力も特に変わりはないのですが、視界が以前より明るくなり疲れ目も以前より感じてないご様子です。漢方薬は肝と腎を補う処方と補血薬を併用して頂いています。東洋医学は『肝は目に開竅(かいきょう)する』と言われ、肝と目の関係性を謳っています。この方の場合はストレスを溜めずに肝に良い漢方薬を服用することが、さらには…

妊娠中のパニック症状

少しずつ春らしくなってきました。埼玉にお住まいのある20代の女性(6272)Mさん、オメデタイことに妊娠6か月を過ぎて本来なら安定期ですから、心もからだも落ち着くところですが、訳もなく吐気、動悸やパニック症状になってしまいます。お医者さんによると貧血もなく実際脈拍は100を超えていてもそれほど心配する必要はないと言われているようです。それでも心配は尽きません。どうやら学生の頃にもパニックの症状はあったようです。漢方薬をお飲み頂いて依然症状に波はあっても吐き気やイライラなどは落ち着いて、以前よりも気持ちに余裕が出てきたように見えました。そろそろお腹で赤ちゃんが動きだし胎動を感じる時期になると思い…

皮膚のかゆみが軽減

東京で春を実感するにはもう少しの辛抱でしょうか。西東京市にお住いの60代の男性Hさん(6369)は皮膚のかゆみで昨年末から漢方薬をお飲み頂いています。医師には蕁麻疹と診断され抗アレルギー剤とステロイド剤の合剤やデルモベートスカルプを塗っておりました。ご来店当初、症状は8、9か月前から始まり、一向に治まる気配がなく、むしろひどくなり寝付けなくなっていると言っておられました。 早速漢方薬を複数処方を組み合わせてお飲み頂きました。一か月後の再来店の際はあまり変化ないご様子でしたが、あえて処方は変えずにもう一か月お飲み頂くことになりました。そして2か月後の再来店の時には痒みは1/10程に軽減、もう塗り…

脊柱管狭窄症の痛みとしびれ

今朝の東京は一面雪化粧です。私は2月生まれの道産子ですが、さすがに今年は例年よりも寒く感じています。 西東京市にお住まいのある80代の女性(5271)Mさんは、脊柱管狭窄症と医師に診断され、その痛みとしびれに悩んでおりました。症状は2013年頃から始まり大学病院やクリニックにも通っていたようですが、家から少し遠いこともあり当店にいらっしゃいました。右臀部から太腿の裏そして足にかけて「ビィーン」と張る感じで足裏もビリビリする感じがあるようです。 早速漢方薬をお飲み頂き数か月、まず痛みが治まり、今日はかなりの冷え込みにもかかわらずしびれも軽減していると言ってくださいました。ご家庭にはインフルエンザ…

センター試験前

いつも当ブログへのご訪問をありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 西東京市内にお住まいの高校生Y(3182)さんですが中学生の頃よりだるくフラフラ状態があったそうです。緊張型頭痛、下痢など精神的にも不安感で、イライラが募り、過呼吸にもなっていました。ですから学校へも休んだり、午後から出席することも多くあるようです。 そんな状況で最初に漢方薬をお飲み頂いたのが昨年の5月からでしたから今月で8か月目になります。その間精神的に落ち着き、めまい、頭痛、下痢などもひどい状態にはならずに治まっており、学校へは遅れることはあっても休まずに出席できているようです。また受験生と言うことで今週の土…

頸椎圧迫による腕の痛み、しびれ

いよいよ今日が本年最終営業日です。昨日ご来店のN(5541)さん50代の男性ですが、腕から手にかけての痛みとしびれのために先月初めてご来店頂きました。最近は左側の肩から指先まで腕全体にわたって痛くしびれると言います。整形外科ではレントゲンにより頸椎が年齢的な、あるいは無理な姿勢か何かにより圧迫されたことが痛み痺れの原因になっている、頸椎症ではと診断され、リリカ、メチコバールを服用していました。それにもかかわらず症状は改善せず、最近は朝の起床時が特につらいと言います。早速漢方薬をお飲み頂き一か月後、完全ではないが症状は随分と楽になっているそうです。実は私自身も今、肩の痛みを感じており漢方薬を色々…

風邪のような・・・でも風邪ではない

今年も一月を切りましたね。本格的な寒さはこれからです。ある20代の男性Mさん(3773)から不思議な症状について相談をお受けいたしました。週一のペースで体調が悪くなると言います。本人は「風邪を引いてしまったようだ」と言いますが、数カ月にわたり週一のペースで、しかもある決まった曜日に特定の場所に入ると、風邪を引いて半日から一日程で回復する。お聞きしたMさんの体質から判断して、風邪と言うのはも正直ありえないと思いました。症状は頭が重く、胸元が苦しいようで、熱はないようですが、身体中の節々が痛いと言います。早速当日からお飲み頂き最初は何となく効いているかな??と言う程度だったそうですが、一か月後もう…

二人目も漢方薬で妊娠出産おめでとう!!

F市にお住まいの30代のNさんから喜びの声を頂きました。一人目の出産はかなり奇跡に近かったと記憶しています。今回も厳しい状態だったと思いますが、元気な男の子を出産できて本当に良かったと思っています。Nさんは大学生の頃から生理前の頭痛などのPMS、そして子宮内膜症から来る生理痛に悩みながも3年前に妊娠出産、その後子育てに追われながらもホルモン剤のルナベルを服用して何とか過ごしていました。相変わらず基礎体温も高温期が安定せずかなり難しい状況でしたが、産婦人科からの排卵誘発剤と補血薬、補腎薬の併用で妊娠出産することができました。来年2月にはお会いできる予定ですが、ご家族にお会いできる事は私にとっても…

お腹に何かが刺さってくる様だ

暦の上では立冬、冬の始まりです。ある70代の女性G(2474)さんからのご相談です。もう数十年前からの症状なのだそうですが、お腹が張り、疲れがたまると「お腹に何かが刺さってくる様だ!?」と言います。特に神経を使ったときやテレビなどを長時間観ていて疲れるとダメだと言います。 早速漢方薬をお飲み頂き数ヵ月、最近はあまりその症状はないようでこちらもほっとしています。リフレックスやレンドルミン、ワイパックスなどの精神薬を常用していることもあり最初は不安神経症か何かの影響なのかと奇異に思っていました。漢方薬は脾を補う虚証の漢方薬でお通じにも良いように一緒に合わせてお飲み頂いております。方剤は升麻と柴胡と…

原因不明の発熱

秋の長雨で肌寒くなっております。ある50代の女性I(1951)さんから、「原因不明の発熱症状が数カ月続いて・・・」という事で相談をお受けいたしました。病院では変形性脊椎症の診断はされていたようですが、それ以外特に異常はなかったそうです。発熱と言っても37度台の微熱で特に夕方が辛く、ご本人は解熱鎮痛剤で一時的に下げるのではなく漢方薬で根本から治したいとのことでご来店頂きました。 早速漢方薬をお飲み頂き一カ月経過した時点では、まだ37台の熱になるようですが、以前よりも頻度が減って体調は少しずつ快方に向かい、更に一か月お飲み頂き、また更に一か月と月を追うごとに微熱はなくなり、夜勤にも復帰てして通常通…

帯状疱疹後神経痛が軽減

東京はすっきりしない天気が続いていますが、週末からは晴れそうですね。西東京市にお住まいのUさん(1132)からのご相談です。今年の5月に左胸に帯状疱疹を患い一か月程でかさぶたになって皮膚は治っていったと言います。ところが痛みはそのまま残っており、市内のペインクリニックへ。ブロック注射そして痛み止めを服用するも依然とズキンズキンとした痛みがあり不眠症にも悩まされていました。 早速漢方薬をお飲み頂き一か月後の本日ご来店になり、患部の違和感が取れて楽になっていると言います。症状は冷房に当たると悪化、手で押さえると何となく落ち着くと言っておりましたが、とても鋭い客観的な観察力で、漢方薬の内容とドンピシ…

もうパキシルを飲まなくても大丈夫です

今日から9月かと思うと急に秋めいた感じになります。ある60代の女性(2327)ですが、不安神経症、高脂血症、胃のむかつきなどで悩みパキシルを始めメイラックス、マイスリー、ビオフェルミン、リピトールなどを服用していました。向精神薬は3年前から服用しておりましたが、依然体調が不安定なご様子でした。またリピトールを飲むと関節の痛みを感じ、何となく気分が悪くザワザワ感に襲われるそうです。実際のところ薬の副作用なのか元来の精神症状なのかはわかりませんが、ご本人の希望により症状と体質に合った漢方薬をご提案してお飲み頂くことになりました。 数か月後ザワザワする症状は少しずつ改善して、パキシルやメイラックスな…

体重減少の悩み

台風一過も尚、蒸し暑い毎日です。夏場になると食欲不振など胃腸症状のご相談が多くなります。埼玉県新座市にお住まいのTさん(7447)が初めてご来店したのは5月でした。161㎝でギリギリ40㎏。ここ4、5年で痩せてきて周りからは病気じゃない・・・? 疲れているみたいね・・・?と心配させてしまうそうです。気遣っての言葉でしょうけど、ご本人にとってはショックです。 風邪などで一時的な症状は別として、漢方薬を継続して飲むのは初めてで少し不安を感じていたようなので、最初は2週間分からご購入いただきました。特に体調的な問題もないので次は一か月分と続けて頂くことになりました。今月で三か月目に入りましたが、蒸し…

口唇炎の改善

漸く東京も梅雨明け宣言がなされました。練馬区にお住まいのN(7483)さんは口唇炎に悩み昨年から漢方薬をご継続頂いている一人です。唇に紅いブツブツから始まり、化膿そして皮剥けに悩まされ、当然ながら病院で処方されたステロイド軟膏を使用していました。しかし改善の兆しがないまま、お母様と一緒に当店ご来店となったわけです。口唇炎の症状の方はどなたも深刻な悩みにあり、仕事や勉強にも集中できずNさんの場合も体調のこともあって休学中でした。その後漢方薬をお飲み頂き何とか学校に復学でき、口唇炎も最初の状態よりも改善して安定してきました。本日もご本人とそのことを確認した次第です。動悸など他の症状も落ち着いている…

鬱症状が少しずつ改善

東京都内に住むある70代の女性(6949)です。娘さんに連れられて初来店したのが昨年の暮れ頃でした。以前はとても元気で行動的なお母様だったようですが、ご主人を失くされてから火が消えたようにしょんぼりとしていて、人混みを避けるようになったそうです。ですが本日娘さんの話しによりますとしゃべるスピードが戻ってきて快方に向かっているご様子で、他の方にも同様のことを言われたそうです。鬱症状が少しずつ改善しているのだと思われます。このブログでは政治家の話しをしたことはありませんが、先日の都議会選挙のために都民ファーストの代表の方が最寄駅に演説に来られたそうです。以前からKさんには好意を寄せているそうですが…

子宮頸がんを乗り越えて

ある30代の女性から子宝をご希望と言うことで相談をお受けいたしました。妊活をスタートし病院の検査で子宮頸がんであることが分かったそうです。はじめて病名を聞いたときは泣き崩れたと言います。私にとってもショックではありましたがその心境は計り知れないものがあります。円錐切除術を受けて何とか体調的に精神的にも立ち直り当店にご来店という訳です。“漢方薬で子宝”とこちらも祈る思いです。タイミングを取りながら漢方薬も体調に合わせコツコツと飲んで頂きました。半年ほどして喜びの報告はいつも突然です。“おかげさまで妊娠しました”と聞いたときはこちらも“ヨッシャ”という思いです。その後元気な赤ちゃんを出産されて喜ば…

朝起きれない

狭山市にお住まいのRさん(9631)からのご相談です。20年前よりからだのだるい状態が続いており朝起きるのがとても辛そうです。冬場など日中はじっとしているしかない時も年に数回あると言います。早速漢方薬をお飲み頂き一か月後には体調に変化を感じたようです。その後顔色も少しずつ良くなっているようにも見えました。また先日ご来店になった時は「体重が2.3キロほど減った」と言って大変に喜ばれました。特にダイエットをしたと言うことではないようですが、漢方薬は補血剤と水分代謝を上げ心臓の働きも助ける内容ですから、からだが元気になり動かしやすくなったため、結果的に体重が落ちたのだと思いました。虚証のRさんにとっ…

ひどいニキビ

一年で最も過ごしやすい季節です。西東京市にお住まいの大学生Tさん(4541)が最初にいらしてからすでに一年が経過しました。小学6年生くらいから症状が始まり、食事にはかなり気を付けていたようですが、顔から背中、胸そして頭皮までニキビが大きく盛り上がり、膿をもっている脂性肌タイプ。初来店から半年ほどして赤味が減りニキビの頻度も減ってきたように感じておりましたがまだまだでした。しかし昨日ご来店の時はツルツルとまでは言いませんが随分ときれいになっておりました。処方には十味敗毒湯やヨクイニン、レンギョウなどを含み、漢方薬が功を奏したと思っております。諦めずに当店を信頼していただき感謝です。最初から上手く…

漢方薬で後鼻漏が気にならなくなりました

本格的な春の到来です。西東京市内にお住まいの80代の女性(3543)です。50代から鼻水が喉に流れ、喉に溜まる感じがとても不快だと言います。耳鼻科のクリニックでも手を焼いている症状の一つです。早速漢方薬をお飲み頂き二か月目くらいには症状が減ってあまり気にならなくなったと言います。おまけに胃腸の具合もよくなり喜んでおられました。その後腰痛の事も考えて漢方薬の内容を変えてお飲み頂いております。後鼻漏の原因の多くは鼻水の色や粘稠度から考えて多くはアレルギーまたは副鼻腔の炎症なのだと思います。五臓六腑の肺の機能を高め鼻粘膜をしっかりさせることが症状改善につながります。30年来の症状でも漢方薬で改善する…

多嚢胞性卵巣症候群の女性が妊娠

ここ西東京市も梅や桜で春らしくなってきました。都内にお住まいのある20代後半の女性(3764)ですが、お子さんをご希望と言うことで昨年11月に初来店されました。基礎体温は全体的に低く、三年ほど前に病院で多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたそうです。クロミッドで排卵を起こしている状態でした。早速漢方薬をお飲み頂き、まず自力で生理が来るようになり、先月には「妊娠反応が出た」と言ってうれしいお電話を頂きました。今はつわりの状態で少々辛そうでしたが、引き続き漢方薬をお買いいただきました。多嚢胞性卵巣(PCO)あるいは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方は卵巣の被膜が厚くなっており、上手に排卵が出来…

ぎっくり腰に漢方薬

少しずつ春が近づいてきました。ある50代(4769)の方からぎっくり腰のご相談です。少しずつ疲れが溜まっていたようですが今月の初旬にいきなりギクッとなってどうにも辛そうです。ドイツ語でぎっくり腰は「魔女の一撃」とも言われるそうですが、以前私が薬局に勤めていた頃、同僚がぎっくり腰で動けなくなった瞬間を目撃したことがありました。本当に辛そうでした。 症状は冷やしてもお風呂で温めてもあまり変わりはないようでしたが、漢方薬で血液の流れを改善する駆お血剤をお飲み頂きその日のうちに症状改善を自覚したようです。温めるか冷やすかの判断も大切ですが改善には他の要素も必要になります。腰痛やぎっくり腰でお悩みの方は…

胃酸過多とストレス

西東京市にお住まいのSさん(3732)の最初のご相談は昨年の11月でした。酸っぱいものが口にこみ上げて来ると言います。しかし14日分の漢方薬をお飲み頂いても調子は捗々しくなく、先月いらした時にはお店になだれ込むようにしてソファーに座り込んでおりました。お話しを伺うと胃腸の症状も辛いのでしょうが、ストレスも半端ではないようで体力的にも一杯いっぱいだったのかもしれません。漢方薬の内容を変えてお渡しし再度様子を観ていただくことにしました。 1月に入りもうとっくに漢方薬は切れてなくなっているはずが・・・・ご来店にならないとこちらも心配してしまうものです。そんなこともすっかり忘れていた本日10時のオープ…

内痔核

もうじき大寒を迎えます。ある50代の男性(8543)よりイボ痔の相談を受けました。長年このでっぱりに悩み、兎に角時期が時期ですので、症状悪化を懸念してご来店頂きました。勿論これまで痔の専門医や漢方薬局も数か所、尋ねたそうですが残念ながら期待したほど症状改善がなかったそうです。このような場合一筋縄ではいかないと、当然最初からファーストチョイスは捨てて漢方薬を選びお渡しします。その後ご本人から「ちょっと便が緩い」とのお電話を頂きましたが、腫れは確実に小さくなっているようでこちらも安心いたしました。この方に限らず初回は特にそうなのですが、漢方薬をお飲み頂きご様子を伺う必要があると常日頃感じています。…