歩行禅の時のラベリング。 ふと幼い頃によく乗った自転車を思い出します。乗れるまでは補助輪使いますよね。最終的には必要ないけれど、初心者には強い見方。 補助輪が自分の動作につけるラベリングなのかな、と。 最終的には動作は言葉なしで気づくものかもしれないですが。 途中からは要らなくなる物の存在価値も結構あると思うんです。
しばらく更新がとぎれていました。 変わらず坐禅実践中です。 ラベリング使用のヴィパッサナーも並行して続けており、サマタとの比率は3対7くらい。 雑念が減った状態をいかに長く続けられるか格闘中です。 ちなみに最近「アップデートする仏教」を久しぶりに再読しています。 すると以前読み飛ばしていたことがいたるところにあるのに気付きました。
ハイデガーについて続けます。 「ハイデガー哲学入門」で印象深いところは以下の記述です。 「ハイデガーの「歴運ー命運」論は画期的であるようにも思えるが、個人の主体性を相対化し、共同体に帰一させる方向へ誘導しかねない不穏な雰囲気を漂わせていることは否定しがたい」 ハイデガーの個人の死の可能性と、決意性、そして…
ハイデガーを勉強するために「ハイデガー哲学入門」を読んでいます。 まだ勉強中ですが気になったことの備忘録を。 当ブログでは脳科学的な見地でRASという機能について言及したことがありました。 これは、自分の周りで何か興味を持つと、それに関することがどんどん見つかってくる。 苫米地本ではよく出る話です。 ハイデガーは哲学的見地…
二人が向き合って手を出し合うとします。 一方が右手を出しながら「こちらの手を出してください」と言えば、相手は左手を出します。 今度は「右手を出してください」と言えば、相手は右手、つまり反対側の手を出します。 自分の立ち位置によって出てくる形は変わってくる。 自分と相手の位置が違うからで…
このブログでは最近の抽象度表なる新しい概念で思考の整理をしています。 これを用いるとどんなメリットがあるのか。 哲学者は新たな言葉と定義により、自分の議論を展開します。 そこに哲学者の思考空間が生まれるそうです。 概念を導入するということは、この「思考空間が生まれる」ということに大きなメリットが生じると思います。 物事を説明するのに新たな切り口ができ、パラダイムの変化が起こる可能性があります…
最近哲学の入門書をいくつか見ています。 面白いことに、仏教や禅の世界に西洋哲学も同様にアプローチがなされていることに今更ながら気づきました。 中世までは神の存在が哲学の上に君臨しており、長いあいだ強烈な足かせとなっていたようですが、その後仏教の考察に近いものがいろいろ出ているようです。 個人的にはフッサールから始まるハイデガーのあたりは現象学と言われ、このブログのテーマにほぼ重なると思われます…
最近野菜ジュースに凝っています。 野菜ジュースは以前は果汁が入っていないと苦くて飲みにくいものでした。 ところが近年は野菜のみでも結構甘い。 いつも野菜100%のジュースを好んで飲んでおりました。 たまにはいつもと違うブランドを買おうと思い「〇〇〇〇100」という商品を試してみました。 結構甘い。美味しかったです。 昨日気がついたのですが、このジュースは野菜のみではなく、果物が混ざっていたのです。 下の…
求道者がこれまでの生活を見直し、坐禅をするとします。 まだ経験が少なく、周りの環境に流されやすい状態を一般求道者48とします。 今はやる気があるが、新しい興味が出たり、仕事が変わって生活スタイルが変わったりするとやめてしまうかもしれない状態です。 自分の新しい生活に慣れ、坐禅と共に心の修練を周囲の環境に全く影響されずに行える状態、これを求道者24とします。 逆に求道者としていることに価値を見出せず、…
日頃の心配事から解放されるために坐禅や瞑想などを生活にいれ、資本主義を中心とする物質的生活から距離をおき、穏やかな日々を送りたいと思う人は少なからずいると思われます。 これをひとまず求道者とします。 しかしそれを阻止しようとする立場、存在がある、できることは容易に実感できると思います。 苫米地氏は、自分が何か新しいことをしようとする時に抵抗する勢力を「ドリームキラー」と呼びました。 このドリーム…
今回は我々と権力、正義、政治について。 これらも私たちの存在を縛る大きなものです。 私たちは日本という国家権力によって縛られていることは間違いなく、それにより利益も義務も受けている状態です。 権力は憲法などから起こる力です。 正義は国家的立場から起こる見方です。 日本が嫌だから他の国に行くといっても他の国に自分の肉体を置き、社会的立場を得る時に他の国の権力に拘束されます。 つまり普通に生きている…
水素表は最初は意識レベルの尺度として導入しました。 しかし種々の事象を考える時にそれ以外のものも加えて大きな尺度としたほうがよいと感じました。 苫米地氏の抽象度とは、どちらかといえばそちらの範疇となります。 抽象度の高い事象、抽象度の高い物、抽象度の高い思考、のように広くとらています。 そこでお金、契約について考えたいと思います。 お金は以前の記事で書きましたが、人間が物質として、さらに社…
先ほどの記事で、以下の文がありました。 「煩悩の根を断ち切り、また起きる不安をシャットアウトする方法。こればかりは資本主義社会は解決策を提示してはくれないのが現状です。」 これを用いて、では資本主義社会は何を提示してくれるのか、また何が前提となっているのかを考えてみたいと思います。 ある意味迷えるものに対して処方箋というか、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」をたらしてくれることがあるのですが、これがどうか…
社会的エリート24について考察を続けています。 そこで会社組織だけでなく、会社の顧客である消費者も考察する必要があります。 グルジエフ水素表改を再掲します。 水素1 絶対 水素6 分別のない高次意識 水素12 分別のある高次意識 これより上のものは一般的な人間は知覚できない。 水素24 専門家的悟り、プロ集団 水素48 一般的人間意識、人間の平均的な思考水準 水素96 否定的な感情、いわゆる人間のどす黒い部分 これよ…
グルジエフ水素表改を再掲します。 水素1 絶対 水素6 分別のない高次意識 水素12 分別のある高次意識 これより上のものは一般的な人間は知覚できない。 水素24 専門家的悟り、プロ集団 水素48 一般的人間意識、人間の平均的な思考水準 水素96 否定的な感情、いわゆる人間のどす黒い部分 これより下のものは我々が基本的に物質と思っているもの。 さて、24はある場面での専門家です。 会社でいえばエリート。 48は一般社…
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